北朝鮮のミサイル発射に思うこと

しかしまぁ、よくシャァシャァとああいうことが出来ますね。

ミサイル発射の瞬間を探知してその後の動きを見ている担当部署は大騒ぎになったんじゃないですかね。

ノドンは弾道ミサイルだから放物線を描いて飛ぶ。だから打ち上げた角度や軌跡を分析すればどの辺に着弾するかは計算で出るんだろうけれど、それが分かる間の恐怖って凄いものがあるだろうし、もし領土に向かっているとわかったとしても何も出来ない。きっと「警報」を出すだけなんでしょうね。

ま、彼らが攻撃してくることはあり得ないと私も思うし、そんなことをしたらあの国は今のまま存在できないだろうし、そこまで狂っているとは思えない。でもその「期待」に日本国の運命を委ねて良いんですかね。

2016-08-04_01h11_34

<北朝鮮ミサイル>国連安保理、手詰まり…危機感は共有 (毎日新聞) – Yahoo!ニュース

このミサイルがもし真っ直ぐ飛ぶ巡航ミサイルだったらどうするんでしょうか。どこで落ちるか、方向を変えるかもわからない。

近所の悪ガキが大きな花火を打ち上げて遊んでいたとして、それが自分の庭に落ちたとしたら普通の人なら恐怖に震えるだろうし、怒り狂うと思う。今回だって、たまたまイカ釣り漁船とかいなかったから良かったものの、被害が出たらごめんなさいじゃ済まないはず。

でもこれに対処しろという声は国民からは出てこない。不思議な国、日本。

今回はうまくないと思ったのはこのニュースに出ていたこと。

<北朝鮮ミサイル>破壊措置命令出せず 移動式、察知困難 (毎日新聞) – Yahoo!ニュース

防衛省は3日、自民党の会合で、被害が出なかったなどとして、今回は日本に外部から武力攻撃が行われる武力攻撃事態には当たらないとの判断を示した。

まぁ、そりゃそうでしょう。被害がでなければ何もしない日本なんですから。

でもやっぱりうまくないと思ったのは、

日本は迎撃ミサイルを搭載したイージス艦や地上配備型迎撃ミサイルのパトリオット(PAC3)を展開させていなかった。

政府関係者は「もし日本の領土まで飛んできても、迎撃できなかっただろう」と打ち明け、日本のミサイル防衛の限界が示された。

もし狙われたら打つ手なしってことなんですが、これは韓国に対しても同じで、韓国は日本に向けたミサイルも配備していると言われているし、中国も同じく。

撃つわけがない、という前提で物事は進んでいるけれど、では「撃ちもしないものをなぜ配備しているのか」ってところが重要だと思うんですよ。

彼らは「攻めるつもりじゃない」のかもしれない。キチガイ日本人が攻めてくることも想定して配備しているだけかもしれない。過去に嫌な思いをしているわけだし。

だからこそ、逆に日本は「加害者」であったのだから、その配備に文句も言えないし、こちら側から攻撃ミサイルを配備するどころか開発することさえも許されないってのが世界の決まりなんでしょう。なぜか日本だけが「前科者は未来永劫許さない」という決まりに縛られている。ましてやその裁判はあるべき裁判ではなくて勝ち組の報復でしかないのに。でも日本は生きるためにその判決を受け入れた。

だから日本が唯一の被爆国でも日本が核装備をすることは絶対に許されない。

本当にそれで良いんですかねぇ。私は核武装論者じゃないけれど、「日本の核武装は許されない」とは思っていないんですよ。でも「核武装しても良いよ」に対しては「しません」という考え方。(笑)

ま、北朝鮮は今時の近代国家として攻撃ミサイルを持つのは当たり前だと思うのだろうし、あの小さな国の中では実験が出来ないから海に向かった撃つしかないにしても、そのうち、「技術の完成」を見た時には大量生産をして日本に向けて配備するんでしょうね。そして輸出もするんでしょう。

こういう問題は「話し合いで解決」し、実験もさせない、作らせない、配備もさせないなんて理想論を言っても、これほど世界に恐怖を与えている北朝鮮を制裁しようってことさえ決められないじゃないですか。国連に話を持って行っても、ロシア、中国が拒否権を発動して、決定的な制裁も決められない。

じゃぁ、日本も「万が一」のことを考えて、防衛設備も拡充して・・なんて言っても、それじゃ相手方にもっとミサイルを作らせることにしかならず、ソ連とアメリカの冷戦時代と同じになる。どんどん国防費が上がって国が疲弊し、我慢比べになって良いことなんか一つもない。

でもそれは「軍事力の拡大を否定」する根拠にはなり得ないと私は思っていて、「排除」するでもない「邁進」するでもない、バランスってのがあると思うんですよ。これは「保険」と同じ、あるいは「投資」と言っても良いと思ってて、それが大事だからと言って、全力投球するのはバカであり、また保険も投資もしないで良しなんてのは我々の一般の生活でも同じで、多少なりとも考える必要がある。ましてや国家には国民を守る責任があるんですから、個人みたいにいつかどこかで野たれ死んでも良いってわけにはいかない。

そうこうする内に、技術はどんどん進歩して、今以上の攻撃力がある兵器も出来て、それも安く大量生産される時代になるんでしょう。今、世間で言われているAIの時代、つまりスーパーコンピューターがエクサスケールの時代に入れば、開発研究でさえスパコンがし、効率的な生産も可能になるんじゃないですかね。

これは防御する方も同じかもしれないけれど、いつ、どこから、どれだけ、撃ってくるかわからないものに対処できるわけもなく、それこそSFやアニメの世界じゃないけれど、国土をエネルギーバリアで覆って、通過できないようにするしかない。

でもそれは実用化に向けて研究をされているけれど、同時に、それを無効化する技術も研究中。

結局、イタチごっこは止まらず、どこかで「圧倒的な技術」を持った国が世界を制することになって、各国はそれに従うしかなくなる。国連が~~なんて言っても、拒否権を持っている国同士が最終的に技術競争に残る国なんだから、自国の不利になることは国連では絶対に決まらない。

しかし面白いのは日本の立場で、日本は常任理事国でもないし、拒否権もなく、それどころか国連にいまだにある「敵国条項」によって、「日本がおかしなことをしたら日本を攻撃してもよい」ことになってる。安保理の決議もいらない。

日本は未来永劫、受け身で、なおかつ頭を下げながら生きるしか無い。

話し合いでどうにかしようとしても、常に下からのお願いであって、上から目線の国がずらーっと勢揃いしている中で何ができるんですかね。

じゃぁどうするのか、なんてことは私に分かるわけもなくて、唯一できることは経済的、技術的に優位にたって「日本の存在感」を出すしか無いと思っています。「話し合い」なんて一兵卒が社長に話しをするのと同じで、お願い以外の何物でもないってことじゃないですかね。

できることならエクサスケールのスーパーコンピューターの時代には日本がトップを走っている必要があると思うし、2位じゃ駄目なんですか?なんてのはお話しにならず。そして人類の夢である「核融合発電」を世界に先駆けて実用化して欲しい。

これって日本の中に世界一の大油田が出来たのと同じで、他国には圧倒的な差を付けることが出来るし、核融合発電の輸出だけで日本が食っていける時代も来るんでしょう。

でもそれこそそんな夢はSF、アニメの話と同じで、実現はしないだろうし、またその次の時代はどうなるのか。ま、小国は大国の下にぶら下がる形が益々顕著化してくるんだろうし、日本は今のままでは小国にならざるを得なく、もし日本が先駆けて核融合発電を手に入れても、その後、世界に核融合発電も行き渡った次に来るものってなんなんでしょうね。

ま、そんな時代になる前に、国連は違う形にするか、あるいは日本が常任理事国になり拒否権も持つようになるか、そして当然、敵国条項は廃止になっていないと困る。

あるいは日本に必要なのは「交渉力」であって、それは「(理想論者の言う)話し合いで決める」ってことじゃなくて、論理と経済と武力とプロパガンダと、脅しと懐柔も含めた交渉力。あの小さな北朝鮮がどれだけ世界に立ち向かっているか、あるいは中国も同じで、どうしてあの「俺が俺が」が通るのか、日本もそういう交渉力が必要だと私は思うのだけれど、「良い子」が好きな日本人にはそれができない。他国の言うことを聞くことに関しては世界一だと自信を持って良いんでしょう。憲法の前文にある通り。

あるいは「人間の進化」で世界は争いごとを乗り越えられるようになるんですかね。

理想主義者はそうなるべきだと夢を語るけれど、でも日常の世界で、そんな話し合いで思うように片付く話なんかそうそうあるわけでもないし、問題が重大になればなるほど話し合いなんか役に立たない。もし世界に絶大な力を持つ司法と行政があれば良いけれど、そんなものは無いし、未来永劫作れるとも思えない。もしそれが出来たとしてもそれを作るのは強者であって弱者ではない。で、それに我慢できない弱者は「テロ」を起こすしかなくなる。そもそも、つい最近の参議院選挙にしても都知事選挙にしても見れば話し合いで済むことなんかないのはわかりきったことじゃないですかね。

人間の進化が世界を助けるのだとしても、その進化がない人たちに対してはどうするのか?抹殺する?

そもそも理想論なんてのは意味をなさないのは、「自分の理想論のみが正しい」と思っているからそれを主張するわけで、相手には相手の理想論があることを無視しているのね。「俺の言うことを聞け」なんて理想論は意味が無い。それが通るのは共産主義の世界だけ。確かにいうことを聞かない奴は抹殺すれば、世界を自分の理想で一色にできる。そして仲間内で自画自賛する。

でも民主主義の世界も遠くから俯瞰して見れば、全く同じ問題を抱えている。

争いをなくすために決定的に有利な武器を持つべきだという論者もいるけれど、それは「核を持つべき」というそもそも論から脱却できていないだけの話で、私に言わせれば一番最初の「争いをなくすため」という前提がまず不可能であると思うわけです。人間もそうだけれど、ちょっと自分の家で家庭菜園でもやればわかること。

いかに命のある世界はなんとおぞましい殺し合いをしているのか。野原一面に咲き乱れる綺麗な花も、そこに住む小動物も全く同じ。

これが命の実相じゃないんですかね。だから宗教が大事なんだよと言っても、世界が一つの宗教でまとまれればということでしかなくて、そうなればそれは可能なんでしょう。

でもそんなことはあり得なくて、それを実現するには「競争相手を殺す」しかない。同じ宗教の中でもそれが繰り返されている。ISISも同じ。それは過去も未来も同じなんでしょう。宗教にのめり込めばのめり込むほど、なぜ殺し合いが増える?

もし地球に飛来する宇宙人がいるのなら、是非聞いてみたいことがあります。恐ろしいほど発達した技術力をもっているのだろうし、戦争、争いごとなんかお互いが損するだけで、それを乗り越えてきたから彼らは存在するするのだろうし、そのキモは何か?と。

「宇宙は広いから、考え方の違う者同士は住み分ければよいのです」

なんてことを言われたらずっこけるんでしょうね~~。でも神はそれを見越して永遠に膨張する宇宙を作ったのかもしれない。(笑)

しかし不思議なのは、いまどき日本で「俺は会津だ、あいつは薩摩だ」なんて言う人もいないし、アメリカのあの歴史的にもひどい南北戦争をいまだに引きずっている人もいないだろうし、ま、その辺は個人の思いの中にあるにはしても問題化することはない。

ということは?いつの日か、日本人だ韓国人だ中国人だと言わなくなる日は必ず来る?

私はハワイで、人類の将来の夢がここにあるって思ったんですよ。我々はよく「なに人?」ってことを忘れることはできなくて、人種の差ってのは常に意識していますが、ハワイで「なに人?」と聞いた時に、その質問が意味を成さないと思ったんです。だって、「え~~と、日本人8分の1、メキシコ人4分の1、それからおバーちゃんはドイツ人の血がはいっていたらしいけれど、よくわからない」なんて話を聞いたんです。

こうやって混ざってしまえば「なに人?」なんて話は出てこない。とはいうものの、彼らは「アメリカ人」と答えたことも忘れてはならないわけで、結局はアメリカ人対XXX人が出てきたり、宗教の違いや思想の違いでやっぱり割れる。

いつの日か、地球人対宇宙人という意識が生まれる時が来るんだろうか。そして地球が宇宙世界の一員となったときに、銀河系対XXX系で別れるのか、ヒューマノイド系、レプタリアン系、あるいは火星のタコ系に別れるのか。(笑)

そしていつか次元の違いってのもわかるようになって、実体を持つ系、精神的存在系が出てきたり。

でもきっと私は「異種の者が一緒に生きる世界」ってのはあると思っていて、実はそれは遠い過去から、今もそうなのであって、未来に何か新しいことが起きるわけでもなくて、その「ノウハウ」を我々がまだ気がついていないだけかもしれない。

でも家庭菜園をやっていると思うんですよ。トマトやきゅうり、雑草と我々人間は違うけれど、命の存在としてはかなり近いと私は思っていて、生きるために殺しあうという大原則からは逃れられないのだろうと思ったり。でもきっと何かあるのだろうけれど、人間が人間である限りそれを理解することは永遠にできないんじゃないかと思ったり。

その点、欧米人、中国人って「殺し合いの世界だ」という事実をはっきりわかっていて、その中でいかに生きるかを常に考えている。共存なんてのも自分が生きるための一つの手段でしかなくて、やっぱり自己中なのに変わりはなく、何かあればその関係は簡単にくずれる。

日本人の大好きな「皆で仲良くしましょうね~~~」「は~~~~い」で日本は生きていけるのか、世界はそれで生きていけるのか。でもその子供っぽいところをバカにしてはいけなくて、そういう日本だからこそ何かの解決策を持っているのかもしれない。日本の「和の精神」とは何か。ここを理解するのは多分、非常に大事だと思っていて、私は「和」とは多数決とも違う、もちろんグローバリズムなんてのとは全く異質な、皆が生きる方法だろうと想像しています。だから日本が「交渉力」を持てたら面白い世界になると思うんですがね~~。

私の知っている限り、自国が持つ交渉力(論理と経済と武力とプロパガンダと、脅しと懐柔も含めたもの)を持って「世界のこと」を考えれるのは日本しか過去にも現在にも存在しないと思っています。これが私の日本人としてのプライドの根源で、ここだけは絶対に世界に負ける気がしません。

でも日本にはその一番大事な交渉力がない。「話し合いで・・」という理想論者はゴマンといる。

1000年後にはどうなっているんだろうか。ドラえもんに頼んで是非見てみたい。

な~~~んてことを、北朝鮮のミサイルからいろいろ考えている暇なオヤジ。(笑)

 
 
 

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北朝鮮のミサイル発射に思うこと” への4件のコメント

  1. 随分未来のことまで考えるんですね。
    日本人の和の精神ってそんなに凄いんですか?

    • あはは、未来を考えるというか、頭を柔らかくする体操みたいなもんです。

      和の精神ですが、私は研究者でもないし学術的に何を学んだわけでもないですが、世界から日本を見ているとそんな気がしてくるのです。これは日本人の死生観とも繋がっていて、私が大事にしたいと思うものの一つです。我田引水かな?(笑)

      でも今の時代、それがどんどん壊れているとも思っています。命、欲望、あるいは権利に対する考え方が欧米化しているというか。そうやって世界は一つになっていくんでしょうね~。

  2. 北朝鮮は現在威嚇で終わってますが、以前よりその表現がエスカレートしており、これからもそれが進むような気がしております。
    これに対抗していくには、やはり自国である程度対応できる状態にしていくことが必要と感じます。
    可能性は少ないかもしれませんが、1990年にイラクがクウェートに侵攻したようなことが日本に対してあるかもしれないと危惧しております。(あの時のイラクは追い詰められていましたから・・・。)
    仮に北朝鮮のミサイルを迎撃したら、どんなシナリオが繰り広げられるのでしょうかねえ?

    • 段々エスカレートするってことは、そのうちやることがなくなっちゃうんじゃないですかね。でも日本に攻撃することはやっぱり無いと私は考えていて、そもそも彼らが欲しいのは東アジアにおける覇権ではなくて、アメリカに存在を認めさせて不可侵条約でも締結したいんでしょう。その為に日本に攻撃するのは割に合いませんよね。国が滅びることを意味しますから。

      でも切羽詰まると何をするのか。北朝鮮がというよりあのお坊ちゃまがもう終わりだと思ったら何をするのかわからない。でもその時にはクーデーターが起きるだろうし、そういうふうにアメリカも考えているんじゃないかと。

      でもそうなると中国は困るわけで・・。どうなりますかね。

      しかし今回のは移動式発射台ですからモニター出来ても直前でしかないようで、いつ発射されるかわからないのにイージス艦を常備配置するってわけにもいかず、今までの戦争とはわけが違いますから防備も難しいと思います。

      もし日本が迎撃しても世界は許すと思うのですが、北朝鮮は攻撃されたと言うでしょうし、中国もそれに乗るでしょうし、ややこしい話になるかと。

      でも北朝鮮が何を求めているかを考えると、何も起きないと考えるのが順当のようで、政府も自衛隊もアメリカも、お坊ちゃまの火遊びに付き合ってるって感じじゃないでしょうか。

      でも万が一の時には何も出来ない日本って困りますよね。

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