久しぶりにブリスベンに行ってきた。そして考えたマレーシア、日本のこと。

今日は朝から夫婦、息子と3人でブリスベンに行ってきました。

ブリスベンは都会だ~~~~~~。人がいっぱいいる~~~。スーツを着ている~~~。ビルがいっぱいある~~~~。車も多い~~~~。店もいっぱいある~~~。

フト、クアラルンプールを思い出しました。KLの中心地、開発されたところと比べるとオーストラリアは都会といえども遅れてると思います。これはシドニー、メルボルンでも同じようなことを感じます。KLの発展は本当に凄い。力強い。

でもブリスベンのほうが安心。自動車もバイクも怖くないし、歳をとったり障害があっても生活できる都市づくり。人も優しい。そして綺麗。みんなが規則を守るのが当たり前。

マレーシアには長期滞在したこともないけれど、もう数はわからなくなるぐらい行き来をしていて、行く度に段々と理解が進んでいきます。いや誤解も増えていくような気がするんですが、マレーシアって不思議な国だと思います。

歴史的にも陸海の要所で発展してきた経緯があって、それだけに「外国人から儲ける」のはうまくて、外国人が投資しやすいように、魅力があるような国造りをしている。これってこの10年、20年に始まったことじゃなくて、マレーシアの歴史そのものがそういう歴史なんだというのが最近やっとわかってきた。外国人なくして発展はないと国そのものが割り切っている。

この辺は過去に鎖国もして、単一民族の島国としての日本で生まれた感性、価値観とは全く逆のものがあるように思います。マレーシアは「国際的であること」が唯一生き残る方法だったんでしょう。

でもあの考えられないほどの箱物をどんどん作る開発方法には違和感があります。本当に需要があるのか。KLCC近くのTun Razakの開発地域は特に凄いと私は思っていて、将来的に25棟の高層ビル群を建て、そこに世界の金融関係のトップ企業250社を誘致し、そこに働くプロフェッショナルを3万人海外から呼びこむと。そしてアジアの金融の中心である香港、シンガポールに戦いを挑み、将来的にはロンドンのシティ、NYのウォール街の様にすると。

ホントかよ?大丈夫かよ?なんて凡人の私は思うわけですが、これも天才マハティール氏が若いころ、何もないランカウイで海と山と空と星を見ながら夢想し計画し、そして実行に移した台本通りなんだろうと思ったり。

こういう海外を利用するという考え方は、今巷で話題になっているタックスヘイブンも同じで、それなくしては国や地域の発展は見込めなかったのだから当然だろうと思います。でも国内需要を高め生産を充実させ国を大きく強く豊かにしようとしてきた普通の国から見ると全く違う世界に思えるんですね。そんなうまくいくはずがない。成功するはずがないと。でもそれは根底にある考え方が違うからそう思うのであって、どうなるかは誰にもわからない。その代わり、ブミプトラ政策を取って「外国人にだけ儲けさせるようにはしない」ってのが面白く重要な点で、これには批判があるけれど、マレーシアという国が生きていく根幹なんだろうと思います。「外国人いらっしゃーーい」と両手を広げ笑顔を見せるマレーシアでも、実際には永住権を取るのは非常に難しく、外国人はあくまでお金を産んでくれる大事なお客様(あるいはカモ)であって自国民待遇は「絶対にしない」という意志がはっきり見えますね。これはブミプトラ政策と表裏一体なんでしょう。労働者として使う外国人も考え方は同じですよね。

これもマハティールさんが描いた絵図なのかどうか知りませんが、頭が良いというか、骨組みがしっかりしているのを感じます。

逆にこれから国を開放して外国人を受け入れようとしている日本ですが、自国民の保護も考えず、平等だの人権だのと外国人に尻尾を振る傾向が強いような国の場合、将来は外国人の国になるのが道理。テロで注目されたベルギーもそうですが、外国人が好き勝手なことをして恐ろしいことになっているみたいですね。そしてそれはドイツや東欧諸国も同じで、「人道主義」を称え、あるいは「利用してやろう」と外国人をどんどん受け入れ、住人としての権利を与えるが故に国内はどんどんおかしくなっていく。一度住民として認め永住権でも市民権でも出したらそれを後に変更は出来ない。彼らは理想主義でもなくて日本みたいにボケーっとしている国じゃないのにあんなになるってことは、日本の場合はもっと凄いことになるんじゃないかと。だから日本も開放するならブミプトラ政策みたいなのがあって当たり前だと私は思うし、そうじゃなければオーストラリアがそうであるように移民国だとしても移民の選別には高いハードルを作る。

でも日本にはとんでもなく素晴らしいリベラル派が多数存在していますから(嫌味です)、自国民優遇策とか、移民に高いハードルを設定すると「不平等である」「非人道的である」となるんだろうし(弱者を助けるのが好きな彼らは外国人が強者であることを知らない「上から目線」)、そして「外国人にも選挙権を与えろ」なんて、まさに「世界は一つ。人類兄弟」を推し進めるんでしょう。2600年という世界にただ一国しかない長い歴史を持った日本という国の崩壊がこれから始まるんだろうと私は思っています。でもリベラル派に取っては、「新しい地球づくりの第一歩」で喜ぶべきことなんでしょう。

これに対して私みたいな頭の硬い日本人は「日本を守れ」なんて思うわけですが、でも世界に唯一の長い歴史を持つ日本とて、何度もそういう経験をしてきたはずなんですね。最初から今の日本が存在したわけじゃない。

かつて縄文時代、半島から怒涛のごとく流れ込んでくる弥生人に対して、縄文人は何を感じたんでしょうね。きっと私の先祖は「弥生人を入れるな」と騒いだんでしょう(笑)。それが私のDNAに残っているのかもです。明治維新もそうで、「近代日本の夜明け」には間違いないのでしょうが、私はやっぱり「幕府側」に心が惹かれるんですよ。面白いと思います。保守DNAなるものがあるみたいな。

でも「元寇の役」だけは想像するとゾッとします。本当に神風が吹いたのかどうかわかりませんが、なぜ元は日本侵攻を諦めたのか。ま、彼らは海洋民族でもないし、平原で生きる人達だったから、日本に魅力を感じなかったのだろうと思ったり。こんな国、放っとけって思ったのですかね。(笑)

あの時に元が日本を諦めなかったら簡単に日本は消えていたはず。私としては元にはお礼を言いたいぐらい(笑)。でも実際に日本を手に入れてもそれの統治にはかなり手こずるのも間違いがないはずで、中国人がそうであるように大陸の人たちは自分で管理するより「冊封体制」を取ったでしょうね。朝貢をさせて配下に置く。中国と朝鮮半島みたいな関係。でもま、どちらにしても日本の歴史最大の危機の「元寇の役」はやり過ごせた。

ところが欧米の言うことを聞かず、コミンテルンにも上手いことをやられて日本は戦争に誘われそれに乗ってしまった。アメリカも戦争をしたくてウズウズしていてタイミングはばっちり。そして案の定、筋書き通りに負けて、他国の指揮下に入った。でもま、アメリカ様は日本を分割しなかっただけでも私は有難いと思うべきだと思っていて、でもその代わり、日本大改造が始まりそれが大成功で今に至る。結局、日本はGHQによって完全に壊され、いやGHQの言うとおりに日本の左翼が日本を根本的に変えてしまった。そして彼らの流布した歴史観、戦争観をいまだに引きずる。結局、あの時に日本は壊されたんでしょうね。元寇の役の様に逃れることはできなかった。

私が問題だと思うのは、今の日本があるべき姿で、かつての日本は悪の権化だというプロパガンダに日本中が乗せられているということ。そして広島へオバマ氏も行くかどうか注目が集まっていますが、あの第二次世界大戦の最大の罪をおかしたのはあの原爆を落としたアメリカであって、どんな理由があろうとそれは許されないのが国際法じゃないですかね。でも護憲じゃなんじゃと騒ぐ「人道派で正義の味方のはずの左翼」はアメリカの世界最大の悪行に関しては何も言わない。いや、日本人の国際派も人権派も市民派も法律家も政治家も誰一人それを言わないという異常な国、日本。でもまGHQがそういう国にしたわけで、私は広島原爆記念碑の「あやまちは二度と繰り返しません」という主語がなく、いかにも「日本人だけが悪い」と取れるような文章に非常に腹がたっていたのですが、主語を入れないということによって「アメリカ批判」をもしているのであって、あの当時、それが日本にできる精一杯のことではなかったのか、そんなことを最近考えるようになりました。

保守だリベラルだというのも最近はわけがわからなくなり、時代に合わせて憲法を変えろというのが保守?護憲がリベラル?本来は逆じゃないかと思うんですがね。また自民党も面白い政党で、柱ってのがなくて百貨店みたいな政党になった。ま、これは野党がだらしないからでもあって、野党が推し進めるべき政策を自民党が先に言い出してしまう。つまり、町の商店となんでもある大規模百貨店の関係に似ていて、小売店は「俺達がいなくなったら大変なことになる」と存在感をアピールするだけで、民が望んでいるものを提供することは出来ない。

アメリカの大統領予備選を見ているとアメリカの恥部を見せつけられているような気がするし、世界第二の中国は自分たちの作文で世界が動くと思っているし、ロシアもしたたか。北朝鮮も同様。

でも日本は外にはニコニコするばかりの苦労知らずのお坊ちゃまというか箱入り娘なのか、どうも現実に目を向けることを拒否する傾向が強い。

それでも私は「性善説」を基本におく日本的考え方って大事だと思っていて、世界がいつかそんな方向に動いたら良いな、と。私の頭のなかも実はファンタジーでいっぱいって事なんでしょう。(笑)

しかしま、外国人を利用するという点では天才的だと思うマレーシアやオーストラリアを日本は徹底的に研究するべきで、と同時に問題が噴出しているヨーロッパもしっかり分析するべきで、それなくして今のまま大量に外国人を日本に入れたら本当に日本は消えていくと私は思うわけです。

私は自称保守系ですが、本当はリベラル派が現実重視をするようになったら日本は良くなると思っています。だから保守系だけれどリベラル派に声援を送る(笑)。シールズもそうで、彼らが現実をちゃんと認識した時に、あの心意気が生きてくると思うわけです。

とまぁ、ブリスベンの行き帰りの車の中でこんなことを考えていました。

しかしブリスベンの駐車料金、3時間で77ドルって異常じゃないか?

 
 
 

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