マレーシアの日本人向けの日本人によるボランティア活動

マレーシアには多くの日本人が住んでいますが、まぁ、私の視野に入るのはほとんどがMM2Hです。駐在組、現地採用組、起業組とは全く接点がないのでわかりません。

でもどんな日本人でも「最初は右も左も分からない」のが普通で、駐在組なら親方日の丸で様々なサポートがあるんでしょう。また現地採用組、起業組はそれぞれコンサルタントを利用することも多いのだろうと思います。

さてMM2Hは?となりますと、ゼロから自分で一つ一つ経験することに喜びを感じる人もいれば、「誰か教えてくれ~~」という他力本願組も多いと思います。でもこれって悪いことでもなんでもなくて、海外旅行に行けばガイドが心強い味方なのと同じで、先に入っていろいろ経験し状況がわかっている人から情報を得たいのは当たり前のこと。

じゃ、どこの誰に聞けば良いんだ?ってなりますよね。

ゴールドコーストの場合は今はどうなんでしょうか。あくまで個人の横の繋がりが主で、それをバックアップする組織やグループなんてあるんでしょうか。20数年前に私は日本人会の理事をやっていまして(総務担当と経理担当を2期。なり手が居なく無理やり押し付けられた 笑)、あの当時は多くの人達が「新参者ばかり」で、日本人会を中心に皆が動く傾向が結構あったように感じます。

日本人会というと「企業が中心」と思いがちですが、これは単に人数の比率の問題で、ゴールドコーストのように極端に「企業組」が少ないところでは(かつてはそれなりに居た)、企業組は肩身の狭い思いをしていたと思います。肩身が狭いとは?と思うかも知れませんが、企業組と永住組ってそれぞれが持つ問題点が違いますから、どうしても会の運営方針で差がでるんですね。

特にそれが顕著なのが日本人会が運営する「日本語補習校」でした。ゴールドコーストには日本人学校はなくて土曜日のみの補習校しかないのですが、駐在組と永住組はまるで望むものが違うんですね。そりゃ駐在組はいつか日本に帰りますから、「日本に帰っても大丈夫な教育」を欲しがる。ところが永住組は(極端に言うと)「オマケの教育で良い」と考える。

でもま、皆んなは来たばかりの人たちばかりですから、皆が一丸となって助けあっていた感じはあります。でも今は知りません。

でもそれはあくまで「町内会」的というのか、お友達が自然発生的に集まってグループを作るという感じであって、日本人会の中で総務部がいろいろやってはいたものの、日本人会が全面に出てサポートすることはありませんでした。

でもマレーシアは違うんですね。日本人会とは別の組織が立ち上がってサポートに動いている。

この組織がどれほど頑張って活躍して、またMM2Hの普及にも力を入れて来たのは皆さん御存知の通りで、日本のマレーシア流行を作ったのは私はこの組織だと思うくらい。

でもま、その組織も生き物でいろいろ変化はあるわけですが、「ボランティアに賭ける情熱」は未だに凄いものがある。

マレーシアでボランティアとい言いますと、日本人の現地向けのボランティア?と想像しますが、それはしないわけではないものの、「日本人向けのボランティア」が凄いんです。

これはMM2H、多くはジジババですし、海外なんて旅行に行ったことがあるくらい、みたいな人も多く居ますし、そういう方々がマレーシアに住むとなればどういう苦労をするかは簡単にわかるわけで、ボランティアの存在意義は大きいと思います。

ただ、MM2Hではない、特に若者がMM2Hやこういう互助会的な組織をどう思うかというと、かなり批判的な人がいるのもたしか。それはジャランジャランという有名なマレーシア関係の掲示板を見るといつも感じます。MM2Hのジジババをゴミのように言う人も決して少なくない。

でもそんなことはどうでも良いと私は思っていて、助け合いがそのものが悪いはずもない。

そういうボランティア組織は複数あるはずで、それぞれ特徴があるんでしょう。またそれぞれは仲が悪いなんてこともあるのかもしれません。でもま、こんなのもマレーシアに限った話じゃなくて、海外の日本人村社会の常識と言っても良いくらいで、それを理由に批判するのはお門違いだと思っています。

とまぁ、いつもの通り前置きが長いのですが、私のこのブログの日記に、そのボランティアの方がコメントを書いてくれたんですよ。それが私は非常に嬉しかった。それをここに書こうと思いました。

その日記は「モールの上にあるコンドを見つけた~(スバンジャヤ)」という日記(ここをクリック)なのですが、私はスバンジャヤ辺りが面白いと書きました。

それについたコメントですが、スバンジャヤやその周辺の情報とともに

スバンジャヤに引越しをご検討であれば、私もボランテイア・マッチングクラブのメンバーなので、お手伝いさせていただきます。。

と書いてありました。

だから何?って思う人もいるかもしれませんが、こういうコメントって見たことがありますか?業者の売り込みじゃないんですよ。ボランティアでお手伝いしますという申し出です。

私はその方と会ったこともありません。メールでやり取りしたこともありません。全くの見ず知らずの赤の他人です。

でもこういうボランティアに精を出す人たちが少なからずマレーシアには存在するんです。聞いた所、積極的に動いているボランティは30人程度いるとのこと。

前に、私と息子でKLに行きました時に初めてボランティアにお願いしました。我々は全くと言っていいほどKLのことはわかりませんし、いわゆる旅行者の行くところぐらいしかわからないわけですよ。だから現地に住む人達が行く場所。いわゆるTTDIだとかモントキアラとかそういうのがわからない。日本人会館もそう。でもその時、二組のご夫婦に午前午後とあちこち連れて行ってもらいました。そして何と夕方にはまた別の方のお宅におじゃまして、飲めや食えやの大宴会。(笑)

なにこれ?って思いませんか?

その時の日記はこれですが・・・と思って紹介しようと思ったけれど、ボランティアをして頂いたレポートの日記は書いていませんでした。^^;

でもその前のやりとりのことを書いた日記はこれ。

ボランティアの内容が凄い | dabo_gc

ちょっと面白いところを抜粋しますね。どういうボランティアの内容かを書いたメールです。

XXX夫妻がご案内します。

①TTDIのウエットマーケット案内9:00-10:00
②バンサー案内(車で通過程度)10:00-10:30
③日本人会案内10:30-11:30
④デサ・スリハタマスの駐車場待ち合わせ12:00
⑤評判のいいパンミー屋で昼食12:00-13:00

午後はXXXがご案内します。

⑥モントキアラのコンドミニアム群と周辺を車で見て回る13:00-13:30
⑦最新の小型ショッピングモール(パブリカ)見学。スーパー、ダイソー、フードコート見学13:30-14:30
⑧王宮見学(門の外から外観を見るだけ)14:45
⑨モントキアラの中心地であるショッピングゾーンのワン モントキアラ、プラザモントキアラ見学15:00-15:30
⑩XXXXXさんのお宅でお茶16:00~

もし、もっとコンド見学をしたいということであれば、アレンジ可能です。
あるいは、ドリアン食べ放題に行きたい、とかの要望にも対応可です。

実費経費ですが午前中のボランティア担当のXXXさんに15RM、午後のXXXに15RMを交通費として支払ってください。

XXXXさんのお宅に行くと、色々食べたり飲んだりしてしまうと思いますが、夕食に何かマレーシアらしいもの(例えばチキンライスとかスチームボートとか)を食べに行きたいということでしたら、ご案内します。

会食ボランティアもありなので、当日以外でも有志を誘って何かおいしいものを食べに行くということもアレンジできます。遠慮なく言ってください。

ウソみたいでしょ?(笑)

私は全くの見ず知らずの赤の他人ですからね。それを忘れないで下さい。

ボランティアマッチングクラブという名称で皆さん動いているのですが、その内容はこれとのこと。

◆MM2Hビザ取得に関する一般的な質問対応、アドバイス

◆マレーシア生活全般の質問対応、アドバイス
 ・衣食住
 ・医療関係、健康保険、遺言書
 ・銀行手続き
 ・パスポート
 ・車の運転注意点

◆住居見学と地区案内
 ・各地区のコンドミニアム、リンクハウスの見学。
 ・家賃情報、周辺環境情報を提供。
 ・家選びの注意点や探し方をアドバイス。
 ・モントキアラ、タマンデサ、TTDI、サウジャナ、トロピカーナ周辺案内
  (買い物、レストラン、病院など)
 ・ウェットマーケット、1ウタマ、カーブ、イケアなど商業施設の案内

◆KL下見旅行の宿泊先アドバイス

◆荷物一時預かり(主にKL居住準備段階の方のサポート)
 ・トランク、ゴルフバッグ、SIMカード、他

◆ペット関係
 ・輸入諸手続きアドバイス
 ・動物病院、ペットホテル、ペットショップ等アドバイス

◆ゴルフ関係
 ・ゴルフ事情全般アドバイス
 ・お試しゴルフプレー同行
・ゴルフ道具レンタル

◆テニス関係
 ・テニス事情全般アドバイス
 ・ヒッティング・パートナー紹介

◆パソコン関係
 ・PCの新規購入アドバイスと設定サポート
 ・泉SNSとインターネット活用方法アドバイス
 ・ネットバンキングの操作方法アドバイス
 ・エアーアジアの予約、オプションタウンの申込み方アドバイス

◆スマホ関係
 ・購入サポートと使い方習得サポート
 ・電話、メール、インターネットの使い方
 ・日本に帰国時のスマホ活用方法(電話、メール、インターネット)
 ・翻訳、LINE、FACEBOOK、SKYPE、WAZE、等アプリの使い方

◆電話・タブレット・Wifi等のアドバイス

◆着物着付け(女性、七五三、盆踊り)補助

◆電気関係、例えば感電防止等についてアドバイス

◆英語、マレー語、中国語の簡易サポート。
 ・本格的な通訳は不可、簡単なことならサポート、アドバイス可能
 ・一般的な手続きの英語補助。

◆旅行アドバイス
 ・周辺諸国、欧州等の旅行に関して質問にお答えし、アドバイス(主にメールで対応)

◆ホームステイのホストファミリー提供
 ・帝京学園卒業生の受験、または観光旅行時のホームステイ先紹介

このボランティアマッチングクラブというのは「マレーシアセカンドホームクラブ」の中のグループで、セカンドホームクラブでは泉SNSというマレーシア最大の情報の宝庫も運営しています。ありとあらゆる情報がこのSNSのアーカイブの中に入っていますし、新規に何か知りたいことがあればその旨を書き込むと多くの会員から答えがもらえます。

また最近、ブログも始めました。

そのブログはブログ主が一人で書いているものではなくて、クラブの会員(延べ2500人ぐらいか)から集められた情報ですから、多岐に渡っているんですね。こればかりはどんなブログもかないませんし、(多分)こんな情報が欲しいとコメント欄にでも書けば、それに関しての答えは返ってくるはず。

これってマレーシア関連ブログの世界でも画期的だと私は思うんですけど・・・・。

ご褒美人生マレーシア

 
 
 

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マレーシアの日本人向けの日本人によるボランティア活動” への4件のコメント

  1. まあヒマなんだな
    ブームから何年経ったか・・・
    この頃は帰る話が多いですね 
    友人皆帰るから鬱や引きこもりになって

    • 大西さん、酔っ払ってこのコメントを書いたでしょ。危ないですよ~。北朝鮮の水爆やミサイルと同じレベル。地雷どころじゃない。(笑)

      ボランティアって当然時間がなければ出来ないけれど、時間があればそれは「俺のもの」と考える人が世の中には圧倒的に多いし、暇だからって誰に出来るもんでもないと思いますよ。

      ボランティアの人たちの一生懸命さを間近に見ると、時間とか金とか、そういうものがあるから出来るんだ、なんて考えは一発で吹っ飛ぶはず。やろうと思ってできるレベルじゃない。

      私の身近な友人に「ボランティアの為に生きている」ような人がいるんですよ。東チモールにも一人で乗り込んでいったし、東日本大震災の時にはトランクにキャッシュを詰め込んでいの一番に乗り込んだような人。でもねぇ、フト感じるんです。ボランティアって本当に他人のためにやっているのか、自分が満足するためなのかって。

      これって、ボランティアの人に「わがままを言ってみる」とすぐわかるんです。

      この時に「にっこり笑って、【ハイ、そうしましょう】」っていう人って本当にいるんですよ。

      一般的には想像できない、理解できない、当然自分には絶対できないようなことをやる人たちは間違いなく存在する。

      私も一時期「24時間緊急時に対応します」と自分の携帯番号を公表していた時があるけれど(日本人会で)、もしあの時に大西さんに今と同じことを言われたら、わざわざ飛行機に乗ってでも一発ぶっ飛ばしに行ったと思いますよ。(笑)

      やる人って家族や仕事を放り投げてでもやるんだから。

  2. やるのは簡単続けるのは困難
    さんざん一肌脱ぎまくってきた結果で喋ってます

    • 自分は脱落して、それをやり続ける人に何か言うって変だと思うよ。

      どうせ長続きしやしないって? (笑)

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