「タイで優雅な年金生活」の夢が破綻、大惨事も。マレーシアは大丈夫なのか

このようなタイトルのニュースがありました。

「タイで優雅な年金生活」の夢が破綻、大惨事も

私達家族はわけありでマレーシアに来ましたし、タイへ渡るという選択肢は最初からありませんでしたが、興味は前から持っています。

でも今現在、このようなことになっているとは全く知りませんでした。

「タイは物価が安く、日本より優雅な生活ができる」という空想の夢物語は、数年前のお話。今、タイでは物価が高騰し国民生活を直撃、大きな問題となっている。

 特にバンコクは深刻で、想像以上に激しい物価高騰で年金生活者の日本人高齢者は生活難に陥り、「リタイアリッチ」の夢は「リタイアプア」の現実に取って代わった。

今更日本にも帰れず、夢打ち砕かれ、身寄りのない異国で孤独死するケースも珍しくなくなってきた。

 例えば、バンコクでラーメンを注文した場合、数年前であれば200バーツ(約700円)ぐらいだったのが、今では300から400バーツ(約1000円から約1300円)と、2倍近くにまで跳ね上がっている。

 バンコクでもお馴染みの和風居酒屋や和食レストランでも、お酒が入ると1人当たり平均、2000~3000バーツ(約7000円から約1万円)もする。

 しかし、日系スーパーで買い物をすれば、「日本では、1袋400円のみかんが800円(10個入)、1個90円のりんごが200円、1匹100円の秋刀魚やいわしが500円、豆腐や納豆も1パックが300円ほどで、1回の買い物に毎回最低1万円はかかる。物価安で日本より優雅に、とタイに来たが、日本より苦しい台所事情に直面している」(70代の大手商社リタイア夫婦)という。

いやいや、どれも「マジっすか?」と思うくらい凄い。物価が高いんですね~~。マレーシアの物価も上がったと言われていますが(私にはわからない)、これほど高くは無いですよね。和食店の食事でもお酒込みで一人5000円以内なんてのはどこでもあるし(そうでもないか 笑)、買い物の度に最低一万円掛かるなんてこともないし。

 彼らの中には貧困から地元のスーパーで万引きをしたり、日本人を騙して食いつないでいる貧困のどん底の暮らしを強いられている人もいる。

 「当座のお金に困っていて、少し貸してもらえないか。銀行口座には日本の留守宅の家族がもうすぐ、入金してくれることになっていて、すぐにお返しします」

 当惑していると、「日本人なら助けてくれてもいいだろう」と態度を豹変され、怖い思いをしたそうだ。最近は、タイ人から見ても身なりの貧しい日本人が街を闊歩しているそうである。

これにくらべたらマレーシアはまだまだ大丈夫そうですね。地方都市へ行くともっと安く平穏に暮らせるところもあるみたいだし。

ただ私にしてみると「時間の問題かな」みたいな気がしないでもありません。

今では「高い」の当たり前のシンガポール、台湾、香港も私が若い頃は「嘘だろ?」と思うくらい物価は安かったし、移民として渡ったオーストラリアも、私が情報収集を始めた1980年代の終わり頃は「家族四人で、家を借りて子供は学校に行き、月に15万円」という現地情報を見たことがあります。

いくらなんでもそりゃないだろうと思って1991年に渡りましたが、案の定、その時点では15万円で生活なんてとんでもありませんでした。とは言うものの、サーファーズパラダイスというゴールドコーストの中心の街、そしてその中でも一番賑わっている通りにあるコンドミニアムで、眺望は抜群、海は歩いて1分の「これ以上の良いポジションはない」と言われるそこそこ大きな3BRでもレント代が月に15万円しなかったのを覚えています。(バラーとかアランガ)

ゴールドコーストでは実際に物価は安いと思いました。また「部長クラス」の手取り収入が300万円以下(一般的にボーナスも退職金もない)の世界ですので、当時は何を買っても「日本より安い」と思いました。土地付き一軒家でも「ウォーターフロント」(当然プール付き)が2000万円以下の物件があった時代。(今では1億以下で見つけるのは難しいはず)

でもあれから25年。オーストラリアは一人あたりのGDPも世界トップクラスになりましたし、物価の高さは恐ろしいほど。でも当時の物価の安さは、今の人には信じられないはず。

そもそも、「日本だけがデフレ」で世界の主要国はどこもインフレ、そしてGDP、一人あたりのGDPもどんどん伸びて、日本だけが取り残されたんですね。

だから日本人は「インフレの怖さを知らない」と言って良いと思うんです。

いやいや、俺だって田中角栄時代の狂乱物価を知ってるぞという人もいるでしょう。でも当時は「インフレとともに自分の収入も上がった」んじゃないですかね。

「収入や資産は増えないのに物価だけはどんどん上がる」という恐怖を味わった日本人は少ないはず。

だからどうしたって「将来の読み」が甘くなる傾向があるんじゃないかと思うわけです。(だからインフレ率程度の利回りで資産を回し、なおかつそれで生活すると【あっという間に簡単に破綻する】。)

ジジババはもうこれから30年生きることはなさそうですし、早ければ10年以内にその時が来ちゃうかな?なんて思うくらいで(笑)、「遠い将来のことを心配する必要はない」のかもしれない。

でも40代、50代でリタイアしちゃった人たちは「まさかと思う将来に出くわす可能性」はかなりあるんじゃないでしょうか。

ましてや年金もない、保険もない、社会保障がないとなると・・・・・。就労の権利もないMM2Hみたいなビザは「長期観光ビザ」でしかないと言うのはそういうことなんですね。

思い出すのは何年か前ですが、私の友人がKLの日本人会館へ行ったときの話。

初老の日本人男性が、あの入り口の事務所のところで「泣きついていた」とのこと。

「もう生活できない。お金もない。何か仕事は無いだろうか。助けてもらえないか」と。

オーストラリアでも似たような事はあって、「幸せな時期は短かった」と言っても良いと思います。永住権を持って移民として渡った人が多くいましたが、私もそうですが多くは「起業ビザ」と言われるものだったんです。つまり、オーストラリアで仕事をするという約束で取ったビザ。

これも「勤め人」じゃ駄目で、「内需拡大」「輸出貢献」「雇用拡大」が見込める仕事じゃないとビザは出ませんでした。(時期によってそのビザの制約はいろいろ)。

ですから起業なんてしたこともない人たちも起業するケースが多かったんです。夢ばかり膨らませて「ワイン農場を買収」、「セキュリティー会社を買収」なんて友人もいたし、早期退職で多めに退職金をもらった技術者が「ソフトウェア開発会社」を興したり。

ま、そういう人たちがどうなったかなんてのは簡単に想像ができると思いますが、私が知る限り、今でも企業を経営している人は二人だけです。(ゴールドコーストね)

飲食店をはじめた人も何人かいましたが、今でも残っているのは一店舗だけ。ただし派遣で来た板前が居残ってビザを取り、自分で店を開いて今でもやっている店は数店舗ある。

多くの人たちは「早ければ半年」「長くても5年程度」で消えていきました。移民、永住者として渡ったのにあっという間にオーストラリアを去らなければならなかった。

でも帰れた人はまだ幸せで、「今更、どの面下げて帰るのか」ってな人もいて、かなりのお金持ちだったのに仕事に何度か失敗して、最後は離婚して一人寂しく安アパートで亡くなっていたのが見つかったり。この人は私のオフィスの近くに居て、暇があるとオフィスに遊びに来て泣き言を言う(本当に泣きながら)人でした。

あるいは、矢沢永吉がゴールドコーストに投資して60億円以上の詐欺にあった話をご存じの方もいらっしゃるでしょうが、ウン十億持ち込んでやったこともないのに「不動産開発」に手を出してケツの毛羽まで抜かれた人とかそんな話はいくらでもあります。

そして「日本人が日本人を食うケース」も当然あるのね。「ゴールドコースト~~♪」なんて舞い上がっている人たちはいくらでも次から次へと渡ってくるわけですよ。そういう人たちにうまく取り入って詐欺をしたり。これはかなり多かったはず。不思議だったのは、相手が「弁護士」でもないのに平気で大金を送金したり預けたりというケース。マレーシアでも平気でMM2Hの業者に「定期用のお金」を振り込む人が多いって、一体何を考えているのかって思いますわ。数年前に1千万ぐらいのキャッシュが強奪された事件がありましたよね。業者がそのお金を持っている時に「強盗に盗まれた」。あれも「裏」があるんじゃないかという噂があった。

ですからタイの話を聞いても「どこも似たようなもんだな」としか私は思わないのです。

そしてそれは「マレーシアでも起こるはず」と思っています。

このようにブログをやっていますと、見ず知らずの方からメールを貰ったり質問、相談もあるんですよ。そして時々思うことは「こんなに世の中を知らない人が存在するんだ?」ってこと。本当に「箱入りジジババ」っているんですね。

ただ年金生活者は「危ない話には乗らない」「美味しい話に乗りたくても乗れない」ってことがあるんでしょう。それってある意味、非常に良いことで、危険な目に合うこともないのかもしれない。でも下手にスケベ根性を出すとしっかりやられるんじゃないですかね。

これは不動産投資も同じで、それこそ不動産こそ一番やられるケースが多いのはゴールドコーストでもそうだったし、タイでも同じじゃないんですかね。

でも実際に「儲けた人」もいるから始末が悪いんですね。二匹目、三匹目のドジョウを狙う人が後を絶たない。

有り余ったお金を投資して「俺は世界中に不動産を持っている」なんてニヤニヤして幸せに過ごせる人もいるんでしょう。でも「もう少し収入が欲しい」なんて賃貸物件に手を出すような人が一番危ないのは世界共通じゃないですかね。

それでも「やる」と思うのであれば、「信頼できるプロ」を探すしかありませんが、どうやって見つけます?ネット?(笑)

面白いのは、その道のプロだったとしても「海外に出るとおかしくなる」ってのが普通なのね。

昔、私の友人で日本から派遣されていた公認会計士と飲んだときの彼の言葉が忘れられません。

「みんな、成田を飛び立った瞬間、人が変わるんですよ」ですと。(笑)

誰しも夢や希望を持っていて、特に「海外居住」に対しては「何とも言えない満足感」があるのはわかります。

でも頭に血が上っている状態って長くは続かないし、最初のうちの感動は「日常の出来事」に数年すれば変わってしまうし、「舞い上がった状態」で余計なことを考えると、「早々に撤退しなければならない」のはまだ良いくらいで、「その後の老後生活」に支障をきたすなんてのは「世界のどこでも、古今東西、当たり前に起きていること」だというのは心に留めておくべきじゃないんでしょうか。

でもそれさえもどうでも良くなっちゃうのが「舞い上がり状態」なんですよね。

自己責任と言えば自己責任ですが、「舞い上がっている人たちを【カモ】だと狙う人たち」がいるのも間違いがない。

でもま、何があっても「良い経験をした」と思えればそれも「良い生き方」なのかもしれませんね。

冷静に考えれば回避できることっていろいろあるわけですが、「舞い上がる」のが楽しいから困ってしまう。

二日酔いで気持ちが悪くなった次の日の朝、「もうあんなに飲むのは止めよう」なんて何度も思うんですよね。

 
 
 

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「タイで優雅な年金生活」の夢が破綻、大惨事も。マレーシアは大丈夫なのか” への12件のコメント

  1. タイでのリタイヤーのことですが その記事は正しいようであって正しくはないですね。
    KLでも毎日伊勢丹で買い物すれば 一回につき1万円ぐらいの買いものは あっという間ですよね。 バンコクでも同じです。 日系のスーパーや アップマーケットのスーパーで買えば 1万や2万直ぐです。 なにも南国に来て日本の蜜柑やりんごを食べることはないでしょう。 普通のスーパーや市場でマンゴやパパヤを買えば 1キロ70バーツぐらいですよ。1万円使うのは大変です。マクロと言う小さなレストランやホテルがまとめ買いするスーパーに行けば オーストラリアの肉やらかなりリーセナブルに手に入ります。クオリティーはオーストらりア国内より落ちると思いますが タイとフレンチミックスのビーフよりはずっとおいしいです。 

    私はプーケットでリタイヤーしてます。30年近く前にホリディー用に買った家がありまして 本格的にリタイヤーしたのは この5-6年。一時ペナンに引っ越そうと考えて 何度も家を借りて住んで見ました。今でもペナンにはいつでも楽しく住めると思っていますが プーケットの海の美しさが勝ちました。ペナンは昔の香港を思い出させてくれるところでした。香港には30年近く住みました。イギリス領だったという事で雰囲気がとても似てます。 昔の香港ですよ。40年以上前の。
    年金生活者が現役の駐在者と同じ食生活をするとこはないですよ。 土地のものを使っておいしく食べればいいのです。 ほかの事ではやはりかなり安いですから 楽に生活できます。
    インターネット650バーツ、ケーブルテレビ300バーツ、電気代2000バーツ以下。1ヶ月の飲料水120バーツです。

  2. そうは言っても日本でその年金額で暮らせるでしょうか?
    日本の地方へ行けば案外安く暮らせる、なんてそれな馬鹿げた考えを信じますか?。
    地方へ行って現地の物価を調べれば、都会とほとんど変わりませんよ。
    更に言えば、日本の社会保障がいつまで持つか、ほとんど絶望です。
    バカな(というか亡国の)金融緩和の日本にあっては社会保障が崩壊するのは、
    火を見るより明らかではないでしょうか?
    種のない土地にいくら水を撒いても芽は出ない。
    進むも地獄退くも地獄。日本だから大丈夫というのは愚者のセンチメンタリズム。
    選択肢があるだけタイはまし。日本が本当は一番危ないと真剣に感じます。
    日本が一番危ない。そう思いませんか?
    まだまだ日本は国全体で資産があるから、とかそんな気休めを信じて目をつぶって
    なんの努力もせず生きる者に明日のないのでは?
    何物もあてにせずあらん限りの努力を払うしか生きる道はありません。
    日本が一番危ない。強がりや楽観論で目前の危機に備えないことが一番愚か。
    確かに安易な海外移住に警告するのは大事なんでしょうが、
    他人のそれぞれの努力をあまり否定するのは失礼な気がします。
    それと国外にいらっしゃるせいか日本の現実に対する危機感が希薄。
    なんか認識がとても甘い。日本は頼れる国でもないし、まして戻れる国でもない。
    確かなものなどこの世には何一つありません。
    誰の足元も本当は恐ろしく不確かです。たぶんあなたも私も。
    だから他人にはもう少し暖かい気持ちを持たれたら如何でしょうか。

  3. 2010年時点では、ASEANにおいて年間所得35000ドル以上が富裕層と定義されています。
    マレーシアでは2010年から2020年までに富裕層が倍に、2030年には全階層の3分の2が富裕層に達すると予想されています。
    つまりマレーシア国内では年間所得35000ドルは国内の中間層になるでしょう。

    マレーシア政府がMM2Hビザで来てほしい外国人は当然、富裕層でしょうから、現在のMM2Hの所得条件の月1万リンギットは、2030年頃は少なくとも月1.5万リンギットくらいに上がっている可能性があります。
    為替レートが変わらないとしても、フィクストインカムとして月45万円〜50万円の所得がある人に限られてくると思います。

  4. noriko turkさん、コメントを有難うございます。

    やっぱりこのタイ情報は大げさですか?なるほど・・。

    ただし、どんな食事をしようがそれはそれぞれの考え方によるもので、そりゃ安くしようと思えばかなり安く出来るのはマレーシアとて同じ。また日本食オンリーという人でも伊勢丹にしか行かない人って「変わり者」でしかなくて、他のスーパーでも手に入る物はたくさんありますが(代替品も多い)、1万2万になることなんか(私の場合は)ありません。飲食店も同じで7千円-1万円が当たり前ということもKLではありませんので、バンコックはかなり高いのだろうという印象をニュースから持ちました。

    私が気になったのは「同じような食品を買う、食事をするのに、マレーシアとどれくらい違いがあるか」ってところです。これが未だによくわかりません。当然、安いところは安いのはどこでも当たり前で、「何を食べるべきか」という個人の問題はあえて無視させていただきます。

    またロングステイヤーは退職者、年金生活者だけではありませんから、「立場を超えて」どういう物価なのかを知りたいです。

    ただ私は「時代の流れ」を考えると、貴方が仰るような、あるいは今の「まだまだ物価が安い」マレーシアがそのまま続くかどうかは疑問なのです。

    例えば今、香港やシンガポールで(ビザの問題は別にして)「老後を暮らそう」と考える人はかなりリッチでないと無理ですよね。でもかつては「恐ろしいほど安価に暮らせる場所」であったのは間違いがない。

    それどころか日本だって同じなんですね。私は進駐軍がいる頃は知りませんが(笑)、代々木の国立競技場がアメリカ軍用の居住区であった「ワシントンハイツ」であった頃のことは覚えているんですよ。

    「日本は物価も安くて住みやすい」と言っていたアメリカ人家族との付き合いも結構ありました。

    でも彼らもある頃から日本を離れてしまった。

    時の流れの時間軸を大きく取ると「どこでも同じことが起きている」と思うわけです。

    歳を取ると、自分の将来はそうは長くないので「短い期間を見る」ようになるし、その期間だけ自分が生き延びられれば、あるいはそこそこの生活が出来れば良いと考えがちですが、タイやマレーシア、あるいはフィリピンが「物価も安くて過ごしやすい」という「今」は「今の話」でしかないと考えるべきだと思うことに変わりはありません。

    私のブログをどのくらい読んで私の考え方を理解しているのかわかりませんが、私はジジババに「海外ロングステイをやめろ」と言ったことはないんです。ただ、若者たちもジジババと似たような考え方を持つことにはいつも警鐘を鳴らしています。

    いつかまた「意志に反して」流れて行かざることが起きる可能性が大であると。またもしそういう流れに流されないためにはどうするべきかをいつも書いているつもりです。場所の選定、ビザの種類、収入の得方、資産の運用、そしていつ何が起きるかわからないですから「危機管理」は大丈夫なのかと。

    そしてそれをきっちり考えて計画を練っている人たちはかなり多いんですね。でも「昨今の風潮は簡単に考える方向」へ流れているのを感じます。それだけ「簡単に海外に出られる時代」になったのと「日本に問題がある」からだと思っていますが。

    ジジババはどうでも良いんですよ。先が短いですから好きにすれば良いと思いますし、今更どうしようもないですから。(笑)

    ただ「有頂天」になって余計なことをして「早々に退場せねばならなくなった人たち」を私は多く見ていますから、それに関しては書くようにしています。

    偏屈王さん、コメントを有難うございます。

    貴方の仰ることは良くわかりますし、そのことに私は「違う」と書いたことは過去にもないのです。

    また上の方のレスにも書いたように、「海外ロングステイはやめろ」と書いたこともないし、自分がそうであったように「海外に出た方が良い」という論者です。

    ただし

    「簡単に考える人が多い」ことに関しては問題があると常々思っていまして、それに関してはいつも書いています。

    そして繰り返しになりますが、ジジババはどうでも良いんですよ。先も短く今更どうにもなりませんから。ただ「まだ若いのに同じような考えを持つべきではない」ことを書いておきたいのです。

    今の世の中は「生きていきやすい方向」へ流れる若者が非常に多いですから。私はまだブログには書いていませんが、中国へ渡る若者も多いんですね。上海辺りには需要が結構あるようで、「低収入」で「日本語だけの生活」で「日本向けのコールセンターで働く」とか。

    これは中国だけではなくて私が25年住んでいたオーストラリアでもそういう兆候は見えています。

    ジジババには許される「その場しのぎ」を若者もやっているってこと。これはかなり危ないことであって、今の日本が、今後の日本に期待ができないから「そういう生き方をしても良いのだ」と考えて良いのかどうか。

    次のステップに登る途中としての選択なら良いのですが、私には彼らの選択に「積極性」が見えないし、「逃げている」ようにしか思えないのです。

    でも「海外に出る」ということに「甘い誘惑」がありますし、「明るい未来があるような錯覚」もある。昔から移民を含めて「それに惑わされて失敗する人たち」の数って半端じゃ無いんですよ。そういう人たちはアメリカ、ブラジル、そしてオーストラリアでもごっそりいるってこと。

    私のブログの書き方が悪いのだろうと思いますが、私がいつも警鐘を鳴らしているのは「ジジババ向け」ではないんです。でもたまに「嘘だろ」と思うようなことを考えるジジババも散見できますので(笑)、気がついたことは書くようにしています。

    >だから他人にはもう少し暖かい気持ちを持たれたら如何でしょうか。

    私はそう思うからこそ、警鐘を鳴らしています。海外での子育てに関しても同じです。

    私みたいなことを書く人は非常に少ないし、メディアも同じ。でも今日のニュースにしても、「光と影」の影の部分に言及するメディアもたまに出てくるようになったのは良い傾向だと思います。

    たとえそれが「海外脱出に水を差す」ような内容であるにしてもです。「嫌な話は聞きたくない」のはわかりますが。

    そうでなければ「好きにやれば~~~」としか私は思わないし、何も書きはしません。

    でもですね、「同じことが何十年でも、そしてどこでも繰り返されている」ことに私は我慢ができないのです。「他人の失敗を学ぼうとしない」んですね。目の前の「青い鳥」をつかもうとそれしか考えていない人がいつの時代も多い。

    ほっとけ、ってことなんでしょうが、そもそも自分の考え方と違うものは「流す」「無視する」ってことを誰でもしますし、それで良いんじゃないですかね。

    良いことも悪いことも、「自分が思ったことをそのまま書く」のが何よりも大事だと思っていますから。たとえそこに錯覚や勘違い、明らかな間違いがあるにしてもです。

    私は自分の考え方を書いているだけで、「こうしろ」みたいな圧力を掛けている気持ちは全く無いのです。成功しようが失敗しようが「やりたいことをやる」のが悔いのない人生を送る秘訣であることもわかっていますから。

    でもね、こういうふうなことを書き続けていると、「自分が甘かったことに気がついた。計画を練り直す」という人からの連絡をたまにもらうんですよ。

    このブログを私は10年近くやっていますが、もしそういう人が「たった一人」でもいれば私はそれだけで嬉しいのです。

    たとえ「ダボの野郎、わかったようなことばかり偉そうに書きやがって」と思う人が1000人いても全く構わないのです。

  5. のまーどさん、コメントを有難うございます。

    前にマレーシア人の「所得」に関して調べましたが、すごい伸びですね。特にKLは凄い。また「世帯収入」で見ますと日本の一般的な「年金生活世帯」より多い。

    ところが数日前にインド系マレーシア人の青年と話をしたのですが、まだまだ月給が1500リンギの層は非常に多く、生活が苦しいと。

    格差の大きな社会ですから、どこを見るかでまるで印象が違いますね。

    また渡ってくる日本人の「理由」も「計画、もくろみ」もかなり幅があるのも最近わかって来まして、「年金生活者の長期ロングステイ」というのは、氷山の一角でしか無い時代にすぐに入るだろうと思っています。

    しかしMM2Hの資格条件で昔から不思議に思うことは「収入基準」です。

    他の国でもこういう基準があるところは多いですが(かつてのオーストラリアの退職者用ビザも同じ)、それらは「移住後に確保できる収入」なんですね。

    これって当たり前の話で、今は「年収1000万」でも移住後は「年収100万円」では困るわけですから。でも資産があれば良いと言う別の条件もあるのが普通にしてもです。

    ところがマレーシアのMM2Hは「申請時の収入」がその基準をパスすればよいというまったく不合理そのもの。(笑)

    ここは「運用」のところでそうしているだけで、これの変更はあまりにも簡単だと思うんです。「移住後に確保できる収入とする」と。

    私が思うMM2Hの今後の気になる変更ですが、ここだけと言っても良いくらいで、これが基準となるとMM2Hで来る人達に半端じゃない影響がでますね。

    だから「早く取っちゃえ」というのはそのとおりですが、マレーシアのこの制度はおっしゃる通り「退職者の救済目的ではない」わけですから、いつ変更になってもおかしくないんじゃないかと。

    ただ日本に限らずMM2Hの総数は減ってきていますからすぐやるとも思えず。

    でもいつまでもこのままってこともないのだろうと・・。

    ま、いつの時代も「海外ロングステイするならここ」ってのは移り変わりますし、マレーシアが脱落する日は決して遠くないと思っています。

    私の周りでは「インドネシアに行こうかな~」なんて声を時々聞きます。

    私の姉もそろそろマレーシアで10年になりますが、(父母の介護が終わったら)すぐにバリに行くと言っています。

    私は日本に帰るしかありませんが。ヨメさん一人海外においておくわけには行かず。(笑)

  6. 金の心配しないといけない人は海外でリタイアするべきではないというのが持論です
    某さんが言っていて今も真実だともうのが 
    「本当の金持ちリタイアはハワイにいる」
    真実です

  7. なんだかそれって「愛した女と結婚する」vs「尽くしてくれる女と結婚する」みたいな感じがします。(笑)

    背伸びをする人生ってのも良いと思うんですよ。でもそれって「いつか背伸びをせずに俺はこの背の高さになる」っていう強い意志がないとだめで、背伸びしっぱなしはあとが続きまっせんよね。

    ふーむ難しいところですね~。

    行きたいところで短期間でもトライしてみるか、それとも安全なところで妥協するか。

    私は無理かもしれないと思っても、ハワイに行っちゃうほうかな。

    「妥協して後で後悔したくない」ってのが基本にあります。それとですねぇ、勝率は低くてもオッズの高いところに賭けるのが好き。(笑)

  8. たしかに どんな食事をするかというのは それぞれ個人の好みですが 収入が限られている人が 伊勢丹の物しか食べられないなら マレーシアでリタイヤーするのは 難しいですね。タイでもそうです。 バンコクなら和牛でも何でも手に入ります。 今こういうものは 日本の駐在員よりもタイの富裕階級の方々が買うのではないかしら。 高級日本レストランもタイ人でいっぱいですよ。どこの国に住もうとだんだん物価は上がります。我が家はスイス・スペインにもリタイヤーを考え 自宅を確保していました。 どうしてもやはりアジアが住み心地いいです。長年住んだ香港は第2の故郷ですが 空気が悪い。45年前から(わたしの知っている)住居費はとんでもなく高かったです。日本からの駐在組みでもアソコでリタイヤーしたかった人多いですが 会社払いのフラットに住んでいたため 結局持ち家がないため なくなく帰国した方々
    多かったですね。ハワイはそうですか本当のお金持ちのリタイヤーする所ですか。ホリディーで何度かいきましたが 日本人が多いなーが印象でした。終の棲家をどこにするかは永遠の話題です。 日本は考えたことがありません。 ダボさんのブログもう長いこと愛読してます。息子さんたちの教育方針大賛成です。 私も息子を外国で育てました。

  9. 世の中で自分に都合の良いことはいつまでも続かないわけですが、それはそれとして「都合が良い内は利用すれば良い」ってことだけなんでしょうね。

    マレーシアに来ているロングステイヤーで、「やっぱりハワイが・・」と思っている人は結構いると思います。私もそう聞いたことは何度かありますし。でもハワイは無理。だったらマレーシアで良いというのは別に悪い選択ってわけでもないんでしょう。

    私の姉はハワイに長年住んでいましたが、もうここは嫌だと居をサンディエゴに移しまして、結局「アメリカはもう嫌だ」と永住権も返納して今はマレーシア。いろいろですね~~。

  10. ダボさんのお姉さま ハワイもサンディエゴもですか。 サンディエゴいい所だそうですね。私の息子が学会で行って いたく感心していました。食べ物はおいしいし 人はフレンドリー、気候もいい 年とって住むのによさそうだと。バリはプーケットに飽きて 引っ越す方のこと
    時々聞きます。スイス時代にご近所だったインドネシア人とスイス人のカップルが バリの家の維持費が月に2000スイスフランと言ってました。女中と庭師(5人ぐらい)の給料など。10年前だから今はもうちょっとかかるでしょう。
    タイのリタイヤーメントビザは銀行に800000バーツあれば イミグレーションの手続き料1900バーツですから MM2Hよりははるかに簡単に取れます。(毎年更新) そんなことから いろいろな方がいるでしょう。
    マレーシアとタイのブログを読んでますが マレーシアの方はほとんど日本人ご夫婦。タイのほうはほとんどタイ人の奥様ですね。
    オーストラリアに移民した知り合いは全員帰国。 リッパな海辺の家と2台のベンツを買ったけど ごはんが食べられなかったと。幸運なことに子供たちの教育は済んでいる方たちでした。
    シャングリラはどこ?なんですよね。 住めば都ってこともあるし。
    私は一時ペナンに浮気をしましたが 今は本妻(本夫?)のプケにもどって 土地の人と 今朝も海辺でおしゃべりして その辺歩けば どこいくの? と声がかかり 楽しんでます。

    • 世界中どこにでも「ここが好き」と思って多くの人が生きているわけですから(笑)、住めば都ってのも間違いはありませんね。

      また好きだという思いも時と共に変わりますし、「自分が住むところは自分が決める」ことさえ出来る状態を確保するってのが何よりも大事かと。簡単じゃありませんが。

      norikoさんは「最後の時」をどこで迎えるおつもりなのか、それに興味があります。

      私はヨメさんのことを考えると日本に帰って「最後の場所」を作ってやらないと駄目だろうと思っています。ヨメさんはゴールドコーストが世界で一番好きだと常日頃行っていますが、私が先に逝った後、ヨメさん一人でゴールドコーストで生きて行けるとは思えませんし・・。施設や老人が生きる環境は文句なしなんですが・・。

  11. 最後の時をどこで?というのは時々考えます。夫には先に行くからね と言ってありますが たぶん先に行かれるでしょう。もう一箇所拠点がありまして 音楽のためにウィーンなのですが アソコの養老院でドイツ語でやるのは辛いし その頃一人息子はアメリカでしょうから アメリカ好きではないので(若ければニューヨークでバリバリやってみたと思いますけど) よぼよぼになってから 死にに行くのも 息子とその家族に迷惑だし(今はまだ独身ですが) 思案中です。チェンマイにはちょっといい養老院があるそうですが プケにはまだないようです。 現在の住居がマレーシアでいうゲーテイッドコミュニティーですか ビラが7軒とアパート23件で成り立っていまして メイド・庭師・エンジニアにイギリス人のマネージャーがいますので くたばったら誰かが発見してくれるでしょう。なるべく最後までボケずに足腰をしっかりして生きていかねばなりません。日本は出てから45年近いですから まったく浦島太郎ですし 地震が恐いし 甥達に迷惑をかけたくないし 自分の始末は自分でと思ってます。さてどうなりますか。 なかなか思ったようにはならないのが常ですね。香港の永住権を持ってますので アソコの養老院も入れそうです。ペナンであまり高級ではないけど とてもよさそうなのを見つけました。みなさん楽しそうでしたよ。 

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