今年から世界の構造が大きく変わる予感・・・

16日の台湾総統選挙が気になっていましたが、無事終了。予定通り(?)野党第一党民進党の蔡英文主席が圧勝し新総統に決まった。台湾発の女性総統。民族派で根本には「台湾独立」の気持ちがあるんだろうけれど、それだけは誰も口に出さない。それを口に出せば、中国は「武力制圧」するとかねてから公言しているし、アメリカもそれは言わないように圧力を掛けている。だから新総統も「中国との関係は現状維持」を言うけれど、間違いなく民主主義が勝ったし、今の馬総統みたいな中国ベッタリの方向からは変わるはず。

<台湾の総統選>民進党・蔡氏が勝利宣言 「投票で歴史をつくった」 (中央社フォーカス台湾) – Yahoo!ニュース

これって中国にしてみれば何歩も後退したのと同じで、非常にうまくないと思っているはず。何年も掛けて地道に台湾工作をして来たのが意味をなさなかったのがはっきりしたわけだし、でも総統交代は5月だそうで、それまでに何かが起きる可能性も否定出来ないんじゃないですかね。そもそも台湾ではこの選挙さえつぶされる懸念が囁かれていたし。

この新総統誕生は民主主義の勝利であり、その影響ってどうにか押さえつけた香港に飛び火するだろうし、またチベット、ウイグル、内モンゴルの民衆にも勇気と希望を与えるはず。これを中国が黙って見ているんでしょうかね。

しかし中国もここのところ良いことなしで、強引な政治、経済発展のツケがどんどん出てきている感じがします。民衆の不満の高まりって凄い力があるはずで、それが中国の歴史を作ってきたと私は思っていて、それを鎮めることは一切出来ていないし、裏目に出ているようにしか私には見えません。

今までも強引な習近平が、何かどんでん返しで世界がアッと驚くようなことをするかもしれない不安があります。

世界は世界で忙しいことになっていて、イランVSサウジアラビアの歴史的な対立が表面に出てきてしまったし、アメリカの忠犬ポチだったサウジはアメリカに切られて大慌て。石油価格は低迷したままで、それに加えてイランは輸出を開始するし、アメリカも石油の輸出を解禁し、この動きを予想していたロシアはちゃんとロシアの生命線のシリアを抑えに入った。このシリアがアメリカ側に付くと、中東から欧州へ向かうシリアの石油パイプラインが稼働するはずで、そうなれば資源の輸出しか生きる道がなく、欧州向けの資源輸出で食っているロシアの存続に関わる。

ってそれがアメリカの狙いでもあってアサド政権潰しを考えたのだろうと私は思うし、反アサド勢力に協力していたのはそれが理由で、しかしその一部がISとなり、育ち、世界の大問題の一つとなってしまった。当然、サウジは同じスンニ派のISを影で支援していたのは間違いがないだろうし、アメリカも容認していたんでしょう。だからIS潰しを言う割にはアメリカは腰が引けていた。そこにロシアが加わってISという世界の癌を叩くようなことを言いながら、ISだけではなくて、アメリカが支援する反アサド勢力をひとまとめにして攻撃。

まぁ、各国の謀略というか生き残りに対する行動って凄いと思います。

そこへ来て北朝鮮の水爆(?)実験。これも中東の動きと無関係じゃなくて、北朝鮮が究極の武器の供給者になり得ることをアピールしたんでしょう。もちろんイランとの繋がりは過去からあるし、敵対するサウジでさえも北朝鮮に近寄って行くんでしょう。

そしてなぜ世界がこういう風に動いているかというと、オバマ政権があるからだと思います。彼は「アメリカは世界の警察ではない」とはっきり表明したし、そうは言っても・・と半信半疑で見ていた世界はそれが本当であることに気がついた。それを「腰が引けている」とアメリカに期待する層はいうんでしょうが、アメリカは手を出さない。

でもそれはあと1年で変わる。次のアメリカ大統領がどういう世界政策を言い出すかわからない。

だからこの1年で、各国が出来ることはやってしまわないとチャンスを失う。

南シナ海、クリミア半島、北朝鮮、中東、全てこのオバマ政権の内に自国の地位確立を狙って動いているんじゃないですかね。当然、東シナ海、台湾も安穏とはしていられなくて何かが動くかもしれないけれど、アメリカは手を出さない可能性が非常に高い。でもそのオバマ政権もあと1年。

この間、一体国連って何をしていたのか考えてみると、全く存在感がない。

そもそも国連ってなんなのか。私達日本人にしてみると、国連とは国際連合で、世界がまとまって世界を考えていく組織だと思う。

でも国連って英語で言うと「United Nations」、これって「連合国」であって、世界が一つにまとまった組織ではなく、前の戦争の連合国が作った組織。だから日本はそれに加盟したということは、かつての日本は悪の枢軸で、諸悪の根源だということを認め、連合国史観、それはGHQがやっきになって日本人に植えつけ、そして成功した歴史感だけれど、それを日本は持ち続けなければならない。だから安倍さんが前に言っていた「戦後レジームからの脱却」は「国連脱退」という意味に等しくて、日本保守にしてみると真実を言うことの何が悪いと思うけれど、それは「歴史修正主義」でしかないんでしょう。そういう意味では日本の左翼は連合国から言うと優等生で、あの戦争の勝者の思うがままに動いている。でも日本は常に「敵国」であって、国連の敵国条項がはずされることもない。もちろん常任理事国にはなれない。

そういう国連が何の力も示せないということは、「連合国支配の終わりの始まり」といえるのかもしれない。

世界を見渡してみると、かつての被支配国が台頭し、先進国でどうにかやっているのは(アメリカは横においといて)敗戦国だったドイツと日本だけで、ドイツはここのところの諸問題でおかしくなってきて、日本は景気が芳しくないものの世界の動きからは「蚊帳の外」だったとも言える。

だからこれからの日本は、連合国支配の終焉を迎えた世界で、面白い動きが出来るんじゃないですかね。

でも日本はといえば「自民党総裁選に立候補するような自民党主力議員」が「南シナ海で起きていることは日本に関係ない」なんて公言する国。そして野党は日本の国防にもほとんど役に立ちそうもないあの安保法案を「戦争に引きずり込まれるかもしれない」という一点だけを誇張して「戦争法案」と断定する。国民は「国防は大事だけれど、子どもたちは絶対に戦場に送らない」と女性的な非論理的思考が当たり前になって大騒ぎ。

民主主義を守れという若者も増えて、少数意見を聞けというのはそのとおりだけれど、「少数意見で決定する」ことは民主主義の世界ではあり得ないことに気がついていないような動きをする。結局、自分の思うとおりにならないとああじゃこうじゃと屁理屈を言っているように聞こえるわけです。だから「次の選挙では勝とう」と考えるのならそれは正しい選択であって、それで勝てれば気に入らない法案は廃案にすれば良いし、それを全国民は受け入れるはず。

そしてその民主主義で決めたことに関しては、気に入るか気に入らないかは関係なくその決定に従う義務があって、なおかつ民主主義とは国民がトップに立ち、全ての責任を取るということで、その民主主義がそして平和を望む国家にもし危機が訪れるとしたら、それをどうするのかを決めるのも国民で、もし外敵の侵入があるのなら、国民こそが責任者として戦う義務があることも忘れてはならないと思うんですよ。「子供を戦争に送りたくない」という気持ちはわかるけれど、「国家に危機が迫れば国民が戦う」のが民主主義だと私は思うわけです。でもどうも日本には「国民が戦うこと無く国も民主主義も守れる」と考える傾向があるようで、ここに「与えられた民主主義」と「勝ち取った民主主義」の違いがあるんでしょう。

でもそれも認めたくないから「日本に危機はない」という方向に話をずらすんでしょう。共産党がまさにそれで、「では攻めてきたら?」という問いには「非現実的な話はしない」と逃げる。あるいは「問題があっても話し合いでなんでも解決がつく」と話をそらす。

こういう日本なのは外国はしっかり理解しているから、「日本には圧力をかけて、脅かせばどうにかなる」と思うし、それがぴったしカンカンで、ちょっと脅かせば国中がアタフタして結局は相手の言うことを飲んでしまう。

でも「日本は平和だ」と国民は喜び、これを未来永劫維持しようと言う。

日本は竹島も取られ、北方領土も取られたことを覚えていないのか?北朝鮮の拉致事件は侵略ではないのか?

ま、このままいけば尖閣もいつかは中国のものになると私は思っていて、ホリエモンみたいに「欲しがるのならやっちまえばよいのに」という若者がいる日本には驚くばかりなり。尖閣が中国の東アジアにおいて、アメリカにとってのグアムのような軍事的な最重要拠点になるというのは一切考えていない様子。

また「戦いたくない」という思いは、実際の戦闘、戦争だけではなくて、「いざこざが嫌い」という方向に気持ちが動くんでしょう。これは日本人の国民性ともつながっていて、だから「近隣諸国とは手を取り合って仲良くしよう」なんて幼稚園みたいな思想が蔓延し、それは単なる「一応そういう体面を取る」ことでしかないのに、本当にそうあるべきだという理想論者がどんどん増える。そもそも経済とて戦争であって「協調」とは敵対する勢力に対する、あるいは利益を同じくする「同盟」でしかないと思っている私。命のやり取りは大嫌いな母親でも、命に関係がなければ「経済戦争」に子どもたちを送り、頑張れと声を掛ける。これもおかしいと思うんだけど・・・・。

世界に一つの花という歌にしてもそうで、一つの花が綺麗に咲くにはその裏でその何倍、何十倍の「生きようとする生命」が殺され、生き残ったものの勝ち誇る姿が「美しく咲く花」であって、生命同士の戦いの非情さには全く目を向けないってのも、幼稚園そのもの。ファンタジーの世界。でもそれを信じてそういう世界で生きようとする国民はヒジョーーに多い。

そもそも平和主義者が自分が住んでいる隣近所の家と「仲良く手を取り合って」生きているのかも疑問だし(マレーシアのロングステイヤーも同じ 笑)、日本国内の政党同士がわけのわからんことで争うことさえまとめられないのに、どうして「目的も狙う利益も違う」外国と仲良く手を結べると思っているのか、私には不思議を通り越して狂っているとしか思えないわけです。何も諸外国と敵対するべきというのではなくて、国交とは「利用しあう関係」でしかないと思うわけです。仲良くするとか、そういう感情の入る余地はないはず。

そもそも共産党も社民党も「話し合い」で自分たちの主張をこの日本国内でも通せたことがあるのか?日本でも無理なのに外国に対して「話し合いで解決できる」という根拠は何なのか。結局、彼らは「結果」ではなくて「どうあるべきかの姿勢、思想、理想」を言うだけであって「解決能力はない」と私は思うわけです。民主党も同じ。この野党の劣化が日本の悲劇でもあると思います。

世界の連合国支配は終わりの始まりに突入し、世界にリセットが掛かったように各国が動き始めている今、最大のチャンスを持つのは私は日本だと思うのだけれど、日本人は内向きでそのチャンスに気がついていないし、また日本をまとめ、リーダーシップを発揮するリーダーはいない。

お母さんの手をつなぎ、何かがあるとお母さんの後ろに隠れる子どもたち同士がああじゃこうじゃと喧嘩をするのに忙しいような日本に見えます。

もったいないと思うんだけど・・・・

でもま、世界はそんな日本を差し置いてどんどん変化するであろうことは見えていて、まぁ、それに流されていくだけの日本も国民がそれを選ぶならそれでも良いのだけれど、このままでは次の100年は日本人が想像していたのとは全く違う世界になるんだろうし、日本は蚊帳の外で段々と衰退していくんじゃなかろうか。でもま、国は人間と同じで、年老いたものの出番はなくなるわけで、日本はゆっくりと年老いて表舞台から消えていくんだろうと思ったり。

当然、今までの、そして現在の「豊かな経済」なんて崩れて、今もその徴候ははっきりしている格差は広がり、国民全体の購買力も下がり、ファンタジーを夢見る人たちが生きていける日本ではなくなるはず。

私がなぜ保守思想に傾かの理由はここで、理想論を振り回す平和主義者に日本を任せたら日本の将来は逆に暗くなり、正義と平和、そして更なる発展は「力」を持たないと保てないと思うから。

100年後に日本はちゃんと残っているんだろうか。ドラえもんに頼んで、将来をちょっと見せて欲しい。

自分としては古いと言われようがなんだろうが、自分の好きな日本人の価値観を捨てること無く生きていたい。でもそれではこれからの時代、生きていけないのならそれでも全く構わないのだけれど、自分たちの子供、子孫もそうであって欲しいとは思わない。たとえ中国が世界を牛耳ろうと、沖縄を取られ、日本そのものがアメリカの代わりに中国の忠犬ポチになる時代になろうと、子どもたちには自分が好きな思想を持ち、好きな場所で生きていけることを願うわけで、そういう意味で、「土地に縛られることがないように」オーストラリアに渡り子どもたちを育てたのは意味があると思う。少なくとも日本と一緒に沈没することは無いだろうから。またもし私の読みが全くの的外れで、これからの時代、日本が光り輝く時代が来るのなら、そしてそんな日本に愛を感じる子どもたちであるのなら、日本に帰ればよいだけのこと。

私としては、子どもたちも日本保守として、たとえ日本がどんな状況になっても生き延びて日本再生を海外から援助できる存在であって欲しいけど・・・。(笑)

正月はとうに過ぎてしまったけれど、今年の抱負は「何がなんでも生き延びる力を【一族として】つける」ってところでしょうか。

華僑ならぬ、日僑でも和僑でも良いけれど、そういう存在が世界に広まる年であったらいいなぁ・・・・。でも「海外にロングステイで遊びに行く」人を増やしたいってことじゃないですからね。(笑)

それって今までダボがブログに書いてきたことと違うじゃないかと思う人も多いかもしれない。「早期退職を簡単に考えるな」「海外での子育ては良いことばかりじゃない」「移住(ロングステイじゃない)を簡単に考えるな」と書き続けてきましたから。でも本音は「気楽に考えてはうまくいかない」「想像するほど簡単にはいかない」という事を言いたいわけであって、そうじゃなければ「華僑に太刀打ち出来るような力」は育たないってことなんですよ。

ま、「人生、楽しく生きていられれば良い」と考える人には関係のない話ですが・・。

 
 
 

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今年から世界の構造が大きく変わる予感・・・” への4件のコメント

  1. ダボさんのブログを読んで世界の現状を知り、日本の将来を想像しては悲観にくれてと悲観的な性格の自分がますます悲観的になってきますが、これが現実なんですよね。

    >子どもたちには自分が好きな思想を持ち、好きな場所で生きていけることを願うわけで、そういう意味で、「土地に縛られることがないように」オーストラリアに渡り子どもたちを育てたのは意味があると思う。

    ほんと、我が子には国と一緒に沈没しちゃうような人間にだけはなってもらいたくないものです。
    日経とともに沈没するかもしれない親に心配されたくないでしょうが(笑)

    • あはは、私も悲観的ですから悲観的なシスヤさんの中に私の考え方はスッと入り込みやすいのかもしれませんよ。(笑)

      考えてみると私の人生って「自由を得るための戦い」であったような気がします。これは「選択の自由」という意味でもあって、私みたいな保守思想に浸かるのも、それは囚われているというより私が選んだ結果でしかない。

      でも「生きる場所」を考えた場合、自由でありそうで自由はないわけで、私達家族も権利を与えられているのは日本のみ。オーストラリアの永住権とて縛りがいろいろある。

      「国民」とか「国籍」って非常に重いものであるのはよくわかるし、それを自由に選び、変えることはどの国も認めていないわけで、「土地に縛られない生き方を望む」ことそのものがファンタジーかもしれませんね。単なる「移動」「腰掛け」ならできますが、世界に一大事が起きた時には「国籍」しか頼るものは我々にはないはずですもんね。

      日経とともに沈没することはあり得ないんじゃないですか?皆んなが露頭に迷っている時に「日経崩壊で大儲けした」って言えないだけで。(笑)

  2. 確かにそうですね~。
    「土地に縛られない生き方」にはファンタジーの部分も少なからずあるんだとは思います。
    そういう意味では、結婚し子供ができたら状況が変わるかもしれませんが、それまでに間は我が子には腰掛け気分でも、結果的に転々としてもいいですし、国に期待し頼るんじゃなく自分の生きたい土地、自分を活かせられる土地で生きていける選択肢を持てるようになってもらいたいと思います。

    ニュージーランドはやはりキャピタルゲイン税はゼロでした。
    オーストラリアの高税率とは対照的ですね。
    もうKLで決定だと思いますが、気候と空気と水はNZの方が良さそうですね。

    • へーーー、キャピタルゲイン税はゼロですかぁ。相続・贈与税もなかったんだっけか・・・。

      ニュージーランドは良いと思います。旅行なら。

      住むと静かすぎて私はおかしくなるかも・・。(笑)

      国籍がなければどうにもならないというのは極論ですが、たとえ難民でどこかの国に流れていくことになっても(笑)、生きていけるかどうかって考え方も面白いかもですね。

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