今度の選挙で気になること

私としては安倍支持(自民党支持ではない)なのはいつも書いていますが、ただアベノミクスが良いとか、今の経済的な方向性が良いなんてちっとも考えていません。

ではなぜ安倍支持なのか。これは歴代の首相を見比べたらすぐにわかることなんですが、結局今までの首相って近視眼的なこと、それも経済重視で動いていたのが良く分かるから。でもこれは「日本人が気にするのは金のみ」ということの現れでしかないとも思うのですが、私としてはもっと大事なことがあると考えています。

それは日本が独立した一つの国家となること。

え?と思う人はかなり楽天家だと思うのですが、日本は形だけ独立したことになっているものの、アメリカの属国なのは誰でもが知っていること。これは「強い兄貴の言うことを良く聞く弟分」とは違うんですね。属国。戦争で負けた時に、日本が二度と表舞台に出ることがない国にしようと世界が決めた。結局あの戦争で日本は負けましたが、戦争の勝敗は戦争目的を誰が果たしたかで決まるという論者もいる。そういう見方からあの戦争を考えると、欧米諸国は全てアジアを放棄しなくてはならなくなった。

これって帝国主義でどの国も動いてる時代、自分の領土、占領下にある地域を取られる、開放させられるというのは負けを意味するわけです。全ての大国は拡張主義で小国を次から次へと飲み込んでいたのですから。でもそれに終止符が打たれた。つまり勝ったのはアジアの国々だと思うんです。で、それの切っ掛けは日本。絶対に許せないアジアの異端児。

当時日本は大国でしたが、欧米は兄弟みたいなもので基本思想は似ている。でも日本はアジア出身でまるで価値観が違う国。こういう国って邪魔でしょうがないのは当たり前だと思うんです。仲間内でいろいろやっている時に、俺も仲間に入れろと入ってきた奴がまるで価値観が違うんですから、存在そのものが邪魔。

戦争に日本が釣られたかどうかは別にして、欧米にして見ると日清日露第一次世界大戦と大国を相手に勝ち続けてきた図に乗る日本の敗戦は二度と無いチャンス。徹底的に排除するのがベスト。だから戦勝国で分割案が出たのも満更ウソじゃなくて、でもアメリカはそれではコストがかかり過ぎる、次の火種になると考えたのだと思います。もし分割したとしても米中ソが国境を接するなんてことは絶対に受け入れられないことですから。戦前戦中の(日本つぶしにやっきだった)共産主義者が多くいたアメリカも戦後変化した。

だからアメリカは日本を残そうとした。

しかし完璧に骨抜きにすると決めた。GHQの当初の計画では「未来永劫、日本は東アジアで一番貧しい国のままに留める」というものだったと聞きます。しかしここで朝鮮戦争が勃発する。その頃には共産主義を広めないという国是がアメリカには出来ていて、朝鮮半島を真っ赤にすることは出来ない。でも朝鮮半島は遠すぎる。だから日本にバックアップさせようとした。

これが裏目に出たんでしょう。マッカーサーは日本の防衛に手がまわらないので、日本に警察予備隊、海上保安庁という名の軍隊も作らせようとした。しかし当時の吉田茂首相は「日本は軍隊はもちません」と本音だかイヤミだか知りませんが言ったそうな(笑)。それをアメリカに伝えても「いや、作れ」と。それで日本は軍隊を持ち、朝鮮特需で日本は急激に大きくなった。

またアジア情勢を考えるとそうあるべきだとアメリカも進路変更するしか無かったんでしょうね。力のある同盟国の方が便利だし、しかし二度と戦争を始めたり他国の脅威になる国にはしないということで、日本改造は始まった。

これがうまく行きすぎて今に続くというのが私の考えです。日本はアメリカの弟分じゃなく「金を持っているけれど意志のない国」で、利用価値抜群なだけ。これは私の記憶にあるだけでもプラザ合意、日米構造協議、年次改革要望書とアメリカの様子がおかしくなると必ず日本に譲歩を求める。そしてそれに常に答える日本。「おーい、金を出してくれ~~」「は~~い」みたいな関係。

そして世界が作った決め事として、カイロ宣言の「日本は野蛮で暴力的で他国を奴隷状態にする侵略国家」とし、それは日本が受諾したポツダム宣言にも取り入れられ、その精神に則って茶番である東京裁判が行われ、それを全て受け入れるということでサンフランシスコ条約で日本は復権した。

つまり、日本は非道で野蛮な大悪党だと世界は決め、それを日本が受け入れたんですね。そしてそれが何十年も続く基本となり今がある。

これの重大性に気がついていないのが脳天気な日本国民で、日本がどれだけ頑張っても、誠意を見せても「前科者にしては良くやった」という話にしかならない。その前科者の監視をしつつ面倒を見ているのがアメリカで、日本はその保護者から逃れることは出来ないし、世界もそれを望まない。

だから日本としては当たり前のことを言っても「前科者が何を言うか」という扱いをする。そしてその状態を維持するから各国は自分の出番があるわけで、「私も悪ぅござんした」なんてことは絶対に言わない。だから安倍さんみたいに「普通の国になろう」と言っただけで叩かれる。普通にはなれないんですね。死刑になるのを勘弁してやったのだから生きられるだけで感謝しろとなる。皆と同じと思うなと。それをお前たちはサンフランシスコ条約で受け入れたのだから順守しろと。だから日本としては当たり前のことを言っても「歴史修正主義者」となり、それは流れを考えればそういう方が正しい。

でもアメリカは憲法9条なるものを作ってしまった。日本が二度と立ち上がれないように縛ったつもりが、アメリカの助っ人もしないで良い国になってしまった。世界に何が起きても、「僕ちゃん、関係ないもん」という日本になってしまった。

日本国民もこのぬるま湯につかる状態の心地よさに慣れたんだと思います。世界で何が起きても他人ごと。でも金はあるので資金援助はしましょうと。

こういう国を世界は国と認めないわけで、それの良い例が湾岸戦争だったと思います。日本はイラクに懲罰を与える戦闘には参加しなかったけれど、莫大な資金援助をした。大体これだって戦争に加担しているわけだから、9条は崩れている。そしてイラク懲罰が終わって、クエートに平和が戻った時にクエートはイラク懲罰戦争に加わった国々にお礼を言った。でもその中に日本は含まれていなかった。

短絡的な人は9条を廃止すると戦争を始めるとか、局地戦だとしてもそれに参加することになると考えますが、もう日本は「アメリカが指定した敵」を殺すために動いているわけですよね。つまり、もう9条が無いのと同じで、平和主義者が言っているのは、日本人の生死のことだけに拘っているだけで、相手を間接的に殺すことには目をつぶっている。本来それさえもやるなという超平和主義者もいるわけだけれど、あまりにも現実的ではないと思うわけです。日本も地球という家の住人なのに「僕ちゃん、関係ないもん」と言い続けることは出来ないはず。

だから9条改正によって戦争ができるようになるから戦争をすると言うんじゃなくて、戦争をしないにしても、憲法があるからといういう言い訳じゃなくて、「私はその戦争には参加しない」という意思表示が出来る国になろうと言う意味なんですね。9条にしがみついて、「僕ちゃん、知らないもん」という生き方は国家としてなんら意思を持たないのと同じことになる。これがいかに異常であるか、そこが9条の問題点だと思うんですよ。「おにーちゃんが戦争してはいけないって言うからそれを守ってるんだよ」なんてのは国じゃない。「私は私の意思によって戦争をしない」という国であって欲しいと願うわけです。

つまり9条があろうとなかろうと同じといえば同じなんですが、9条を変えるということで、日本国民が大人になる決心ができると思うのです。そこが私の考える改正の一番の重要な点で、9条そのものの精神はとっくの昔に日本は捨てた。でもそれをはっきりさせることによって国民の「常に他者に頼る」精神が変わる。

ただ、9条を改正した場合、それをアメリカがどういうふうに利用するかの想像も簡単ですよね。突然「兄貴、俺には俺の考えがあるんだ」なんて偉そうなことは言わせたくない。そこが難しいところで、いかに日本が大人の仲間入りをしても、自分の意志をその中で主張できるのかどうか。またその主張をアメリカ、世界が許すのかどうか。ここは甚だ疑問で、アメリカ一極主義を狙う人たちは、憲法を改正させずにいかに参戦させるかを考えるはずで、多極主義者は「そろそろ日本に自由意志で動くようにしても良い時期に来た」と考えるのだろうと思っています。もうアメリカの思い通りに世界は動かないわけで、それぞれが自分の意志と責任においてやるべきことをやってくれないと世界は安定しないという考え方。

ですから「日本が国として大人になる」ことの危険性は十分に孕んでいると思うわけですが、でもどの国もそれを乗り越えて歴史を重ねているはず。「僕ちゃん、中学を卒業して世の中に出るのはヤダもん」という70を過ぎた中学生がいる姿がまさに日本。それでも良かった時期もあったけれど、それはアメリカが「よしよし、いい子だ。俺の言うことだけ聞いてろ」という状態だからそれも出来た。

でも中国の台頭もあり、「お前の学校周辺の問題はお前が解決しろ」という方向に動いてきたのが今の世界で、「僕ちゃん、嫌だ~~~」はいつまでも言い続けることはできないはず。ましてそんな日本にどこのどんな国が真剣に向き合うのか。せいぜい金持ちのボンボンだから大事にしよう程度じゃないですかね。それが世界の認識だから、日本の将来に陰りが出ると「日本はもう怖くない」なんて突然言い出す国も出てくる。

大人になりたい。早く自立して、自分のことは自分で決めたいというのが多くの保守派の思いだと私は考えています。

で、安倍さんはその方向で動いているのがはっきりわかる。これは世界史に対する挑戦であり、改革、革命であって、アベノミクスがどうじゃ、実質賃金がどうじゃなんてレベルの話じゃないと思うのです。戦後初めての日本が大人になるための挑戦なんですから。

なんでアメリカの言うことをヘラヘラ聞くのかとか、なんで近隣諸国にいいようにされて黙っているのかと騒ぐのに「いや、大人になるにはまだ早い」と考える人が多いのにはびっくりします。とにかく自分に火の粉が飛んでくるのだけは許せないという考え方でどうして国際協調が出来るんでしょう。もちろんリーダーにもなれない。金づるとして歓迎されるだけでしょう。

結局、そういう状態を変えようとしているわけで、まさに「普通の国になる」ことを目指していると私は思うのです。でもそれは内外にいろいろな立場で反対する勢力があるから簡単ではない。

そこで、今日の日記の本題に入ります。ながーーーーーーーい前置きだ~~~~~~。

今回は自民党の圧勝だという多くの読みですが、それで自民党内では安倍さんの地固めができるでしょう。でも安倍さんは自由には動けないんですね。彼がやろうとしていることがやろうとしていることですから。

つまり、今回、自民党が圧勝しても左派はニヤニヤ笑うだけでしょう。安倍さんが自由に動くのは難しい包囲網はあるんですから。でもそれを誇示するがごとく、この数日間にアメリカのメディアは日本叩きを、安倍叩きを始めた。

しかし、左派が一番困るのは何か。それは次世代の党が伸びること。これだけは何が何でも阻止したいと考えているはず。私が左派なら100%そう考えます。

理由?簡単じゃないですか。安倍さんが内心考えているだろうことを大声で「何をしているのか!」と安倍さんを野党の立場で叱咤できる唯一の党なんですから。自民党内に安倍さんの息が掛かっているのが多少居たところで彼らも動けない。でも次世代の党は自由に動ける。またもし次世代の党の人たちが自民党内にいたとしても、彼らは発言する機会さえないはずなんですね。ところが次世代の党であるかぎり、国会という場で安倍さんに意見を述べ、おしりを叩く、あるいは引っ張り上げることが出来る。彼らがいるから安倍さんも動けるようになる。

ふーん?と思う人はユーチューブの中にいくらでも演説がありますから、どういう人が次世代の党にいるのか聞いてみて欲しいと思います。

保守系なら比例代表は次世代の党に入れるのが一番だと私は思うし、私が左派だったら絶対に次世代の党の足を引っ張る。彼らは日本を危険な国にしようとしているというキャンペーンを張る。田母神みたいなキチガイを公認する狂った集団だと。

どこの国にもへつらうこと無く、指示を受けること無く、日本としての意見を述べ、自分で行動を決めるためには「普通の国」になることしか道は無いと思う私。小手先をいじくりまわして、うまい具合に立ち回ろうとするような日本を私は祖国と思いたくない。

つーことです。(笑)

ここまで政治的な考えをこのブログに書いたのは初めてかな?

危ないやつだと思われるんだろうなぁ・・・・・。ピンポ~~~~ン(笑)

もし諸外国に、じゃぁポツダム宣言の受諾、サンフランシスコ講和条約はなんなのかと聞かれたら「世界では使用も開発も全面的に禁止されている毒ガスより更に、更に恐ろしい原爆という兵器を開発し、所持し、それを戦闘員ではなくて殺してはならないはずの非戦闘員に実際に使われた。それも二度も立て続けに。そして時の大統領がその使用許可を出すという前代未聞、近代史上初めての恐怖に慄き、日本民族が民族抹殺ジェノサイドに合うと思い、思わずオシッコちびって受け入れてしまったのです。本意ではありません。」と私なら言う。 (笑)

ま、冗談ですが、私はあの戦争を回避する方法はあったと思うし、ハル・ノートに過剰反応したと思います。また開戦したにしても、どこで講和の話を出すか、それのみが重要だったと思うのですが、日本人はイケイケムードに乗ってしまった。それを望んだ軍部もいたわけですが、あの朝日新聞のようなプロパガンダが好きな新聞が戦争やむなしという雰囲気を作り、勝利を煽った。そしてやっぱり金。東南アジアの利権を欲しがった企業群。それと軍が繋がってしまったのも大きな要因でしょう。

日本政府も大東亜共栄圏という美味しそうな旗を上げたものの、マレーシアのようにいつになっても独立させず搾取を続けたり。ま、日本は決して聖戦を戦ったのではないと思っている私。南京大虐殺もあの30万は???にしても幕府山事件では数万単位の捕虜(民間人含む)を殺したに違いないと思っています。

 

 
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