低温調理機のテスト

先日アメリカから買ったAnova Precision Cookerが到着しましたので、早速テストをしてみました。

一番わかりやすいのが温泉卵なのですが、いつもとは違うレシピ(アメリカでベストと言われているレシピ)でやってみました。68度で30分。う~~む、これじゃ黄身が固すぎますねぇ。冷蔵庫で冷やすともっと固くなるし。でもま、今回はAnovaの動作確認なのでOK。

RX100-02881

Anovaも使いやすく、我が家で一番大きな鍋に装着しましたが、何も迷うこと無く、簡単に動かせました。

水位が規定以下だとビープ音がなって作動しませんし、作動中に水位がそのレベル以下になれば自動で止まるので安心です。またかなり正確なようで、温度キープの誤差は1度もありませんでした。

ただ、我が家でいつも使っている温度計でお湯の温度を計りましたところ、約1.4度の誤差がありましたが、どちらが正しいのかはわからず。温度をキープする時の温度変化はプラマイ0.2度以下という素晴らしい性能ですので、使い慣れればかなり面白そうです。

ただし欠点もあります。それはタイマー。

セッティングが5分毎にしか出来ませんので、温泉卵をもう少し高い温度でシビアに作る場合、これでは使えません。また、そもそもこのタイマーは単純で、インプットした時間が過ぎた時にアラームで教えてくれるだけ。もしかしたらいろいろ機能があるのかもしれませんが、いつも使い慣れているタイマーを横において、調理すべき食品を投入した時に、そのタイマーを掛けるほうが安心。

使った鍋ですが、我が家の人員ではこれ以上の大きさは必要ないと思いますが、ちょっと人数が集まってローストビーフなどを作る時には小さすぎます。また保温の事も考えて10~15リッタークラスのエスキー(保温性能があるアイスボックス、クーラー)を使うのが良さそう。もしかしたら発泡スチロールでも良いかも。この機械がサポートしている温水の量は22リットルまでですが、水流がかなり強いので大きなボックスを浅く使うことも可能で、中に台を入れてその上に容器を乗せ、そこで27-30度とか42度の温度を維持し、種子の発芽用、あるいはヨーグルトや納豆の発酵にも使えそうです。

買ってよかった~~~。

壊れないといいなぁ・・・・・・・・・。(笑)

Anova Precision Cooker  ← クリック

価格はUS$199で、オーストラリアまでの送料はDHLで69ドルでした。100~110V用と220~240V用とあります。また送ってきた商品の電源プラグはオーストラリア用のプラグが付いていたのが嬉しかったです。普通この手の商品はプラグはアメリカ仕様(日本も同じ)で、変換プラグが必要なら自分で用意しろというのが多いですよね。このことだけでもこの会社の好感度は上がりました。

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低温調理機のテスト” への4件のコメント

  1. 初めましてこんにちは。海外在住でanovaの調理器での納豆作りに興味があります。その後納豆や甘酒、他発酵食品の調理は試されましたか?ヨーグルティアの購入も検討していたのですが、anovaだと現地で購入できます。使用感など教えていただけたら幸いです。

    • Akaさん、いらっしゃいませ。コメントを有難うございます。

      随分と古い日記にコメントを頂いて・・・。(笑)

      Anovaを使った調理はいろいろやっていますので過去ログを見ていただくのが一番だと思いますが、いろいろ混ざっていますので探すのは大変ですね。

      発酵食品などを作ることだけを考えればヨーグルティアで十分だと思いますが、範囲を広げて「低温調理」を考えたらヨーグルティアは全くの役不足だと思います。

      容量が小さいのと、熱源が弱すぎるんですね。素材を目的の温度にするのには時間がかかりますし、その辺を考慮していないで低温調理をする方々のレポートを結構ネットで見かけます。

      また温度の上限が低いですから、使いみちはかなり狭いと思います。でも発酵食品だけを考えたらヨーグルティアで十分かもしれませんね。

      最近Anovaを買われるとするなら新型(現行型)ですよね。スマホと繋げることが出来るタイプ?

      私は新旧両方持っていますが、この日記に書いたのは旧型です。

      私は旧型のほうが気に入っていて、ワット数が高いのと、目的の温度に上げるのが早いんです。

      ところが新型は熱源が旧型に比べて弱いのと、Precisionという名の通り「正確」であることを重視しているんでしょう。目標の温度に近づくと温度を上げるスピードを緩めるんですよ。そしてジワジワと目標の温度に近づける。

      私はこれが「余計な機能」だと思っていて、長時間調理なら良いですが、卵などを短時間で調理したい場合は駄目なんです。「何度で何分」の計算が成り立たないのね。

      でもま、新型は鍋の深さが浅くても調節できますし(旧型は固定で浅い鍋では使えない)とかありますので、新型も良いところはたくさんある。

      とにかく、新型の欠点はその温度を上げるスピードを途中で変えるところぐらいですかね。またお湯は必ず「撹拌」しないと駄目ですが(コールドスポットが出来るから)、その撹拌力がちょっと弱いと感じます。

      ですから素材を投入する時に、その形状とか置く位置を考えないと「温度が均等にならない」ことは起きると思います。

      それとこのブログには低温調理、調理器の使い方に関して色々書いていますが、まず気をつけないとならないのは「正確な温度にキャリブレーションする」ことです。

      新型はスマホで出来ますが、表示される温度と実際の温度に誤差があるんですね。ご存知のように、正確な温度計ってそれだけでこのAnova以上の価格ですし、Anovaが示す温度って誤差が大きいと考えるべきだと思います。

      私のは1.5度ぐらいの誤差がありました。

      これを正確に合わさないと、他人やサイトで見た調理法と「同じ温度で調理できない」ことが起きます。また貴方が「何度で何分」と誰かに話しても、その温度が正確ではないと「再現できない」ことになるんですね。

      温度の誤差は大したことはない調理もありますが、例えば「牛肉」を考えますと、レアとミディアムレアは2度ちょっとの違いでしかありませんから注意が必要です。

      納豆などでは多少の温度差は関係ないと思いますが・・・。

      Anovaでは納豆、ヨーグルトを作りますが、全く問題なしです。他の発酵食品は・・・・、ってどんなものかわかりませんがやったことはありません。

      私がよくやるのは低温調理です。牛肉、豚肉、鶏肉。特にローストビーフ、ローストポークはどんな大きさ形状でも「全く同じように作れる」のが大きなポイントで、焼き方もレア、ミディアムレアを狙ったとおり完璧に作れます。また鶏肉の「蒸鶏」ですが、これも完璧に作れます。

      これらのことはこのブログにいろいろと試行錯誤したことを書いていますので、暇な時にでも探してみてください。タグで「低温調理・スロークッカー」というのがありますのでそれでまとめて読めるはず。

  2. daboさま、早速のお返事どうもありがとうございます。anovaと納豆で検索してこの記事にたどり着きました。調理以外の他の記事も拝読しました。daboさまの人生観に触れられる素晴らしいブログに出会えたことに感謝しております。さて、anovaでの納豆作りですが、ネットを検索しても数点しか事例が見つかりません。daboさまは、大きめのコンテナーに張った湯に、バットなどを浮かべて発酵させてらっしゃいますか?私は、あまり肉を食べないので、発酵食品メインにanovaを買うのを迷っているのですが、一度に大容量の発酵が見込めることと、Daboさんも書かれている野菜低温料理のポテンシャルに興味はあります。重ね重ねの質問で恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

    • akaさん、コメントを有難うございます。

      なるほど、発酵食品が主なんですね。

      おっしゃる通り、お湯の中に「タッパの中に入れた素材」を放り込みます。半分浮いたままで放置です。

      納豆で気になったのは実は「酸素」なんです。納豆作りには酸素が必要だと。だから時々タッパを開けては混ぜてみたり。またタッパの中の納豆は一杯入れずに大きめのタッパで広げるように入れます。

      ただある時、納豆生産工場のレポートをテレビで見たのですが、彼らは納豆を容器に入れてから発酵させるんですね。当然、フィルムを掛けた後です。

      ですから酸素(空気)が必要だと言うものの、そんなに気にするほどのことは無いんだろうと思いました。

      ただ納豆を作る場合って「温度は適当」で良いはずで、低温調理器を使う必要があるのかなって思います。最近私は納豆を作っていませんが、作るとしたらオーブンでやれば良いんじゃないかと。発泡スチロールかエスキーのようなものに「大豆を入れたタッパー」を入れて二重にして、30-45度の温度を保てば良いんじゃないかと。

      普通の料理のように、40度の温度をキープしないとならないという場合、一度30度に落ちたら失敗だ、みたいなことは無いはずなんですね。また一瞬50度になったから駄目ってわけでもないんでしょうし。

      これは野菜の低温料理も同じで、決して温度にシビアじゃないんですね。10度位の誤差があっても違いは多分わからないはず。

      やっぱり低温調理機は温度にシビアな肉料理に合っているんじゃないですかね。5度の誤差が出たら全く違うものになっちゃいますから。

      魚だとすれば鮭ぐらいしかやったことがありませんが、私は50-55度で調理すると西洋料理向きのちょうどよい感じになりますが、それでもやっぱり温度に誤差があっても大した違いはないと思うんです。

      でも牛肉で55度と58度じゃ全く違うものが出来るんですね。

      ヨーグルトも同じで、35-42度ぐらいで維持できれば問題ないはずで、40度ピッタリである必要はないんだろうと。

      でも低温調理機がないとうまく出来ないのが「温泉卵」なんです。これを【勘】で作ると駄目なのね。我が家は68度で30分なんですが、1度違うと黄身の硬さがまるで変わってしまいますから。

      akaさんのお話を聞くと、そもそも低温調理機が必要なのかなと感じるのですが、「低温調理機では作れない」ってことは絶対にないわけで、あるに越したことはない。

      是非あれやこれや試してみていただきたいと思います。

      面白いですよ~。調理って「科学」なんだってのがよくわかりますし。

      肉、魚の場合はそれぞれの「タンパク質の温度による変化」を勉強しないとなりませんが、その勉強が、料理の幅になるんですね。狙ったものを何度でも同じように作れるって凄いと思うんです。偶然を排除できます。

      野菜なら「ペクチン」が温度でどのように変化するのかとか。ペクチンが柔らかくなる前の温度で調理すると、歯ごたえはしっかり残ったスープが出来ますし、土瓶蒸しとか中華のツボ料理がなぜああいう調理なのかの理由もわかってきます。

      そういう理屈がわかると、そして低温調理機があれば「いかようにも自分が狙ったものが出来る」ってことになるんですね。そして何度でも同じものを再現できますし、この前はうまく出来たのに・・なんてことはなくなる。

      低温調理、真空調理(密封調理)へと興味はどんどん広がるはずですし、食卓がどんどん進化していく面白さを是非体験し、実践していただきたいと思っています。

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