朝日新聞の会見を見て思うこと

朝日新聞が「慰安婦報道」に関する第三者委員会の報告書を受け、社としての見解と対応策を発表した。いや今もしている最中。

最初からずーっと見ているわけではないのですが、途中から興味がなくなってきました。やっぱり「官僚の答弁」に似ていて、大事な点が伝わってこないんですよ。

「重く受け止めて・・・」という言葉が良く出てくるのですが、「重く受け止めて、どういう結論が出たのか」をこちらは知りたいわけですが、やっぱりその辺が良くわからない。

本来なら「これは誤報です」とずらーっと並べて、「正しいのはこれ」とそれぞれに対して出してくれればよく分かるのだけれど、それはせずに、「今後は気をつける」みたいなことばかりに終始しているように感じます。

会見では記者との質疑応答が続いていて、中にはかなり突っ込んで聞く記者もいるのですが、それの答えとしてわかりやすいことはやっぱりいわない。「重く受け止めて・・とはどうことか?一体どういう結論が出たのか?」という質問に「重く受け止めるということは、真摯に受け止めるということです」なんていう凄い返答。(笑)

でもま、そんなもんでしょうね。

真実を伝えるのがジャーナリズムだけれど、真実は一つだけではなくてそれを観察する人の数だけ真実があると私は思うのだけれど、彼らにとっての真実とは、彼らの思想や、(例えば国が)あるべき姿を社として主張するのに合うようなニュースであって、それらをピックアップをし、編集するのが当たり前で、ああいう見方もある、こういう見方もある。さて真実はなんでしょう?なんて報道をするわけがない。これはどこも同じで、人間ってそんなもんだと思うわけです。私も同じ。

ただ、そのやり方が汚い、目立つのが朝日新聞の問題点だと私は思うわけで、例えば政治家が10分喋ったとして、その中の言葉を抜き出して繋ぎ合わせれば、どんな物語だって作れるじゃないですか。そういうことを朝日は得意なのね。話って「何を言いたいのか」を誰でも理解しようとするわけで、失言をピックアップして並べれば「彼の本音はこれである」といくらでも作れる。

これって意図的ではなくても、そういう取り方をするのがこれまた人間だと思うのだけれど、それを「積極的に利用」するのが朝日新聞。

新聞は公平ではなくてはならないと誰しも信じているけれど、新聞の場合は「自説」を主張することができるんですよね。公共放送とは違う。ここをまた朝日は利用していると私は感じるわけで、「社説で主張」するなら構わないけれど、ニュースの取り上げ方、書き方、切り取り方で「読者がどう感じるかを想定して書いているのは間違いがない」と思っています。

しかしこれもまたどの新聞も同じ。海外も同じ。

でも面白いと思うのがアメリカのニューヨーク・タイムズで、メチャクチャ書いているなぁと感じるのですが、ニューヨーク・タイムズは朝日と提携していて、朝日新聞社の中にニューヨーク・タイムズの日本支社があると知って、大笑いしたことがあります。その日本支社が記事を書いて、それがアメリカで報道され、日本では「海外でこのように報道されている」と使う。自作自演のマッチポンプ。

でもこれもまたどこでもやっていることで、結局事実なんてどうでもよくて、自分たちの理想に向かって世界が動くようにしたいから「報道」という道具を使っているだけなんだろうと思うわけです。

ですから朝日新聞に生まれ変わって欲しいなんて望むのも馬鹿げているし、そうするべきは朝日新聞だけではないし、我々としてはいろいろ見て判断するしか無いという当たり前のところに帰結する。

そういう意味で、私が気になるのは実は朝日じゃなくてNHKなんです。ジャーナリズムとして同じなんて考えたらうまくなくて、朝日は新聞。NHKは公共放送で本来は「自説」を盛り込んだら駄目なんですね。でも番組の作り方でいくらでも「主張」できるし、「視聴者を誘導できる」。そしてNHKは世界に放送網を持つ日本で唯一の公共放送。怖いですね~~~。

でも結局、私が朝日を面白く無いと思うことも、NHKは公平にやれとか思うのは、まさに彼らの主張と私の考えに大きな差があるからだけなんですね。彼が私の考えに沿った動き方なら、頑張れ~と思うはず。つまり、今回朝日がやり玉にあがっていますし、NHKも1万人訴訟なんてのを抱えていますが、「反省しろ」という立場と「信念を曲げるな」という立場の国民が両陣営にいるってことであって、朝日やNHKが勝手にやっているわけでもなんでもない。

どんな汚い手を使っても、自分に都合の良い世界を作りたい。これが人間の本性なんだろうという結論(笑)。外交も同じ。

でもインターネットってほんとうに有難いと思っていて、いろいろな人達の主張や討論を見ることが出来る。討論会も数時間に渡るものは結構あって、昔で言えば朝日がやっている「朝まで討論会」をあちこちでやっているのと同じ。これって私は非常に良いことだと思っていて、ニュースの表面的なものじゃない、その裏にあるものを知ることが出来る。でもこれまた朝日の「朝まで討論会」と同じで、どういう出演者を組み合わせるかで、大体の結論は討論会の前から見えちゃうのね。

見ている方も「事実を知りたい」なんて思うけれど、実は「好きなことの裏付けが欲しい」というのが本音なんでしょう。そういう考え方が自分の中にも間違いなくあるわけで、「聞きたいことを聞きたい」「自分が間違えていないと確信したい」だけなのかもね。

だから私は何を信用しないかというと、自分自身が一番信用出来ないわけで、多くの情報の中から自分の好きなことだけをピックアップして、自分の思いをより強化したいと深層心理では望んでいる自分こそをまず否定するところからスタートしなくちゃと思っています。

これはブログでも全く同じで、自分の主張の根本ってなんだか良くわからないわけですよ。どうして自分はそう考えるのかのはっきりしたものは無いんじゃないかと思ったり。まさか、根源は「好き嫌い」じゃないと良いなぁと思うだけで、理性的に世界を見るのは決して簡単じゃないと思っています。

だったら主張するべきじゃないと考えるのが一般的な日本人的思考だと思うのだけれど、それを認めたら、自分はそこで間違いなく止まる。それが何よりも怖いと感じます。やっぱりそれぞれが主張しあい、そこでお互いが影響しあって、そしてやっと一歩前に進むんだろうと思うし、私はそうやって前に進みたい。

そういう意味では、朝日の存在って有り難いと思うべきかもしれなくて、ああいうメチャクチャな手法を取り、メチャクチャなことを書く大手メディアが存在するというのを知ることは良いことで、もし自分が聞いていて気持ちのよいことばかり言うメディアばかりだったら恐ろしいことになる。でも戦前、戦中に朝日新聞が何を書き、それにどう国民が踊らされたかを考えると、やっぱりプロパガンダも適当にしておいて欲しいと思うわけです。朝日のそういう「国民をある方向に誘導したい」という根本は何も変わっていないのですから。

朝日は社長交代しましたが、多分、一面の目立つところは変わって行くのかもしれないと思います。今日の記者会見も同じで「反省している」という姿を国民の前に見せる。ところがですね、新社長は社会部出身らしいのですが、私は朝日が変えようとしているのは朝日の体質じゃなくて「作戦」を変えようとしたいるだけにも思えるんです。つまり、一面の記事はきっと変わるのでしょう。でも社会面では朝日の伝統を残してプロパガンダを続ける。やり方が今まで以上に巧妙になるだけかもしれない。謝罪会見の後でも、社会面では相変わらずですし。

そういう意味でもこれからは面白くなると思います。朝日ウォッチャーが最近かなり増えているようで、朝日のプロパガンダを見つけるとそれがすぐにネットの中で拡散されるようになってきた。もちろんそれは「反朝日派」がやるわけですが、揚げ足取りといえばその通りだけれど、朝日の「ものの見方は人それぞれ」というところを利用した「捏造」が今後はやりずらくなるはずで、私も楽しみです。 (笑)

ネットの力って凄くて、例えば沖縄に関してもその効果は出てきていると私は思ってて、「沖縄島民XXX反対大集会」で島民、県民が沖縄の将来を語り合う場所に、全国から左派、日教組が大挙してそれに参加して煽っているのも、我々にはわかるようになってきましたね。会場には「北海道支部」「長野県支部」みたいな旗を持った連中がごっそりいるのが写真や映像で見えるようになってきたのは非常に良いと思います。でも大手のマスコミはそれを報道しないのね。ここにも「何らかの意志」が働いている。そんなのも知らなかった私は本当に沖縄の人たちがあれだけ集まったのかと思っていたし。まさか選挙の時に住民票を沖縄に移す人たちが多くいるなんて想像さえしなかったし。 (笑)

右派が何か言ったり行動するとすぐ叩かれる。でも左派は何を言ってもやってもOK。面白い国だわ。左派のやり方って中国共産党に非常に似ていると思うのだけれど、なんで?

 

 
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