食品の成分表示が変。これは詐欺と言っても良いんじゃないか【備忘録】

糖質制限をしていると食物繊維の摂取を積極的に考えないとならないのはいつも書いています。タンパク質や脂質の摂取が中心になりますから。

ですから私はサイリウムハスクや大豆粉、オカラ粉で補おうとしているわけですが、それとは別に最近、面白いのを発見したんですよ。

シリアルやクッキーみたいなもので、GI値も低く、糖質はかなり低く、食物繊維がタップリなもの。

こういうクッキー状のもの。全粒粉で作ってあってサクサクしていて、モロ食物繊維の固まりみたいな。でも決して不味くはないんですよ。美味しくもないけれど全く甘くなくて、小腹が空いた時にはばっちり。

RX1R-03559

こんな商品。オーガニックというのも高得点。

RX1R-03555

この成分表を見てくださいな。糖質制限にはこれ以上のものはないと誰でも思うはず。100gあたりの糖質は2.9gだけ。2枚あたりは0.9グラムしか無い

RX1R-03557-2

この手の商品がいろいろ出てきて、やっとオーストラリアでも糖質制限が楽になったと喜んでいたんですよ。ですからこの1-2週間、こんなのを結構食べています。

私はこれを食べた後の血糖値を今まで計りませんでした。大丈夫だと信じていたんですね。

ところが先ほど4枚食べてから、フト計ってみようと思い立ったわけです。

数値はいくつだったと思います?な、な、なんと191mg/dlですよ。191。

びっくりしたなんてもんじゃ無くて、こんな数値を見るのは今年はじめて。いや、この何年も見たことがない数字です。

酷いなんてもんじゃないですよ。糖質を取り過ぎたかな?なんて思った時でも160以下なんですから。普通は115-125あたりで収まっています。ですからこの191がいかに異常かわかるはず。

つまり、糖質ばっちりってことなんですね。ご飯をどんぶり飯、ラーメン大盛りを食べたようなもん。

もし表示通りに100gあたり2.9gだとしたら115mg・dl以上になるはずがないんですね。私の場合は。

こんなインチキ食品だと知らずに私はずーっと食べ続けていたなんて・・・・・・・・。orz

私の数値が191ってことは、糖尿病の人が食べたら間違いなく250以上にはなるはず。

どうしてこんなインチキがまかり通るんでしょうか。

しかし成分表を見てみますと、ちょっとおかしなことに気が付きました。

Carbohydrate Total 67g
Sugars 2.9g

とありますが、私の認識では「炭水化物=糖質+食物繊維」なのですが、この成分表には

Dietary Fibre 11g

という別の項目があります。これってなに?Sugars(糖質)とDietary Fibre(食物繊維)を足しても13.9gで67gにはなりません。

Sugarsはちょっと横に置いといて、炭水化物の総量が67gで食物繊維が11gだとすると、私の認識では糖質は56gとなります。1枚あたりで計算すると8.9g弱。これを4枚食べますと約35.6グラム。

この計算なら私の血糖値の数値も納得です。

ではSugars2.9gってなんなんでしょうね。また内容物に「Organic sugar」なる表記もあります。まさかこの添加されている砂糖の量が2.9gなんてことはないでしょうか。でもそこまではこの表からはわかりません。

がっかりなんてもんじゃないですよ。良い商品を見つけたと喜んでいたのに。そして毎日これをパクパク食べていたんですから。まさか、普通の食事以上に血糖値が上がっているなんて想像もしませんした。

結局こういうことなんですね。自分でちゃんと血糖値を計らないと何もわからないってのは。

きっとこの商品を喜んで食べている糖尿病、糖尿病予備群の人たちはいっぱいいるんじゃないでしょうかね。この商品は大箱のお徳用もありまして、スーパーの棚でもかなり広いところにたくさん並べられている。間違いなく売れ筋なんでしょう。

今あらためて考えてみても、まさかと思います。でもこの4時間、これ以外に何も食べていませんから、191という数値はこれのせいだと思います。

皆さんも気をつけてくださいね。こういう誤解を誘うようなややこしい商品はいろいろあるはずですから。

しかしこの商品を重病の糖尿病の人も食べているかもしれなくて、その人がどうなるか想像するとゾッとします。

---------(後記)-----------

そもそも表示方法がおかしいので調べてみたのですが、どうもオーストラリアでは「澱粉」を糖質として勘定しない様子。

他の商品も調べてみたのですが、SugarsとDietary Fibreの数字を足してもCarbohydratesの数値にならないんですよ。上のもそれですが、ではその差はなんなのか?

ある商品を見てわかったのですが、それにはもうひとつ項目がありました。それは「starch」つまり澱粉

要はですね、日本は「炭水化物=糖質(糖類+澱粉)+食物繊維」と考えるはずですが、澱粉は糖質の中に入っているんですね。ところがオーストラリアでは澱粉を糖質の中に入れていない。つまりですね、英語で言うSugarsは「糖類」であって「糖質」ではないんですね。ここを私は勘違いしていました。-日本では澱粉は多糖類であるからして糖質の中に入る。澱粉=糖質。でも英語ではstarch=Sugarではないということ。

もっとわかりやすく言うと、日本で言う「糖質」という分類が存在しないってことですね。日本語で言う「糖類」と「食物繊維」と「澱粉」があり、それらの合計が「炭水化物」となるという考え方。でも「澱粉」の数値を上のように省いているケースがあるということ。いやいや、食物繊維は炭水化物の中に入れて計算していない。わけわからず。

sugarsを糖質だと勝手に考えていた私が悪いってこと。でも澱粉の表示がされていないってのはやっぱりインチキだと思いますわ。

日本では「糖質制限」と言いますが、英語社会では「炭水化物制限」という言い方をするのも納得です。

 

-----------------------

このブログは「にほんブログ村」のランキングに参加しております。皆様が「このブログは面白い」と思って下のリンクや画像をクリックして頂けると、このブログのランキングも上がり、それだけより多くの方々の目にとまるようになります。またそれが私の励みにもなります。是非、毎日一回のクリックをお願いします。m(_ _)m

また、それぞれのカテゴリーにはそれぞれ多くのブログが存在していますので、その中には皆様がお探しの情報もきっとあることでしょう。カテゴリーをクリックするとそのカテゴリーの多くのブログが表示されます。

にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ ゴールドコースト情報へにほんブログ村 海外生活ブログ ゴールドコースト情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへにほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへ

食品の成分表示が変。これは詐欺と言っても良いんじゃないか【備忘録】” への4件のコメント

  1. こんにちは。
    私は2型糖尿病暦約10年のマレーシアの住人ですが、2年半前から糖質制限を始め,
    今は医師の判断で、以前服用していた糖尿病薬(メトフォルミン)をやめています。
    糖尿病薬から解放されたと言っても糖尿病そのものが完治したわけではないので、今後も糖質制限食をずっと続けていかなければなりません。
    そこで、「糖質」についての私なりの見解を申し上げたいと思います。
    炭水化物=糖質+食物繊維、その通りだと思います。
    マレーシアでの食品表示も “Carbohydrate” となっていますので、そのまま読み換えています。こちらにも “Sugars” と表示されている食品があります。この場合、私はそれを「糖質量」ではなく「砂糖」と読むことにしています。つまり、わざわざ糖質量を表示してくれてはいないと思っています。
    糖尿人にとって、血糖値を上げる成分つまり糖質を全て考慮しなければなりませんから、炭水化物も砂糖も全て糖質で換算しています。炭水化物に含まれる食物繊維は血糖値は上げませんが、誤差のうちでマイナス計算はしていません。
    つまり、いかに食事で血糖値を上げないかに主眼があるわけで、食品中の糖質量は多めに見積もっても間違いはないと考えています。
    191mg/dlが、食後1時間値なのか2時間値なのかわかりませんが、仮に計算通り35.6gの糖質量だとすると糖負荷検査の糖質量の約半分ですから、食後2時間値だと完全に糖尿病ですね。
    1時間値だとしても食後高血糖型の所謂境界型糖尿病と判断されると思います。
    最近では検査で糖尿病とされていなかった食後高血糖タイプの隠れ糖尿病が問題視されています。
    空腹時血糖値と食後血糖値の差(グルコース・スパイク)が、血管にダメージを与えて脳血管障害や心筋梗塞を引き起こす言われています。
    人間誰しも年を取ってくると耐糖能が落ちてきます。特に日本人は欧米人の半分程度しかインシュリンの分泌量がないと言われていますから2型糖尿病になる確率は高いと思います。
    私は、食後血糖値が1時間値で180mg/dl以下、2時間値で140mg/dl以下になるよう心掛けています。
    因みに、体重64kgの人の場合、糖質量1gにつき健常者は0.9mg/dl、2型糖尿病人で3mg/dl上がるそうです。実際私も大体その程度上がります。
    血管障害を起こさない程度の基準として、以下の様になっています。

    ① 空腹時血糖値110mg/dl未満
    ② 食後2時間血糖値140mg/dl未満
    ③ 理想的には食後1時間血糖値180mg/dl未満
    ④ HbA1c5.8%未満

    • 詳しいコメントを有難うございます。

      私が血糖値を計るときは結構いい加減で食後30~1時間です。2時間後まで待っていると忘れてしまいますから。(笑)

      また30~1時間の方が良いと思っていて、自分としては「ほぼ」最大値を知りたいからです。もし血糖値はかなり上がっているのにちゃんとインスリンが分泌され、それに対する感応も良く、血糖値が下がってきた時点で計っても意味が無いと思うから。

      マレーシアでも成分表記がそうなっているんですか。なるほど。

      私は糖尿病と診断されていませんので、なんだかんだ言っても「適当」な糖質制限(ダイエットが主目的)になっています。

      今まではオーストラリア表記でも「Sugar」の比率が低いものがなくクッキーやシリアルは食べなかったのですが、今回のようなものが最近出てくるようになって初めて食べだしたらこのザマです。

      これからは「Carbohydrate」そのものを「糖質」と考えて表記を見るようにするしかありませんね。

      またいろいろ教えて下さい。

      • 再度コメントさせて頂きます。
        血糖値の上がり方も人それぞれみたいですね。
        健常者だと食後(食べ始めた時間からカウント)30分くらいがピークなのに、私の場合は1時間15分〜30分ほどがピークになります。30分以上追加インシュリン分泌が遅延するので、インシュリンが分泌して血糖値が低下するまでの間は血管が高血糖に晒されてしまいます。
        日本人の2型糖尿病人のほとんどがインシュリンの追加分泌が遅延するタイプだそうです。インシュリン分泌量が少ない人でかつインシュリン抵抗性のある人は更に最悪な状態に晒されるわけです。
        インシュリンの分泌量を増やすために膵臓にむち打つ薬(SU剤)があるのですが、もともと分泌能が低いのに膵臓が疲弊し最後はインシュリンが出なくなり1型糖尿病に移行してしまう人が多かったので、最近は最近はその様な処方をする医師は少ないと思います。
        余談ですが最近、インシュリン抵抗性を持つ人は血糖値が高い状態とインシュリン値が高い(過剰)状態が続くことで、アルツハイマー型認知症を発症させるリスクが高まるとの説が出ているようで、糖尿病人にアルツハイマー病が多いということに関係があるようです。
        どうも、インシュリンというのは生存に必須のホルモンでありながら、過剰に存在すると悪さをするようです。
        いずれにしても、血糖値を上げない(グルコース・スパイクを生じない)様にして、過剰にインシュリンを分泌させずになおかつ膵臓を疲弊させないよう長持ちさせて行くというのが糖質制限の目的だと思っています。
        IPS遺伝子治療でいつの日かラーメンやお寿司を気にせず食べられる様な日が来ればと思いますが、まあ、間に合わないでしょうね。

        • >私の場合は1時間15分〜30分ほどがピークになります

          なるほど。そこまで違いがあるんですね。人によって1g辺りの糖質に対してどの程度血糖値が上がるのかに大きな差異があるのは知っていましたが、そのピークの差までは知りませんでした。

          私の人体実験(笑)でわかったことは、「厳しい糖質制限」によって膵臓が休息を取れたからでしょうか、また感応も良くなったようで血糖値の上がり方は「間違いなく」穏やかになったということ。

          ですから「予備軍は卒業~」なんて思っているわけですが、再び昔と同じような食生活に戻れば「予備軍に再入隊」ってことになるんだろうと思っています。

          その「余談」に私は非常に興味がありまして、2,3日前でしょうか、「糖質とアルツハイマーの関係」に言及する医師の話をユーチューブで見ていました。「ゼロ糖質」を推奨する釜池医師ですが、彼は糖質を「毒」のような言い方をするんですね。

          「本来の人間のエネルギーの元」はケトン体であったのかもしれないと最近考えています。

          人類の長い歴史、人体の仕組みを考えると、満更それも嘘ではないような気がします。糖質はきっと素晴らしいもので人体には必要ではあるけれど、それを摂取しすぎれば「中毒」になり、そこから逃れられない、そして身体に変調をきすことがあるのかもしれないと今では考えています。

          それが正しいのか間違いなのかは別にして、「糖質制限ダイエット」をする場合には、「糖質は毒」ぐらいに考えたほうがうまくいくのは間違いがなくて、「このぐらいは構わないだろう」と思う弱さを克服できるような気がしています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

答えは【半角】でいれてください *