世界経済は破綻すると思っている私

リーマンショックで恐ろしい思いをした私は「世界経済の破綻ショック」に対する異常なほどの恐怖感を持っているのは自覚しています。あんな思いは二度としたくないですし。

でもどうもリーマンショック以上のものが来るような気がしてしょうがないんですよ。これは経済通でも何でもないボケ老人の妄想に近いかもしれませんが、「世界はまともに動いていない」と強く感じるのです。そしてどこもかしこも「嘘」で固めていると。

まず中国ですが、政府も大メディアも中国が危ないとははっきり言わないと感じています。「このままでは危険だ・・」みたいな程度に抑えている。でも数字の根拠を示して「かなり危ない状況にある」ことを主張する専門家は決して少なくないのはネットの中の情報を見ているとわかります。でも彼らはテレビには出ない、出してもらえないような人たち。でもラジオやマイナーな番組ではそれを言う。だから大手メディアには出られない。無視される。

権威主義の人は「偉い人が正しい」と考える傾向があるけれど、私にはそれは全く無くて、論理的に誰の言うことが正しいのかを見ているつもりなのですが、論理破綻しているのは大手メディアに出てくる「偉い人達」じゃないかと。当然、彼らは政府や所管庁、あるいは海外からの「圧力」を受けて発言する人たち。この構図は福島の原発事故の時と全く同じだと思っています。

でも中国の危機を煽っても世界は良くならないのは当たり前で、個別では早く逃げるのが最善策だとしても、世界としては中国を救わなければ自分のところにまで火の粉が飛んでくる。いやもうすでに飛んできているわけで、これが大火事にならないように世界は動き出していると感じます。

それが確定的だと思ったのは中国人民元のIMF準備通貨に採用されるというニュースでした。

確かに中国経済の大きさを考えれば主要通貨となっても良い、いやなるべきなのでしょうが、中国は共産主義の国。共産党一党独裁で通貨もコントロール下にあるのは誰でもが知っていること。突然切り下げてみたり、その後すぐに買い支えに向かったり。こういう通貨が主要通貨になって良いはずがないと私は考えるし、それを指摘する人は少なくない。

でもIMFは中国の言うことを聞いて準備通貨に採用する。

これって中国が持つリスクを世界に分散するのをIMFが受け入れることだと私は解釈しています。あるいは中国を西欧社会基準の中に引き込んで中国を変えていく計画があるんでしょう。そしてそれは「(中国発信の大恐慌を避けたい)世界の方針」に合致している。Too big to failの考え方で世界は動いていて、イギリスを始めEU諸国が中国寄りなのはそういう方針が建前としてあるからで、しかし海千山千の彼らは大手を振って中国を歓迎しているわけではなくて、うまい汁を吸おうとしているはず。

アジアインフラ投資銀行、インドネシアの新幹線導入にしてもそれが見え隠れしているし、イギリスの原発開発にしてもそうで、あの原発は頓挫するのが見えている(完成することはない)のに中国が乗り出して来てイギリスには全く損がないという論者もいる。

まぁ、どの国もお尻に火が付いている状態で、どうにか中国にはソフトランディングしてもらわないと困るし、無視できる国ではなくてどうにか自由主義社会の基準に変わって欲しいし、もし中国が立ち直るようなことがあれば儲けものだし、その動きの中で自国は儲けようとするしたたかさを感じます。

中国とアメリカの南シナ海のやりとりしても私は胡散臭さを感じるのです。

アメリカは「自由航行」を言うだけで「基地建設をやめろ」「基地を撤去しろ」とは言っていませんよね。でも艦船で航行するなり航空機を飛ばせばアメリカの面子は立つ。中国も抗議を続けるだけで面子が立つし、基地建設を止めようとはしない。これって茶番に思えてしかたがありません。これ以上一歩踏み込めばどちらも取り返しのつかないところまで行くのはわかりきっていますし、このままの状態が続くだけに思えます。問題の先送り。

アメリカといえば、さてアメリカの利上げがあるかどうか、これが近い将来の一番の懸念事項ですが、本当にアメリカは景気が上向きなのか?

ここが非常に疑問なわけです。本当に景気が上向きでQEを終わらせるつもりがあるのかどうか。また終わらせたらどうなるのか。今の世界の脆弱な景気動向を見ていれば、アメリカはそう簡単に利上げは出来ないと素人考えでは思うわけですが、12月中に利上げがあるという論者、専門家が増えている。

ホントなんですかねぇ。

ところがあの変人トランプ氏は「利上げは無い」と主張するんですね。この辺を調べていくと、アメリカの事情も見えてきて、結局、中国と同じような「粉飾」がまかり通っているらしいのがわかってきました。

要点を書けば、「アメリカ経済は決して良くない。ただ金融の世界ではバブルが起きていて、それを弱める必要がある。ただしそれを潰したら大ごとになる」って感じでしょうか。つまりですね、「QE(量的金融緩和政策)は止めるぞ」と【驚かす必要がある】ってことで、でも止められる状態にはないという考え方。

この辺を「世界ウォッチャー」として面白い論理展開を進める田中宇氏が説明しています。

ひどくなる経済粉飾

日本の状態も同じで、安倍さんはうまくやっていると見る人も多いけれど、実態は「バブル」が起きていてそのバブル(と円安)から恩恵を受けることが出来る人たちだけが伸びていて、一般庶民の生活は悪化している。ただ私としては失業率の低下は良いことだと思っていて、正規雇用が伸びていないにしても、まずは非正規だとしても働く場がなければどうにもならないわけで、過渡期にはあるけれど「雇用は改善している」と考えて良いと思っています。

でも働いても食えない状態が広がっているのは間違いがなくて、それの対策が見えない。なおかつ消費税増税なんてとんでもない恐ろしいことを「予定通り実行する」と安倍氏は週刊誌に書いた。私はこれは「増税派(特に財務省)」に対するブラフだと思っていて、最終的には増税をするつもりはないし、現在、軽減税率で騒いでいますが、あれもヤラセだと思うくらい。

調子が良かったドイツはドイツでフォルクスワーゲンの失態の影響はどんどん広がっているようで、難民問題も抱えてややこしい状態。

隣の韓国なんて悲惨なんてもんじゃなくて、荒波に揉まれる小舟のようでいつひっくり返ってもおかしくない状態に見えます。

そもそも私は悲観論者ですが(笑)、それにしても世界のどこを見ても良さそうには見えないのです。マレーシアも全くその通りで、前の日記に書きましたが、2020年の先進国入りに向かって突進していますが、そもそもマレーシアの経済発展モデルは「自国による自国の発展」ではなくて、海外からの流入をあてにする「賃貸不動産屋的経済」に見えるのです。

ジョホールバルのイスカンダル計画にしてもKLで進行中、建設中のいくつもの巨大プロジェクトも海外頼みで、それだけの需要が国内にあるわけでもなく、それを支える自国民のスキルも供給力も無いと私は見ています。つまり、世界がコケればマレーシアもコケる構図になっていて、マレーシアが世界経済を引っ張るようにはなっていない。

私にしてみると世界は「砂上の楼閣」「氷上を突き進んでいる」ようにしか見えないのです。そして問題は「出口がさっぱり見えない」というところ。

ですから私としては「リーマンショック以上のことが起きる」としか思えない。

このブログに自宅を叩き売ったことを書いていますが、なぜ急いで売ったのかというとそれが理由です。もし自宅を持ったまま再びリーマンショックのようなことがあると我が家は非常に困ることになります。自宅は私にしてみると「ダボバブルの遺産」「不良債権」みたいなもので維持するだけでもかなりの経費が掛かり、これの処分が出来ないと「墓守」みたいな生活が続きますし(この7年がそうだった)、ましてやリーマンショックみたいなことが再び起きたら致命傷になりますから。

そもそもゴールドコーストを脱出しようと考えたのはオーストラリアの伸びに乗れずに取り残されたからで(笑)、なおかつリーマンショックで酷いことになりましたので、もう同じ思いはしたくありません。

ここでやっと身軽になることが出来てマレーシア行きが実現しますが、世界の将来に対する私の見方は変わることはなく、「いかに世界経済の破綻に対処するか」という考え方が基本にあります。身軽って本当に嬉しい事で、借金をして不動産投資をしたり仕事をしているわけでもなく、世界の(金融緩和による)バブルが崩壊しても、デフレになろうが経済が沈滞しようが直接的な被害は起きません。

ただ為替変動がどうなるかは心配の種で、世界に何かが起きると豪ドルは売られますし、豪ドル中心に持っている私としてはヘッジを考えざるを得ません。また収入の基本である債権も利回りが低くなると考えたほうがよくて、頑張って稼ぐしか無い。

ではもし世界恐慌が起きなかったら?

それは今まで通りで良いわけですから何の問題もないんですね。世界恐慌が起きるのが前提で空売り、ショートをするってことではありませんから。ただ、もし恐慌が起きた場合に困るような資産配分はしないように考えているだけです。

気分としてはかなり楽で、相場の短期売買は波乱こそが利益を伸ばせるチャンス。波乱時の相場は荒く動きますが、それは1週間~1ヶ月の中で見ると上だ下だと大きく動くということで、一寸先は闇。ところが一日の中の動きは一方通行になることが多いですから、そこだけ見ていれば面白いチャンスはいくらでもあることになります。

リンギットを持たないリスクを回避するためにリンギットの資産を多少は持とうとは思いますが、経済が混乱しても「買い」と「売り」で利益が出せるものに集中しようと思っています。つまり、不動産のように値下がりが始まるとどうにもならないような投資はしないということ。そういう意味ではヤシ農園投資とかREITとかも程々にしたほうが良いと考えています。

このブログの読者には株式投資をなさっている方も多いようですが、逃げるときにはうまく逃げないとならないのと同じ様に、「空売りするときには空売りする」ようにしないと、もしかしてまた再び長い下落相場になった場合、その中から「上がる株はどれか」を考えるのは馬鹿げていて、「空売りで利益を出せるスキル」を身に付けることは重要だと思います。あるいは相場ものには一切手を出さない。

この辺は為替をやっていた人、あるいは長い上昇を経験したことの無い若者は上手いんですね。相場は「買うもの」という固定観念は持っておらず、買いも売りも同じようにできる人が多いですから。でも問題は私達の世代です。相場といえば株式投資で、株式投資といえば「買うもの」と考えていて、なおかつ「長期で持つ」「優良株を持つ」という信仰に近いものを持っていますから。

ウォーレン・バフェットのような神様、天才に学ぼうと思う人も多いようですが、それって野球をはじめてイチローになろうと思うようなのと同じだと私は思っています。私ならウォーレン・バフェットの投資会社に投資する方向で考えますし、それが現実的ではないでしょうか。私は「ウォーレン・バフェットに学べ」というのは過去から長い間行われてきた「王道という名の洗脳」だと思うくらいです。またウォーレン・バフェット銘柄に投資をするなんてのは競馬の予想屋に耳を傾けるのと同じで、「相場での自立」には程遠い行為。

株というのは買う人ばかりで値が右肩上がりで上がっていれば株主も会社も世の中も皆がハッピーになれるわけで、「買って長期で持て」という教育が行われてきたんですね。なおかつ「株主の心構え」まで説く専門家も決して少なくなかった。株式市場が安定していないと世界のありとあらゆる企業は資金調達も出来ず、存在自体も危うくなるわけで、そのような教育が広く行われてきたんですね。

でもそれって言葉を変えれば「カモであり続けろ」ということでもある面を忘れてはならないと思います。ま、若い人はドライですからわかっていると思いますが、年寄りはその辺をよーく考えないと相場の世界では行きていけないと思います。

私がブログに相場のことを書き続けるのは、ちょっとした考え方を切り替えるだけで勝ち組に残るのは可能な世界で、それをどうにか伝えたいと思うからです。海外生活、早期退職、海外での子育てに関しても、基本は「金」であり「収入」であり、そこがどうにかなれば多くの問題点は解決するし、逆にそこに問題があれば「幸せは簡単に壊れる」わけで、私がブログで発信できること、発信すべきことは実はそこの点であると思っています。

頭を柔らかくして、固定観念を捨て、冷静に考えればブレイクスルーは見えてくるはずなんですね。でも私達に埋め込まれた宗教のような「投資の基本と呼ばれる嘘」を乗り越えるのは簡単ではない。

人の行く 裏に道あり 花の山

 
 
 

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世界経済は破綻すると思っている私” への12件のコメント

  1.  お久しぶりです。あまりコメントしなくてすみません。なかなか衝撃的なタイトルだったので一応コメントを。破綻までいくのかわかりませんが個人的には自分たちの生きてる時代にはまだぎりぎり持つような気がしています。ただかなり舵取りは難しくいろんなほころびが頻繁に見えるんだろうなと思います。
     話は変わって個人的なことですが昨年足に白いかさぶたのようなものができていました。少しかゆくまた見た目にも気になっていたのですが春ごろ当たりから少し小さくなっていたのでまあいいかと思っていいたら最近になってまた去年のようになって来ました。少し調べていると乾癬の可能性が最も高い。ん、どっかでこの病名聞いた名と思ったらこちらのブログでした。より調べているとかかる人は1000人に1人とか完治が難しいという文章を見て結構ショックを受けています。さらに調べていると 
    【指定第2類医薬品】エンクロン 軟膏EX 12g
    という市販薬がいいと聞いたので知っていおられるかも知れませんが一応報告もかねて記載しておきます。
    ぼくも買いに行こうかと思いましたがとりあえず自己判断だけでは危険なのでとりあえず皮膚科に行ってからその上で判断して使用するかどうかを決めたいと思います。

    • 破綻ですが、私はすでに始まったと見ていて、それが大きく急激に進むのか、ゆっくりジワジワ進むのかの違いはあっても「成長を前提とした投資」は難しくなるどころか首を絞める時代に入ったと思っています。

      でも全く逆に世界の景気が良くなったら損をするような賭け事をしているわけでもなく、もちろん景気も良くなり、中国はソフトランディングし、世界は安泰であるのが望ましいのですが、ま、万が一の時でも生き抜ける状態を維持する必要があると思っているだけです。

      エンクロン 軟膏EXですが検索してみました。ステロイド剤ですね。ただしアンテドラッグというタイプで副作用に関しては今までのステロイド剤みたいな心配はないとされている。

      効くんじゃないですかね。ステロイドが乾癬に効くのはわかっていますから。ただし、完治して終わりになるのかどうか、そこが問題なんですよ。副作用というより段々効かなくなってきて症状も悪化するのが普通だと言われていますから、副作用がなければそれ良いのかってわけでもないんですね。

      乾癬は皮膚科の先生はステロイドを使うのが普通ですからその辺は気をつけたほうが良いと思います。医者は「使い方だ」と言いますが、それで多くの人が困っているのが現状。

  2. タボさん、はじめまして。

    旧アドレス時より拝見しています。
    始めは大好きなオーストラリア関連でネットサーフィンしてたどり着いたのがきっかけでしたが、まだ逃げきれる資産までは程遠いですが何とか相場(株)で家族を養ってる立場であるのと、日本の将来に悲観的であるということと、没個性、減点方式の日本の教育と社会に付いて行けなかった自分のコンプレックスからか我が子を海外で育てることも選択肢として考えており、ダボさんの投資論、教育論、移住論に非常に気付きを頂いています。

    話は変わりますが、乾癬に関するコメントがありましたので私の乾癬の体験談を共有させて下さい。

    結論から言うとダボさんの以前の投稿にあったように水道水の摂取をやめたら全く症状が出なくなりました。
    ー水を変えたら乾癬が良くなった【備忘録】ー
    http://dabo4217.rakusaba.jp/2015/08/15/%e6%b0%b4%e3%82%92%e5%a4%89%e3%81%88%e3%81%9f%e3%82%89%e4%b9%be%e7%99%ac%e3%81%8c%e8%89%af%e3%81%8f%e3%81%aa%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%80%90%e5%82%99%e5%bf%98%e9%8c%b2%e3%80%91/

    今年の春頃、脇、お尻、股間の回りに痒みが出てきて、乾癬の特有の症状がどんどん出てきました。病院でステロイドをもらっても気休め程度で、症状が治まらず、これからどんどん全身に広がっていくし、生涯付き合わなければいけないと思うと落ち込まずにはいられない日々が続いていました。

    盆明けからバリに4週間旅行に行く予定だったのですが、ちょうど出発直前にダボさんの先ほどのリンク先の投稿があり、旅行中にもしかしたら治るかもと淡い期待を持って出かけました。旅行中はずっとミネラルウォーターだったおかげか、信じられませんが日に日に症状が良くなり最終的には治まってしまいました。

    そして帰国後、早速塩素を除去してくれるフィルターを付けました。症状が出た箇所の跡は残ってますが、その後一切症状が出ていません。

    幸い、発症後間もない時期に対応できたからこういう結果になっただけで、他の方が同じように塩素を抜いた水に変えれば症状が良くなるかは分かりませんが、一体験談としてダボさんのブログで共有できれば幸いです。

    最後になりましたが、売買技術だけじゃなくメンタル操縦技術の継承は大変かと思いますが、長男さんがトレーダーとして大成されることを祈っています。私も頑張ります^^
    これからもブログの更新楽しみにしています。

    • シスヤさん、はじめまして。前のブログからの読者ですか。有難うございます。

      シスヤさんが考えていらっしゃることですが、他人事ではなくよーーくわかるような気がします。私は負けず嫌いですしどうにか生きてきましたが、順風満帆なわけもなく、いつも泣きながら走ってきたような感じがします。思うようになることなんか一つもありませんものね。

      相場で食えてもイマイチ大きくなれないのも非常によくわかります。勝つ技術と大きくなる才能(?)は全く別ものですよね。私は小心者ですから、回数(時間)でそれを解決するようにするしかできませんでした。前にも書きましたが、日本市場→ドイツ市場→アメリカ市場と20時間ぐらい張り付いてやっていた時代もありました。額が大きくなるとビビるのは今でも変わらず、ヘッジもできないし長期投資も怖くてできません。

      長男に継がせる問題点もまさにシスヤさんが書かれたとおりで、乗り越えなければならないハードルがいくつもあるんですね。シスヤさんの様にちゃんとわかっている読者がいるのが私は本当に嬉しいです。

      この辺はまた書こうと思っていますが、長男ともメンタルが一番の壁であると話していて、それを排除するにはロット管理をしっかり決めてそのルール通りにやることにしています。強気になろうが弱気になろうがルール通りのロットでしか売買しないという方法です。勝てば徐々に増やし、負ければ大幅に減らすルールですから、大損は絶対にしませんが、逆を言えば勝てないかぎりいつまで経っても子供の小遣い程度の売買しかできないというルールです。(笑)

      シスヤさんも乾癬でお困りだったのですか?まさか私が書いた日記がキッカケになって改善したなんて、本当に嬉しいです。そもそも私も読者の一言から始まったことですし、シスヤさんのご経験も踏まえてこれからも発信していきたいと思います。

      これからもよろしくお願いします。

  3. 早速返信していただきましてありがとうございます。嬉しいです。

    見逃してる投稿もあるかもとは思いますが、ダボさんのブログから影響を十二分に受けているので、自分の考えがダボさんの考えに近づいてる部分があると思います。カメラもRX100M2買いましたし(笑)(手頃なデジカメしか買ったことなかったんですが、RX100を買って感動しましたし自分の腕が上がったのかと勘違いもしました(笑)。ほんと大正解でした)
    乾癬の件も含め、ダボさんには密かに大変お世話になっています^^

    投資はメンタルが本当に大事ですよね。「わかる」と「できる」の間にはQ1よりも高い壁があって、自制心が弱い自分は我を失う瞬間があって、分かってても出来なかったり我慢出来なかったりして反省を繰り返してます(笑)自分をどれだけ機械化できるか。。。まだまだ修行が必要です。

    こういうのって、自分との戦いなのでなかなか伝えるのは難しんじゃないかと思いますが、口座残高や損益を見てお金を意識してしまうのも平常心を失う元でしょうし、ゲームの点数ぐらいにしか思わない額から始めて少しづつ階段を登って扱いに慣れていくのが結局近道なんでしょうね(欲張って泣くことが多いので)ロット管理を含め平常心を保てる環境づくりが大事だなと改めて思いました。

    長々と書いてしまいましたが、ダボさんのような方に釈迦に説法になってしまってすみません。

    • シスヤさん、ブログを拝見しました。面白いことをやってますね~~。

      私とは方向性がまるで違いますが、根本的には同じことをやっているのかもしれないなと思ったり。

      私が息子に教えないとならないこと、わかって欲しいことはいろいろあるのですが、まずは勝てないと何も始まらないのでそこに集中していますが、相場って長年やっていると必ずぶち当たる精神的な問題があるんですね。

      たとえ口座にお金がたくさん入っていても満足感が無くなる時が来るはずで、「俺ってこれのためにだけに一生懸命やっていたのか」と思う。結局、金は手段、あるいはツールであって目的ではないことにあらためて気がついた時に、「俺の人生これでいいのか?」みたいなことが気になってくるんですね。

      歳をとってからそれを感じた時の驚愕、焦りって結構大きい物があって、「お金には重さがある」ことに気がつく。大事なのは「数量x重さ」であって、自分の金に重さがないのに気がついた時には結構焦る。(笑)

      貧すれば鈍するという言葉がありますが、貧から逃れられないと鈍となることは多いにしても、では金があったら鈍とならないのかというとそうじゃなくて、逆に、金があるのに鈍の場合は救いようがないんですね。だからその辺を息子にちゃんと伝えられないと、結局は金をくれてやったのと同じになっちゃう。

      使い方が問題になるのは当然として、稼ぎ方も「重さ」に大いに関係があるんですね。ここをうまく乗り越えないと満足感が得られないという、人間って本当に面白くできていると思います。ま、相場師は一般的に世の中に馬鹿にされる理由もここにあるわけですが。

      他人にどう思われようが、あるいは自分がどう卑下しようが自画自賛しようが、現実問題として相場に勝つことより、「貧すれば鈍する」ことを超越することのほうがよっぽど難しいと思うんです。貧していないのに鈍であるなんて最悪ですものね。

      でも金は力であり、男の優しさは力だと私は思っていて、力のないものが何を言っても何も起こらない、環境を変えることもできないわけで、まずは「勝つ」ことを教えたいと思っています。

      でもシスヤさんのやってるのは面白そうですね。

      いくつものシステムを同時に動かしているようですが、それぞれがどういう時にどういう指示をだすのか見ていてわかるようになりました?

      私は裁量とシステムトレードとは対極にあるものだとは思っていなくて、裁量の中の一部がシステムトレードだという認識を持っています。システムの動きが全てわかるようになった後に、さて自分は何をするのか、どう動くのか。これが相場の真髄だと思っています。

      当然、それがわからないとシステムのブラッシュアップもできないはずで、良し悪しをバックテストに頼るのは一見科学的ではあるけれど、相場を極めることはそれでは出来ないと思っています。ま、儲かればそれで良しという考え方もあるのかもしれませんが、それに長い時間、年月を費やして歳を取ってくると、やっぱり職業という意識が強くなりますし、その中で「道を極めたい」ってなるのが普通で、そこで満足がないと「俺って沈没船の財宝を見つけて儲けただけか・・・」ってなっちゃうんですね。

      でも私は清貧に美は感じませんし、まずは儲けないとですね。結果重視。

  4. ダボさん、ブログをご覧になってくださりありがとうございます!!

    確かに裁量とシステムトレードは対極じゃないと思います。
    私は状況に合わせて対応できる能力もないですし、裁量の期待値もマイナスなんでシステムに従うがままなのが最大効率ですが、システムのシグナルを裁量トレードの判断材料の1つとする人や、システムの判断に手を加える人もいるんだろうと思います。

    また、ここがダボさんと考え方が異なる点で、私も多少はブラッシュアップをしているつもりですが、システムを改善してより良いものを目指すことをしていません。していないというかできないんです。自分は特別凄いシステムなんて作れる能力はないと思っていますし、ダボさんの仰る通りバックテストの結果がシステムの性能を正確に表していると思うようなバックテスト至上主義でもないので、他の人から見たら完成度が60%のシステムであっても自分はそれでOKで、それを改善していくより、保有期間、仕掛けのタイミングや条件などが異なるシステムを作ってお互いフォローしあうことに力を注いでいます。
    関取に正面からぶつかって勝てるように努力するんじゃなくて、地方巡業で見られるような大勢の子供が一斉に四方から関取にぶつかっていく。そんなスタイルです(笑)
    ただ、小さい子供じゃだめなので、ある程度力がある人間が揃わないとだめですし、四方から攻められるようにとにかく数も必要です。
    私はこれをシステムポートフォリオと呼んでいるのですが、極めることを諦めて、できるだけ多くタイプの違うシステムを作って数で勝負というスタンスなんです。私の場合それの方が効率がいいと思っています。
    なので、同じ銘柄で同日に買いと売り両方のシグナルが出るなんてことも有り得るのですが、そういうときこそ自作システムポートフォリオの特徴が出てるなあと嬉しくなったりします。

    また、私のシステムは日足の四本値と出来高しかデータを用いないですし、目まぐるしい売買もないですし、システムのロジックもシンプルなのでどういう時にシグナルが出るかは把握しやすいです。

    ダボさんが仰っているお金を得るという手段が目的化してしまうというのはよく分かります。ただ大金を手に入れたいという動機でトレードを始めたとしても、大金の定義なんてその時の資産額により変動するでしょうから、いくら増やしても今まで霞んで見えなかった上空の階段が見えるようになり欲望があるかぎり登るしかなくなるわけで、いつまでたっても満たしてくれるようなゴールを迎えることがないような気がします。私の場合。
    どう増やすかも大切ですが増やして何に使うのかって自分の人生を豊かにする上で大切なことだなと思います。

    また、お金には重さがあるというのは、ちょうど最近私自身も感じてることでした。
    親友が自分でカフェバーをやっているのですが、最近ひょんなことから小さいビルを買うことになり、私より遥かに忙しくあまり自分の時間を持ててなさそうですが、それでもお客さんや経営者同志の交流があったり、店やメニューの改善点を考えたり、不動産に投資するといったような新しい分野に手を伸ばすという話を聞くと、すごく楽しそうで隣の芝生が青く見えるんです(笑)
    財政事情は良いというわけではなさそうですが、お客さんにありがとうなどの反応を聞けたり、同業者に叱咤激励されながら楽しそうに稼いでいるなと思ってしまいます。自分がやっていることは見えない者を相手に稼いで、お金が動く以外は人間味ある反応なんかはもちろん一切なく、なんて暗いことやってるんだろうな思うこともあります。

    でも、その親友から見れば私は、お客さんに気を使わなくていいし、毎日夜遅くまで飲まなくていいし好きな株をやってお金を稼げて自由な時間もたくさんあって文句のない稼ぎ方してるねと言うわけです。
    こういうのは心の持ちようで感じ方も変わるのかなと思い、結局、自分自身が変わっていくしかないのかなと思っています。
    それに、これから子供が大きくなりどんどんお金がかかるようになりますし、子どもたちには小さい頃から、世界は1つだけじゃなくて、今の環境以外にも、世界にはいろんな言葉を話す人がいるし、いろんな考えの人がいるんだぞというのを体感してもらいたいと思ってますし、いま住んでいる国で何かあった時、どこにでも飛んでいけるようにはなりたいので、稼ぎ方に色を付けてる場合じゃないんですけどね~。

    • シスヤさんの話を聞いていると不思議な感じがします。言っていることがスーーッと私の中に入ってきて違和感がありません。

      シスヤさんはその時その時、ちゃんと動ける人だと思いました。見るところはちゃんと見ていますし。我が家の息子にシスヤさんの爪の垢でも煎じて飲ませたいくらい。本当にそう思います。

      がっぽり稼がないとなりませんが、金は魔物だというのは是非忘れないで進んでいただきたいと思います。

      私の若い従兄弟でハングリー精神しかなかったようなのがいるんですが、アップダウンを繰り返しながらどうにか成功して、その業界では名も売れて11桁には及ばないと思いますがかなり稼いでいるのがいます。

      ところがですね、貧していないのに鈍なんですよ。どれほどお金を持っても見栄を張っても何かに追いかけられていてそこから逃げられないのがわかります。きっと本人もこんなはずじゃなかったと思っているんじゃないかと想像しています。いや、気がついていないかな。

      魔物に取り憑かれてそこから逃げられない。これって悲劇だと思います。

  5. 「金は魔物。魔物に取り憑かれてそこから逃げられない悲劇」恐ろしいですね。。。お金に人生をコントロールされないよう心に留めておきます。ありがとうございますm(_ _)m

    • シスヤさんは流石ですねぇ。

      ジジーにわかりきったことを言われても、有難うございましたと言える人。

      貴方から学べるものは多そうです。

      今後とも宜しくお願いします。

      • ダボさん、繰り返しになりますがダボさんの投稿、お考えには密かにとてもお世話になってきました。今回もそうです。礼儀で言ってるのではないんです。

        経験に勝るものなしだと思っていますが、ダボさんがお話されるダボさんご自身やダボさんの回りの方の経験談等1つ1つが私にとっては自分の知らない世界、経験していないことであり、何故か強烈な説得力を感じ、気付きや目覚めを頂いています。

        ダボさんの移住、教育、生き方等の考えが分かる記事は、他のネット上での情報とは良い意味で全く異質で、説得力もあり感情的で安易な考えに進みがちな私にとっては活を入れていくる本当に貴重な先生のような存在です。

        今後の人生においてこれほど充実した予習教材はないんじゃないでしょうか。
        子育てであれ移住であれ誰でも最初は未経験で、やってみてからこうしたらよかった、2度目ならもっと上手くできるのにと思うこともあるでしょうが、再度子育てをやり直せる「ふりだしに戻る」なんてマスがあるのは人生ゲームだけで、本当の人生にはそんなものがない中で、ダボさんのブログを読めば陥りがちな過ちを事前に知ることが出来、実際の子育てや移住が2度目の経験のような立ち向かい方に近づけそうな気がするんです。少なくとも致命的なミスは避けれれそうな気がします。

        ということで、やはり私にとっては体験に勝るものはなく、ダボさんのブログに出会えたことに感謝の気持ちでいっぱいですし、自分のネットサーフィン力(ネット依存性)を褒めてあげたいところです(笑)

        というわけでこれからもブログの更新本当に楽しみにしています。
        こちらこそ今後とも宜しくお願い致します。

        • どうも有難うございます。

          そうやって言っていただけると私も励みになります。

          たった一人の読者に小さな気付きがあっただけでもブログの存在価値があると思っています。

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