自宅売却関連:今日でお別れ・・・

家の引き渡しはまだ先ですが、明日から買主が雇った業者が入って大改装を始めることになっています。

ですので我が家、そして家に残した思い出の数々とは今日でお別れになりました。

捨てるものはゴミ袋や箱に入れたり、あるいは散乱したままにしていますが、それも数日中には綺麗になくなるはず。

今日は最後の最後ですので、何か忘れ物はないか調べて回りましたが、捨てることにした思い出の数々を見ると悲しくて切なくて、まっすぐ見れませんでした。特に気になるのはやっぱり子どもたちの物。彼らが作った物、パパとママへと描いてくれた絵、手伝って~~と泣きつかれて一緒に作った工作の品々。そんなのを見るとあの当時のみんなの声が聞こえてくるようですし、私を見つめる小さな子どもたちの顔が浮かんできます。

でもそれもあれも振り切って捨てることにしました。

あと、これをほんとに捨てちゃって良いのか?と悩んだのが祖母の形見です。祖母が着ていた着物の裾で作った屏風があります。大名行列の刺繍が入っているのですが、それ自体には何の価値もないにしても、私が尊敬する祖母でしたし気になって仕方がありません。でもこれを維持するために何をしたわけでもなく、放置したままでしたから汚れているし、そして乾燥にやられて生地がパリパリになっているんですね。触ると崩れてしまうような状態。

どうしようもないので思い出に写真だけでも残しておこうと思いました。

RX1R-05298

そして父からもらった50年ぐらい前の大凧。180センチぐらいの高さのある凧ですが、飛ばしたことはありませんが本物の凧。自来也という歌舞伎に出て来る盗賊の絵が描いてありますが、私はこれが大好きで大事にしてきました。また子どもたちもこれの印象が強くて、日本の思い出話になると「日本に凧があったよね~」と一番最初に話が出て来る思い出の品。

これも思い出として写真だけ撮りました。

RX1R-05286

今ではこういう凧そのものもそうですが、絵が大事なんですね。これだけの絵を描ける絵師はもう少なくなってしまった。近年見るのはちょっと漫画チックな絵ばかりで伝統を感じるものはそうそうありません。ですからどうにか取っておきたいのですが、絵はボロボロで穴だらけ。どうにもなりません。

こんな例をあげたらきりがないのですが、一つ一つ有難うとごめんねを言いつつ別れをしてきました。

最後に家を出る時にはやっぱり泣けましたね。本当に辛かったです。

ヨメさんですが、実は昨日一緒に来ることになっていて最後のチェックをしようと言っていたのに来なかったんですよ。では今日、最後の最後に来るのかと思ったら行かないと言い出しました。

「これが最後なのに行きたいと思わないのかよ」と私は言ったのですが、

「そうじゃないの。行きたくないの」ですと。

バカじゃないかと思いましたが、私一人で自宅に行き、思い出の数々を見ていますとその気持もわかるような気がします。

でもねぇ、行きたいとか行きたくないとか、好きだの嫌いだの、どうしてそういう風に感情が先に立ってしまうのか、これが私には理解が出来ないのです。自分がどう思おうとやらねばならないことなんて世の中にいくらでもあるじゃないですか。

私がマレーシア行きが心配なのはここなんですよ。感情のコントロールが下手なヨメさんが「行きたくないマレーシア」に行ってからどうなるのか。

だからマレーシアに行ってから寂しいような「環境の良い所」には住めないんです。ガヤガヤしていて何か楽しそうな雰囲気のところに行かないとかなり大変なことになるかもしれないと想像しています。

本人はもちろん諦めていますし、もちろん行く気にはなっていますが、所詮「無理」はダメなんですね。無理をすればするほどおかしくなって行きますから。ヨメさんの乾癬という訳の分からない病気もそれが原因だと思いますし、意外に海外在住者って精神がおかしくなる人って少なくないんですよね。「帰ろうか」と簡単に考えられる人ばかりじゃなくて、仕事がらみで帰るに帰れない、家族を放り出して帰れない、また帰るところもない人はいくらでもいる。孤独に押しつぶされそうになっている人はかなりの数じゃないでしょうか。たまに羽根を伸ばそうなんて思っても、そんな余裕が有る人ばかりじゃない。

だから頑張ろうと思うわけですが、その頑張りが精神をおかしくする方向に動くんですね。

これってうちのヨメさんだけじゃなくて、多くの人の心の奥底に同じようなものがありますから、それが原因で「海外の日本人村はおかしくなる」のだろうと私は断定しています。日本ならどうってこともないことが起きても骨肉の争いになったり、簡単に友人を排斥したり、よってたかってイジメてその人の居る場所を奪ってしまったり。

皆、怖いんですね。マレーシアは最高~~~とか言っていても(ゴールドコーストでもどこでも同じ)、実は「ここでやっていけるのだろうか」という心の底にある不安から逃れられない。だから自分が意識しなくてもちょっとでも危険を察知したり、嫌だと思うと徹底的にその対象を潰そうとする。

この傾向は「安全第一」が本能である女性に多いと私は感じます。大奥みたいなことになっている日本人村って世界中にあるんじゃないでしょうか。旦那は「お前よ~~」と思っても、ヨメさんのそれを止める力はないんですね。

どうなるのかなぁ・・・、我々のマレーシアへのお国替えは。帰ろうかと思っても帰るところがないし、歳をとって我々が来るのを首を長くして待っている両親がいるのに、彼らを置いてまたオーストラリアへ帰るなんてことになったらきっと両親はそれを聞いた日に心臓停止するんじゃなかろうか。

じゃ、ヨメさんだけって言ってもどこへ行く?オーストラリアでヨメさん一人で生きていけるわけも無いし、日本はそれこそゴールドコーストより遠い国になってしまったし、だからヨメさんは頑張るだろうとは思うけれどそう簡単に上手く行くとは思わない。ヒステリーを起こして毎日私に噛みつくようなことになるのかもしれない。

原因は何にしてもうまくいかないのは全て旦那のせいにする家庭を私はいくつか知っている・・・・

女性って怖い時限爆弾。(笑)

私も欧米人みたいに、ハニ~~、アイラブユ~~~なんてやればどうにかなるかな?そして日頃の鬱憤はオージーみたいに女性禁制のパブでやけ酒を飲みながら「うちのビッチは・・」って男同士で憂さを晴らすか。

 
 
 

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自宅売却関連:今日でお別れ・・・” への6件のコメント

  1. 女性って、ちょっとした一言だけで、随分と救われるのですよ。ありきたりな言葉ですが、思いやりのある行動で、今迄の鬱憤も一瞬で飛ばせるぐらいに。ほんとに、ちょっとしたことなのですが、そのちょっとが男性にはどうも伝わらないようで。。。(笑)男性にしたら、色々してるつもりなのでしょうが、女性にしたら、的を得てないんですよね。失礼な言い方になりますが、男性って勝手な自己満足をしてるように思います。かなり勘違いしてるのですが、それをわかっていないみたいで。。。ってdaboさんは、そんなことないと思います。きっと素晴らしい、ご主人さんなんだと思います。でも、誰でも時限爆弾を押してしまう可能性はあるので、くれぐれもお気をつけ下さいね。その爆弾は、たまに天候にも左右されますので。。。。

    • 世の中で一番不可解なもの、それは女性。なーんてね。本当にそう思います。

      それと困るのはまさにひのきさんが書かれた事。
      >女性って、ちょっとした一言だけで、随分と救われるのですよ。
      一体男性は救われることがあるのか・・・。いつも言われっぱなし。気を使いっぱなし。それでいて言いたいことを言ったこと無し。(笑)

      相性ってのもあるんだろうと思いますが、我が家は考え方も趣味も全く違っていて、共通点はひとつだけ。あの二人の子どもたちの親であること。それぐらいかな~~~~~。

  2. daboさん
    今日は、
    奥さんの行きたくない?
    理解出来ます
    私も奥さん同様に
    思いでの処分に立ち会うなんて、
    私もリバーダウンから
    ホープに引っ越しの時
    二人で買い集めた品々
    子供の為に日本から
    持ち込んだ 任天堂のゲーム器
    3月と5月の節句の飾り等
    コンテナ半分の装飾品等
    思い出の処分の立ち会いは
    出来ませんでした
    殆ど置いてきて 買い主に
    任せました、
    奥さんが正解でーす

    話しは変わりますが
    半年振りに行こうと思い
    色々と段取りを済ませ
    チケットの購入をしましたら
    なんと来週末はカーレースの
    真っ最中の様です
    目の前なので
    のんびりは出来ませんね
    彼に
    色々と今後の打ち合わせ等
    する積もりです

    • いやいや、処分に立ち会うんじゃないですよ。それは私もしたくありません。

      でも何が必要で何がいらないかの確認ぐらい、普通するでしょ。それさえもしたくないというアホヨメにはいい加減腹が立ちます。

      きっとあいつは私の葬式にも出ないはず。(笑)

  3. 屏風や凧、日本料理店でインテリアとして喜ばれそうですね、自来也って、人気漫画のキャラクターでも使われてるから、きっとオーストラリアの人も知ってそうです。180センチもあるのすごいですね。小さい頃、多摩川に凧揚げにいってましたが、うちの父が拵えてくれたのは、せいぜい40センチ四方程度。。昔、大学の教授が浅草見学に学生を連れていってくれて、凧の工房も見学しました。家内制手工業でいい雰囲気の親方が親切にいろいろ教えてくれた覚えがあります。。もうないのかなあ。。

    お祖母さまというのは、以前記事で、ヒーリングパワーをもってらっしゃって、人々の治癒をして、代わりにご自身が消耗してしまったという方でしょうか??

    ここまで大事にしてもらったら、喜んでくださると思います。

    子供の思い出はねえ、、、私も、殆ど捨てられません、、これ、初めて、この子が人間の顔描いた時のだとか、、涙腺緩みそうなので、コメントできません。。

    ただ、日本の住宅事情というのもあるので、不要な荷物は、ある程度処分しておかないと、遺されても、子供が困るだろうなと最近は思います。でも、自分のものは、バンバン捨てられるんですが、子供のは、、以下同文。

    奥様、記事から推察するだけですが、daboさんが、考えてらっしゃるより、ずっと環境への適応能力があるような気がします、、サバイバル能力があるというか、柔軟さというか。。見当ちがいだったらすみません。

    奥様、あまり、身の回りの贅沢品にはこだわりないとか、、
    お料理上手で、食材を無駄にしないとか、やたら、調理器具買い込まないで、身近なもので美味しいもの作れるとか、これ、凄い能力です。

    、借りる部屋の大きさにこだわらないとか、、
    荷物の処分はご主人にまかせて、ご自分は立ち入らないとか。。

    私だと、子供関係のものだけでも、とか、大きな荷物譲らずに騒ぎそうです。。

    ゴミ屋敷問題って日本でよくありますが、あれの一歩手前の主婦、物凄く私物が多く(本人にとっては大切でも、すでにクズ同様とか、カビや害虫も発生)しかも、全く整理できないまま、引越しするので、広い家をキープしたがって、賃料の無駄という例も見聞きしてるので。

    奥様、妹さんの棺に、怪我して利き腕使えないのに、ミニチュアのわっぱ弁当拵えてあげてましたね、、可憐なイメージがします。

    そういえば、私は、主人にいわせると、怪獣ガメラに似てるそうですよ、すぐに、理不尽な怒り方して火を吹いて回転するそうで。。そこまで暴れてるつもりはないのですが。。

    • 私は無粋な人間で芸術とか美術には全く疎いのですが、先日ちょっと調べてびっくりしてしまいました。絵画にしてもチョ~~~有名な画家のそれも描きおろしだから高価なんですね。中古は数万とか数千円の価値しか無いなんて全く知りませんでした。ましてや無名の作となればただのゴミ。(笑)

      着物の裾の刺繍で作った屏風ですが、私の祖母の形見です。ヒーリングをするのは私の母。今では一切やりませんが、気とか念とかそちらのパワーは間違いなくある様子。

      うちのヨメさんは真面目で他人を裏切ることは絶対にしないし、優しくてどんな小さな命でも大切にするし、高価なもの、ブランド物も欲しがらないし、その点は100点なんですが、感情の固まり。ここが大問題。(笑)

      あはは、ガメラですか。たまきゅうさんみたいな理知的な女性が理不尽な怒り方をして火を吹くんですか?回転付き?

      一度見てみたいなぁ・・。(笑)

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