私の夢:平民の逆襲

自宅も売れマレーシアに行くのがはっきりし、私の計画が動き出しましたのでそのことに関して書いておこうと思います。

相場はマレーシアに行ってから本格的に復帰するつもりだと書いてきましたが、それの準備も着々と進めています。どうして近年オーストラリアでは遊び半分だったのかは、これもまたいつも書いている通り、税金を含めて適した環境に無いから。やる気が全く出ません。

それと「平民の逆襲」が私の夢だと何度か書いたことがありますが、それと相場は切っても切れない関係にあります。

そもそも「平民の逆襲」とは何なのか。

これは個人的な考え方でしかありませんが、私は若い頃から「飼われている感」を強く感じていました。平民は社会の底辺を構成し、奴隷というと大げさですし搾取の対象だとは思わないのですが、適当な衣食住と多少の娯楽があれば喜んでその地位に甘んじてる「羊」のような感じがするのです。

世の中が核家族化したのもそうですが、個人がこの世に生まれ、どうにか生きて、そして家族を持ち、そしてまた消えていくだけの儚さやるせなさがどうにも我慢できませんでした。自分の生きる価値なんかどこにあるのかと思い続けていました。また社会システムもそうなっていて、当たり前のことですが「働かなければ食っていけない」ということも不思議だったのです。世の中がどれだけ進歩しても人間は食うための自転車操業から逃れることが出来ないってなんなのかと。

どれだけ頑張って働いても自分と家族が生きて行くのがやっとで、気がついたら三途の川が見えてくる人生なんて、カゴの中のハツカネズミと何ら変わりがないと思っていました。命に繋がりや伝えていくものもない、ただ生きて死んでいくそんな人生に我慢が出来ないのです。

でも私は商人の家に生まれ育ちました。商人は農家や職人と似ているところがあって、親と子の繋がりを非常に大事にします。先祖代々積み重ねた技術や知識、ノウハウや資産を子孫に繋げていくのが普通なんですね。親は親で死ぬときには全て清算して、子の時代は子がまたゼロから始めるようなことはない。農家も同じですよね。親が死んだら農地は取り上げられ、子はまたゼロから農地を得ることから始めるなんてことはあり得ない。職人も同じ。私は本来これが人の道であって、会社も国も親から子へ、子から孫へと次の世代に多くのものを繋げていくから世代を超えて進歩がある。

子供には教育ぐらいは・・なんてのは当たり前すぎてお話しにならないと思うくらいです。当然、学校教育を与えらればそれで十分なんてはずもなくて、その発想って、昔の貧農が子供をどうにかしたいという時代の話だと思っています。

でも私には子孫に繋げるものは何もありません。自分が生まれて、子供が出来て、いつか自分は死に、子はまたゼロから私と同じように生きていき、それが未来永劫続くと思ったら、まさに飼われている「羊」と同じでどうにも面白くなくて我慢が出来ないんですよ。

私としては自分がこの世に存在し、存在した意味があるという実感が欲しいのです。そして何か形のあるものを子孫につなげて行きたいと思うようになりました。飼われている状態から脱皮し、小さいながら一族が力を合わせ独立したピラミッドを作れるようにしたい。

きっと私は金亡者に見えると思いますが、やはり金は生活維持の基本中の基本で、これがない限り生きては行けないし、金がないということだけで壊れる幸せや愛もあるわけで、この金というなんとも面白く無い存在から逃げること無く、コントロールできる立場になりたいと思っています。そしてそれを一族に繋げて、誰に媚びること無く、自分の意志で自分の将来を決められる自由を一族として持ちたいと考えていますし、それが私の使命だと考えるようになりました。

それを「平民の逆襲」と表現しています。

まず大事なのは金ですが、私は「基金」を作ろうと思っています。一族のための基金で、国に社会保障、セイフティネットがあるのと同じように、一族の中でそれを持つ。

私の生まれた家は父母ともに商人の出で、サラリーマンが全くいません。皆が野良犬みたいなもので、それぞれが荒波の中で浮沈を経験しながら生きて行くのを小さい頃から見ていました。彼らは一族で助け合うんですね。長兄が皆の面倒を見るような感じで、力のあるものが力のないものを助けて皆でどうにか生き抜こうと言う世界がそこにありました。

でも世の中は甘くなくて、倒産したり家長が早死したり、あるいは病気にかかったり障害があったり、まぁ、問題なんていくらでも次から次に出てくるんですね。そしてやっぱり助けたいと思っても助けられないのが現実だというのも見てきました。

親なのに子を見捨てる。あるいは子が親を見捨てる。それしか個人が生きていけない状況もある。当然兄弟姉妹でもそれがあって、遠くから「頑張って欲しい」と願うことしか出来ない。結局はピラミッドの最下層の平民から逃れられないわけです。

自分もそうなのか?子供達もそうなのか?そんな人生を生きるために子供をこの世に送り出したのか?

これをどうにかしたいというのが私の夢。

だから一族のための基金を作りたい。ただし、それは「借金返済」とか「事業資金に充当」とかそれは無しで、どうしても食えない時には夜逃げしなくても再出発できるようなセイフティネットとして使って欲しいのです。また金がなくて子供の望む学校に行かせられないなんて時には援助ができるようにしたい。一族の子供の学費はそこから出すなんてのもアリだと思ってます。

私には忘れられない叔父がいます。彼は中学校しかでていませんでしたが、かなりのやり手で「風雲児」として週刊誌で取り上げられたことがあったような人。彼は私を可愛がってくれました。金とは何か、仕事とは何か、男はどう生きるべきか、酒を飲みながら若い私に良く話をしてくれました。面倒見も良くて、一番の親孝行でしたし、うだつのあがらない兄弟姉妹を支援したり、私が仕事を始めた時にも金銭的に助けてくれたような叔父でした。

でも浮き沈みが激しくて、大邸宅に住んでいるかと思えば木賃アパートに住んだり、またそこから復活したり。そしてある時、仕事に失敗して、その時には親類縁者の前にも出てこれない「何か」が起きて、皆の前から姿を消してそのままです。未だに連絡が取れません。堀の中に入ったなんてことは無いのは彼の娘達から一方通行の連絡がたまに入っていたのでわかりますが、60代後半の失敗後に脳梗塞で倒れ、そのまま寝たきりだった様子。今では生死もわかりません。

私が尊敬していた叔父ですし、私が今あるのも彼のおかげでもあるし、でも私には彼を探しだして援助する力もありませんでした。恩返しも出来ないままです。

こういう自分の力の無さに私は我慢ができないんですよ。

でも今の私だったら彼を、彼の家族を助けることができるわけです。叔父には3人娘がいまして、叔父が失敗した時には三人とも通っていた有名私立校をやめ、家を助けるために仕事に出たのは聞いていますが、もしあの頃、私に今の力があればあの娘達も救えたわけです。でも20年という時を巻き戻すことは出来ない。

こういうことは必ず私の子孫にも起こるはずなんですね。

あるいは病気や障害を持っていたり、事故に合うこともあるでしょう。まさかのことはいつか必ず起きる。

そんな時に一族を助けることが出来る基金を作りたいのです。

でも所詮金は金でしか無くて、いつ何時どうなるかわかりませんし、ハイパーインフレにやられたり戦争じゃ天災じゃといつかその金も全く力のないものになる可能性は大きいはず。だからこそ相場技術の伝承をしっかりやりたいのです。その技術があればゼロスタートも可能ですから。金と相場技術を対にして子どもたちに伝えることが出来れば、いつかどこかで必ず役に立つはずで、それを子どもたちに伝えていくシステムを作ろうと考えています。

ただ金は魔物で、下手に金があるからおかしくなる人生もあるわけで、「美田を残すな」というのは「奴隷を奴隷のまま管理するための方便」だと私は思っているものの、無いほうが良かったなんてこともあるのだろうとは思っています。でも世の中には「帝王学」なるものもあって、私は全くそっちの方はわからないものの、子供を信じて託したいと思うのです。

そのシステムを構築するにはマレーシアのような特恵税制がなければ成立しないんですね。利益には課税されず、贈与相続税もない。だからそういう基金を維持するには最適な国。もしも事業に投資できるような規模に将来なることがあればマレーシアのオフショアにラブアン法人を作るなんて道もあるかもしれません。

でもま、これは夢であって、近い将来にそれが完成する見通しがあるわけでもなく、それどころか今の時点では資産総額を減らさず、インフレにも負けない状態を維持するだけでも大変なわけで、道のりは決して平坦ではありません。

でもそれに挑戦する。これが私と長男とで合意した計画です。

今はどこで何をしているのか、生きているのかもわからない叔父ですが、彼の好きだった歌を私も歌いながら頑張りたいと思うのです。

和田弘とマヒナスターズって覚えています?彼らの「男ならやってみな」という歌があります。叔父は酔うと必ずこの歌を歌っていました。そしていつの頃からか私も一緒に歌うようになりました。

長い歌なのですが、途中のこの部分、叔父がいつも力を入れて歌う箇所でした。

男なら 男なら
生まれて来た時ァ 裸じゃないか
死んで行くにも 裸じゃないか
生きている間に ひと仕事
男なら やってみな

男なら 男なら
ひとつここらで 度胸をきめて
生れ変って やろうじゃないか
今日は昨日の 今日じゃない
男なら やってみな

吹けば飛ぶような非力な私と息子ですが、どうにか勝機がありますように・・・。祈るばかりです。

 
 
 

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私の夢:平民の逆襲” への4件のコメント

  1. ダボさんは日本男子なんですね。そんなお父さんと一緒に歩いていける息子さんは幸せだと思います。頑張ってください。応援しています。

    • どうも有難うございます。

      日本男子ですかぁ・・・。どうなんでしょうね。

      息子はうまく行けばダボ一族の希望の星になるのかもしれないけれど、そうじゃなければ墓守になるだけなんですね。私の責任も重大です。

  2. 私もどんなに進歩しても人間は働かなくちゃ食っていけないという事を不思議に思う側の人間です。何のための進歩なんだよと。自分が頑張れば自らの子孫をその呪縛から解放できるかもと考えれば、やる気もで出ますね。

    私も「平民の逆襲」を成し遂げたいと思います。

    • ですよね~。働かないと食えないのは世の中では当たり前と考えられていますが、それって奴隷が奴隷の地位に甘んじているってことだけなのかもしれませんよね。

      大家族時代って資産と権力を長男に集中させて力の分散を防ぎ、そしてそれを動かしているのは長老という名の母だったのかもしれず、それで結構うまく動いたんじゃないかと思っています。

      下手に社会が発展して国や自治体が面倒を見てくれるようになるとそれに依存して家族の結集力が弱くなってしまいますが、その中でなおかつ家族が結集すれば面白いことになるんじゃないでしょうかね。

      オーストラリアみたいに国の社会保障が凄いところなら話は別なんでしょうが。

      子どもたちを育てるときに、「お前たちが苗字を名乗る限り、自分の金と力は自分だけのものだと思うな。一族を助ける義務がある」って育てたのですが、それが今後どういうふうに現れてくるのか楽しみです。

      平民の逆襲はその内容に差こそあれ、どんな家族でもできるはずですよね。それをシステム化するってところに現代的な知恵を導入したら面白いんじゃないですかね。

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