中国の対日路線に大きな変化が見える&異常なマレーシアの航空機問題

中国ウォッチャーとしては(いつウォッチャーになったんだ? 笑)気になる動きがあるのを感じます。

まずは、中国が尖閣の近く(約300キロ)に軍事基地を作っているという話。ここは静かな場所で「貝と藻の王国」とも呼ばれ、1999年には国連教育科学文化機関(ユネスコ)のエコパークにも登録されたらしいのだけれど、軍事拠点化に着手したニュースがありましたよね。

場所はここ。

2014-12-29_04h05_10

これに関する報道はいくつかありましたが大きく報道はされていないし、菅官房長官も「個々の具体的な内容は、わが国の情報収集能力が明らかになるのでコメントは控えたい」と言っただけ。ま、大げさに騒がないほうが良いとのことでしょうしが、そりゃ、対日、あるいは沖縄米軍との有事を想定してると考えるのが普通で、ロシア発のニュースがわかりやすい。

中国 日本との係争地域近くに軍事基地を建設  ← クリック

抜粋すればこんな感じ。

「こうした軍事基地の建設は、この地域で軍事危機が生じた際、中国の戦闘準備能力を高め、その諜報能力強化につながるに違いない」と見ている。

ナンツィ諸島が、日本領の沖縄島よりも、尖閣諸島の係争海域により近い事は、戦略的に重要だ。沖縄には、日本に駐留する米国軍人の75%がしる。このように中国は、新しい基地のおかげで、尖閣諸島周辺をコントロールするだけでなく、この地域の米国軍の作戦を追跡監視する、これまでよりも大きな可能性を手に入れたのだ。

諜報活動の強化は、日米中三国関係における相互信頼の不足が反映している。以前になるが今年、日本は、尖閣諸島から150キロ離れた与那国島でのレーダース・テーション建設計画を発表し、中国側の激しい反発を呼んだ。

ロシア科学アカデミー極東研究所日本センターの責任者ワレーリイ・キスタノフ氏は、ラジオ・スプートニクのインタビューに答えた中で「ここ最近の日本政府の措置は、尖閣諸島をめぐり中国との間に起こりうる紛争に向け、彼らが真剣に準備をしている事を物語っている」と指摘。

ま、どっちもどっちで軍拡を続けているわけですが、こういう摩擦を抑えようとしている動きが日中両方にも顕著に見えるようになってきました。

まず、これも大きく報道されていませんが、日本側の話。尖閣上空の民間機の飛行自粛要請が出た。

尖閣上空飛行、政府が石垣市に自粛要請 中国との不測の事態を懸念   ← クリック

また、日本の保守系団体が毎月、尖閣諸島に近づき漁業を行うことで「日本の実効支配」をはっきりさせようとしていますし、石垣島もその意向を持っているのですが、水産庁などからの締め付けがかなり強くなっている様子。

触らぬ神に祟りなしなんでしょうが、触らなければジワジワと入ってくる相手ですから、尖閣に公務員の常駐をするべきというのは極論にしても、中国船は追い出さずに日本の船は追い出すというのはどう考えても変。私が前からこのブログでは指摘している「尖閣は係争地だと日本は認めている」からこそ、こういうことになるんでしょう。尖閣は日本の領土だと政府も外務省も言っていますし、棚上げ論はなかったとしていますが、棚上げ論は存在したというのが私の考え方で、その理由は日中漁業協定で小渕外相が出した親書にそれが明らかだからです。(例えばこの日記)

今回、私がなんでこの日記を書こうかと思ったかですが、中国側の動きが「柔らかく」なっているんですね。

例えばあの防衛識別圏ですが、防衛識別圏は各国が勝手に作るわけで(国籍不明機が入ってきたら、それを放置することはできないのでスクランブルを掛けるだけ)、領空とは全く違うわけですよね。でも中国はあたかも領空とするような言い方をして、(1)中国当局に飛行計画の提出を義務づける(2)規則や指示に従わない場合は軍当局が防御的緊急措置をとる、としてきました。これは国際法違反だと思います。

ところがですね、中国はこれを中止したんですね。この「警告」を引っ込めた。これって大ニュースではないでしょうか。

中国、防空識別圏の「警告」削除 国際摩擦を懸念か   ← クリック

抜粋すると

 中国国防省が尖閣諸島上空を含む東シナ海に設定している防空識別圏で、指示に従わない全ての航空機に「軍当局が防御的緊急措置をとる」とした運用規則を、航空当局が各国向けに通知した航空情報から削除していたことがわかった。外交筋の間では、規則を実際に運用すれば国際的な摩擦を助長しかねないとの中国側の懸念があったとの見方が強い。

ここで注目するべき点は、このニュースを出してきたのは「朝日だけ」だということ。面白いでしょ?産経じゃないんですね。これってどう考えたって、中国べったりのあの朝日が中国から指示なりサジェスチョンを受けていると考えるのが妥当。

と同時にですね、中国の国内向けの報道にも変化が見えるんです。

今までですと「俺達は凄い」「日本なんかあっという間に壊滅できる」「自衛隊は非力」とか、この手の話ばかりが連なっていましたよね。ところが最近、「日本をおだてる」ような、「自虐的」な、そんな報道がでてくるようになっています。

例えば、今までならあり得なかった「日本の潜水艦のそうりゅう」が凄いと言い出し、オーストラリアが購入するかもしれないことに関しては理解を示すという180度違う報道姿勢。

日本の潜水艦『そうりゅう』は原子力潜水艦に匹敵する=中国メディア   ← クリック

読めば分かるように、今までのような「我々は今以上の注意と準備が必要である」という論調じゃないんですね。

オマケにですね、中国が開発した「殲15(J-15)」という(中国が大きな自信を持っている)空母「遼寧」の艦上戦闘機ですが、「航空母艦の遼寧から発進させる場合、搭載できる武器の重量が2トンであり、陸上基地から離陸する場合の12トンよりも極めて少ないとの記事も発表された。」などと、使い物にはならないと自ら言い出しているのと同じ。

中国の艦上戦闘機 空母から発艦の「武器搭載重量」は、陸上からの離陸と比較してわずか「6分の1」=中国メディア ← クリック

今までは「自慢」が目立ち、「さらなる努力が必要」と言い、それを国民が支持するように向けたプロパガンダばかりだったのとは大違いです。そしてそれは続きます。

日本の特殊部隊が実はスゴい! 中国の軍事専門サイトが「高評価」  ← クリック

この記事で重要なのは「記述そのものに批判的な色合いはない。むしろ、当局または読者による「叱責」を避けるためだった可能性が高い。」という点。

すごい変化だと思いません?

この裏に何があるのかいろいろ想像は出来るものの、今までの「自画自賛」「自国の行動の正当化」、「日本を貶める表現」とは全く違うものがあるのは間違いがないと思います。特に、上に書いた防空識別圏での「警告」を削除するなんて、私としては嘘だろ?と思うほどで、もっと強硬な態度になるのなら彼ららしいし、静になるなんて「なんらかの思惑」が動き出したとか思えないわけです。またそれを「朝日」という中国共産党の手先みたいな日本メディアが先頭を切ってニュースとして出してくるんですから。

単に「整備を始めた軍事拠点」が大騒ぎにならないような目眩ましでもないと思うし、日本には日本の動きがありますから、これは「一触即発のかなりまずい状況」か、あるいは「対話に向かおうという意志表示」なのか2つに1つしか無いと私は考えます。で、きっと後者のほうではなかろうかと。

その理由は、中国の国内問題ですが経済的にもかなり危うさが表面化していること。どうしても日本と手を結びたい状況にあるということ。そして昨今の香港、台湾の動き。特に台湾では「中国離れ」がはっきり見える選挙結果になりましたし、あの(今でも続く)「中国臓器売買」の被害者だと言われている【法輪功】の人たちが「もし殴られることがあれば警察トップを更迭する」という台北市長の公言など、自由化の方向への動きが加速することはあってもそれを押さえつけることができなくなった中国の焦りがあると思うのです。

そもそも中国にとっての対日歴史問題は韓国のそれとは違っていて、国内問題を押さえつけるためだけのミエミエのものだと思うし、そんなのは(韓国と違って)中国国民の殆どがわかっているような時期に来ていると思うのです。ですからここで対日路線を変更してきても大丈夫と判断をしたのか、またその方向へ持っていくべきと考えるようになったのか。

安倍氏との会談で見せたあの「いやいや会いました」というわざとらしい顔が(そして背景には日本の国旗を出さなかったのは)、彼らの抱える国内問題の深刻さを表しているし、あえてあの顔をしないと中国国民が納得しないのだろうと私は読んでいたのですが、逆に、あの時の国民の反応で中国共産党は国民の意志を読み違えていたと判断した可能性すらあると思うのです。つまり、「日本と仲良くすると騒ぐ国民」ではないと。彼らが想定した「(あのイヤイヤ会いましたとする)国民からの拍手喝采」はなかったのかもしれない。逆に、「そんな態度で日本と付き合っていて良いのか?」という動きが多かったのかもしれない。

原点に立ち戻って関係改善する第一歩=日中首脳会談で安倍首相

ま、想像、夢想はいくらでも出来ますが(笑)、私としては大きな変化が起こりつつあると、最近のニュースから感じます。

あのクネおばさんの「三者首脳会談を希望する」なんて言い出した豹変ぶりも思い起こすと、これから大きな変化が始まるのかもしれない。そしてそれが必要なのは日本も同じで、このまま行けば日本経済は沈没。三国とも同じ状況。

「東アジアに春がきた」という演出はどうしたって必要な時期に来ているんじゃないでしょうか。オリンピックという大舞台も用意されているわけだし、これを利用しないのは政治家としてはマヌケかもしれない。

でも「やられたことは忘れない」私の性格から言いますと(笑)、雪解けは\(^o^)/でも何でもなくて、これからが安倍さんの腕の見せ所だと思っています。

考え過ぎかなぁ・・・・・・・・・・・・・・

韓国の「産経前ソウル支局長裁判」の行方も注視する必要があると思っています。またつい最近、韓国内での名誉毀損裁判で大統領府が負けているんですね。これもまた元支局長裁判で負け判決を出すための出来レース、予行演習にも見えるんですが・・・。韓国内での前支局長裁判そのものに関しても「あれは公開リンチ」だの「世界に恥を晒すな」との意見が国民の中に広がっているのも、思惑通り落とし所を作り、振り上げた拳を下ろすためのメディアを抱き込んだ作戦じゃないかと。

ああ、この話と関係はないんですが、エアーアジア機が行方不明になった事件。もちろん原因も真相もわかりませんが、前回2度も続いた摩訶不思議な事件も考えあわすと、今回もそれの延長線上にあるのかもしれない。

ちょうどマレーシアのナジブ首相がハワイでオバマ氏とゴルフをしていたと批判続出だとのこと。豪雨で洪水があったのに・・ということですが、私は国のトップがゴルフをしたと聞くと、遊んでいたのかと思う国民ってアホだと思うんですよ。日本でもそれで首相を辞めることになった某森前首相とかいるし、安倍氏も軽井沢の別荘で云々と叩かれましたが、これってあまりにも発想が貧弱じゃないですかね。

国のトップがゴルフを一緒にするなんてのは、そこで親交を深めるなんてそこらのオヤジじゃあるまいし、何か重要な話をゆっくりしたいからに決まっていると思うんですよ。あるいは相手を説得するのに時間がかかり、でも答えを出してもらわなければならない時こそ、ゴルフだ、別荘に招待だのってことをやるんだろうと私は想像しています。

で、ナジブ氏とオバマ氏は何を話したのか?ISISがらみかも知れませんし、そんな内容が私にわかるわけもないし、想像することさえできませんが、ふぁ~~~~~~~~~~なんて言いながら遊んでいたわけがない。 (笑)

そしてエアーアジアの事故だか事件が起きた。

この1年間にどれほどの航空機がらみの事故、事件が起きたのか知りませんが、3件がマレーシアがらみって偶然なのでしょうか。これがもし偶然だとすると、確率的には数億年に一度ぐらいになるのかもしれない。だから事故事件だけ見ても裏に何らかの事象が(たとえそれが何であれ)絡んでいると見るのが妥当だし、ナジブ氏はオバマ氏と会って密談をしていたとしたら?

偶然でしょう~~と言う人は「算数」を知らない人だと思います。

気になるので2014年の航空事故を調べてみました。Wikiにありましたが、(ここをクリック)

2014年 1月5日
便名 : サウジアラビア航空2841便[63]
機種 : ボーイング767-3W0ER
死者 : なし。
状況 : メディナの国際空港に後輪が出ない状態の旅客機が緊急着陸した。機体に大きな損傷はなかったが、脱出の際に乗客が殺到したため搭乗者315人のうち29人が負傷した[64]。

2014年 2月16日
便名 : ネパール航空183便
機種 : デ・ハビランド・カナダ DHC-6
死者 : 乗客乗員18人全員死亡。
状況 : ネパール、ポカラの南西約40海里で墜落。

2014年 3月8日
便名 : マレーシア航空370便
機種 : ボーイング777-200ER
死者 : 乗員乗客239人消息不明
状況 : クアラルンプール国際空港発北京首都国際空港行きの便が、消息不明となった(海上に墜落したとされている)。
詳細 : 「マレーシア航空370便」を参照。

2014年 7月17日
便名 : マレーシア航空17便
機種 : ボーイング777-200ER
死者 : 乗客乗員298人全員死亡。
状況 : スキポール空港発クアラルンプール国際空港行きの便が、ウクライナ・ドネツィク州グラボボ村に墜落。墜落地点の状況などから撃墜の可能性がある。
詳細 : 「マレーシア航空17便」を参照。

2014年 7月23日
便名 : トランスアジア航空222便
機種 : ATR 72
死者 : 乗客乗員58人中48人死亡。
状況 : 高雄から澎湖に向かっていた双発ターボプロップ機が、台風10号の接近による悪天候により馬公空港への着陸に失敗[65]。
詳細 : 「トランスアジア航空222便着陸失敗事故」を参照。

2014年 7月24日
便名 : アルジェリア航空5017便
機種 : MD-83
死者 : 乗員乗客116人全員が死亡。
状況 : アフリカのマリ共和国ゴシの南東部に墜落。
詳細 : 「アルジェリア航空5017便墜落事故」を参照。

2014年 8月10日
便名 : セパハン航空5915便
機種 : IrAn-140
死者 : 乗員乗客48人中39人が死亡[66][67]。
状況 : イランの首都テヘランのメヘラーバード国際空港を離陸した東部タバス行きの国内線機が離陸直後に住宅街に墜落[68]。なお事故機はウクライナの機体をイランで組み立てられたライセンス生産機だった。

そして今回。8件の中で3件がマレーシアがらみ。離着陸時の事故は3件。つまり、墜落、不明などの事故は5件。その内の3件が同じ国がらみは異常だし、世界に存在する飛行機保有数、全飛行回数、あるいは全飛行距離からみると更に異常な事態だというのがわかる。そしてなおかつ単独の事故を見てみると、事故の大きさ、不可解さのトップ3がマレーシアの事故・事件。これって確率論で言えば、【自然界でこれが起きる確率】は、地球の一生の内にも起こるか起こらないかじゃないでしょうか。

これはマレーシアがなんらかの重大な政治的問題を抱えているからかもしれないし、またそもそも飛行機を飛ばす上での技術的、運用上の問題がマレーシアそのものの体質にあるのかもしれない、あるいはその両方としか私には考えられません。

全員の無事を祈るとか、原因の究明を急いで欲しいとか、それで終わらせる問題じゃないと思います。これは自分に直接関係のある【現実】として私は考えたいです。

 

 
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