上海株がまた大幅に急落

上海株ですが、本日また下がりましたね。下落率の大きさは2007年2月以来8年5ヶ月ぶりの大きさ。

2015-07-27_19h53_39

これって、今までの流れで言えば当たり前だろうぐらいに思うわけですが、でも中国の場合は自由市場ではなくて、昨今の下落に驚いた中国政府が、自由世界では考えられないようなことをしてでも下落を止めようとした。その効果があったように見えて、共産主義の統制経済下の株式市場だけあるなぁと思った矢先にこれですよ。

それも下落率は8年ぶりで今回の下落の中でも最大級。

これって何かが中国で起きた、方針変更ってことじゃないですかね。絶対に許せないことを許したんですから。中国なら市場を閉鎖してでも下落は抑えたいはず。

上海株の投資家の8割は個人投資家で、多くはギャンブル的な発想で、レバレッジも掛けた信用取引だとのこと。今までの下落でさえも証拠金は吹っ飛び追証が掛かった投資家はゴマンといるはずで、一息ついたと思ったらまた大きな下落。今日だけの下げでもまた大量の追証発生があったんじゃないでしょうか。

でも投資家が払えなければ大変なことになりますから、政府はすでに多額の資金を証券会社に投入したと聞いていますが、どちらにしても個人はその金を用意しなくてはならず、不動産も容赦なく投げ売り状態になるんじゃないですかね。そもそも不動産も駄目だからと株式に資金が集中したという背景があるらしいのに、これじゃ不動産はもっと悲惨なことになる。

そんなことはわかっているから政府はなりふり構わずあの手この手を使ったのに、このザマ。でもなぜここまで放置したのか。中国なら強制システムダウン、あるいは売買禁止にさせても良いくらいじゃないですか。

でもま、そこまですると中国の信用はガタ落ちで、中国元を世界の基軸通貨に持ちあげたい中国の夢は遠くなるし、かと言って大きな下落を容認することもできないし、一体どうなっちゃったんでしょうか。

このままだとうまくないだろうに・・・。

中国の内情分析の討論会を今日、見ていたのですが、やっぱり中国が海外に武力行使をする危険性が高まっているとのこと。そんな話を聞いていたらこれですよ。

海外に武力行使となると、我々はすぐ尖閣を取りに来るなんて思うわけですが、私は尖閣よりもっと重要課題が中国にはあると思っていて、それは前にも書きました台湾です。長年の努力で親中政権を建てたのに、来年の総統選挙では独立派が勝ちそう。こんなことを認めたら台湾との統一がまた遠くなるはずで、また独立、民主化の動きは香港、ウイグル、チベットにそして国内全土に飛び火するはずで、中国はどうしたって阻止したいはず。

でも台湾は中国の一地方という位置づけだし、世界はそれを認めちゃっていますから、もし武力による弾圧を加えても「内政問題」となる。それを見ているわけには行かないけれど、日米が手を出すわけにもいかないんじゃないでしょうかね。

台湾の総統選挙は来年。またアメリカの大統領選挙でもあるし、私は腰の引けた平和主義者のオバマ氏が大統領の内にやるべきことをやってしまいたいという考えもあると思うんですよ。南シナ海での動きもオバマを舐めているからだと思うし、それはロシアも同じ。

しかし、どうしてこの急落を止められなかったんでしょう。まさか市場に委ねるなんてことを決めるわけも無いと思うんですよ。

不思議だ・・・・

ただ、各社報道機関のニュースを見ると、いかにも普通の自由経済諸国の株式が下落したような書き方をしてるんですね。「政府の株価押し上げ策が存続可能かどうか疑問が浮上している」とか。でも何でも力で押し切る中国が今回やったことは、「押し上げ策」なんてもんじゃないんじゃないですか?

そこまでやったのに今日の下落は放置するって・・・。なんだか納得行かないなぁ。何か政府内に大きな変化が起きたとしか思えないんですが。

こんなことが書いてあったけど・・・

事情に詳しい関係者によると、国際通貨基金(IMF)は中国に対し株安に歯止めをかけるために講じた措置を最終的に解除するよう促している。

 
 
 

-----------------------

このブログは「にほんブログ村」のランキングに参加しております。皆様が「このブログは面白い」と思って下のリンクや画像をクリックして頂けると、このブログのランキングも上がり、それだけより多くの方々の目にとまるようになります。またそれが私の励みにもなります。是非、毎日一回のクリックをお願いします。m(_ _)m

また、それぞれのカテゴリーにはそれぞれ多くのブログが存在していますので、その中には皆様がお探しの情報もきっとあることでしょう。カテゴリーをクリックするとそのカテゴリーの多くのブログが表示されます。

にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ ゴールドコースト情報へにほんブログ村 海外生活ブログ ゴールドコースト情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへにほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへ

上海株がまた大幅に急落” への4件のコメント

  1. 売買が禁止されていた銘柄が徐々に売買再開されるなかで、溜まっていた売りが一気に出たとの見方があります。 買うには誰かが売らなければならないわけで。 売買再開銘柄への売りが一巡すれば、株価は下げ止まりそうだとの見方もあります。 IMFの人民元をSDR構成要素に採用するかどうかの問題はまだまだ紆余曲折ありそうです。 ただし中国政府は2030年までに人民元の自由化を目指してることに変わりはないと思います。

    • うーーむ、そういう見方って「普通の見方」ですよね。でも私は上海は「普通ではない」と思っているわけで、過去にも大きな暴落があったものの、今回の中国の状況はまるで違っていて、こういう暴落を看過できないはずだと思うんですよ。

      でもこの上げ自体が「政府指導のもと」に作られたし、それ自体が異常で崩壊するのもあたりまえだとは思いますが、政府が(異常なほどの方法をとっても)思惑通りに動かないのがはっきりしたとしたら、政府が次に打つ手はなんなのか、そこが気になります。中国は焦っているのが見えますから。

  2. 3600ポイントを切ってきたらまた政府がテコ入れするとの憶測があるそうですね。

    4000以上で株価を維持するのは中国政府にとって相当大きな負担のはずですから、維持するレベルを少し切り下げてきたのかも知れません。

    クレディースイスの最新レポートでは、株式バブルよりも怖い3つのバブルとして中国の信用貸付バブル、不動産バブル、投資バブルを上げています。

    なかでも信用バブルは米国の信用バブルのピーク時を上回っているそうで、今回の一連の株価暴落で中国株式バブルが弾けて信用貸付バブルに飛び火するようなことがあれば相当な規模での経済的ダメージは避けられないと見られているようです。

    いよいよ中国経済も瀬戸際まで追い詰められ始めたということでしょうか。

    • 私が見ている情報源では、シャドーバンキングももうアウトで不動産も同じ、残るは株式ということでそれを中心に持ち上げてきて、それも崩壊するとなると、まさにこれが他の崩壊に拍車をかけるという内容で、もう他に手はないほど行き詰まっていると。

      ま、それがあるから安倍さんにも色目を使い出したのだろうということなんですが、では中国崩壊が起こるのかというと、???なんですね。普通の国じゃないですから何をするかわからない。ですから日本や台湾の安全保障も気になるわけですが、面白いのは、もうそうなるのは「織り込み済み」という考え方があること。リーマン・ショックみたいな打撃は受けないだろうと。

      でも私が心配なのはオーストラリアで、中国がコケれば豪ドルは叩き売られますし、困ったもんです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

答えは【半角】でいれてください *