各通貨の強弱を見る

相場の話が続いて申し訳ありません。m(_ _)m

相場のことを書くと、このブログは直接的には関係のないマレーシア情報のジャンルではすぐにアクセス数が減ってランキングが下がるのはわかっていますが、マレーシア在住者でも相場好きな方がいらっしゃるし(女性が多い)、非常に大事なことですので、気がついたら書いていこうと思います。

デイトレの場合ですと、私は一日のノルマを決めてやる癖がついています。動きが自分の好きな動きじゃない場合はやらないほうが良いのですが、どんな動きでも対処出来る自分でありたいし、「気分が乗らないからやらない癖」って簡単についちゃうんですね。本当にやらないほうが良いのなら良いのですが、そのうち、「やりたくない」気持ちから「今日の動きは悪い」なんて考えるようになってしまう。

これもまた欲望と恐怖がそうさせるわけで、それを乗り越えるためにもノルマって大切だと思っています。

ところがですね、本当にどうにもならないくらいつまらない時ってあるわけですよ。また動きがないと「どうでもよい所」で出撃したりしますし、それはそれでまた訓練になりますが、私としては「他の何かをやる」ようにしたら良いとずーっと思っていました。ところがFXなら私の場合、基本はEUR/USDで、最近みたいに日本円が動く時にはUSD/JPY。気になるのはAUD/JPYですが、デイトレのスキャルでAUD/JPYをやることはありません。一度たりもやったことがありません。

理由は簡単で、デイトレをするには値幅が小さすぎるんです。なおかスプレッドが大きい。それこそ4Pips狙いでスプレッドが2Pipsあるみたいな感じで、これは完全な自殺行為になる。

これって他の通貨でも同じで、ポンドの値動きは面白いもののやっぱりスプレッドが大きいんですね。だからデイトレには向かないと私は思っています。

当然、一口にデイトレと言っても様々な手法があるわけで、私がいうデイトレとは超短期のスキャルで、数Pipsしか狙わない手法だと解釈してください。

ま、それでも自分がメインでトレードする通貨ペアではなくて、他の通貨ペアで面白い動きをしているものがあれば、それを同じようにスキャるのではなくて、例えば5分足で小さく参加してみるとか、それに一生懸命になるのではなくて若干の緊張感を保つのに良いんじゃないかと思ったり。

でも私はそんなことはしたことはなくて(笑)、目の前の動きがつまらないとユーチューブで動画を見たり、本を読んだりするのが普通なんですが、これって結構駄目なんですね。私はそちらに気を取られて、自分がトレードをしているのを忘れてしまうこともある。もちろん動きの変化なんて気が付かない。

だからやっぱりトレードをしている緊張感はなくさずに、でもゆったり他のトレードを楽しむことが出来たら良いんじゃないかと思うんです。特に他のペアをトレードしても動く瞬間は一緒ですから、すぐメインの方に戻ることも出来るはずなんですね。各通貨はそれぞれ影響しあって動いていますから。

それを見るインジケータがあります。これは前にも何度か紹介したことがありますが、これっていろいろ使いみちがあるんじゃないですかね。「Recent Strength」という各通貨の強弱を見るインジケータです。

今の時点で1時間足で、各通貨の強弱を表したチャートです。

日本円は紫。米ドルは白。豪ドルは緑。過去20時間の動きがわかります。

2016-08-23_16h42_30

これからわかることは大きく上げているのはNZドル。下げているのは米ドル。つまりこの通貨ペアは大きく動いているのが分かる。また逆に、真ん中でウロウロしているユーロドルでこれと他の動きが小さな通貨はきっと面白くないヨコヨコの動きであるのが一目でわかる。

まずはユーロドルとスイスフラン、EUR/CHFのチャートを見てみます。

2016-08-23_16h51_21

ヨコヨコでもオシレータをうまく使えば勝てるような動きに見えますが、値幅を見てください。大きな波でも5Pips程度しかない。これでは4Pips抜けたら名人ですね。ま、2Pipsは抜けたにしてもスプレッドが比較的大きいのが普通ですからどうにもなりません。

では大きく上げているNZドルと下げている米ドルのペアはどうでしょうか。NZD/USDです。

2016-08-23_16h57_24

上げと下げとで大きく動いてる通貨同士のペアですから、波というより大きなトレンドが出てきて、値幅も十分です。一枡5Pipsですが、その幅と値動きの関係を見てください。上のユーロ・スイスフランと比べたら雲泥の差。

実のところ、私は今日の今日までNZD/USDのチャートなんか見たこともありませんでした。でも初めて見た感想としては、これも良いじゃんと思いました。問題はスプレッドですが、今見ているチャートでは0.6で、かなり良い方です。決して悪くない。(でもマイナーな通貨ペアは規模に問題があって、真剣にスキャルをやるべきじゃないんですね。ロットを大きく出来ませんから)

つまりこれなら「今までやったことがない通貨だとしても出来る」のがわかる。

逆を言うとですね、いつものUSD/JPYですが、その時に米ドル、日本円がどの位置にあるかの上のグラフを見て真ん中をウロウロしているなら他の通過の方がよっぽど良いことになる。あるいは他の通貨はスプレッドが大きすぎるのであれば5分足、あるいは長い足で出撃してみるとか、使い方はいろいろありそうに思えます。またマイナーな通貨でもスプレッドの小さな証券会社を抑えておくなんてのも良いのかもしれない。でもスプレッドが狭いのはそれなりの理由があるからで、そういう業者は逆に信用出来ないので難しい所。

左から一分足、5分足、1時間足で並べています。

2016-08-23_17h20_55

これは左から1時間足、日足、週足で並べています。

2016-08-23_17h29_08

これで世の中に何が起きているか大局的に把握できますし、自分が今日、トレードするべきかどうか、トレードするならどのペアかが見えますよね。またこれって通貨ペアのボラティリティが一発でわかりますし、通貨オプションや裁定取引に何か利用できるかもしれませんね。

また値動きが少なくても、真ん中あたりでウロウロしている通貨ペアなのか、それとも両方共強い、あるいは弱くてもその通貨ペアは大きく動かないわけで、その辺を見極めるのも重要じゃないかと。つまりですね、我々が見ている通貨ペアのチャートは「それぞれの通貨の強弱の【差分】」でしかないという考え方で見るのは非常に大事だと思うんです。例えば「円がドルに対して強い」場合はドル円のチャートを見ればわかりますが、でも実は「円はドルよりかは強いだけ」で「全体的には円もドルも安い」のかもしれないってこと。あるいは「両方共強い中での強弱の差」でしかないのかもしれない。

それがわかれば、他通貨ペアをトレードしたほうが良いのはすぐにわかりますよね。でもスプレッドや規模の問題がありますが、チョロチョロやる分には全く関係がありませんから、強弱に分かれている通貨ペアをチャンスがあればイジってみるのは面白いかも。(本日、口座を持っているヒロセ通商から「ポンドをトレードするオススメのメール」が来ましたが、その理由もこのグラフを見ればわかりますね)

Recent Strengthのインジケータは検索すればすぐ見つかります。ただし、これは結構重いので、これはMT4の中でも他のチャートと並べずに、別のプロファイルを作って独立させたほうがサクサク動きます。

 
 
 

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