アメリカの大統領選が気になる・・・

アメリカの大統領が誰になろうと外国人が気にしてもしょうがないのですが、力は弱まったにしろ「世界のリーダー」の一人であることは間違いがなく、大統領の言動一つで世界は右往左往することになるわけで、やっぱり気になります。

トランプ氏のあの発言に随分振り回されましたが、最近、彼を「大阪のオバちゃん」「昔のやり手の商人」と思うようになってからなんてことはないと思うようになりました。

例えば自動車を買いに行くとします。そしてその車が500万だとする。そこでそのオバちゃんは言うわけです。「こんなもの100万円の価値も無いわ。みんなそう思うわよね?」と周りにいる人たちに賛同を求める。すると周りの人達は「そうだそうだ、こんなのが500万円なわけがない」と騒ぐ。

私はこれと全く同じことが起きていると感じるんです。だから100万円と言われてディーラーがびっくりすることもなくて、ただのブラフには笑って対応すれば良いだけのこと。

でもその大阪のオバちゃんは本当にその車が欲しいのか。買うとするならいくらぐらいを想定しているのかは全くわからない。

これってサンダース氏も同じで、実現可能とは思えないことを並べて、それに民衆が「そうだそうだ」と騒いでいる図式。でも彼が具体的に何をどうするのか、その実現までのプロセスはちゃんと考えられているのかがわからない。

ポピュリズム、愚民政治・・・、そんな言葉が頭に浮かぶばかりで、彼らが大統領になったら「何をするのか」が全く見えてこない。

これで大丈夫なんですかね。

でもこれってオバマ氏が出てきた時も同じで、彼の天才的なスピーチに皆が酔いしれた。ま、ローズとかいうスピーチライターの腕も良いのでしょうが、「Yes, we can!」に全世界が期待をした。でも段々と「口だけ男」なのがバレてきて、決断できない、実行できない大統領として歴史に名を残すことになった。

アメリカの歴史がどうなろうと知ったこっちゃないですが、彼のせいで世界が「今まで以上に」混乱したのは間違いがなくて、当然、それが今後も後を引く。そんな彼は自分のやりたい仕事の仕上げのために日本に来てまた「素晴らしいスピーチ」を披露。そして今度は日本国民がそのスピーチに酔いしれた。彼の言う「核廃絶」とは全く違うことをやってきたオバマ氏に日本人は感動し拍手を送った。

これと同じことが今ではトランプ氏とサンダース氏に起きていて、一体どうなっちゃうんでしょうか。

彼らが口にしていることは「そうしたい」ということでしかなくて、「そうする」ってことじゃないと思うんですよ。じゃぁ何をするのか、何が出来るのかはわからない。オバマ氏の時と同じ。

そんなのはどこの国の政治家も同じだと言えばその通りなんですが、そうだとすれば民主主義なんかやめちまったほうが良いんじゃないですかね。

しかしまぁ、トランプ氏が出るなら「ヒラリーに投票するという共和党員」がいて、ヒラリー氏が出るなら「トランプに入れるという民主党員」がいて、サンダース氏は第三党を作るかもしれなくて、めちゃくちゃだと思いますわ。

誰が大統領になるにしろ、「口約束」で民衆を虜にして、しかしやることはまるで違うとなると、民衆のしっぺ返しって半端じゃ無いですよね。結婚詐欺と同じなんですから。感情を盛り上げて期待させたぶん、その反動は大きい。オバマ氏も同じ。

トランプ氏優勢なんてニュースが流れてくるようになると、中国もロシアも大喜びで、でもトランプ氏がビジネスマンだとすれば、「その条件ならこの話はなかったことにする」なんてことを中ロにも平気で言うはずで、中国もロシアも結局は「スピーチに酔いしれる民衆」と同じことになるのかと思ったり。

なんだかそこらの中学校の「生徒会長選挙」の方がまともじゃないか、みたいな気までしてくるんですよ。

実際に彼らが大統領になって、彼らの「やること」がはっきり目に見えてくるようになって慌ててもどうにもならず。

アメリカの冷静な選挙民は一体何を考えているんですかね。トランプ氏の発言内容が実現可能だとは思っていないでしょうし、ウサを晴らしてくれる大統領に心が惹かれるのはわかるにしても、「実際に何をしようとしているのかの真意」がわからない状態で、その候補を選んじゃって良いんですかね。

オバマ氏は「何も出来ない大統領」という事になりましたが、これって「余計なことはしない」という「良い意味」にもなるはずで、ところがトランプ氏は世界がぶったまげるようなことをするかもしれない。そもそも彼の人生ってそういう人生だったはずで、「勝つためにはこの程度のことはやらないと・・」と平気で突拍子もない事をやるかもしれない。そういう実行力が彼にはある。

でもその「実行力」にアメリカ人は期待しているのかもしれなくて、私が未だに「田中角栄」が好きなのと同じかも。綺麗事を並べるようなリーダーより、多少問題があってもどんどん前に進めるリーダーが私は好きで、アメリカもそんなリーダーを求めているのかと思ったり。でもトランプ氏が行動し始めた時に、自分を応援してくれた人たちに対しても「いや、その方向じゃ駄目だから、こうすることにした。我慢してくれ。」と平気でいう人に思えるんですよ。これってビジネスマン、そして実行力のある人の特徴だと思うわけで、「調整型の政治家」とはまるで違う。

世界がどんどん壊れていくような気がするのは私だけかなぁ・・・・

でもそれが今の世界に必要な「改革」なのかな?

私には「わがまま」と「わがまま」のぶつかり合いにしか見えないのだけれど・・・

あの「原爆の廃絶」を言ったオバマ氏ですが、広島のあの場所にも「あの黒いアタッシュケース持つ側近」が常に近くにいたんですよね。ま、世界のどこにいても「核ミサイル発射命令」がだせるようになっているのは「決まり」なんでしょうが、アメリカの大統領ってその権限があるのを忘れちゃならないと思うんです。

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平和に夢を見るのも良いんですが、オバマ氏の来日ではあの装甲車みたいな黒塗りの大統領専用車、有名な大統領専用機のエアーフォースワン。それとは別に「世界核戦争」になっても大丈夫なエアーフォースワンよりもっと凄い大型機が一緒に来ていたんだそうですね。またテロ対策もきっちりしていて、戦闘機、戦闘ヘリも出撃準備はしていたと。そしてウソみたいな話ですが、東京大阪でのテロも予想して、「市街戦」ができる戦闘部隊も配置されていたとのこと。(はっきりした証拠はない)

これが「世界の現実」なわけですが、なぜか我々の目には見えないところでいろいろ動いている。でもそれを見ないかぎり、我々の置かれている「現状」ってわからないと思うんですよ。

日本って中国と同じだなと思うところが結構あって、「真実を隠す傾向」が強い。東日本大震災もそうで、それは政府もマスコミも企業も同じ。でも隠しているという自覚はないんでしょう。「心配をさせてはならない」という善意から出てきているのかもしれない。これって彼らが考えた事ではなくて「国民がそれを望んでいる」のに間違いはなくて、昔から「自己責任」なんて言葉は嫌いで、「ちゃんとやってくれよ」で済む世界が良いと思っている。

「人を疑わない」のが善だと信じる日本人。「相手が善意と誠意を持っているのが当たり前」だと勘違いしている日本人。

でも信用を重んじる世界ってそれが普通で、「ちゃんとやってるかな?大丈夫?」「はい、任せてください」というのが日本の伝統。全ての人が「誠意」を持っているという前提でそれができるわけで、詐欺には抵抗力がないのも一緒じゃないですかね。世界に出ると「日本人ほど無防備な民はいない」なんて言われるのが普通で、言葉を変えれば「あいつら馬鹿だ」と思っているわけで、世界中で日本人は狙われる。利用される。

アメリカって日本にとって何なのか、日本ってアメリカにとって何なのか・・・

日本って「技術力、労働力、やる気、そして金がある」世界で一番強い国のはずなんだけれど、それをいつになっても使いこなせない。「眠れる獅子」とは日本のことだと思うのだけれど、それに「日本が気がついていない」で寝たまんま。

でも海外はそれを知っている。

 
 
 

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