外食には愛がない

思い出すとこれほど長い期間、「外食が主」という生活をしたことがないような気がします。長いと言っても2ヶ月にもなりませんし、「家食」も食べていましたが放浪生活ですからまともな料理もできず。

でもゴールドコーストみたいな田舎から来た我々としては、クアラルンプールって宝の山なんですね。美味しいものがいくらでもある。

食べたい物はいくらでもあって、特に半端じゃなく長い間「和食」では寂しい思いをしてきた私としては、どれほどの和食がいくらぐらいで食べられるのかに一番興味がありました。いくら美味しくても高ければ行けませんし。

でも段々とわかってきました。本当に美味しいと思う和食ってあることはあるけれど、とんでもなく高い。我々が通えるレベルじゃない。でも和食と言いつつ、価格的にはそこそこの「なんちゃって和食」ではストレスが溜まる。

困ったなぁ・・と思っていたのですが、我々にあった和食との付き合い方もだんだんと見えてきました。

大好きなお寿司に関してはモントキアラに出来た「鮨家」で十分だし、あるいは知り合いの板さんがいる店では良いものを選んで出してくれるし、我々レベルならこれで十分。これがわかったってことは実は凄いことで、もしこれで我慢ができないと、ハイエンドと言われる和食店に行かなくては満足を得られないってことになりますから。

でも我々はグルメでもないし、単に「飢えている」だけで簡単に妥協点が見つかったのは嬉しいことだと思っています。

そしてですねぇ、モントキアラを中心に長く滞在して発見したこととして、「すしざんまいの大トロ」、ビレッジグローサーの寿司コーナーの「本マグロ」があるだけでも、私はかなり満足できるのがわかった。(笑)

ま、そんなこんなで常にコストパファーマンスを考えながら、妥協点を探していますが、最近、美味しいとか美味しくない、高い安いじゃなくて、「何か違うなぁ」と感じだしたんですよ。

つまり「妥協は出来る」けれど「妥協しているだけで満足がない」ことに気がついた。欲望って終わりがないですねぇ。

でもその満足がないのはなぜか、ちょっと考えたらすぐに答えが出た。

それは「外食には愛がない」から。

一生懸命仕事をする板さんやシェフで腕も誠意もある人がいるのはわかりましたが、そこに「愛」はないんですね。

あったりまえじゃないかと思いますが、そこでやっぱりわかったのは「ヨメさんの料理には愛がある」ってこと。私も調理実験に目覚めて遊ぶようになりましたが、常に「食べる人」を頭のなかにおいたまま作りますし、それは「味」となって食べる人に伝わるってこと。

美味しい不味いじゃないんですね。そこには「愛の味」があるってこと。

「Airbnbで泊まり歩く間は料理らしい料理はしないからね」と宣言をしていたヨメさんですが、最近はなんじゃなかんじゃと食材や調味料を買い込むようになりましたし、部屋によってはまともな調理器具もお皿もないのに、どうにか工夫して料理をするようになりました。

そしてわかったんですよ。

ヨメさんが作ってくれるベーコンエッグが何よりも美味しいってこと。ベーコンが美味しいとか卵がどうじゃとはチト違う。ヨメさんが作ってくれるからベーコンエッグが美味しい。

じゃぁ、私も「愛たっぷりの何かを作ろう」と思いたち、またマレーシアは鶏が抜群に美味しい(ゴールドコーストがどれほど酷いかってことなのかも)のがわかりましたし、大好物の「鶏の唐揚げ」を作ろうと。

たかが鶏の唐揚げと読者は思うかもしれませんが、私は鶏が大好き、唐揚げが大好き。そしてマレーシアの美味しい鶏を使って自分にどれほどの唐揚げができるのかって、なんといいますか、「マレーシアで作るマレーシアの鶏肉を使った初めての唐揚げ」ってワクワクドキドキが凄い。(笑)

楽しみです。

しかし「家庭料理がなぜおいしいのか」を考える切っ掛けが今回のAirbnbの旅であったのは大収穫だと思います。

私は「卵かけご飯」が大好きなんですが、あんなものといっちゃぁなんですが、卵かけご飯が美味しいのも、家族の歴史や団欒、愛を思い出し、感じるからなんだろうと思います。また私は「郷土料理」なるものに全く興味がないのですが、それも同じことなんだろうと。その郷土と関わりがない者にとってはなんてことのないつまらない料理でも、関わりのある人にとっては掛け替えのないものなんだろうと。

私の母は職業婦人で家庭料理が得意な人ではありませんでしたが、私の中に忘れられない「母の味」が残っています。できることならそんなのも再現してみたいと思ったり。

外食は外食で興味が尽きませんが、「家庭料理の美味しさ」を味そのものではない「精神的な視点」から今後は追求してみたいと思いました。

鶏肉は昨日ビレッジグローサーで買ってきてタレに漬け込んであります。一日寝かしましたのでしっかり味がついているはず。

どんな鶏の唐揚げが出来るのか楽しみ~~~。

ずっこけることがないように真剣に作ってみます。(笑)

 
 
 

-----------------------

このブログは「にほんブログ村」のランキングに参加しております。皆様が「このブログは面白い」と思って下のリンクや画像をクリックして頂けると、このブログのランキングも上がり、それだけより多くの方々の目にとまるようになります。またそれが私の励みにもなります。是非、毎日一回のクリックをお願いします。m(_ _)m

また、それぞれのカテゴリーにはそれぞれ多くのブログが存在していますので、その中には皆様がお探しの情報もきっとあることでしょう。カテゴリーをクリックするとそのカテゴリーの多くのブログが表示されます。

にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ ゴールドコースト情報へにほんブログ村 海外生活ブログ ゴールドコースト情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへにほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへ

外食には愛がない” への2件のコメント

  1. うちの嫁が、お母さんの料理が大好きなのと、私も嫁のお母さんの料理が大好きなんです。
    特に鶏レバーを甘辛く煮た物。あれを嫁に覚えさせて作らせてみたんですが、お母さんの味にならない。何回繰り返しても。
    それとお母さんの作る豚の生姜焼き。あれも絶妙な味加減。
    私にも再現できません。
    嫁の料理は別に不味くないんですが、私の嫌いな創作和食に近い洋食?いや、和食?みたいな料理が多いので、ほとんど私が作ります。嫁の料理もたまにクリーンヒットがあるんですが、やはり私の苦手な料理が多いので、私が作る割合のほうが多いですねー…。

    • 「美味しさ」の正体って一体なんなんでしょうね。

      マレーシアは外食が結構面白いのですが、私は食器がプラスチックで出てくると食欲が失せるタイプ。また鍋類も具材を皿の上に無秩序にただ乗せただけってのがこちらには多くて、「ほら、食え」みたいなものを感じるとアウト。食器が欠けていたら食べる気もしませんし。(笑)

      でも家で作る食事、自分で作るものもそうですが、今までは絶対に「プロに負ける」と思っていたのですが、実はそうではないというのもわかるようになってきた。決して万人向けではないけれど、家の味って家族の「ツボ」にハマるように時間とともに進化するはずで、いつか(その家族にとって)世界で一番美味しいものになるんじゃないかと。

      YYさんの考えるツボを奥さんが理解したときには一気に世界が変わりそうですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

答えは【半角】でいれてください *