ダボチャートの使い方いろいろ【備忘録】

皆さんに配布しているダボ流のMT4用インジケータとテンプレートのことに関して。

誰しも夢見るチャートがありますよね。移動平均線みたいなのがあって、それと値がクロスしたら買いだとか売りだとか単純なシグナルで勝てる物が欲しい。

また緑じゃ赤じゃと色が変わるインジケータで、緑なら買い、赤なら売り。その通りに売買すれば勝てるみたいな。

でもそんなのは無いんですね。誰しも自動売買ソフトを組み立てるときにそういう単純な方法を試して、ワクワクしながら次に大きく落胆するなんていう経験はあるはず。でもチャートを見ていると、「その単純な動きで勝てる時があるんだけれど・・・・」って思うのね。

これは私も全く同じで、そんな面白いインジケータがないか昔から探し続けて来ました。これも欲望が強いからでしょう。(笑)

でも残念ながらないんですね。

では全く駄目かというと、それぞれ「そこそこ使える」「結構いいじゃん」みたいなものもあるのがわかります。そして他のインジとの組み合わせでどうにか出来ることもあるんですね。

自画自賛になりますが、私が集めて使っているインジケータの多くはそういう「うまい話(笑)」の集大成でもあるんです。もちろん完璧なんてあるわけがないですが、一つ一つのインジケータを私としては選びぬかれた一品と言っても良いくらい惚れ込んでいるんですよ。

トレンドを見るインジケータは3つあります。

◯ TrendMagic (短期)
◯ 一目の基準線(Doda_Donchianもほぼ同じ)(中期)
◯ 一目改と呼ぶ雲のようなもの (長期)

全部まとめて表示してありますが、一つ一つに注目してよーーく見て欲しいんですよ。他のインジケータは非表示にしてみるのも良いと思います。そうすると「これってこれだけで使えるんじゃない?」と思うはずなんです。そんなことは無いと思う方もいらっしゃるとは思いますが、まぁ、インジケータの信頼度としてはこれでもレベルは上だと言っても良いんですね。

TrendMagicだけを使っても勝てるんですよ、という意味で「これで勝てなきゃやめちまえ」という表題でいくつかの日記を前に書きましたが、是非それも見ていただきたいのです。

そしてあえて話題にはしていませんが、一目の基準線もDoda_Donchianも一目改と呼んでいる雲も同じで、それと値の交差を見るだけでも結構使えるのがわかるはず。

でもそれだけでは勝率が上がらないので、他のインジケータも必ず併用する必要があるんですね。

またインジケーター欄の下にある、赤と緑の玉が並ぶBB_MACDもそうで、これほどいろいろな情報がわかるインジケータってないと思うくらいです。単純に緑は買い、赤は売りという見方では駄目ですが、玉と玉の距離、位置、そしてボリンジャーバンドとの位置を見ると、どういう時に出撃するべきか、どういう時には静観するべきかもわかるはず。

傾きも非常に大事で、上昇あるいは下降中がはっきり見えている中で(ヨコヨコの時は駄目)、例えば緑がいくつか並んで一つだけ赤になり、またすぐに緑になる場所がありますが、それこそが最高の押し目買いのポイントであるのがわかるはず。それの確認はグラフを見たり他のインジケータの傾きや位置関係を見ると、それぞれのインジケータが同じく「押し目買いのチャンス!!」と騒いでいるのがわかる。(笑)

結局、いろいろあってわかりずらいですが、それぞれが補完しあっているんですね。それぞれに短所長所がありますから、一緒に使うことで精度を上げていくわけです。だから一つだけ取り出してそれの動きだけで決めたら駄目なんです。

会社の会議と同じで、二人で会議をするより6人で知恵を出し合ったほうが良いのと同じ。でも出席者には天才はおらず、しかしそれぞれはその分野のエキスパートでボケーっとしていて使えない奴はいないんですね(笑)。そして皆それぞれ個性があってそれぞれが違うことを言ったり、皆が賛成したり。自分はその会議の議長になったつもりで皆んなの意見を聞いてみる。そんな使い方ができるチャートにしてあります。

そしてそれぞれに長所短所があるわけですから、それをまず知らないと駄目なんですね。A君が言うことはこの場合は間違うケースが多いというのを知っていないと、一体誰の何を採用すべきかがわからないわけです。これを私が書き出すと一冊の本になってしまいますから書きませんが、とにかく一つ一つのインジケータの動きを多く見て、特徴を頭に叩きこまないかぎりどのインジケータも使えないってことになります。

インジケータ欄の中断のTradersDynamicIndexもそうで、本来ならこれ一つでトレードできるほどのすぐれものだと私は思っています。でも完璧ではないので他のインジも併用する。

是非とも最初は全体を見るのではなくて、個別のインジケータに集中して動きを見て欲しいのです。たとえばTrendMagicだけ、一目の基準線だけでもどうにかなりそうだというのが見えてくるはずです。

ただHMA(移動平均線)だけはちょっと異質で、これを普通の移動平均の様な使い方はできません。前にも書きましたがサポートレジスタンには使えない。ただ、値動きに対する追従が凄いんですね。動きに加速度が付きますから、一般的な移動平均の様にもたつくようなことはありません。逆に乖離を見ることはできないわけです。追従が凄いという意味では前に移動平均特集で説明したことがありますがJurikReserchのJMAはとんでもなく凄い移動平均で、値に追従する能力ではこれに勝るものは無いと思っています。

でも使い方が結構難しいんですね。他の指標でも内部計算で単純平均をしているケースがありますが、その時にJurikを使ったり、そういうものもあっていろいろ使ってみたのですが、凄いんだけれどクセがあって使いづらい。そこで移動平均はHMAに絞ることにしました。

使い方はそれぞれが考えれば良いことですが、私はこのHMAの特徴である加速度がつくことによる「行き過ぎ」に一番の利用価値を見つけています。追従が凄いのに行き過ぎってなんだ?って思うはずですが、例えば下の図を見てください。

行き過ぎることによって2番天井がHMAの下になっています。こういうパターンが結構出てくるんですね。そしてこれは2番天井で流れが変わるだろうというのが視覚的に非常にわかりやすいんです。

こういう動きは下段のインジケータでダイバージェンスのわかりやすいインジで見れますが、一発で視覚に訴えてくるというのが大事だと思っています。

2015-12-17_04h22_34

つまり上昇過程でもこういうHMAの内側の陰転場所はショートをしても勝つ確率が高いんです。これはトレンド追従型の手法ではルール違反ですが、ま、そういうことも出来ますし、出撃しないにしてもトレンドが変わる可能性が高いとなれば、「その次の陰転場所は必ず出撃しよう」「上昇トレンドだけれど次の陽転は危ないから見逃そう」という心の準備が出来るってことなんですね。

オシレータもゴチャゴチャならんでいて同じような動きをしているけれど、インジケータの反転場所が違ったり、天底を見やすいインジもあったりで、それぞれに個性があり、それぞれが優秀だと私は思っています。特に私が大事にしているのはMFIです。ただMT4のMFIは本来のMFIとは違うんですね。この辺の詳しい話は書きませんが、どんなインジもどういう内部計算をしているのかを知るのは大事ですが、私はそれ以上に、どういう情報を与えてくれるのかという結果を何よりも重視します。そういう意味でこのMT4のMFIは私にとっては一番重要と言っても良いくらいなんです。

目先の天底が非常にわかりやすいんです。こういう敏感なオシレータをそれも短いパラメータで使いますと、それこそジグザグするばかりで何がなんだかわからなくなるのが普通なんですね。でもMFIはパラメータが5でも【「比較的」動きが穏やかで、天底がはっきり】(こういうインジは非常に少ない)していて、一般的に動きが緩慢だと上に張り付いたままとか下に張り付いたままみたいになって、天底がわからないのが普通なんですが、このMFIは例えば上限に達したらかなりの確率でそこが天井。あるいは張り付いても長くは張り付かないので、バーの2,3本の内には天井だと見てもかなりの確率でわかるんです。

前に日経225のチャートをこの日記にだして、「目先の上昇はここまで」と書いた時、読者の方からどうしてわかるんですか?とメールを頂きましたが、そういうのもこのMFIで見ているわけです。目先の天底がわかりやすいインジケータでMFI以上のものは私は知りません。

ですからこれが出撃、あるいは撤退のトリガーに使えるってことなんですね。

上に書いたようにTrendMagicやDoda_Donchianだけでも勝てるケースは多いのですが、こういうオシレータを併用すれば、TrendMagiやDoda_Donchianが出している買いサイン、売りサインの中で何度も何度もスキャルすることが出来るわけです。そしてその方が効率が良いのは「これで勝てなきゃやめちまえ」に書いたとおりです。

このTrendMagiやDoda_Donchianはそれぞれを中心にした手法のメインインジケータなんです。ですから検索しますと開発した人がどういう使い方を推奨しているのかわかりますし、フォーラムでは多くの人がああじゃこうじゃと意見を出していますからそういうのを読むと、長所欠点もわかって面白いと思います。

そういう意味では私は今まで書いたことがありませんが、SuperADXも面白いインジケータです。突然縦のバーが現れるあれですが、結構良い所で出てくるんですね。

これのことです。

2015-12-17_04h47_49

これは「動きが変わりますよ」というのを示すインジケータで、いろいろな種類があってそれぞれが意味するものが違います。それがどういう意味なのかはそれも調べて見ればすぐわかります。

ただこのインジに関しては注意が必要で、私は配布しないほうが良いかもしれないと今でも思っているんですよ。どうもこれは市販品をクラックしたものみたいなんです。あるいは誰かが複製、コピーをした類似品かもしれず、その辺がはっきりしないのでこれに関しては今まで何も言及しませんでした。そういうちょっと不明な点があるインジであることは覚えておいてください。

それともう一つ、皆さん平均足ってご存じですか?私は平均足に凝っていた時期があるくらい結構好きなんですよ。

本来、こういう表示をするものです。

2015-12-17_04h56_07

これもこれだけでトレードするのは危険なのですが、この平均足を使ってなおかつ補完するものを用意すれば勝てるというアナリストは結構存在するんです。この平均足に関するだけでも書籍がいくつか出ているほどで、これはこれで突き詰めて学んでいくと、その考え方は他のインジにも通用するはずで、自分が気に入ったものをとことん追求してみるのは大事だと思います。それだけで視野がかなり開けてくるはず。

で、この平均足ですが、今は全く使わないものの、「昔の彼女」みたいな思いが私にはありまして(笑)、メインでは表示していませんが、この色変わりだけはわかるようになっています。下段のバーがそれです。

2015-12-17_05h14_20

さて次は問題児の(笑)TudorGirl_Vorticityです。上に紹介した平均足のバーの上にあるものです。これをよーーく見てください。色変わりの場所がほぼ完璧です。非常に敏感でモタモタせずに絶好のポイントで色が変わっていますね。

これさえあれば絶対に負けない!なんて思う人も結構います。ところがですね、ある時にあれれ?おかしいぞ?というのに気が付きます。それは何かというとリペイントをするんですよ。リペイントって何かというとり・ペイントつまり書き換えをするんですね。リペイントをするインジがあるのをご存じない方もいらっしゃると思いますが、過去のものを書き換えちゃうってことなんですよ。つまり、サインが出て、よし!買いだ!なんて思うでしょ?でもフト気が付くとその買いサインが消えていて、下落続行中になっていたり。

こういうインジって結構あって、詐欺だ~~~なんていう人も多いのですが、確かに確信犯のプログラマもいると思うのですが、これはこれでよく見ていると、まさに自分が勘違いしたのと同じ動きをするってことなんですね。つまり、リペイントをするインジがリペイントをした時に、自分も読みを変えないといけないというのが瞬時にわかるってことなんですよ。これはこれで非常に大事なんですね。

そういう使い方をしないとならないのがリペイントするインジだと思います。ただし、過去チャートを見てみると全てがリペイントされた後のものを見るわけですから、「これ、すげ~~、全てのポイントがばっちりだ~」なんて思っちゃうのね。そりゃそうですよね。書き換えてあるんだから。(笑)

ま、そういう意味で、私の現時点でのこのインジのセットですが、それぞれが厳選されたインジと言っても良いというか、私が知っている中でのベストだということでしかなく、まだ他にもいろいろあるんでしょう。それはそれでもし面白いものを見つけましたら是非私にも教えて下さい。

是非時間のある方はDoda_Donchianを調べてみてください。これだけでトレードできるようなシステムが作られています。ただ昨日頂いたメールでわかったのですがDoda_Donchianに関して日本語で紹介しているのは私しかいないらしく、大本はもちろん英語です。私は基本的には日本語では情報収集しませんのでその辺は良くわかりません。

またT3+Trixですが、これは確かTHVという総合システムの中で使われている一つのインジで、それも二本表示されるものを私のは一本消してある状態です。このように殆どのインジは私自身が使いやすいように中身を変更したり表示をいじってありますので、是非時間があるときにはそれぞれのインジのEDITをしていろいろいじってみてください。特に一目の基準線なんて酷いもので、基準線だけ表示して他は全部消してある状態です。(笑)

本来はDoda_Donchianのインジを配布したかったのですが、一目はどんなMT4にも標準で付いていますし、基準線とDoda_Donchianはほぼ同じですから(計算式の確認はしていません)今回の配布では一目の基準線を使っていますが、考え方としてはDoda_Donchianを学ぶのは良いと思います。

一目均衡表の雲みたいなものですが、これは一目均衡表からアイデアを得たトレーダーが作った様です。彼はそれをTaichiと称して発表していました。私は一目の雲よりこちらの方が使いやすいのでこれを使っていますし、非常にトレンドが見やすいすぐれものだと思っています。これも表示方法は2種類ありまして、その内の一つを表示させているだけです。

そういう意味でもダボチャートは見えなくしてある様々な物が入っていて、それが故にちょっと重くなるという欠点もありますが、それぞれを細かく見ていくとあたらしい発見があると思います。

トレード手法はいろいろあって、何がベストかは自分の性格、狙うものによってまるで違うんですね。ただトレンド追従型のスキャルが基礎にあるのであれば、このチャートで十分戦えるはずです。もちろんスキャルは性格に合わないと思うのであれば、トレンドを見るインジ、大きな流れを見るインジがありますからそれらを重視して自分にあうスタイルを構築すれば良いと思います。

ただし、前の日記に書きましたが、たとえ少額であろうとデモであろうと、自分が売買した売買譜を元にして、どこで売買したかをチャートにプロットして、そのトレードがどういう狙いでどうしてそこで出撃したのか、撤退したのか、結果はどうであったのか、もっと違う見方は出来なかったのか、そういう反省会をしないかぎり絶対にうまくならないことだけは忘れないで頂きたいです。

トレードはギャンブルではないのですから、勝ち負けの結果だけを見ていたらどういう将来が来るのか簡単にわかるはず。

皆様が皆様の足で立ち、自分で自分の明日を決められる人生を送って頂きたいと思っています。諦めなければ必ず勝ち組に入れます。

ダボチャートのインジケータ、テンプレートをご希望の方はこのブログのメールを送る機能(コメントではない)でメールをください。

---------(後記)-----------

大事なことを一つ忘れていました。

i-Sessionsというインジで日本、欧州、アメリカ市場を色分けできるインジがありますが、それの時間帯の設定は実際の時間とはまるで関係なくて、私の個人的な区分けでしかありません。

この緑やブルーの時間帯のことです。

2015-12-17_07h46_50

それぞれ好きなように設定してください。

 
 
 

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ダボチャートの使い方いろいろ【備忘録】” への2件のコメント

  1. 初心者なのですが、バカな質問してすみません
    お恥かしい話しなのですが機械に翻弄されて何分足で戦うのか分からなくなってしまってきてまして
    常に、週足/日足/4時間/1時間/30分/15分/5分/1分 を同時に見ており
    「全ての足が上昇(下落)かつ、移動平均線が綺麗に流れてる」時にしか出撃しないようにしてる
    のですが揃う事があるわけがなく、出撃もせず1日チャート見てるだけの日もありどこでエントリーしたら良いのか混乱しています。
    4時間/1時間足/1分足の3つぐらいでやっていった方がいいんでしょうか?

     

    • その答えに正解はないと思います。

      そもそも貴方がどのようなタイプのトレードをするのか、私のような瞬間芸なのかもわかりませんし、答えようもないんですね。

      ただ私のあのチャートを使うのであれば、チャートの情報量は多く、あれをいくつも並べたらわけがわからなくなるだけだと思います。1分足も並べているとのことですからスキャルをする方なのだろうと想像しますが、週足まで並べるというのは・・・・

      もしスキャルをするのであれば1分足チャートだけで十分だと思います。ただ日足は表示させる必要はありませんが、一応見ておいて、「今日はどういう位置にあるのか」ぐらいは頭に入れておいたほうがよいと思います。

      また「移動平均線が綺麗に流れている」というのがどういう状態か私にはわかりませんし、もう少し細かい話でないと私も貴方が何を迷っているのかさえもわからないのです。

      まずはチャート分析の書籍を手当たり次第10冊ぐらいは読破したほうが宜しいかと。

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