「茶王之家」で「上海蟹」を食べた

ドラゴンアイでの上海蟹を諦めた次の日、ネットで調べ、また読者に教えていただいたクチャイラマにある「茶王之家」へ行ってきました。

モントキアラからは結構距離があるので車で行きましたが大失敗。店の前ではマーケットが開かれていて通行止め、人出も凄いし駐車する場所が全く見つからず。うろうろしながらかなり遠いところに止めることになりました。

店にはいくつか水槽があり、魚じゃロブスターじゃアラスカキングクラブなどがあった。ワクワク。

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席についてから早速、上海蟹をチェック。結構な量を持っていた。

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でもチッコイ。(T_T)

店では大きさに番号をつけていて3=小、4=ちょっと小、5=中、6=ちょっと大きい、7=大、って感じだったでしょうか。在庫は一番大きな「オス」が5で、「メス」は4。

一番大きなオスとメスを3杯ずつ頼みましたが。可愛い・・・・・。(T_T)

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蒸しと焼きを薦められましたが、我らは「蒸し」が一番だと思っているので全て蒸してもらうことに。

まずはビールで乾杯して、それから紹興酒に。まともな紹興酒を飲むのは本当に久しぶりで美味しかった~~~。

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つまみは「豚の頬肉」と(あちこちで美味しいと思った)「小魚の揚げ物」。

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美味しい~~。この店での食事が楽しみです。

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この店は料理が出てくるのが遅いと感じました。でも飲ん兵衛にはそれが嬉しくて、良くある「早く食べろ」的な雰囲気はまるでなくてグッド。

まずはオスが出てきました。小さくて子供のカニみたいな・・。

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ネットで見たところ、お店のスタッフが食べやすいようにバラしてくれるようですが、それでは楽しみが半減するので自分たちで解体することに。(笑)

私たちは秘密兵器を持って行きました。日本のモクズガニ(上海蟹ではない)は子供の頃から食べていたヨメさんのサジェスチョンで、絶対にこれがあったほうが良いと。

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ハサミと(よくある)蟹用の器具はお店のものですが、我々が持ち込んだのは「竹串」です。上海蟹は他の蟹より小さいのはわかっていましたし、あの蟹用の器具があったにしても大きすぎるんですね。大正解でした。

オスですがミソの入りはいまいちかな、と思った。

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でもチューチューすすったらさすが上海蟹で美味しい~~。

当然、みんな黙ったまま食べていましたが、長男だけはブツブツ言っていました。上海蟹に期待を持ちすぎていたんでしょう。「小さい、小さい」と文句タラタラ。「肩透かし」を食らったですと。

長男はゴールドコースト育ちで蟹と言えばマッドクラブかスパナクラブ(アサヒガニ)で、少なくとも殻の大きさだけでも20センチ以上ありますから、小さい蟹を食べたことがないんですね。それが当たり前でしたから、なんでこんな小さな蟹を・・・って思ったんでしょう。

大きさは別にして味わえよ、と言いましたところ、確かに美味しいと。

でもこの大きさに文句を言いたいのは我々夫婦も同じ。食べるというよりすする感じになりますから。

ちょうどオスを食べ終わる時間にメスが出てきました。(この順番は客が決める)(客が食べるスピードをスタッフがしっかり見ていて、キッチンに伝えているはず)

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メスの方がオスよりちょっと小さいですが、卵もしっかり入っていて、ミソも美味しく\(^o^)/でした。実はヨメさんは「メスはミソの入りが悪いからオスだけにしよう」なんて言っていたのですが、両方頼んで大正解。

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本当に小さいのが残念でしたが、味は間違いなく上海蟹で美味しかった。

面白いのが三人三様の食べ方で全く違うんですね。長男は小さい蟹の食べ方が理解できないんでしょう。最初は竹串で食べていましたが、そのうち面倒だと思ったのか塊を口に入れて殻を吐き出していました。

私はまぁ普通の食べたかですね。歯で殻を割って竹串で身をほじくり出して食べる。

面白いのがヨメさんで、小さくて細い足も全てハサミで関節を切り落とし、竹串で身を押し出してきっちり食べている。やっぱりこれが一番美味しい食べ方なんでしょうね。息子みたいに面倒臭がって塊を口にいれて噛んで、殻を吐き出す食べ方じゃ上海蟹の美味しさはわからないはず。

カニを食べ終わってああじゃこうじゃ喋り、飲んでいるうちに、次の料理が来ました。あのオバケみたいな「ミル貝」です。我々はあれを刺し身で食べるのが好きなのですが、他店よりこの「茶王之家」は安いのに気が付きまして、それを(ビビることなく 笑)頼みました。すごい量。

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刺し身で食べると伝えていましたので、醤油と山葵が出てきましたが、醤油は日本の「刺身醤油」で山葵は安い練りワサビでもなければあのチューブでもない美味しい山葵でしたので、この店は大したもんだと皆でびっくり。

オバケミル貝の先っぽの方はコリコリしてミル貝らしいのですが、根元の方は柔らかいのでシャブシャブにしました。我々は全て刺し身で食べるつもりだったのですが、我々が頼んでないもののシャブシャブにして食べるはずだという店の読みでお鍋が出てきたのも大したもんだと感激。

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結局、刺し身とシャブシャブと半々ぐらいで食べましたかね。

ところでこの鍋のスープがまた美味しくてびっくり。最後は中華麺(かん水の入っていない白い麺)と野菜を入れて食べましたが、これだけでもちゃんとした料理みたいに感じました。

お約束の我が家の秘密兵器「ろくすけの塩」も持っていきましたし。(笑)

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最後の締めは完璧でした。

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結局、食べたのは最初の酒のツマミと「上海蟹」「オバケミル貝」だけでしたが、注文時に他のメイン料理を頼もうと思ったときに、裏から出てきていろいろ説明してくれた白服のシェフが「十分だ」と言ったのを聞いて大正解。もう一品頼んでいたら残すことになったはず。

この店は良いと思いました。クチャイラマでアクセスが大変ですが、この店で他の海産物にしても、普通の料理目当てでも十分行く価値があると思いました。

豚肉料理も「イベリコ豚」なんてのがありましたし、この店のこだわりって料理の出し方にもそれが見えるし、要チェックの店だと思いました。客が何も言わないのに、客の立場できっちり考えているのがわかる店で、こういう店って我々はマレーシア初体験かもしれない。

ここで普通の料理、炒飯や炒麺も食べてみたいです。

そしてクチャイラマという下町(?)で、ここは中華系の人たちが住む地域なんでしょうね。周りに中華料理屋がうじゃうじゃありました。こういう場所で高い値段が通用するはずもなく、値段はこなれていると思いました。

我々が頼んだオバケミル貝も大きさから言ったら、いつも行くチッタモールのユニークシーフードの半額かも?なんて思ったから注文しました。ユニークシーフードでは価格にビビって一度しか頼んだことはありません。(笑)

もしかしたらこの価格差って勘違いかもしれませんが、店の料理に対するこだわり、客の立場で考える(珍しい)サービス精神、スタッフの笑顔・動きに関しては全く文句なし。

ただ英語が全く通じないのが困りました。

この店はリピありどころじゃないと思いました。美味しいとか美味しくないとかの前に、サービス業として私はこの店は尊敬するに値すると思った。出会えて良かった・・・。

面白かったのが店のBGM。ボサノバでした(笑)。小野リサかなぁ・・。

「茶王之家」のフェイスブック。(ここをクリック)

要予約。

そうそう、我々は夕食の時間が早くて開店と同時に行きましたが、マレーシアの人たちってスタートが遅いんですね。他に客はいないし、スタッフたちのサービスは満点なんですが、近くに立ったままずーっと我々を見つめているんですよ。

「この人達、蟹の食べ方知らないんだ?」「おぇ~、ミル貝を生で食べるんだ?」なんて思いながら見ているんじゃないかと気になったり。(笑)

そういえば、お茶が生姜茶でちょっと甘いけれど美味しかった。「茶王之家」というくらいだからお茶にこだわりがあるんでしょう。料理にもそれが活かされたものがあるのだろうと思うけれど、楽しみだわ~、このお店。

 
 
 

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