日本人のスタッフがいる店はやっぱり良いなぁ:日本人の魚屋

久しぶりに日本人の魚屋Real Fishに行ってきました。

最近、食べるようになった「ボラ(Mullet)」と「サメ(Flake)」(この2種は安い魚の代表格)のフライを食べ、新鮮なアジが入っていたので6尾を3枚におろしてもらったのと、エビを20匹買ってきました。しめて27ドル。なんだか得したような気分。(笑)

ここで扱っている魚は他では手にはいらない物がいろいろあるし、3枚におろしてくれたり、サービスがよい。そしてですねぇ、スタッフが皆んないい子ばっかり。日本人の女の子達。

日頃、オーストラリア的なサービス、そしてそれよりもっと酷くてメチャクチャなマレーシアのサービスを思い出すと、「日本人のサービス精神」って一体どこから来るんだろう、どうしてそれが養われるんだろう、どうしてそれが標準的なものとして皆ができるんだろうと、不思議でしょうがありません。

皆んなデレデレ動くことはしないし、いつも笑顔でハキハキしていて、それでいてちゃんと話も出来れば商品知識も持っていて客にいろいろ薦めることもできる。

日本人にはアタリマエのことが世界には存在しない。不思議だ・・・。

面白いのが中国人の店。店の店主でさえも、ニコリともしない、デレデレ仕事をするなんてのがいて、まだオーストラリア人の方が愛想は悪いにしても礼儀正しい。

もう今から40年ぐらい前だろうか、亡くなった邱永漢氏が言っていたことを思い出します。彼は「日本がどれほど駄目になっても、サービス業の輸出ができる。これは世界一位」と言っていた。

私は江戸っ子だから大阪のことは良くわからないのだけれど、たまに大阪の道頓堀に行くと、随分東京と違うなぁと感じます。若者たちが多く働いているのは同じだけれど、東京はいかにも「アルバイト」という感じがするのね。ところが道頓堀あたりの若者は「それぞれが経営者か?」みたいな感じを受けます。さすが商人の町だな、と。

でも日本流のサービスを世界に届けると、日本のサービス精神を逆手に取る客も多く出てくるんだろう、みたいな気がしないでもありません。日本とて、「お客様は神様」だとおだて続けた結果、本当に自分は神様のつもりになる客が増えて、クレーマーなる人種も出てきたし、同じようなことを海外でやったら経費倒れになるんじゃないかと思ったり。

またオーストラリア人に聞いてみると、普通は愛想もない、ただ売手と買手の平等な関係であるのが普通だから、サービスが良すぎると「居心地が悪い」と感じる人もいるのね。

ユニクロが世界中で「いらっしゃいませ~~」をやっているらしいけれど、外人はその言葉になんと応えるべきか結構焦るらしい。(笑)

ま、日本流サービスが世界に出るにはそれなりの変化が必要だろうと思うけれど、日本人には頑張ってもらいたいなぁ。

働く人たちが「自分の給料のため」「会社のため」「売上のため」ではなくて「お客に喜んでもらうため」という意識を持っているのは日本人ぐらいだと私は思っていて、こればかりはスタッフに口で言い聞かせてもわかることじゃないし、どうして日本人にはそれができるのか、どうして外人にはそれが難しいのか、その辺を自分でも理解してみたいと思っています。

マレーシアの一般的な飲食店で、ここは大したもんだと思ったのはまだ一軒しか無くて、それは「浜笑」という日式居酒屋だけ。フロアーの重要なところを日本人のスタッフがやっているのね。これって経費がかなりかかると思うけれど、あれがあの店のキモみたいな気がします。

逆に美味しいお店でも「なんだか中途半端な」現地人のマネージャーがいるだけとか、店を見渡してみると日本の経営なのは間違いがないのに日本人がほぼゼロみたいな店はやっぱりサービスに違和感を感じます。上辺だけを繕っている感じ。

安ければ良い、美味しければ良いという客も多いのだろうけれど、私は多少高くても良いから「日本人のサービス」を見たいと思うタイプ。心が和むし、多少まずくても、高くても我慢できるどころか、そういう店に行きたいと私は思うわけで、もしかしたら店としてはちゃんとした日本人を置くほうがコスパは良いかもしれない。(笑)

でもま、海外の飲食店は日本人を相手にしても「細かいことにうるさい」「ケチ」でしかなくて、そんなのを相手にしていたら店はすぐに潰れちゃう。やっぱり「金は掛けない日本風」を「それで良しとする現地人」相手にしないと儲からない。これは鉄則だと私は思うわけ。

そういう意味でもKLの「浜笑」という店は私が今まで見たことのない店で、「日本的であること」を全面に出して現地人を呼び込んでいるのね。これって逆転の発想じゃないかと思うのだけれど、「日本食」を売るのではなくて「日本的」であるテーマパークみたいに感じます。

そうかと思えば、KLの有名ホテルにあった純和食店だけれど、フロアにいる黒服はれっきとした日本人男性。ところがその仕事ぶりは現地人という面白い店もあったっけ。あんなのなら居ないほうが良いと思った。

日本の店をそのまま海外に出してもよっぽど個性のとんがった店じゃないと無理で、でも「日本的」なものは金が掛かるにしてもうまくポイントを押さえてそれを出すと、日本人にも現地人も喜ばれるのね。ゴールドコーストでもそういう店はあって、「いとしん」はその典型だと思う。純日本風で行けば金は掛かるし、それで現地人が喜ぶわけでもなくて、日本風なところは残しつつ、「日本的」なところを訴求しているうまさがあると思う。そして価格帯もちゃんと考えている。

やっぱり繁盛する店ってちゃんと考えていますよね。日本から視察に来て、現地の日本人の店を見て「これなら勝てる」なんて「日本的発想で」出店するとすぐ撤退しないとならなくなる。(笑)

 
 
 

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日本人のスタッフがいる店はやっぱり良いなぁ:日本人の魚屋” への2件のコメント

  1. パースにもありますよ。オーナー、マネージャー、キッチン、フロア、全て日本人のレストラン。創作和食の店ですが、寿司は絶対に出さない。店に置いてある酒は、ワイン以外全て日本からの輸入。料理の味はオーストラリア向けですが、サービスは純和風。フロアの子は常に目配りして、あんなに良いサービスは他の店で見たことありません。最近行ってないですが、ちょくちょく行ってた時は、予約なしでは入れませんでした。完全予約制ということではなく、オープンクローズで常にオーストラリア人の客で満席状態でしたので、予約なしでは入れませんでした。。今は…わかりませんが…。

    • オーストラリアってワーホリ制度があるからまだ良いですよね。もしそれがなかったら全員正社員でビザを取って・・・なんてやっていたら経営が成り立たないんでしょう。

      そういえばパースって物価が高いんですってね。大都市並だと聞いたことがあります。

      ゴールドコーストの田舎者はシドニーやメルボルンに行くと高いと感じるし、本当にオーストラリアって生活しやすいんだかしずらいんだか、わけのわからない国。(笑)

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