KLで不動産を買わないという選択

私は不動産のことはまったくわからないし、不動産投資の経験は若い頃に一度あるだけで、そんなのは経験にも入らない。

わからないことはしないという主義ですが、投資としての不動産ではなくて、資産保全、あるいは住む場所の確保としての不動産を持つことさえも全く考えていませんでした。KLでの話ね。

でもそれは「わからないことはしない」という守りの考え方からそうなるのであって、積極的に攻める、積極的に守ることを考えた場合、不動産を無視して良いとは思えません。

持たないリスクって間違いなくあると思うから。

日本では持ち家は無いほうが良いという人と、やっぱり持つべきという両派に別れてどっちが得かという議論があるけれど、損得勘定ではなくて「持たないリスクを排除する」必要はあると思うんですよ。では総資産のどのくらいの%をそれに向けるべきなのか、どういう計算、思惑を持つべきかがさっぱりわからない。損得勘定が先に立てば、リターンとリスクを天秤にかけて自分が出来る許容範囲って想像できるでしょうが、損得勘定ではなくて持たないリスク回避が目的だとしたらどう考えるべきなんでしょうね。

やっぱり怖いのがインフレで、そのインフレに合わせて収入を増やすことが出来ない場合、間違いなく「住む場所にさえ窮する」事が起きる。だからやっぱり家はあるに越したことはない。って当たり前か。(笑)

万が一のことを想定して、その時に命をつなげることが出来る場所が確保できていれば良いと私は思うわけで、その時に快適な生活が出来るレベルのものである必要はないと思っています。というのはKLに関して言えば、私が良いなぁと思っているコンドの値上がりはそんなに凄くないし、ましてそれらのコンドは実需に支えられているのではなくて、一部の金持と海外からの投資家によって買われたものが多いということ。これはゴールドコーストも同じで、夜にコンドを見てみるとすぐわかる。電気が付いていない部屋が多いコンドがある。

こういうコンドに自分が住むのは良いにしても、賃貸に出して採算が合うかというとそうでも無さそうなのがわかるわけで、値上がりだけを目的とした不動産投資だけは一切考えたくはないわけです。

また私がなぜ不動産投資をしないのかというと、今更遅いと思うのが一番の原因であって、もし私が20代、30代だったら積極的にやりたいと思うぐらい。我が家の長男や次男もそういう考えは持っているようで、私にやれば良いのにと気楽なことをいう。でも私はやらない。

ただ子どもたちが積極的にやろうとするならばそれの援護射撃はしたいし、KLでもそれが出来るのかどうかは調べる必要があると思っています。

私が考える不動産投資とは、キャッシュで買うのではなくてローンを活用しないと駄目で、不動産は賃貸に出して長い間に徐々に自分のものにしていくという方法。ただ所得も多く、所得税の高いところで、金利は損金勘定できるから面白いはずで、マレーシアでは課税される所得もなく、不動産の家賃にのみが課税所得となった場合のメリットはどのくらいあるのかもわからない。

でも息子にやる気があるのならその道をつけてやるのは悪くはない。

でも100万リンギット以上っていう縛りは厳しいですよね。私が思う不動産投資は外人が好むような物件ではなくて、地元民の実需に支えられる必要があると思っていて、多分、面白いのは100万リンギット以下の物件だろうと。でもま、マレーシア人の所得の伸びは凄いし、それなりの物件、あるいはコンドではない土地付き家を考えれば面白いのはあるのかもしれない。

この辺はKLに行ってからStep1の中村氏に教えを請おうと思っているんですが、とりあえず、「不動産は買わない」という決めごとはやめようかと。

でも不動産を買うという前提も無し。これを前提にするとどうしても頭に血が上ってすぐ飛びついてしまうのは目に見えていますから。私のハンドルネームがダボだというのはまさにそれで、ダボハゼのようにすぐに何にでも飛びついてしまう性格なのは自覚しているから。(笑)

積極的に不動産投資は考えない、みたいなスタンスがちょうど良さそう。でも不動産投資はしないという決め事は撤回。

でもやるとなっても自分が好む物件ではなくて、あくまで賃貸物件として地元民の実需があるという価値重視。

とは言いつつ、そう簡単には行かないだろうと思うのは、ブログ村のブログで、最近引っ越した方のブログに書いてあったこと。その方が引っ越ししたコンドの相場から計算すると、賃貸料は買値の3%も行かないんじゃないかという考察が書いてあった。つまり銀行の定期のほうが良いという計算。

こういう物件をローンで買うとどうなるか。ローン金利はもちろん高いし諸経費が掛かるわけで、かなりの頭金を入れても月々の支払を家賃で補うのは難しくなるし、結局は「値上がり期待」ってことになるんじゃないでしょうかね。

日本みたいに少子化で将来の見通しが難しいにしても、金利は安く、賃貸での利回りは4-5%確保できれば面白いというのとは全く違いますよね。

私としては「将来の値上がりはない」「下落もありうる」という前提で採算の合う方法があるのかどうか、そこに興味があります。

って、そんなうまい話はマレーシアには無い?

だとすればやらない。それだけのこと。

あれれ?不動産業を始めるにしてもMM2Hだと2件まで?ということは将来大きく出来る可能性はないってこと?もしそうだとしたら真剣に取り組むのは無駄かもしれない。件数の少なさを額で補おうと思っても、地元民の実需が見込めない高額物件はやめたほうが良いと思うから。

 
 
 

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KLで不動産を買わないという選択” への4件のコメント

  1. 持たないリスクですか。持つリスクは金銭面や住居が固定化されてしまうことからくるものがいくつか考えられますよね。日本の場合、人口減少社会で住宅のストックも十分だから持つことはリスクが大きい、住むところはいくらでもあるなんて人がいますがそれはどんな住居でもいいという場合だけなんですよね。それなりに納得いく賃貸用不動産は限定的になるでしょうし、不動産のリスクが上昇すればきっと家賃も高くなるだろうし。都会ならそれなりの不動産の供給もあるかもしれないけど、田舎に行けばいくほどそのような物件は少ないですからね。
    ところでちょっと前に太平洋横断光海底ケーブル「FASTER」のことを知りました。2016年第2四半期の運用開始を予定でマレーシアもコンソーシアムとして参加しているようなので日本やアメリカのネット接続の回線を期待したいですね。

    • 日本のことは良くわかりませんが、マレーシアの場合は「何を目的とするのか」をはっきり持っていればそれに合う物件はあるような気がします。やっぱり少子化もなく今後の人口増、そして経済発展が見込める国、地域って違いますね~~。

      しかしネットの世界は進みすぎて何がなんだかわかりません。今でも十分速い接続が増えていますし、スマホでも早い。最近びっくりしたのが今の4Gではなくて次の5Gですが、なんと100倍だか1000倍のスピードがあるらしいですね。

      それだけの情報量をどうやってやり取りするんだろうか・・。本当に不思議ですが、ま、私の古い知識はとっくのとうに役に立ちませんので、まずはマレーシアに行って「ネット環境が使えるのか使えないのか」その辺をまず確かめたいと思っています。

  2. 何か私の名前が出て来ていましたので、コメントさせて頂きますが、Daboさんが仰っている事が全て私の意見と同じです。

    買わないと決めつけるのではなく、状況に応じて柔軟な対応が出来るような考え方を持つのが良いと思います。

    投資を最優先に考えると、ローカル需要に沿った物件を選んだ方がキャピタル狙いでは当然期待値も高いのですが、賃貸運営でのインカム収入を考えた際には必ずしもそうとは言えません。

    モントキアラを例に挙げると、数多くのコンドミニアムが建設され、今もなお新規建設が続いていますが、事、日本人に貸し出すと考えた際には対象と成る物件は限られています。
    その対象物件を保有しているオーナーさんは、取り敢えず、現在の処は高需要に支えられて安泰の状態です。
    逆に、新しい物件でも、お部屋が極端に大きい様な物件は日本人駐在員さんの予算内に収まらず、借り手が極端に少ないと言うのが現状です。

    何を求めるか? ご自身の置かれている状況・環境によっても購入や賃貸など対処法も違ってくると思いますので、取敢えずは気楽に考えられたら如何でしょうか?

    情報の収集はご自身で頑張って頂いて調べるのは当然必要な事ですが、最終的には、信頼の於ける情報・判断力を持ち合わせた地元人のアドバイスを参考にされるのが間違えのない方法だと考えています。

    • Telemon6さん

      KLに行ったらご飯でも食べながらいろいろ教えて下さいね~。

      頼りにしてます。(笑)

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