マレーシアのマラッカ港湾開発(中国の一帯一路事業)も中断!!日本にもマハティール氏みたいな政治家がいたら良いのになぁ

中国が力を入れている「一帯一路」がどういう事業なのか知らない人はこのブログの読者にはいないと思うのでその説明はしませんが、中国の思惑と違って各地でキャンセルになったり中断、あるいは停滞しているのもご存知の通り。

マレーシアも中国にべったりで多くの投資をしてきたわけですが、政権がマハティール氏に移ってから見直しが進んでいますね。いい傾向だと思います。中国の構想そのものは良いにしろ、無理、あるいは必要もない計画で大きな借金を高金利でさせ、その返済が難しいとなると担保としてその国の港湾施設の長期利用権を取る(中国の軍事施設に転用できる)とか、返済不能と思えるようになってしまったり、ヤクザか高利貸しに食われてしまうようなことがあちこちで起きている。

中国国内でやる分には中国の勝手にしても、お金もなく、でも発展はしたい、インフラ整備もしたいという発展途上国の弱みにつけこんだ、一般常識からいうと詐欺に近いようなやり方をする。

マハティール氏に変わったのはマレーシアの救いだと私は思うわけで、前のままで進んでいったら借金漬けでがんじがらめのマレーシアになったはず。でも中止したから良いってわけでもなくて、契約もあるし、すでに工事は進んでいるし、「事業の完成はないのにそれなりの借金は残る」はず。でも傷が浅い内に手を引くのは良いと思うのですが、捨て金も膨大な額なはずで本当に中断するのが良いのかどうかは私にはよくわからず。

そんな中で、「中国がマレーシアで進める港湾開発事業【マラッカ・ゲートウエー】の建設作業が中断していることが、9日までに分かった」とのこと。ジョホールのイスカンダル計画とかは知っていましたが、マラッカでもその手の開発が進んでいたのは知りませんでした。(産経デジタルのニュースはここをクリック)

 同港湾事業は、マレー半島南西の古都マラッカ沿岸に3つの人工島を造成し、東京ディズニーリゾート13個分以上の1366ヘクタールに、貿易拠点や観光、商業施設などを造る複合開発計画。投資額430億リンギット(約1兆7000億円)で、2025年の完成予定。現地開発業社KAJDと中国国営の中国電建集団の子会社が、16年に共同出資で契約し、埋め立て工事などを進めてきた。

 だが、7日のマレーシア華字紙、東方日報(電子版)によると、建設作業は今年10月18日から中断。賃金未払いを理由に中国人労働者は帰国し、現地労働者も解雇された。

 仕事を請け負った建設業者は、数億円以上の売掛金を開発業者に求め、一部は法的措置に移行。資材運搬などを行ってきた船会社への未払いは7カ月以上で、運搬作業は1カ月以上停止しているとした。

 開発業者側は、同紙や中国メディアに、資金繰りや許認可問題を解決するため作業を3カ月間暫定停止したと説明。ただ、本当の中断理由は「マレーシア新政府の方針が分からないため」と証言した。マハティール首相が、中国への債務返済が不可能だとし、中国がマレーシアで進めていた、東海岸鉄道やパイプラインなどの大型事業の建設中止を発表したためだ。

ただし、マラッカ州首相は違う考え方の様子。

 マラッカ・ゲートウエーについて、マラッカ州首相は9月、「最初の人工島の埋め立てが来年末にも完了する」と、計画中止の観測を否定した。

 だが、マハティール氏は政権奪還前、同事業が「主権を侵害する」と批判した経緯がある。事業計画や採算性に不透明な部分があることから、一部の専門家が「中国はマラッカの港を利用し、自国の潜水艦などのための軍事基地化を視野に入れている」と指摘するなど、中国の真意への懸念もつきまとっている

ジョホールの「イスカンダル計画」や「フォレストシティー計画」のような大開発プロジェクトが今現在どうなっているのか、今後どうなるのかもわかりませんが、鉄道計画にしてもマハティール氏は白紙に戻したい考えであるのはよく分かる。

先日、マハティール氏が来日して桐花大綬章を受章しましたが、安倍さんとの会合で日本が財政支援することが決まった様子。またマレーシアは2000億円サムライ債(日本円建ての債券で金利は安い)(国際協力銀行の保証付き)を発行するようで、これで中国絡みの借金を乗り換えるんですかね。

マレーシアには頑張って欲しいなぁ。

ところで、安倍さんが中国に行って「ろくでもない協力を表明」すると、アメリカがやっている中国叩きに反するわけでかなりうまくないなぁと思っていたのは前に書いたとおり。

日中通貨スワップ協定に応じて額は3兆円。また中国の各国への投資、開発にも乗るようなことを決めてやばいなぁと思っていました。

でも調べてみると3兆円というのは我々市民にはとんでもない額だけれど、スワップとしては大した額ではないとのこと。経済評論家の上念司氏が言うには、中国元が毎日売買される規模が20兆円はあるらしく、3兆円程度じゃなんの役にも立たないと。

また安倍さんが表明した「協力」ですが、安倍さんは「一帯一路に協力する」とは言っていないんですね。そして協力の条件をきっちり喋った。その内容に興味があるかたはご自分で調べていただきたいのですが、「中国が今までやってこなかったこと」を言ったように私には聞こえます。これって最高のイヤミと同じですが、内容としては「当たり前のこと」で中国も合意するしかないんでしょう。また協力は民間ベースであって日本国が前に出て協力するわけじゃない。

安倍さんの中国行きを心配していた私ですが、結局は「リップサービスレベル」であり、でも日本国内の「親中派の顔は立った」みたいな感じがしています。これって前の「総裁選での協力に対するお返し」みたいなもので、アメリカが激怒するような内容ではないと思います。

ちなみに日本政府(財務省)が持つ「外国為替資金特別会計」は為替介入等をして円の売買の安定化、円滑化の為に用意されていますが、なんと130兆円もあるとのこと(要確認)。これだけの莫大な金額が財務省の金庫に眠っている。またそのうちの30兆円は過去の円高の時に為替介入したことによって生まれた利益だとのこと。これからも安倍さんが中国に約束した通貨スワップの3兆円というのがいかに小さな額かというのがわかりますね。

でも今の時代、為替介入なんか大っぴらに出来ないはずで、その130兆円を財務省が眠らせておく必要性は全く理解できません。それだけの金があるのに「増税をする」って一体なんなんですかね。

でも世の中では「日本の借金が1000兆円を超え財政赤字の是正が急務である」と言われていて、この借金というのも資産を無視した計算で、上に書いた寝ている130兆円も計算外。

財政赤字の是正が急務だというのなら、まずは財務省にその130兆円を出せ!というべきじゃないんですかね。

こういう特別会計が日本には多くあって、まだまだ莫大な金が眠っているとのこと。

その特別会計はなんのためにあるのか。そりゃ日本、各産業の育成、助成のためにあるわけですが、本当にそれが必要なのかの検証はなされず「天下りの温床」となっている。

日本の問題は財政赤字ではなくて、金が無い、金が無いと言いながら、自分のところではしっかり握って放さないところの方が大問題じゃないんですかね。

企業は自社の利益、国民は国家による保障を叫ぶばかり。官僚は黙って金を溜め込み、そして政治家は次の選挙しか考えていない。これが私の今の日本に対する印象です。

そういう意味じゃ、中国が進める一帯一路の問題点なんて、日本が抱える問題と比べたら可愛いもんかもしれませんね。

マハティールさんは二年後に政権を譲ると宣言していますが、その後は日本に来て「日本改革」をしてもらいたいぐらいです。

 
 
 

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