勘違いさせるのは詐欺か否か

エアーアジアのアップグレードを格安で出来るというOptiontownを使ってトラブっています。

彼らの説明を聞くと、なるほどと思ってしまう。つまり勘違いしたのはこちらであって、彼らは悪くないように思えてきます。でもアップグレードは有料だけれど、3席独占は無料だと勘違いさせるような勧誘をしているのは間違いがないし、アップグレードはアップグレード、3席独占は3席独占と別々に我々が考えるのは我々の勝手で、実は、どちらかが成立したら払い込んだ全ての料金は彼らが取るというのも申込時にはわかりませんでした。

これって詐欺だろうと思うわけですが、そういう時代になったのか、それともこういうことにいとも簡単に引っかかる自分が悪いのか、そんなことを考えている時に、ある事件を思い出しました。

次男坊がシドニーで就職をしたわけですが、すぐに自動車が必要になりました。で、自分で買うというので、よしよし頑張れと親としては思っていたわけです。ところがある日、お金を貸してくれ~~と電話がありました。話が違うじゃないかと思って何があったのか聞いてみたところ、こういうことが起きていた。

1 自動車ディーラー(Matsuda Australia)に車を見に行った
2 ローンなら払える範囲で良い新車を見つけた
3 当然、支払いはローンでとディーラーには話をしていた
4 契約書にサイン
5 ローン会社はローンを組めないと言い出した
6 ローンが組めなければ買えないので、車は買わないとディーラーに告げた
7 ディーラーは「売買契約書にサインをしたから買わなければならない」と言い出した
9 困っていると、ディーラーはかなり金利の高いローンを紹介してきた。その会社ならローンは組めると言う
10 金利が高いので現金で買おうと、次男は私に借金を申し出た

こういう経緯です。

私の感覚ですと、ローンが組めないとわかったら、残念ですねと契約書を破ると思うのですが、ディーラーは買わなければならないと強気。こんなもんですかね。契約社会ですから確かに買うと契約書にサインをしたのだから、金があろうとなかろうと買わなければならないのはわかります。買えないのなら違約金を払うしか無いんでしょう。でもねぇ、そんなもんですかね。

でも次男坊にも落ち度があったのです。彼は就職して一ヶ月目だったんですね。これじゃまともなローン会社もローンを組んでくれないのは当たり前かもしれない。最低3ヶ月働いていないと駄目なのは普通。でもそんなことを次男は知らず。ローンが組めなければこの話はご破算になると次男は信じ込んでいた。

でもディーラーと話をしている中で、ディーラーもこの客はローンでOKが出ないかもしれないと憶測することは出来たんじゃないんですかね。それでも他のローンの存在を知っていてそちらなら通ることもわかっていれば何も言わないのか。またローンが組めない場合の説明責任はないんでしょうか。ローンを前提で話していたのですし。

オーストラリアがどうなっているか知りませんが、ローン金利のバックが販売店に入ることもあるんですね。それがセールスマンの収入になったり。いわゆる高利貸しと同じですよ。紹介料が入る。

結局とんでもない金利を払わなければならない次男は私に泣きついてきたのですが、私は突き放しました。自分で処理しろと。その悔しさ、自分の甘さを一生忘れないためにも自分でかたを付けろと。22才の新社会人には厳しいかもしれませんが、社会の怖さ、ずるさを知る良いチャンスだと思いました。

でも私の心は破れそうでした。子供の頃からオーストラリアで日本人、アジア人と馬鹿にされて嫌な思いを何度もしたことのあるまだ稚さの残る若者が、百戦錬磨のやり手オヤジセールスマンの手玉に取られている姿を想像したら悔しくて可哀想で涙が出そうでした。ポカンと口を開けて「嘘だろ?」と途方に暮れているであろう彼の姿も想像しながら、負けないでくれ、頑張れと祈っていましたっけ。

結局、彼はその高いローンを払うことはせずに、友達やオジーチャン(笑)からお金を借りてディーラーには現金で払ったとのこと。未だ返済中のはず。

法律的にはなんら問題がないのかもしれないけれど、なんだかうまくはめられたという感じがしますよね。エアーアジアのOptiontownも同じ。きっと細かい字でTerms&Conditionには書いてあるのでしょう。でも私はそれを読まなかった。でももしそれを読んで彼らのシステムを知ったとしたら、私はその時点で激怒していたはず。サイトの表面的な説明ではそんな客に不利になるようなシステムには見えないんですから。でも詳しい説明もない、変なサイトであることは確か。

Optiontown ← クリック

でもこのOptiontownってエアーアジアのサイトでも紹介しているビジネスパートナーですよ。まさか詐欺みたいなシステムだなんて思わないじゃないですか。

でも引っかかった奴が馬鹿なんですね。

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勘違いさせるのは詐欺か否か” への3件のコメント

  1. 「アップグレードは有料だけれど、3席独占は無料だと勘違いさせるような勧誘。。」勘違いしてました、、、。いつも満員でアップグレード、三席独占の機会も殆どなかったので、きちんと検証したこともないので、過去の記録調べてみます。

    次男の方のトラブル、人一倍子供思いのdaboさんが、心が破れそうになりながらも、教育のために、突き放した、、というエピソード。子供のために、苦いことも手助けせず、体験させる、、大事ですね、、なかなかできることではないですね。

    昨年、メルボルン大卒の女性弁護士宅に宿泊しましたが(airbnbを利用して)、彼女がダブルブッキングしたため、私は、宿泊代を支払ってありましたが、2泊宿泊できず、メールでのやりとりでは、現金で過払い分を返す約束だったんですが、最終日、彼女が、「現金の手持ちがないので、銀行まで出かけないといけない’と言うので、「では、娘の口座に送金して下さい」と、約束したのになしのつぶて。メールで確認すると、「口座番号のメモを紛失したし忙しかった、これから対応します」という返事。それ以後も娘が連絡とっても、送金したのに、できなかったか、のらりくらり。
    娘の滞在先のすぐそばなので、直接会って返金してもらう約束をしたのに、ドタキャン何回かされ、メールや電話に返答なし。先々週、「今、裁判?の仕事で忙しいので、そのうち対応するから、貴女たちの問題で連絡するのはやめてくれ」と携帯通じて連絡があったきり。
    これは、退去時にその場で、(娘の入寮の準備を優先して)過払い分を回収しなかった私が悪いのかもしれませんが、、宿泊中のその女主人の人柄も感じがよく、そんなに金銭にルーズな人には見えなかったので、オーストラリアでの苦い思い出になってしまいました。口約束はだめですね。

  2. ものすごく勉強になりました。
    有益な情報、本当にありがとうございました!
    ブログはいつも楽しく読まさせて頂いてます。
    今後も是非頑張って下さいね。

  3. 日本人って真面目だと思いますわ。特にお金が絡んでも客の立場が保護されている事が多い。

    でも海外って、一度でもお金が自分のところを離れたら、もう自分の金じゃないってことをしっかり理解しないと駄目な事が多いと思います。細かいことをいちいちブログに書こうとは思いませんが、「先払い」なんて本当にろくでもなくて、お金はしっかり握って出し惜しむ。そしてケチに徹しないといくらでも分捕られてしまうような気さえします。

    それと勘違いを誘導するようなセールストークが多いのね。日本もそういうのが増えてきたのかもしれませんが、基本的には日本は消費者保護の意識が高いと思うし、説明責任も結構厳しく問われる。また説明したのに客が理解していない場合は、もちろん客が悪いわけだけれど、日本には「説明が足りなかった」と判断されることが多いのが特徴かもしれませんね。

    契約社会ではサインしたらそこで全ては決定。ここだけは絶対に忘れてはならないと思います。

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