気絶するほどの額の損(儲け損ね)をしてしまった・・・(T_T)

次男坊から連絡がありました。

次男 「ねぇ、クソ最悪のニュース聞く?」

ダボ 「え?なに?どうしたって?」

次男 「気分が地獄になるやつ。吐くよ」

ダボ 「なんだよ、何が起きたんだ?」

次男 「サンレモの家(ゴールドコーストの家)がいくらで売れたと思う?」

ダボ 「え?家が?売れたも何も、俺達が売ったのは一昨年だぜ。もう新しいオーナーは転売したってことか?」

次男 「XXXXXXXドルだってさ」

ダボ 「バーカ、そんな値段がつくわけがないだろうよ」

次男 「売ったのは2017年だ」

ダボ 「え?去年か?本当に売ったのか?」

次男 「Googleで見てみ。泣きそうになる」

ダボ 「なんでグーグルでわかるんだよ。どこを見ろって?」

次男 「住所で検索してみ」

ということで検索してみたところ、なんと(かつての)我が家のデータが(グーグルの)写真付きでいろいろ出てきました。そして「時価XXXXXXXドル」と出ている。

ダボ 「こういう時価ってのはいい加減なんだよ。ましてや家も綺麗でピカピカの家じゃないんだし」

次男 「その時価じゃなくて、ずーっと下の方を見てみ。いついくらで売買されたかの履歴も見れるから」

そのページの下の方を見たところ、売買履歴が出ていました。私が買った日付と金額。2016年に売った日付と金額。そして2017年に売れた金額が・・・・・。本当にとんでもない額で売れている。(こういう履歴のデータベースはプロがアクセスするものとして存在するのは知っていましたが、グーグルでわかるようになっているのは知りませんでした)

ダボ 「新しいオーナーは買って一年でこの金額で転売したってことか?」

次男 「そういうことですね」

ダボ 「・・・・・・・・・・・・・・」

絶句と言うか、身体が固まって体中の血、水分、エネルギー全てが抜けて出ていってしまうような感覚。

その2017年に売れた金額は、2016年に私が売った金額のほぼ2倍。(T_T)

悔しいったらありゃしません。

でもやっぱり私が考える不動産ってのはそんなもんなんですよ。買いたい気持ちが強い時には高いものを掴まされる。売りたい気持ちが強い時には安値で叩かれる。これが不動産の世界だと思うんですよ。素人がどうあがいてもどうにもならない。ましてや我が家の場合、比較対象になるような家が近隣にありませんでしたから(我が家だけボロ家という意味)、となりの綺麗に改築された家がとんでもない高値で売れたのは知っていてもそれを参考には出来ないんですね。敷地は1200平米で建物は3層のかなり大きな家なんですが、我が家はそうやってプロが綺麗に化粧をして高値で売るための「素材」としての価値しか無いというのが私の考え方でした。

でも2倍近い金額で転売ってのは凄すぎる。酷すぎると言うべきか。

あのオンボロ家がどれだけ良い家に化けたのか。

この辺を調べてみたのですが、大きな改装はしていないのがわかりました。それでほぼ2倍の価格で売り抜けるなんて・・・・一体どうなっているのか全く想像もつかず。

ここなんですよね、プロが凄いのは。どういう家にどの程度手を加えたら、どのくらいの価格で売れるのかが彼らにはわかる。ましてや我が家を買ったのは地元の不動産屋で、売りに出した時に「私が買いたい!」と名乗りを上げた不動産屋。お金儲けのネタになると見抜いたんでしょう。で、彼らは自分の家をすぐに売り、私達の家に移り住んだ。この「住む」ってのが大きなポイントなんですね。「一年以上居住を続けた自宅を売った場合、【キャピタルゲインは非課税】となる」のがオーストラリアの税制。

つまり、住みながらコツコツ手をかけつつ市場の動きを見ているわけです。そして頃合いを測って転売する。きっと中国人に売ったんでしょう(中国人は物件を見ないで買うようなのも多い)。そして利益には課税されません。

今、私達はマレーシアに拠点を移し、息子と一緒に頑張って儲けようとしているわけですが、二人で頑張って是非このぐらいの額は稼ごうというのと同じ額を、我が家を買った不動産屋は1年後に転売して手に入れた。それも税金の高いオーストラリで無税で。

なんだかため息しかでてきません。

でもしょうがない。これがプロと素人の違いだし、不動産のことなんかさっぱりわからないのだからプロのように儲けることなんか不可能。

唯一つの慰めは、あの家を買ったときの値段よりかは若干だけ高く売れたということ。だから実質的な損は出ていない。

オーストラリアは日本と違って、不動産の価格もどんどん上がって、一時は我が家もびっくりするほどの値段が付き、「XXXXXXXドルならすぐに買いたい」なんて話もいくつかあった時代もありました(オーストラリアって突然、他人の家に来て売ってくれなんて言うことが普通にある)。その当時に自宅を売った友人がいて、「ダボさんも売ってしまえばよいのに」と何度も何度も言われたのを思い出します。でもまだ学生だった子どもたちのことを考えたり、家を売ったら住むところがないわけで、では新しく買えばその家も高いわけですから、慌てて売る必要はないと思っていたんですよ。

でも子どもたちの将来も見えてきて、大きな家もいらないし、マレーシアに拠点を移そうなんて考え出して、さて家を売ろうと思った時にリーマンショックに襲われたわけです。

あっという間に不動産価格は半額近くに落ちて、豪ドルも日本円に対してこれまた半額くらいまで暴落。つまり円建てで考えると、我が家は30%以下の価値に暴落したわけです。あの時には本当に全身の力が抜けて、歳をとったら日本に帰るという計画も水の泡となったと思ったし、俺はもう終わりだと本当に思ったもんです。

その状態で景気が好転するのを待ち続けました。気がついたら8年も経ってしまった。

その間もこのブログを書いていましたが、グズグズしている私に対して「さっさと見切りをつけてマレーシアに行け。機会損失を考えろ。バカじゃないのか?」という人も何人か出てきたのを覚えています。

それはそれでその通りだとも思ったのですが、何も知らない、仕事もない、知り合いもいないオーストラリアに家族4人で移住して、どうにかこうにか作り上げた資産を叩き売るなんてことは簡単ではないんですね。叩き売ることによってとんでもない額の損失が【確定】しますから。早くマレーシアに渡ったところで、その損失の穴埋めをするだけでも不可能かもしれないと思っていました。だから時期が来るのを待ち続けていました。いわゆる「塩漬け」です。

8年が経ち、そして中国が力をつけてオーストラリアに進出してきましたから不動産事情も随分変わってきました。また豪ドルも息を吹き返した。

だから8年待ったのは結果的には良かったと思っていて、もっと早く叩き売っていたら(新たに稼ぐ)機会はあったのだろうけれど、早めに叩き売って被る損失を取り戻せるまでに稼げたかどうかは疑問。いや、無理でしょう。

結果オーライ。そう考えるしかありません。

でもやっぱり悔しい~~~~~~~。

去年、新オーナーが売った額で私も売れる才能があったら、全く違う人生になっていたんですから。マレーシアで稼ごうなんて考えなくても良かったかもしれない。もちろん長男にトレードを教えるなんてことも考えなかったかもしれない。

でもこれも天が与えた試練だと思うことにします。もし私があの家を売ることによって大金を得ていたら、マレーシアに来たとしても遊び呆けて一族の将来を考えない私であった可能性は大きい。そして濡れ手に粟で大金を得ても私を含めた家族にとって良いことはなにもないかもしれません。

息子と二人三脚でこれからも頑張っていかないとなりませんし、それで次男坊も含めたダボ一族の将来が変わっていきますから、「真剣にしっかりやれ!」という天からの叱咤激励だと思うことにします。正直なところ、私も長男もデレデレしながらやっていますから、今回のことをキッカケに、本当に性根を据えて頑張ろうと思います。そして長男も絶対にいっぱしのトレーダーに育てないと。

じぐそ~~、負けてたまるか~~~~。倍返しだ~~~~~。(T_T)

 
 
 

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気絶するほどの額の損(儲け損ね)をしてしまった・・・(T_T)” への4件のコメント

  1. 株も売った後がよく上がる。という格言がありますが、
    不動産。恐ろしいですね。。。

    オーストラリアでは家を大幅に改修し(カーペット、水回り、壁紙だけ変えるだけでも印象は大きく違うそうです)売りに出す専門家がいると雑誌で読みましたが、実例は初めて聞きました。

    話はすごくそれますが、以前アパホテルの女社長(派手で有名)のセミナーに行ったのですが、その時に印象に残ったことがあります。
    彼女は『素人は自分のライフサイクルで不動産を売ったり買ったりするから損をする。プロは自宅を買うときも市場を見て買う』とおっしゃってました。

    なるほど。と思う一面。その業界に精通していないと、そんな判断はできないでしょうので、私には無理かもしれません。

    また、個人的には『機会損失』という言葉は常に後付けになるんじゃないか。と思います。その時点で将来がどうなるのかなんてわからないですし、悪くも良くもなり得ます。

    ただそれでも自分の判断の正確性を高める努力をすることは重要だと思うので、オーストラリアで量的緩和QEが始まる時には株を買ったり、家を売る出口を考えたりしたいです。

  2. 不動産って素人から見るとギャンブルにしか見えません。(笑)

    >プロは自宅を買うときも市場を見て買う

    本当にその通りだと思います。でも素人がそれを真似ようと思っても、そもそも市場がどう動いているのかを把握することさえ難しいですよね。

    私をバカにするように「機会損失を考えろ」と言った読者がいたわけですが、私もそんなのは絵空事だと思いました。どうなるかわからないにしろ「チャンスはある」というだけのことで、何もしないよりかは良いという考え方。でも「待つこと」は大事ですよね。相場も同じで「売る」「買う」「待つ」の3つがあるわけで、大事なのは実は「待つ」だったりする。

    それを言った人は、私は「やる気満々の若者」だと思いました。そして自分は今、頑張って充実している実感があるんだろうと。でも大きな資産なんか作ったこともなく、何年、あるいは10年以上の年収分を一瞬に失う恐怖なんか経験したこともないんだろうと思いましたよ。そして責任を取らなければならない家族も持ったことがないんじゃないかと。

    でも今フト思いました。ホリエモンなら言いそうだって。(笑)

    今回のことで息子たちともいろいろ話し合ったのですが、「不動産は買いたいと思えばボラれる。売りたいと思えば叩かれるものだ」というのを生涯忘れるべきじゃないというのを伝えられたのは良かったし、俗にいう「買ったときが買い時、売ったときが売り時だと考えるしか無い」というのも事実だということ。それを前提にスケベ根性をださないことが肝要だと。

    また不動産と言っても投資対象と自宅ってやっぱり違うわけで、自宅の場合「高い時に売り抜けるのも良いけれど、その後、どこに住むの?」というのも大きな問題だと思います。自分だけ高く売り抜けて、安い物件を買ってそこに住むなんてうまいことが出来ると考えるほうがおかしい。

    しかし「将来がわかったらなぁ」なんて都合の良いことを私はいつも夢想しています。(笑)

    でもそれは絶対にわからないから、動きが見やすい「短期トレード」に集中するべきだと自分に言い聞かせています。

  3. Daboさんが以前お答えしたくださったご自宅がらみの過去情報ではたしかDABOさんはレバレッジなしでしたよね?このオーストラリアの自宅無税売却の転売業者さんは借金してレバレッジかけているのでしょうか?

    オプションの教科書など読みますと、ミスプライスを売れとか書いてありますが、トレード市場で仮にミスプライスがあってもすぐに大手業者のアービトラージ部門やHFTが鞘取りを行うのですべての価格は1物1価に収れんされていくようにおもいます。唯一不動産にはミスプライスがあって、同じ国の同じ場所の同じ業者の分譲住宅でも、離婚した夫婦が格安で売却したい、とか債務超過の会社が投げ売りしたい、とか損益通算で年内に利益or損失確定したい、とか属人的な主観的事情で価格変更の要素があります。それでもレバレッジをかけたキャピタルゲインねらいは成功要因に占めるタイミングの要素がかなり大きいので、やっぱり怖いですね。日本でもアベノミクスの波に乗って、自宅の売却益は3000万円特別控除があるのを利用して1-2億程度かせいだ個人は結構いるようです。

    レバレッジをかけたインカムゲインねらいのつもりで、わけあり物件を買って数年で元金取り戻すという投資なら検討しますが、このオーストラリアの転売業者さんも中国がくずれる前の最高のタイミングで売り抜けたのではないでしょうか?中国からアセアンにたくさんの工場が移転しているようです。ご多忙中のところいつも更新をどうもありがとうございます。

  4. ゆっきーさん、レバレッジって借金という意味だと思いますが、私はオーストラリアに渡ってから借金はしたことがありません。トレードではレバレッジは効かせますが。(笑)

    買った不動産屋はローンを組んだようです。ローンの手続きのために必要な書類で私が用意しないとならないものもありましたから。

    不動産の世界ではまさに「ミスプライス」探しをプロ、セミプロが常時やっているんでしょうね。特にオーストラリアの場合は「ボロ屋を再生して売る」のが一般人の中でも浸透しています。このこともいつかブログで書いてみましょう。

    「安く買って高く売る」の間に「化粧する」というのが入る。そして彼らは買いも売りもタイミングを見ながらですし、化粧は「業者価格」ですから利益は大きい。これに素人は太刀打ちできません。

    借金をして投資、つまりレバレッジを利かす投資は、私は短期売買だからそれが成り立つのだと思っていて長期投資でそれをやるのは自殺行為、あるいはギャンブルでしかないと思っています。ましてや不動産の場合は、「空売り出来ない」「瞬時に逃げられない」「引っ剥がして持って行けない(笑)」「持っているだけで大きな経費が掛かる」「売買時のコストも大きい」「キャピタルゲイン課税は決して小さくない(無税のケースはある)」等、私に言わせれば、「手を出すのバカ」ぐらいに思えるわけです。

    どんな時代でも、そしてどんな投資対象でも常に大儲けする人はいますが、同時に大損する人もいるわけで、世の中では儲けた人の話だけが独り歩きするところを忘れてはなりませんよね。業者も投資者もそれを煽って「新規参入を呼び込もう」とするのも常識。

    次男坊がシドニーの不動産価格が下げだしたと言っていますし、中国人は都市部の不動産を買う傾向があることからゴールドコーストがどうなっているのかわかりませんが、私の家の転売で儲けた不動産屋はラッキーだったと思います。

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