豪ドルが面白い場所に来た

しかしまぁ、米ドル円は動きが止まってしまったんじゃないかと思うくらいですが、豪ドル円が面白い場所に来ましたね。高値に挑戦していますがどうなりますでしょうか。

AUD/JPY Day chart

2014-06-23_17h59_31

米ドル円はまるで動きなし。でもこういう風に煮詰まっている時に「何か」が起きるとその方向にグワーーっと動くのが普通ですから要注意ですね。

USD/JPY Day chart

2014-06-23_18h02_16

この一ヶ月の各国通貨の強弱を見てみます。

2014-06-23_18h03_23

米ドル円が動かないということは、米ドルと円は同じような動きをしているということで、このチャートを見るとまさにそれが見えます。そしてスイスフラン、EURも下げている。その反面、オセアニア勢、カナダが上がり、ポンドは堅調というところでしょうか。

豪ドル円も3桁が当たり前の時代になってくれたら嬉しいなぁ・・・。私としては円安は大歓迎。なーんてことを書くと石が飛んできそうですが。 

ちなみにリンギット。この1年の値動き。

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長期滞在はもちろん、住む国を変える移住の場合は長~~~~いチャートを見ることが大事ですよね。このチャートは10年の値動き。

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こういう動きを見ると、いかに近視眼的な見方だと大変なことになるというのがわかります。将来は神の領域でどうなるのかわかりませんが、少なくとも過去のことはわかるわけで、自分に都合の良い方へ動こうと、あるいは逆に動こうと、長い間にはまさかの動きがありますので、こういう長いチャートを見ながらいろいろ想定することは大事だと思います。

ちなみに私がオーストラリアへ来てから、豪ドル円の動き幅は恐ろしいほどでした。つまり高値からいうと半分。底値から見ると二倍という動きがあった。で、世の中って面白いもので、自分に都合の良い方へ動くことは稀であるということ。(笑)

現地通貨で収入を確保する重要性はすぐに考えつくはずですが、でも簡単にはいかない。おまけにその国のインフレと自分の生活環境の変化による支出増も考えるとぞっとするわけですが、まさに移住とはそういうものであるということじゃないでしょうか。

でも今の自分の脳力の範囲で海外生活を楽しもう、腰掛けは腰掛けで良いと開き直ってしまえばこれほど楽しいことはないと思います。問題はそういう風に考えている人の生活を見て、自分のケースも同じだと錯覚してしまうことかもですね。ロングステイと移住の違いははっきり認識して対処法を考えておかないと大変なことが必ず起きると思っています。

特に気をつけないとならないと思うのは、最近、腰掛けのロングステイを「移住」という言い方をする人が増えているということ。ロングステイというのは帰るところがあるわけで、そちらが「主」ですから、本来「移住」とは違うと私は考えています。「主」の国を変えるのが本来の移住であって、つまり根っ子の張る場所を変えるのが移住であって、住む場所が変わるのは単なる引っ越しだと私は思っています。駐在を移住と言わないのと同じです。ですから、日本を完全に引き上げて、海外で収入も得て、子供も育てる場合の「本来の移住」を考えている人が、ロングステイの移住と同じように考えたら大変だということです。でもネットの中を探してみても、移住者の話や苦悩に関して書かれているものって殆ど無いんですね。でもロングステイヤーの楽しい話は山のようにある。ですから、本来の情報を得るべき相手が違うってことに気が付かないとかなりヤバイと思います。

そういう意味ではアメリカやオーストラリア、カナダに移住して永住権も取得して、仕事もして子供も育ててという人もかなりいるわけですし、また、マレーシアで結婚しそこに根を張って生きようとする人たちは少なくないわけですし、国が違っても考え方は同じですから、どの国に渡るにしてもそちらのソースから情報を集めるほうが良い部分があるはず。良い話をいくら収集しても、自分に将来起こるであろうことの解決策はそこにはないということに気がつく必要があるんじゃないでしょうか。

日本を引き上げて他国に根を張ろうと考えているのであれば、「何かあったら帰れる場所がある人たち」の話は危険だと思うくらいが丁度いいかも。逆に、嫌になったら引き上げるのが前提なら、良い所取りができるしバラ色の生活を送れるでしょう。

実は私自身にも反省があるからそう思うわけで、日本を捨ててオーストラリアの土となるつもりで、知り合いも友人もなーんにも無いオーストラリアに渡って23年が過ぎましたが、やっぱり今思うと、これってちょっと年数が長いロングステイだったんじゃないかと思うんです。どうにか今、生きていられますし、子どもたちもこちらで大学&大学院を卒業するところまでは来ましたが、やっぱり我が家の生き方は綱渡りだったし、「どうにかなるさ」的なものがあったのは間違いがありません。

というか「何があってもどうにかする」という信念があるから知り合いもいない仕事のあてもない海外に出られるわけですが、振り返ってみると、私の信念だの実力だのとは関係ない部分の「運が良かった」だけという感じがします。ま、人生なんてそんなものかもしれませんが、20数年前にもう少し私がしっかりしていたら、冷静に自分を分析できる能力があったとするなら、今とは違う人生があったろうことは間違いがありません。というか、私みたいなチャランポランでいい加減な奴が良く舞台から消えないで生きてこられた。また子どもたちにも迷惑をかけないで済んだのは、本当に神様にお礼を言うしかないような気がしています。

自分の足で立って歩いてきたように思っていたけれど、後ろを振り返ってみれば、神様に助けてもらって生き延びただけだったってのが真相。

でもやっぱり家の主、小さいながらも船の船長はこうであってはいけないと思うわけです。後悔先に立たず。でも将来起こりうるであろうことの想定をする能力は誰にでも備わっているんですよね。

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