悪いことがあれば良いこともある

ここの所、我が家の周りでは良いニュースは無いし、挙句の果ては黒服を持って日本に飛ぶなんてこともあって、どんよりとした停滞ムードが広がっています。

ところが今日、シドニーで就職して働いている次男坊から電話。

昇進、昇給が決まったとのこと。よくやった!

まだ入社1年未満で、公認会計士になる約束で社費で勉強中の身なのにこんなことがあるんですねぇ。異例のことらしい。

昇給は10月かららしいのだけれど、金額を聞いてびっくり。日本のサラリーマンの平均年収の二倍。まだ24歳なのに。

オーストラリアの物価は高いのにみんなどうやって生活しているのかが不思議ですが、それもわかるような気がします。あれもこれも高いけれど、オーストラリアの時流に乗って稼いでいればなんてことないってことなんでしょう。

そういえばオーストラリアの最低賃金って時給16ドルなにがしで、日本やアメリカの2倍らしい。この時給に173を掛けると大体の月収が算出されて、それに12を掛ければ年収が出る。これで計算すると月収28万円、年収336万がオーストラリアの(正社員の)最低賃金ってことになる。オーストラリアのそこそこの企業の初任給が4-500万円ってのもこれで納得。

これで基本的には(公立なら)医療費はほとんど無料、失業保険は無期限、(掛け金不要の)年金は誰にでも出るわ、法定の有給休暇が年に4週間あるなんてとっても不思議。

どうしてこんなに優遇して国や企業が成り立つんだろうか。税金は高いけれどそれにしても不思議。

我々もマレーシアに出るなり日本に帰れば、いつかオーストラリアの永住権もなくなってオーストラリアの社会保障は全く受けられない旅行者と同じになってしまう。我々ジジババは良いにしても、長男もそうなるのって大丈夫なんだろうか。もし食いっぱぐれてもオーストラリアに帰ってくればどうにかなるのに、その権利を捨てるのってヒジョーーに不安。

オーストラリアの国籍をとって、日本の永住資格をとるという選択肢もあるのかもしれない。

この辺もじっくり考えてみよう。

長男に聞いてみると、いつかオーストラリアに帰ってくることを考えているようで、日本で生活したいとは思わないとのこと。日本で仕事をするのも考えられないと(日本企業に就職しようとしたくせに)。でもオーストラリア国籍を取るのは抵抗があると。

ただ海外に出ると永住権保持者は「Resident return VISA」なるものを持っていないと再入国が出来ない。この辺がややこしくて、永住権は永住出来る権利だからそれには期限がない。でも再入国できないのであれば永住権も意味が無い。で、この「Resident Return VISA」の取得条件が厳しくなっているようで、海外で好き勝手に生きていると再取得ができなくなる。基本的には直近5年の内、2年間はオーストラリアに居ないと5年間有効のこのビザが出ない。その場合は1年のビザか3ヶ月のビザが出るらしいのだけれど、5年以上、10年も海外に出ていればその短期のビザさえ取得できず。

実際には勉学のためとか、オーストラリアの会社の命によって海外で仕事とか、家族や持ち家はオーストラリアにあるとか、そういう理由、あるいはオーストラリアとの深いつながりが証明できればOK。でも好き勝手に海外をぷらぷらしていたらアウト。5年の内2年ということは、毎年5ヶ月ぐらいオーストラリアで過ごしていればこれをクリアできるけれど、結婚して子供も出来たらそんな生活も続けられませんよねぇ。自営業だとしても簡単にはいかない。

どうしますかねぇ。私達ジジババもオーストラリアの国籍を取るという選択肢があっても良いかもしれない。

で、取るとしたら今しかない。今現在、オーストラリア国籍の申請条件は十分に満たしていますが、直近の4年間はオーストラリアに居住していないと申請そのものができない。つまり海外に出ていて、オーストラリア国籍を取ろうと思っても無理。

日本が二重国籍を認めてくれればなぁ・・・・・。

そういえば、二重国籍の件ですが、これから日本は移民を多く入れるみたいですが、きっとその多くはアジア、特にあの大国から多くが来ると思われますね。でもあの国には国家総動員法みたいなのがあって、有事の際は外国に居住している国民も自国のために戦わなければならないようになっている。こんな国の国民が日本に住んで、日本の国籍と自国の国籍を持っていても良いなんてことになったらとんでもないですよね。

だから日本は二重国籍を認めてはならないという意見があります。私も賛成。

ところがですね、よく考えてみると意味が無いんですね。日本が二重国籍を認めているのかいないのかはあまり関係ないんじゃないでしょうか。つまり、中国人が(あ、書いちゃった)日本国籍を取ろうとした時に、中国国籍を離脱した証拠を取りようがないんですね。「日本国籍を取ったのだから、他の国の国籍は離脱してください」と頼むしか無い。

でもその人が中国の国籍を保持したままだったら?日本国籍を剥奪する?それならまだよいかもしれませんが、それが可能なんでしょうか。

外国人が日本の国籍を取得した時ではなくて、我々日本人が外国籍を取得すると「自動的に」日本の国籍を喪失することになっています。でも戸籍はそのまま。つまり本人が喪失届を出さない限り日本国籍は残っている。でも日本の国籍は無いことにもなっている。ややこしいですが、それが現状。これが発覚した場合、法務大臣の権限で日本国籍を抹消することができるらしいですが、未だかつてそれは一度も行われたことがないそうです。

日本政府はどう考えているかということですが、小泉首相時代に国会でこの件に関して民主党から質問が出ました。民主党は二重国籍容認なのですが、その時小泉さんは「時世を考えると容認するべき方向にある」みたいなことを答えたんですね。総理大臣がこういうことを言うってのは大きな意味があるはずで、これじゃ日本の出入国管理の現場で二重国籍を見つけて、積極的に日本国籍喪失届けを促すという方向には動かなくなるはず。

実際に、本来二重国籍であってはならない人が二重国籍を持っているケースは非常に多いようで、自ら法律通りに日本国籍の喪失届を出したのは10%にも満たないという報告が出ています。この辺のことは国会答弁も喪失届の資料もネットを見ると出ていますので気になる人は探してみてください。

私の周りでは二重国籍を持っているという話は聞いたことがありません。これは現地生まれとか、国籍を選ばなければならないのに選んでいない保留状態の人とかそういう意味じゃないですよ。自らの意志でオーストラリアの国籍を取得して、でも日本のパスポートも持ったままという二重国籍のケースです。

ところがですね、アメリカやカナダ在住の友人に聞くと話はガラッと変わるんです。みんな二重国籍を持っているよ、みたいな言い方をする。ほんとですかねぇ。この辺は他人に言うべきことじゃないですから、あえていう人は少ないと思うのですが、特にカナダにはそういう人がいくらでもいると聞きました。ちなみにカナダ、アメリカ、オーストラリアは二重国籍を認めています。

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