今後の金利はどうなるのか

年寄りになりますと稼ぐことより資産防衛が中心になりますから、やっぱり気になるのは資産の利回りと世の中のインフレ。それに海外在住ですと為替がプラスされますからその中でどう立ち回ればよいかなんて気が遠くなりそうです。

ですから、余計なことは考えずに「(現地通貨換算の)収入に合わせて生きる」のがベストというのが私の信条で、でもま出来るだけの努力はしようという程度。

で、はっきり数字としてわかるのが金利ですが、アメリカの動向が世界の金利の動きに影響しますから難しいですね。FRBは金利を上げないようなことを言ったり、やっぱり上げるような事も言ったり。それで世界中の市場もあっちに行ったりこっちに行ったり。

FRBが金利を上げられない理由の一つとして中国の動きが一番影響していると思います。

大手メディアの論調では「中国は危ないかも・・」程度のように感じるのですが、私としては「とんでもないことになる」と考えています。そしてそれを言う評論家は決して少なくない。

専門家も「今のままで行けば大変なことになる」とは本音では思っているはずで、どの国も政府も企業家もそれは同じ。でもそうなることを望んでいるはずはなくて、どうにか助けることは助けて軟着陸させたいと考えているはず。中国が破綻して喜ぶのはヘッジファンドと一部の右翼ぐらいなもんでしょうから。(笑)

だからこそFRBもいろいろ考えているのでしょうし、大手メディアも「大変だ~」と騒ぐことはしない。でも中国の将来は多難であるし、それは世界の問題でもある。

今現在ですでに中国から多くのが外資が逃げ出しているのはすでに報道されていますが、中国にすれば資金はショートするわけですから、手持ちの外貨、資産を売却しなければならない。これが日本株のあの下落でもあったし、ここの所中国の外貨準備高が減ってきたのもそれが理由だと言われていますね。(外貨準備高が増えたという報道がありましたが)

ここでFRBが利上げをすると益々アメリカにお金が流れる動きが加速するし、発展途上国からは資金が逃げてしまう。これが今、世界の問題。

さてこれがマレーシアにどう影響するか。この辺は私は専門家でもなんでもありませんが、(マレーシアに資金を投入している)中国に陰りが見えることと、マレーシアそのものの問題とが重なって、ヘタをするとかなりうまくないことになるかもしれないと考えています。そしてそう多くの人が考えるからこそ、マレーシアリンギットが売られるという行動となって現れている。

でもこれは始まりであって、今後の中国、アメリカFRBの動きによってリンギットが売られる。つまり資金流出が増える可能性は決して少なくないんじゃないですかね。

それがマレーシアの今の金利上昇に現れているんでしょう。資金を留まらせないとヤバいですから。

マレーシア関連のブログで面白いことを書いている方の日記がありました。

あちこちの銀行が良い金利を出すプロモーションはいつの時代もありますが、私が見ている限りでは大手は面白く無いんですね。HSBCとかCIMB。ところがペナンのリカさんがCIMBが4%の金利をプリファード(VIP)には出しているという情報が前にありましたし、いやそれは3ヶ月だけだろうとか、いや、そうじゃないとか、いろいろ話が出てきました。

そんな動きがある中で、今日この方のブログには、CIMBの金利は3ヶ月もので4%だけれど、それを店舗に行くと引き続きその%で継続できる。また長期(1年)にすれば4.2%になると書いてありました。この好条件は今まで聞いたことがありませんでしたので、私の日記でもそのブログを紹介しようと思います。

4%に突入?変動するマレーシアの銀行金利 | マレーシア・海外漫画日誌~おひとりさまの移住ブログ

ネットには一般的な情報しか乗りませんが、個別ではこういうこともあるのでしょう。ただ銀行に行って「そうなんだって?」と聞けば多分「ノー」という返事が出るんでしょう。でもだからといってこれらの情報が嘘だということではなくて、多分、支店長の「裁量」の部分ではないかと私は思っています。だから、ネットにも乗ることはないし普通の人が普通に聞いても「ダメです」と言われて当たり前。

興味がある方は実績のある方、コネクションがあると思われる方、エージェントさんに相談してみたらどうでしょうか。

4.2%って凄いと思います。私は今HSBCで3.3%ですから0.9%違う。これって3.3%からいうとほぼ3割増しってことなんですね。

収入を3割アップさせるってどれだけ大変なことか・・・・・

もちろん私がいつも書いている通り、4.2%なら明るい将来が見えるのかというとそんなこともありませんし、ましてや若くて子供でもいたらこれの倍は稼ぐつもりで頑張らないとならない、あるいは他の収入源がない限り「必ずインフレに倒される」ことに変わりはありません。でも預けておくだけで3割アップは楽で良いですよね。

結局、マレーシアの銀行でも資金ショートする動きが見えてきているってことじゃないんですかね。FRBが利上げすれば世界のお金はアメリカに還流するし、また中国が資金ショートしていれば海外資産を自国に戻す動きは加速するわけで、中国とどっぷり繋がっているマレーシアとしては他人事ではない。

ですからこれから金利は上昇すると仮定した場合、定期金利に関しては条件の良い物には乗り換えるのは良いと思いますが、債券やREITに関してはちょっと様子を見たほうが良いということになりますね。つまり、市中金利が上がってくれば債券の利回りもそれに合うように動きますから。債券そのものの価格は下がるってこと。REITも同じ。

債券売買って金利の上昇場面では不利になるんですね。債券価格はどんどん下がって配当の利回りは上がっていきますから、長期で持つことを考えないと買った値より安く売ることになります。REITも同じ。そういう意味ではまずは定期にして債券やREITの値が下がり、その結果利回りが良くなった頃に乗り換えるのが良いのかもしれない。

特にREITに関しては私は懐疑的な見方をしているんです。このブログでKLのコンド探しで一連の日記を書いて来ましたが、その過程で、マレーシアがとんでもない大規模プロジェクトをあちこちで進めているのがわかりました。それも一つや2つじゃない。もしこれの一つでも東京で始まったら各メディアが大騒ぎするような大プロジェクトがすでに建設中、そして計画も目白押し。

これらはマレーシアの2020年の先進国入りするという悲願があるからなんでしょうが、さぁ果たしてそんなにうまくいくのでしょうか。前の日記に書きましたが、来年にはKLの貸しオフィース面積がほぼ二倍になるとのこと。そして再来年は更に2倍。つまり今の4倍ってことです。嘘だろ?と思いますが、KLCCの南で開発されている大規模プロジェクト一つとっても大きな街が新たに出現するんですね。そこを金融の中心として香港やシンガポールに戦いを挑む。そしてウォール街、ロンドンのシティーをKLにも作ろうと言う大プロジェクト。このプロジェクトだけで3万人のスキルのある外国人を呼び込み、250社の金融関係の会社を誘致するという計画。

こういう他人の褌で相撲を取るような計画。あるいは大規模ショッピングモール、コンド群、学校、病院をも作るような大プロジェクトが他にもいろいろあるわけですが、一体、そこに誰が入居するのか私はとても不思議に思えてしかたがないのです。マレーシアが考えているのは「偉大なる賃貸業」であって、そこに集まる人達は外国人、外国企業であって、マレーシアの国民にはその需要がない。あるいは働く自国民の供給力もないと私は見ています。

東南アジアのビジネスモデルはこういうケースが多いですよね。自国の会社、国民が力を合わせて何かを創出するわけではなくて、外国企業に来てもらって何かを生産したり、流通もサービスも外国頼み。中国も同じだと思います。でも国として括ればそりゃ数字は凄いですよね。輸出も増えるし、内需も増える。でもそれが外国頼みであるとしたらどうなのか。

これが中国が抱える悩みでもあるし、ここまでどうにかうまくやってきた韓国でさえも基礎的な技術力がないと言われているわけで、外資が逃げ出すようなことになったら大変なことになります。

中国は調子に乗ってあちこちに巨大な投資をしましたが、それのツケが回ってくる時代になってしまった。私が思うマレーシアも実は同じで、マレーシアが2020年の先進国入りを考え、大規模投資を積極的に計画した時代ってまさに中国が破竹の勢いで伸びた時代と重なると思うんです。資源もあるマレーシアですから、この波に乗り遅れたらチャンスは来ないと思うのも無理は無いと私は思うわけで、それが無謀とも思えるような大規模プロジェクトの乱立だと思うのです。

でもその中国も様子がおかしくなってきた。さてマレーシアは?まだ大規模プロジェクトは進行中でまだ完成しているところはほんのごく一部。

これからどうなるんでしょうかね。

ここまで背伸びをしたマレーシア経済が将来も安泰とは私にはどうしても思えないのです。

ま、そんな私の心配が現実のものとなればまず最初に不動産業界が打撃を受けるわけで、これから何十棟と立つコンドや大型商業施設に投資した会社はそれなりの困難に直面するはずで、REITもどうしたってその影響は受ける。

どうなりますかね。

 
 
 

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