政治的なことを書くのはブロガーとして命取りだけれど、今後の日本が心配で・・。保守として何が問題か。

書くネタがないと時事ネタ、つまり政治の話でも書くしかないのだけれど、それを書きつつブログとしては良くないなぁといつも思うんですよ。

宗教と政治の話はするべきではない、なんて言われるのと同じで(波風を立てたくない日本人にはこれを言う人が多い)、その内容によって読者がブログから離れるのは間違いがないですから。宗教で言うXXXX教、XXXX団体はダメだと書くのと同じで、それにシンパシーを感じている読者はその発言者を毛嫌いするようになる。他の一般的な書き込みも否定したくなるのは誰しも同じ。

では私のように保守を自認する人たちが集まるかというとそんなこともなくて、保守も様々。同じ宗教でも、また共産党の中でも派閥があるのと同じで、もしかするとその「内輪もめ」の方が強烈な反目を生むのも間違いがないんでしょう。

私としては保守もリベラルも右も左もどうでもよくて、「日本にとって何がベストか」を考えたいし、様々な情報、考え方、思想を知りたい。そして自分が思ったことをブログに書き残しておきたいわけで、読者から人気を得たいわけでもないのだからこのまま行こうと思ったり。

保守派を自認する私でも今回の衆議院選挙は自公が勝てば良いなんてことは全く思わなくて、自公の間にも大きな溝があるし、そしてそして自民党の中にも大きな問題がある。そしてそれ以上に問題だと思うのは「政権VS官僚」の関係。選挙になるとどこが政権を取るかそればかりが注目されるけれど、では政権を取ればやりたいことができるのかというと「全くそんなことはない」と私は断言したいし、「官僚が日本を動かす」という日本の伝統が大きな壁になっていると常日頃感じています。

政治家が誰だろうと日本は動いていく。

これで良かった時代もあったのだと思いますが、政治家は馬鹿になり、官僚は益々自信をつけていく。そして権力も強くなる。官僚が政治家に様々なことをレクチャーし、日本を動かしているのは政治家ではなくて官僚と言っても良いんじゃないですかね。これって海外と比べると「いかに日本の官僚が強い立場にいるか」ってのがよく分かるんじゃないですかね。たとえばオーストラリアですが、政治家が変わると官僚の多くも「交代させられる」のがわかります。そりゃ当たり前の話で、国民に選ばれた政治家のリードによって国が動かなくてはならないのに、「その方向性は違いますよ」なんていう官僚がいたら政治家が存在する意味がないわけですから。

でも政治家がハンドルを握るのであればそれなりに運転のプロである必要があるわけで、素人だとしたら「これはどうしたら良い?」と官僚に聞き、任せることになるのが当たり前で、私はこれが「日本の政治」であると考えています。いやいやそんなことはないと国家公務員から話を聞いたことがありますが、それは「過去に比べて」であって、まだまだ官僚の力は強いと私は考えています。

それの筆頭が財務省だと私は思っているのは前から何度も書いていますが、日本経済の根本的な方向性は財務省の意向によって決まる。財務省は「お金の出入りの両方」を抑えているから彼らに反発するのは簡単ではないという声は(特に)安倍政権になってから多く聞こえるようになった。でもそれは今更始まったわけではなくて、財務省を怒らせたら「予算がつかない」「税務調査でイジメられる」ことは昔から言われていて、他の省庁はもちろん政治家も学者も評論家も企業も企業団体も財務省の方を見ながら動くようになる。

今回の加計学園問題でも前川前事務次官が言った「行政が歪められている」という点もその意味をしっかり考える必要があるはずで、それを単なる「首相のお友達を優遇した」と捉えてはならないはず。彼らは彼らがベストだと決めたことを変更させられるのを極端に嫌う姿を私は見たような気がするわけです。また前川氏擁護でメディアでも発言していた寺脇研氏(文科省OB)の話を聞いてもそれが顕著だったと私は感じました。彼こそが「ゆとり教育」で日本人の学力低下を招いた張本人なわけですが、「政治家ごときが我々の領域に口を出すな」と言っている様だった。

それぞれの省庁は許認可権等を武器にして日本をコントロールしているわけですが、「国民に選ばれたわけでもない官僚」がどうしてそこまでの力を得られるのか、変えられないのかが不思議でしかたがありません。これを改革しようとした政治家がことごとく失敗したのは我々もわかっているわけで、麻生総理時代に公務員改革も骨抜きにされて渡辺喜美行政改革大臣が悔し涙を流していたのが忘れられません。

そして利権を持つ彼らは、「特殊法人」を網の目のように作って「彼らは別です」と国民の目には触れないように勢力を増大させるばかり。当然、そこは天下りの温床となる。

大臣クラスは元より、首相でさえも官僚から反発を食らったらあの手この手を使って引きずり降ろされるなんてことは嘘か本当かわかりませんが前から言われていたこと。

今は官僚の人事権を官邸が握っていると【批判】されていますが、これっておかしくないですかね。これで官僚は官邸を見ながら動くようになるから駄目だと。

これってつまり、国民に選ばれた政治家の方を今まで向かずにやっていたという証拠じゃないですかね。そしてその考え方の根底には「政治家なんて馬鹿だからそれに従う必要はない」というのがあるように感じます。そして国民の「誰が政治家になっても同じだ」という諦めが援護射撃となってしまう。

今までの政治家って官僚のレクチャー通りに動いていたと言っても良いんじゃないですかね。でもちゃんと政治家の顔が立つようなお膳立ても官僚はやるみたいな。

ここで言えることは単なる「政治家VS官僚」ではなくて、「改革派VS利権固執派」に分かれることであって、利権に固執しているのは官僚だけじゃなくてそれの息の掛かった政治家やマスコミ、企業団体などが反対派に回るという点が重要だと思います。話題の「消費税」に関してもなぜ企業団体が「増税派」なのかも不思議じゃないですかね。また安倍さんは消費税増税に関してはかなり慎重な総理だけれど、ナンバー2の麻生副総理は財務大臣でもあって安倍さんの足を引っ張る場面が見え隠れしていたと感じます。

ややこしいのはその権力闘争とは別に、純粋に「消費税増税が重要」だと信じている人たちの存在。これはそういう風に財務省が誘導しているからだと私は思っていて、国民も「1000兆円を超える政府の負債」を「国民の負債」と同じに考え、でもバランスシートを見ずに負債ばかり言うことに疑問さえ感じない。債権者は日本国民だというのも忘れている。なおかつ日本の国債は「円建て」であって、円は変動相場制であることも考えない。ただ単純に負債の大きさに驚き、こりゃ大変だと騒ぐ人たちがいる状態。だから消費税増税は当然で、財務健全化が至上命題となってしまい、緊縮財政路線を崩すことは不可能に近い。財政出動なんてとんでもないと。それでいて、社会保障は「保険料で賄うのが基本」なのも忘れて、そちらには国費を使えと平気でわがままを言う。

もちろん今のままで良いわけじゃないのだけれど、私が思う財務省サイドの考え方って「会計士」の考え方に似ていると思うんですよ。東芝じゃないですが、負債が多ければ社員は首切りし、給料も下げて、資産は売却し帳尻を合わせる。そこに成長戦略みたいな「将来の未確定なこと」は考慮しないという前提がある。これと同じ考え方をもっているのが石破氏で、「痛み分けが必要だ」という言葉の裏にどれほど恐ろしいことを我々国民が受け入れなければならないかをうまく隠している。

安倍さんは正反対で「成長戦略こそが重要」と考えているはず。増税はしなくても成長があればプライマリーバランスも借金のGDP比も改善する。そして我々国民は「成長の中に幸せを見出す」ことを誰よりもわかっているんじゃないですかね。リベラル派には「成長を前提としない国家戦略が必要」という人たちも多くいるけれど、少子高齢化で増税、緊縮財政、金融引き締めをした日本がどうなるのか我々国民の想像力が試されていると私は思うんですよ。

少子高齢化は逃げられないですから成長、GDPの増大は難しいと考えるのも一理ありますが、逆に、これからはAIの時代で「人間」の働く場が減っていくと騒いでもいる。失業者が増えるという考え方ですが、少子化であるならば、例えば人口8000万人でAIを活用して成長するという戦略こそ日本に重要なはずで、AI、ロボット化に集中投資をしなければならないはず。でもその投資額は微々たるもので世界に遅れを取っているし、移民を頼りにするしかないと後ろ向きの考え方が主流。世界は逆の方向へ動き出したのにも関わらずにです。

これがアベノミクスの足かせになっているのは間違いがなくて、アベノミクス批判をする人は多いけれど、安倍さんにしてみると苦笑いするしかないんじゃないですかね。世の中では安倍1強だと騒ぐけれど、安倍さんを孤立させたいのは野党だけじゃなくて「既得権益」にとっぷりつかっている官僚や利権に繋がる政治家も同じ。そして「改革が必要だ」と口では言いながら「変化を嫌う国民」が多く、「とにかく俺の言うとおりにしろ」と理想論を根拠に大騒ぎする左派政党がいる。

モリカケだの戦争法案だの共謀罪だのと「ピントが大外れ」なことで騒ぐ野党、マスコミ、そしてそれに乗せられた国民が多数いますが、これが私が考える「日本の現状」です。私にしてみると「安倍の独裁」なんか存在しておらず、単なる「出る杭は打たれる」状態にしか見えない。

森友学園問題の本質は「財務省の内部事情」であり、産廃業者の利権とそれに繋がる政治家、団体の存在であって、加計学園問題は文科省の利権でしかないと見ています。暴くべきことはここであって、安倍さんを降ろしてどうにかなることでは全くないはずで、安倍さんが頭を下げて退陣すれば全て収まると思ったとしたら、既得権益に群がる連中の思う壺。

ま、そんなこんなで安倍さんもやりたいことが出来ていないと私は見ているわけで、あちこち調整しながら一歩一歩進むしかないんでしょう。でも反対勢力の力は凄まじいと感じています。

じゃぁ安倍さんて100%良いのかというとそうじゃないし、日本の将来を憂う保守としてはこのままでは大変なことになると思うわけです。

昨日、テレビ番組で「次の首相は誰が良いか」というアンケート内容を見てがっかりしました。1位が小泉ジュニア、2位が石破氏。アンケートに答えた人たちのインタビューから感じたことは「皮膚感覚」で選んでいるのは間違いがなくて、ジュニアや石破氏がどんな政策を考えているかなんて殆ど知らない。

そもそも選挙もそんなレベルであって、「好き」「嫌い」が最優先され、どこの党の政策がどうで、その実現性なんて大した問題じゃなくて「夢を語れる人」がいつもトップに出てくる。

そういう意味では国民の所属団体や宗教団体でもなんでも良いですが、「この人に投票してください」というのが一番良いのかもしれない。それぞれの候補者や政党の詳しい内容はわからないのが一般的有権者だから、「自分の代わりにちゃんと考えてくれている人、団体」のいうことを聞くのが一番なのかもしれない。

でもそれって民主主義なんだろうか。

ま、あっちを見てもこっちを見ても問題だらけですが、だからといって放り投げるわけにもいかず、一体何が問題でどうあるべきか、こんな討論会を見ながら考えています。

バリバリの保守の集まりですから、リベラル派には聞いてられない討論会かも。(笑)

でも内容は「実現不可能な理想論」ではないし、世界の中で日本が置かれている現状を把握し、今後どうあるべきか、どうするべきか、非常に現実的な討論であると思います。

 
 
 

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