結局「前原民進党党首」は功労者だったと思う

選挙が終わってから「恨みつらみ」があちこちで噴出していますが、あれを見ていて思うのは「民主党では戦えなかった。国民の支持は低かった」という一番大事な事実認識が欠如しているということ。

小池氏や前原氏に文句を言うのなら、「じゃ、民進党のままで戦えばよかったじゃないか」ってこと。

「全員合流」なんてそんなうまい話は無いのは誰が考えたってわかることで、「党名ロンダリング」が出来ると思うほうがそもそもおかしいと思う。

最近明らかになったことは、前原氏は今回の動き(排除、足切り)を予想していたはずだってこと。

前原氏は合流に向けた経緯を説明する中で、小池百合子東京都知事が「希望の党」の党名と代表就任を発表した4日前の9月21日から小池氏側と候補者調整を本格化させていたことを明かした。

 産経新聞が入手した速記録によると、9月30日に正式発表された希望の党と日本維新の会による候補者のすみ分けについても「21日に聞いていた」と説明した。これにより大阪府内の選挙区の民進党公認内定者は、希望の党から出馬する可能性を絶たれたが、前原氏は「あの判断しかなかった」と理解を求めた。

合流協議着手は9月21日、希望と維新のすみ分け「聞いていた」 「前原氏は嘘つき」「即辞任を」…民進党両院総会の全容判明

前原氏は「騙された」のではなくて、「野党再編成」を考えていたんでしょうね。民進党は烏合の衆と言われ続け、党内のまとまりがないのは民主党の頃から同じで、大事なことが決められない政党。だから与党に対案らしい対案は出せずに党内では「安倍政治を止める」ことでしか一致点はなく、それで騒ぐばかりでは国民はもとより国全体で良いことはなかったはず。

この辺の考え方は、先に離党した「長島昭久氏」の離党理由を読むとはっきりわかるし、「このままではどうにもならない、再編が必要だ」という空気はあったんでしょう。でも誰も手を付けられない。

誰がそれに着手しても大騒ぎになるのは当たり前で、だからこそ延々と「烏合の衆のまま状態」が続いたはずで、でも「何をしても支持率は上がらない」のもはっきりしていて、前原氏が勝負に出たんじゃないかと思うわけです。

前原氏が政局がどうなるかのどんな予想をしていたのかはわからないけれど、前原氏の「詰めの甘さ」ってあのダム工事を中止うんぬんの頃から見えていて、猪突猛進型じゃないかと私は想像しています。後先のことは深く考えないからこそ行動できる面はあるはずで、結果的に今回の分裂騒動は私は「日本のため」になったと思うし、前原氏の政治家の行動としてはこれが最大で最良の仕事だったような気がします。

しかしまぁ、各党の「得票数、得票率」を見るとそれが「当選数、当選率」に反映していないのは明らかで、これの最大の理由は「小選挙区制」という制度にあるんじゃないですかね。多くの政党が立てば、得票率は低くても「その中の一番だけが当選する」わけで、その他は食い合うだけで終わってしまう。

だから「共闘」というやりたくもないことをやらないとならないのだろうけれど、これって問題がありますよねぇ。

野党が集結して与党を倒すことは可能なんだろうけれど、「その後はどうするのさ」って問題が常に残る。

先の大戦を見ても同じで、アメリカ、ソ連、中国、その他の国々が連合国となって勝利を得ても、それでその後の世界が一つにまとまるなんてことは起きなかったわけで、「共通の敵を抹殺する」ことそのものが良いとは限らない。

この危うさって今後も続くわけで、立憲民主党が躍進したとメディアも大喜びだけれど、所詮、野党第一党だからといって何が出来るのか。ましてや野党第一党と言っても歴史的には「数が少ない」わけで、いつかまた来た道を歩み「共闘」の話が出てくるはず。

立憲民主党の枝野党首が「私は保守だ」なんておかしなことを言っているけれど、彼らは「社会党」「左翼」を思い浮かべる人達ばかり。

思想的に「弱者の味方」「市民目線」ってのは良いと思うんですよ。でも彼らのやり方に「左翼の強引さ」が基本にあると私は思っていて、与党に対して「是々非々」で向かうことは出来ないはず。つまり私にしてみれば共産党に近い政党が一つ出来ただけで、今までと同じように「騒ぐだけ」になるんじゃないかと。

枝野氏を石原慎太郎氏が「男の中の男だ」なんて馬鹿なことを言うし、行き場がなくなった議員を集めて作った政党なのは間違いがなく、「希望の党に合流する」ことを「全会一致で賛同した」ことを絶対に忘れるべきではないと思うんです。枝野氏さえも、「小池氏の排除、さらさらない発言」が無ければ希望の党の一人になっていたわけですから。

でも枝野氏も今回の大騒動をキッカケに「あるべき姿」に気がついたのかもしれないし、共闘や合流に関しては慎重な考え方を見せているのは良いと思ったり。でも彼の民進党時代に起きた原発事故の【ただちに影響はない】発言で私は彼を信頼できないと思ったし、あの当時、彼の顔が変わったことを私は忘れられないんですよ。テレビに出た彼は「疲れている」のではなくて、「自分を捨てた」と私は思ったもんです。

政治のためならなんでもする、なんでもいうのが政治家の宿命なのかもしれないけれど、やっぱり私は立憲民主党に「あるべき野党の仕事」が出来るようには思えないし、そこのところはこれからしっかり見ていきたいと思います。大負けした共産党も立憲民主党に恩を売っているような事を言うし、このままだまって引き下がるはずもなく、「共闘しよう」という動きは止まらないはず。

烏合の衆という意味では自民党だって同じで、一枚板で固まっているわけでもなく、特に安倍さんって特異な立ち位置で、アベノミクスにしても憲法改正にしても彼はほぼ「孤軍奮闘状態」ですよね。リベラル派は「自民党は皆同じだ」ぐらいに思っているでしょうが、安倍さんの後に誰が出て来るにしてもアベノミクスの継承はしないし出来ない。逆に石破氏が出てくると彼は経済に関しては全くおかしな考え方を持っていて、増税、緊縮財政に向かうであろうことははっきりしている。

小泉ジュニアの「こども保険」なんて非常にたちが悪くて、あれはただの増税であって保険ではない。

イヤ、多くの学者や評論家もその辺は同じで、それが今の日本の主流派と言って良いのかもしれない。安倍さんの参謀についている人たちの考え方は非主流派。主流派の旗振り役は私は財務省だと思っているのだけれど、世界の流れは逆だし、今の日本は安倍さんに進めてもらわないと「また元に戻る」と私は想像しています。私が安倍さんを引きずり下ろしたら大変なことになると思うのはこの一点だけだと言って良くて、つまり経済は後退し、不景気は深刻化し、GDPも増えず、結果的に増税しても「税収は増えない」。当然、失業率は上がり、就労者も減る。そして忘れてはならないのは「自殺者も増える」はず。

しかし財務省は「日本の借金は1000兆円を超えた」とバランスシートの負債の部分だけを騒ぐ。一人あたり8百数十万円だと。こんなのはほんのちょっと経理を齧った人なら「おかしい」というのはすぐに分かるはずなのに、これに乗せられる国民は非常に多い。増税派の思う壺。日本は自国の通貨で国債が発行できるし、円という独自通貨は変動相場制で、ギリシャとは全く違うのに「ギリシャとおなじになる」と心配する人も多い。ちなみにギリシャはEU離脱して自国通貨を持つしか生き残る道は無いと思う私。

経済指標っていろいろありますが、この「自殺者の数」から見ることも大事だと私は思うんですよ。自殺する人たちのその「理由」は経済的理由だけだとはもちろんいわないけれど、景気の動きと大きな相関性があると私は思っています。

つまり、経済に疎くて理想論ばかり言う政治家が政権を取ると毎年数千人の自殺者は増えるってこと。

アベ政治は格差拡大させるし、弱者の切り捨てだというけれど本当なんですかね。「世界の流れ」を安倍さんのせいにしている部分が多々あると私は感じるし、その流れがあると仮定した場合、安倍さんはうまくやっていると私は見ています。世界の貧富の格差、弱者切り捨てを見たら、日本って天国だと思うんじゃないですかね。

自民党も烏合の衆と言われるけれど、自民党の「幅の広さ」は良いことだと私は思っていて、私としては「アベ政治を許さない」と思う人こそ自民党に入ってもらいたいと思うくらい。そして議論を尽くした後は「党の方針に従う」というのが自民党にあると私は思っています。ここの運営がうまいのが自民党で野党(共産党除く)にはそれがない。

でも世の中には「日本のため」より「自分のため」に動く政治家が多いのは今回の騒動でも見えたし、「自分をアピールすること」なくして政治家であり続けることはできないからこそ、国会内でプラカードを広げてみたり、デモに参加して大騒ぎをしたりするんだろうと思ったり。でも国民にそうやってアピールしたことでも「状況が変わるとすぐ違うことを言う」のも今回はっきり見えた。

烏合の衆と言われるのは希望の党も同じだけれど、私としては「長島昭久氏」はスジが通っていると思うものの、細野氏なんて「ただの風見鶏」にしか見えないし、それは昔から同じ。

いろいろな政治家がいろいろ言うけれど、誰が筋を通しているか、コロコロ変わるのかは我々国民がしっかり見ていないとわからないから本当に困ると思いますわ。

政治家は国民に選ばれるわけだから国民に受け入れられないとどうにもならないけれど、「民衆迎合タイプ」、ポピュリストは排除したいと思う私。

でもこれこそが民主主義の原点で、解決することはありえないんでしょうね~。

民主主義も共産主義も私は「ただの実験」だとしか私は思っていなくて、日本には2600年掛けて作り上げた「和の精神」があるわけで、できることなら海外の「頭で考えた理想」を追求することなく、聖徳太子の「和を以って貴しとなす」を実践するのが日本にとってベストだと思う私。(笑)

だからといって「武力」を否定してはならなくて、「和を壊そうとする相手」を排除(あるいは抑止)できる力がないと「【和という単なる理想】を言うだけ」で終わってしまう。

でも相手には相手が理想とする「理想」なり「和」があるわけで、それがぶつかるからうまくいかないのが世の中。難しいですね。私の頭ではどうするべきかわからず。(笑)

でも皆が豊かで奪うことなく平和で生きるほど地球は豊かでないし、大きくない。困りましたねぇ。

 
 
 

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