リンギットでの投資は一切考えないことにした

元々リンギットに関しては鎖国状態の通貨でもあるし、またマレーシアの金融機関、証券会社もきっちり仕事をしてくれないのではないかと思っているのはいつもここに書いていますが、それでも「リンギットを持たないリスク」がずーっと頭の片隅にありました。

ではリンギットで何に投資するのか?

ヤシ農園だのREITだのと考えていましたが、実際にマレーシア行きが近くなり、「なんとなく」ではなくて「真面目に」考えてみると(笑)、やっぱり余計なことはしないほうが良いと思うようになりました。

私の資産管理はAとBに分けて考えていまして、それは「表と裏」ってことじゃなくて(笑)、「毎日の稼ぎ」と「資産運用」というわけかたで、同じ市場に投資をしても全く考え方もやり方も違います。つまり「毎日の稼ぎ」を貯めこんで「資産運用」のグループに渡して運用ということ。このブログにいつも書いていることは「毎日の稼ぎ」であって、多くの方の「給与」や「仕事からの収益」って感じでしょうか。そして資産運用はまさに多くの方々が考えるのと同じ。それは毎日チャートを見ながら一喜一憂するのではなくて、「ほぼ放置」でやって行くという方法。私は「債券投資」でほぼ放置でずーっとやってきました。

ところが世の中は金余りで、キャッシュを持っていてもまるで稼げないんですね。6-8%は当たり前だった豪ドル建ての債権も今では2%台に落ちています。これではいくらマレーシアに渡り「所得税が無い」にしろ、非常に心もとない。為替変動や居住地でのインフレを考えますとこれでは「綱渡り」と同じになってしまいます。

ですからこれからは「今まで放置」でよかったものに「多少の手当」をしながら最終利回りを上げていかなくてはなりません。それの「多少の手当」の筆頭はオプションです。カバードコールですね。

資産の「通貨」に関しても今まで以上、気を使って見張っていないと駄目なのはもちろんですが、今までの「債券投資」はかなり難しいんですね。それなりの%を稼ぐとなればそれなりのリスクを取らないとなりません。前に書いたソフトバンクの米ドル建ての債権も6%では回っていますが、この利回りってジャンク債ではないもののムーディーズでBa1、S&PでBB+で決して優良ってわけでもなく、「ハイリスク」の分類。それでいてやっと6%で、今は値上っていますから利回りはもっと低下しているはず。

こういうハイリスクの債権を抱きかかえていても、ヘッジも私にはわけがわかりませんし、このままで良いとは言いがたい。

ですから償還した債権は順次、違うものへシフトしないとならないわけです。

困りましたねぇ。利回りが良ければ多少の為替変動は長期保有で吸収できますが、5%以下の利回りは私にしては恐怖そのものです。

不動産投資は全くわかりませんし、面倒で経費も掛かるし利回りが良いとは思えません。マレーシアの不動産を賃貸に出すにしても良い話は全く聞こえてこない。もちろんプロ級の腕がある人達はそれなりにやっているのだろうとは思いますが、私みたいなド素人が手を出してどうにか出来る分野には全く思えず。ましてや外人の不動産取得には制限がありますし、運良く値上がりしたところで税金もしっかり掛かるようになりましたし、やっぱり年間の利回りを6,7%に持っていくなんてのは私には絶対に不可能。

だったらどこかのジャンク債でも買ったほうが結果的にはリスクが少ないだろうなんてことまで考えます。

あるいはREITの方がよっぽど良いわけで、売りたければその日に売れるし、マレーシアのREITに多少は突っ込もうかと思っていたんです。あるいは高利回りの株も良いかもしれない。マレーシアのREITはたまにここにどんな数字で回っているか情報を出していますが、10%の源泉徴収後で5%以上には回せる。

ついでだから今の時点でどんなものか調べてみましょう。何度も紹介しているこのサイトです。(ここをクリック)

2016-08-30_15h52_56

ところがですね、REITだって株と同じで上下に動くわけですね。債権みたいに償還があるのなら値が下がっても最後まで抱いているという手がありますが、永遠に続くREITは「放置で儲ける」というジャンルのものではない。

そしてですね、いろいろ調べている内にこりゃ駄目だと思ったのが、証券会社の手数料なんですよ。往復で1%ぐらいにはなってしまう。またヘッジするには空売りが必要となりますが、どうも空売りは簡単にはできないようなシステムに見えます。ここは詳しく調べていないのですが、手数料が高いとなったらどうにもならず。私は今後は「放置はしない」やりかたですから、ポイントポイントで買い乗せなり空売りを「本体とは別に」やっていくつもりですが、私の細かな売買手法だと手数料で1%なんか取られた日には、全く「手当」の意味が無いんです。

またリンギットを多く持てば、リンギットのヘッジも真剣にやらないとなりませんし、それはFXで出来ますが、額が大きくなってくるとあれやこれやと「やらなくてはならないこと」が増えるばかりで、どれもこれもおろそかになるんじゃないかと思うんです。ま、リンギットのFXは参戦するつもりですが、真剣にやるのではなくて「気が向いたら」というレベルで抑えておきたい。

ということで、マレーシアに行ってからは今までのやり方とは大きく変わる我が家の「稼ぎ方」ですが、「毎日の稼ぎ」と「資産運用」もうまくやるなんて芸当はできませんから、できるだけシンプルにしようと思っています。

だからリンギットでの投資は中止。

でも通貨は米ドルでも豪ドルでも利回りの良い対象にそれなりの金額を突っ込んで行かないと駄目だけれど、そんなものは無いんですね。

だからやっぱり主要国、主要通貨で市場規模も大きなREITなり利回りのよい株を考えないと駄目だろうと思うわけです。REITのETFもありますし、当然空売りも出来ますから(これは絶対条件)、その辺でやっていこうかと。

もちろん手当が必要になるのは何をやっても同じですが、上昇トレンドにある時には「完全放置」が出来るわけで、「それだけでも楽」だと考えるしか無いと思っています。例えば今現在も持っているHSBCシンガポールに薦められた金(ゴールド)ですが、今は上昇トレンドに乗っているので全く何もせずに放置状態。この数年の下落トレンドの時にヘッジの練習をしていたことは何度もここに書きましたが、やっぱり常にチャートを見ながら気にしないとならないわけですよ。でも上昇トレンドに乗っているとどれだけ楽かというのも経験できました。

やっぱり期待をしているのはカバードコールで、これは豪ドルに対してやって行くつもりですが、私の信頼するオプションの達人ポーさんに言わすと「カバードコールで10%の利回りは稼げる」とのこと。これって半端じゃなく凄いことで、通貨オプションでそれだけ稼げれば、通貨の下落も怖くは無いし、投資をする資産もリスクの少ない低利回りのものに投資してもOKってことですよね。嬉しい言葉ですが、実際にオプション価格を見ながらシミュレーションをしてみると、10%の利回り確保なんて私には絶対に無理なのがわかりました。もちろん波動の転換点を読みながら、OTMじゃなくてATM、ITMを積極的に売っていけば10%の利回り確保も可能には見えますが、そんな転換点を気にしながらやるのなら、真剣に先物でもやればいいじゃないかってことになるんですね。

つまり、それでは「資産運用」のジャンルではなくて、「日々の儲けを出す」ジャンルになってしまうということ。どういうことかというと、それならたとえ2%でも債権を買っておいて、数ヶ月に1度は来るであろう「勝負どころ」で先物を売買すれば良いってことになるんですね。数ヶ月に一度なら楽でいいじゃないかと思うかもしれませんが、その瞬間に動くためには毎日見張ってないと駄目なんですよ。出撃は数ヶ月に1度だとしても、毎日の仕事は決して少なく無いということ。もちろんデイトレよりは楽で10分の1以下の時間を費やすだけですが、それを言い出すと、日経225だろうがS&P500だろうが、金だろうが石油だろうが、数ヶ月に一度でもチャンスを見つけて出撃するスタイルを確立したほうが良いということになるんですね。

で、運良くそれで利益が出るようになったとしましょう。じゃぁ、その利益をプールしたものをどう運用するのか?って話は最初に戻っちゃうってこと。で、この長期投資がうまくいかないと日々チョロチョロ稼いでいても焼け石に水になるんですね。私は長期投資はまるで下手くそだから気になって仕方がありません。

でもオプションに期待しているのは、多分、私が想像するに、出撃時にはもうストーリーが決まっているのがオプション戦略じゃないかという点。つまり、ああなったらこうする、こうなったらああする。そのどちらも起きなかった場合は放置、みたいな。それで毎月1%の利回りがあったら\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/なんですがね~~。(笑)

でも今の私にはオプションの有利性を活かすノウハウも何もない。

マレーシアに行ってからはデイトレ、スキャルを本格的に始めるわけですが、それと平行して「長期投資」をどうやって行くか、これをまたゼロから考えてぼちぼちやっていくしかなさそうです。ローリスクで7,8%に回れば嬉しいんだけどなぁ。ってそんな投資対象は存在しない。(笑)

ま、とりあえず、リンギットでの投資は一切しない。「リンギットを持たないリスク」は考えない。余計なことはしない。そして将来に期待のオプション戦略は、まずは通貨のカバードコールから始める。

この方針でやって行く予定。

 
 
 

-----------------------

このブログは「にほんブログ村」のランキングに参加しております。皆様が「このブログは面白い」と思って下のリンクや画像をクリックして頂けると、このブログのランキングも上がり、それだけより多くの方々の目にとまるようになります。またそれが私の励みにもなります。是非、毎日一回のクリックをお願いします。m(_ _)m

また、それぞれのカテゴリーにはそれぞれ多くのブログが存在していますので、その中には皆様がお探しの情報もきっとあることでしょう。カテゴリーをクリックするとそのカテゴリーの多くのブログが表示されます。

にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ ゴールドコースト情報へにほんブログ村 海外生活ブログ ゴールドコースト情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへにほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへ

リンギットでの投資は一切考えないことにした” への4件のコメント

  1. ちょっと誤解があったので訂正させてください。

    カバコの利回りですが、10%程度というのは個別株の場合です。市場のIVが低いときにIVが低い国際優良株のカバコをやると(要するに、一番利益率が低いケースを想定)、配当込みで年利10%程度になるはずです。

    個人がカバコといえば個別株でやるのが普通なので、その前提でコメントしましたが、ダボさんは通貨でカバコをなさりたいのですね。
    ならば、すこしアウトのコールを売りつづけた場合、ラフな計算で年利5%くらいじゃないでしょうか。

    なお、カバコの利回りはあくまでもオプションの受け取りプレミアムと配当のみから計算しています。買い持ちしている現物資産が値下がりすればそちらは損失になるし、値上がりすれば現渡ししてボーナスが入ってきます(ただしカバコは終了)。念のため。

  2. ですよね~~~。

    ワクワクしながら通貨のコールのプレミアムを見て、ガッカリしましたもの。(笑)

    青い鳥はいませんね~。

    でも優良株で配当込みでってのは将来考えてみようと思っています。

  3. それでも疑問が残るのが、結局、コールでもプットでも売ってプレミアムを貰うということは、売り方は無限責任を負うことになりますので、プレミアム以上に相場が動いてしまえば、利回りの前提が崩れてしまうことになるのではないでしょうか。それにオプションというのは基本的に相対取引ですから相手が応じなければ、反対売買して解消することもできないような気がするのですが、、、、。

    素人考えですので誤解があるのかも知れないのですが、、今冬KLにショートステイさせていただく際、ダボさんのそのご高説を拝聴しようと考えていますのでよろしく願いあげます。

  4. yasashiさんがおっしゃるオプションの売りは「ネイキッドの売り」ですね。この場合はその通り損はどこまで大きくなるかわからない。でもそれって株も先物も同じなんですね。買いの場合はその価格以上の損は無いですが、売る(ショートから入る)場合は、どこまで上がるかわかりませんから、損失は無限。日経平均が10万円になるとか。(笑)

    だからいろいろ組み合わせるんです。そうすれば損失を限定することができる。でもそれをやれば利益も小さくなるのが当たり前で、そこで皆さん頭を悩ますわけです。

    オプションでも株でも先物でも、相手がいないような市場は危ないのは何でも同じです。だから巨大な市場に人が集まる。

    私はオプションに関しては初歩の初歩の初歩がわかる程度で、実戦には全く役に立ちません。でもま、カバードコールから徐々にやる内にいろいろわかるでしょう。ちなみにカバードコール(コールの売り)の損失は無限大になっても、原資産は値上がりするわけですから、行使価格以上に値上がりしても、プラマイゼロで帳消しですね。ここは「コール・オプション売の損失は無限大」ということより、原資産の値上がりがその行使価格以上に上がっても、利益にならないことのほうが問題だと思います。だからといって行使価格を遠く離せば、受け取るプレミアムも少なく妙味がない。

    簡単には行きませんね~。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です