「日経平均「ドル円」が面白い場所に来た & 日本の将来は真っ暗

株価の動きだけを見ているとなんだか世界は絶好調(特にアメリカ)で「世界はこれで大丈夫」みたいな雰囲気になっていますが、いつも書いているように私は懐疑的に見ています。

でもそれはそれで、「相場の動きのみが真実」ですから「着いていく」ことが大事だと思います。ただ、下げそうな場所では注意して「思ったより大きく下げる可能性」を考えておかないとならないんじゃないですかね。

日経平均も面白い形になりました。短距離競走で「みんな~、位置について~~」みたいな形。さてここでピストルは鳴るのか。

日経225。日足。

USD/JPYも同じような形。

アメリカダウも強くて、これが史上最高値を抜くようなことがあると日本も一気に火が着くんじゃないですかね。

SP500も同じく。もうすぐ史上最高値。

短期的にはまるで「売り場所」には見えませんが、やっぱり私は世界の将来には懐疑的ですのでどうしてもここで「総攻撃!突撃!」には思えないんです。

また強いアメリカダウにしても週足や月足の長い足で見ると「天井を形成しようとしている」ようにも見えるわけで、ここは注意が必要なんじゃないですかね。

アメリカダウの週足。

中国の上海総合指数も高く、中国は大丈夫じゃないかみたいな気もしてきますが、中国って力づくで相場を作れる国ですし、私に言わせれば「この株価を上げるしか手はない」ぐらいに思っていて、「最後のあがき」とも言えそう。でもアメリカと中国がどのへんで手を打つのかが見えませんし、私はアメリカは中国を(かつて日本を徹底的に叩いたように)叩くつもりだとは思っていますが、今回の中国つぶしイコールアメリカの利益と直接結びつきませんから、ある程度でアメリカは追撃の手を緩めるんじゃないかと思うんです。中国がコケるとあまりにもその影響は大きく、トランプ氏にしてみれば時期選挙が何よりも重要で、中国つぶしを一気にやる必要はないんじゃないですかね。

それがまさに今の「景気が良くなったように見える」動きに結びついていると私は考えています。

上海コンポジットの日足。

中国も回復しているように見えますが、これもちょっと長い週足で見ると違う姿が見えてくるようです。

今の時点で「弱気」になる必要もないですが、イケイケムードで行く場所とも思えず。でも決して「売り場を探す場所ではない」のは間違いがない。

でも何度も書いているように、私が見ている世界は「今年から恐ろしいことが起きる」感じがしてならないのです。

G20財務相会議は閉幕し、「世界経済に下振れリスクがある」認識は共通されたものの、深い話にはならなかった様子。

日本の財務省を頂点とする消費税増税派は「日本経済はもう下降している」のを絶対に認めずに増税を押し切ろうとしていますが、皆さんご存知のように、最近はウォールストリート・ジャーナルにさえも「日本の消費税増税は自傷行為」だなんて言われだしている。そしてどう数字の読み方を無理やり「景気後退はしていない」と主張するにも5月20日頃に発表される「日本のGDPの数字」を見れば、「日本は再び不景気に向かっている」のがはっきりするんじゃないですかね。今は「震災復興」「オリンピック」という「稀に見る特需がある」のにこのザマですから、ここで消費税の増税をしてオリンピックも終わったらどうなるのか。

また「世界経済の下振れリスク」が世界共通となっていて、中国もオーストラリアも「減税」を決めている今、日本で行われるG20で、「日本は増税します」と言えるのかどうか。これって日本だけの問題じゃないはず。

だから私はほぼ100%間違えなく、安倍さんは「消費税増税の再延期」を決断すると思っています。でもそれをいうタイミングがあって、それは上に書いたGDPが発表される5月20日か、今からそれまでのどこかの段階で言い出すだろうと思っています。でもその読みが広がりつつあるようで、それが当たり前だとは思うものの、増税派は絶対にそれを容認できない。だからなんらかの動きが出てくるかもしれない。

増税が前提で予算もすでに組まれているわけですが、5月20日あたりならまだどうにかなるとかつての大蔵官僚の高橋洋一教授は言う。

でも「増税延期阻止」の動きはますます強くなるはずで、これから大阪のG20までは見どころだし、日本の正念場だと思います。

日本には問題が山積みだと私は思っていて、それは政治家、官僚、企業の中にある「既得利権には誰も手を付けられない」というのが一番の問題点。これを壊そうとすれば森友問題みたいに「天下りの総元締め」みたいな前川前事務次官がなぜか英雄視され、「とにかく安倍が、自民党が悪い」で世論を動かそうと左派もマスコミも動くし、それに一般国民も乗せられてしまう。

誰しもが「この人、アホじゃない?」と思ったはずの桜田オリンピック担当大臣がまたバカみたいな失言で辞任しましたが、これもまた安倍さんの「任命責任」が問われている。そりゃそのとおりで、なんであんな人を大臣にするのかと思うし、「忖度した」といってやっぱり辞めた塚田一郎国土交通副大臣もそうだし、どうしてこういうアホなことをいう政治家を大事なポジションにつけるのか。防衛大臣も同じ。

でもその慣習を無視したら派閥の調整が取れず安定した政権は維持できない。でもそれっておかしなことなのに、馬鹿でも順繰りで使わないとならないという政治構造そのものをどうにかするべきだという声は一切出てこない。

つまり日本って、皆が持っている利権に触れるのはタブーで、それは無いものとして話を進めているけれど、必ず利権でぶつかって、権利者が勝つように出来ているんじゃないですかね。その筆頭が私は財務省だと思っていて、財務省に刃向かえる政治家は存在しない。安倍さんでも無理。それをやったら必ず引きずり降ろされるわけで、今までよくやっていたと思うくらいです。でも本来やるべきこと、やると約束したことは全く出来ていない。これじゃ誰が政権を取ろうが「日本の闇」はそのまま放置される。

そしてそれに立ち向かおうとする若い議員、若い官僚もいるのはちらほら見えるけれど、彼らは絶対に主流にはなれない。親分や派閥に楯突いて生きていける社会じゃない。かといってあの青山議員みたいに一人で吠えていても政治が動くとは思えない。(私は彼は問題はあるものの大事な存在だと思っています)

これをどうにかしない限り、そもそも議員もいなくて良いってことでしょう。選挙なんてただの人気投票にしかならない。だって重要な仕事は全部、有能な官僚に任せていれば良いってことなんですから。だからこそ馬鹿でもなんでも派閥から順繰りに大臣にしないとならないなんてこともまかり通る。あんなわけのわからない石和氏とかあまり頭も良さそうじゃない、でも喋らしたら抜群の小泉ジュニアが時期総理候補だなんて言われる日本。これってパンパカパーンの芸人であった「横山ノック」が大阪知事になったのと同じ。

こんな日本に将来はないと私は思っているんですが、なおかつここで消費税増税?

泣きっ面にションベンってこういうことじゃないかと。

このままの日本がまた経済的にも伸びて世界の主要国に戻ることが起きたら、それこそが私は「奇跡」だと思うんですよ。

でも日本にはリーダーは駄目でも「真面目に働く有能な人たち」は存在するし、「世界一の債権国」であるのも間違いがない。だから今ならまだ間に合うと思うんですよ。

でも未だに、安倍が~~~とか、自民党が~~とか、それさえ変われば日本は良くなると思う国民がいるってのが私は日本の悲劇だと思うわけです。でもそれと同じ様に野党は反対することしか出来ないアホばかりで~~~~という人も多い。

今の「利権を守ることしか考えない」政治家、官僚に任せたら日本の将来がないという根本的な問題をいう一般市民に私は会ったことがないんですよ。安倍さんは頑張ったと思いますが、あそこまでしかやらせてもらえない。そして何よりの問題は「後継者がいない」ってことだし、後継者が出てきても「官僚の言うことを聞かなければ簡単に潰される」。それは官僚が潰すのではなくて、息のかかった他の政治家、派閥、マスコミに潰される。彼らは「利権」ということで繋がっている。政治家や官僚の仕事って「利権の調整」をしているだけにしか思えないんですよ。

安倍さんの周りは「増税派ばかり」だと思うのですが、安倍さんは「増税延期」を言うはず。その「信を問う」形で解散総選挙でしょ。これって前もそうでしたよね。あの時は「解散する大義がない」なんて国民も騒いでいましたが、「国民の信を問う」しか安倍さんには増税派を黙らせる方法は無かったってことだと私は解釈しています。でも一般国民は「安倍さんが延期って言えば済むことでしょ」なんてあの時も言っていた。安倍さんが習近平や北のお坊ちゃまみたいに独裁者なら出来ることでも、日本はたとえ総理でも周りを見ながら調整することしかできないのが現状だと思います。安倍一強だの安倍独裁だのいうのは「政権倒しの口実」に使っているだけでしょ。旧民進党の議員だって、政権をとったからといって好きにできないのは経験済みのはず。

よく政権とか自民党とか「まとめて言う人」が多いですが、政権内も自民党内も「一枚板」なんてありえなくて、常に足の引っ張り合いが起きているんじゃないですかね。そもそも安倍さんと麻生副総理との間に、考え方で共通することがどれほどあるんでしょうか。

我々は「まとめて認識する」という脳の働きをそのまま放置してはならないと思うんですよ。つまり「日本人」とか「韓国人」、「アメリカ」「ロシア」、「男」と「女」とか、「最大公約数」を見つけてそれでその「塊」を認識し、違いを言いますが、それらのほとんどは大外れでしょ。もし私達が「あなた達日本人は・・・、だから貴方もそうでしょ」とまとめて言われたら冗談言うなって思いますよね。だから政治を見る時も、誰が、どの派閥が、どの党が、それぞれどういう考え方を持っていて、力関係はどうなっているのかを見ない限り、彼らの本音も日本の行末も絶対にわからない。

私の話っていつも長いと言われますが(笑)、簡単な説明でわかることなんかこの世の中に存在しないと私はいつも思っているんですよ。全てが複雑系で、それを簡単にまとめて解釈してしまうと全ては間違いとなる、ってのが私の持論。(笑)

日本には本当に頑張ってほしいなぁ・・・・。

ま、相場の動き、今週は目が離せませんね。

 
 
 

-----------------------

このブログは「にほんブログ村」のランキングに参加しております。皆様が「このブログは面白い」と思って下のリンクや画像をクリックして頂けると、このブログのランキングも上がり、それだけより多くの方々の目にとまるようになります。またそれが私の励みにもなります。是非、毎日一回のクリックをお願いします。m(_ _)m

また、それぞれのカテゴリーにはそれぞれ多くのブログが存在していますので、その中には皆様がお探しの情報もきっとあることでしょう。カテゴリーをクリックするとそのカテゴリーの多くのブログが表示されます。

にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへ

にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ

にほんブログ村 海外生活ブログ ゴールドコースト情報へにほんブログ村 海外生活ブログ ゴールドコースト情報へ

にほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへにほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへ

2 thoughts on “「日経平均「ドル円」が面白い場所に来た & 日本の将来は真っ暗

  1. この前の返信も読みました。ありがとうございました。

    >つまり日本って、皆が持っている利権に触れるのはタブーで、それは無いものとして話を進めているけれど、必ず利権でぶつかって、権利者が勝つように出来ているんじゃないですかね。

    その通りだと思います。
    だから、ずーっと変わらないんでしょうね。失われた20年、もう30年になるでしょう。
    ダボさんの言っていたように、日本はポテンシャルはあるのに、もったいないです。

    消費増税だけではなく、社会保険料だって年々上がっています。それを「少子化だから仕方ない」とメディアや財務省や政府の情報を鵜呑みにして果たして良いのだろうか、ここは重要なところで、僕の周りの友人や先輩、親などを含め皆が言うのは「手取りが◯十万だった、引かれる税金が多い」で話が止まるのです。「その税金が何使われているのか」などは誰も言わない。結局、当たり前なのだけれど、みんな自分のことしか考えない。大学にしても、留学生には待遇を良くするが、日本人は奨学金を借りて、”借金を抱えたまま”社会に出る人が多い(もちろん、奨学金の良い面もあるのは理解してます)。

    1つだけ何かが悪いのではなく、沢山の問題を抱えているから、本当に大変だと思います。政府の政策もその場凌ぎのような気がしますし、もっと、もっと、悪くならないと国民一人一人の考えは変わらないのかもしれませんね。でも、少しずつ変わってきているのはネットなどを見たら実感できますし、それ嬉しいんですけどね。

  2. それぞれが利権を握りしめて、それに関してしゃべるのはタブーで、どうしてそれで日本が良くなるんですかね。各省も子会社みたいな団体をどんどん作り仕事を増やしそこに予算を与える。そして天下り先も出来る。企業も同じでお上の言うことを聞いていれば権利は保証される。

    日本の水産業がお話にならないのもそれが理由で、捕ればいなくなるのがわかっているのに「捕っても問題ない」と御用学者に言わせ漁獲量は減らさない。でもそれももう保てなくなると規制を強化。でも規制対象になるのは極小の漁業関係者ばかりで、大手水産業は安泰だとか。

    牛乳はあるのになぜバターが無いのかも同じ。民営化と言いつつなぜ財務省はJTや郵便局の株式をごっそり保有するのか。こんな馬鹿な話ばっかり。

    財政健全化とか財政出動はまかりならんと言いつつ、関係部署にはわけのわからない予算がごっそり着く。

    でもやっぱりネットの威力はすごくて、そういうインチキとも言えることがどんどんネットをとうして明るみに出ているんですね。国民も馬鹿じゃなくて、御用学者や息のかかったマスコミの言うことを信用しなくなっている。

    これって素晴らしいことで、これが進めば本当に日本を改革したいと願う政治家や官僚が動きやすくなるし、昨今の傾向として、新しい政党を作ろうとか、小さいながら勉強会がネットで開かれるようにもなってきた。

    これがそのまま進めば、既得利権を持つ者たちは公の目にさらされ、今まで通りの好きなことはできなくなる。財務省の嘘八百もいつまでも隠し通せない。

    だからすぐとはいかなくても、時間をかければ良い日本になるだろうとは思うんです。だからこそ、貴方のような若者に期待をしているわけです。

    私が生きている間には何も変わらないと思うけれど、遠い将来を楽しみにしてます。

    それと最近感じることは、今、世界は戦争中だということ。戦争というと鉄砲を持って撃ち合ったり、ミサイルを飛ばすことしか連想しない人が多いと思いますが、経済的にも情報戦でも間違いなく今は戦争状態だと思うんです。これはなぜか昔から共産主義者がうまくて、いかに世界はコミンテルンにかき回されてきたか。そして今、いかに中国がうまく情報戦でやっているか。これは左派もそうで、なぜか情報を繰り、人心を動かすかが非常に上手い。

    日本は「真面目で誠意を持つこと」を素晴らしいと考えがちですが、世界は「自国ファースト」で「勝つためならなんでもやる」のが常識なのがやっぱりネットを介してわかるようになってきた。

    近年の北朝鮮を見ていても思うんですが、なぜ日本にはあの強かさ(したたかさ)が無いのかと思うんですよ。日本人って本当に子供っぽくて「おてて繋いでなかよくしましょうね」「は~~~い」みたいな感覚から出ていないと感じます。だから安全保障なんかまともに議論さえできない。

    こんな日本も是非変えて欲しいと思います。議論さえ出来ないって本当に不思議な国。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

答えは【半角】でいれてください *

wp-puzzle.com logo

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください