カイワレにも肥料が必要?

モヤシやカイワレに肥料が必要か否か。

基本的には無くても良いとは思うんですが、

○ 育てる種類による
○ 育てる期間による

ってことなんだろうと思います。

モヤシの生育期間って3-7日程度。芽が出た時点で食べる人もいるし(2日)、いわゆるモヤシは7日もあれば育ちすぎるくらい。だから基本的には肥料はいらないと考えています。

カイワレは6-12日ぐらいでしょうか。カイワレらしい大きさに育てば収穫してしまうならやっぱり肥料はいらない。でも日にちが掛かるカイワレもありますよね。主に種が小さい種類がそう。芽シソ、クレソンとか。

鶏のヒヨコをイメージするとわかりやすいですが、ヒヨコは卵に入っている栄養分だけで育って生まれてくる。そこで食べてしまうのがカイワレだと考えれば良いんじゃないでしょうか。

でも生まれたばかりのヒヨコが1センチ程度で、食べたい大きさが10センチだとすればそれなりに餌を与えて育てる必要がある。その手のカイワレもあるということ。

実験ですが、芽シソで肥料がないもの、あるものを比べてみます。同じ条件で育てた二種ではありませんが、わかりやすいと思います。

左が肥料なし。右は肥料あり。日本から取り寄せた中原採種場の芽シソです。同じ種。

RX100-02769

どちらも2週間ぐらい前に種まきをしましたが、背の高い左のほうが4日ぐらい早く蒔いています。そして暗闇でヒョロヒョロ育ててから陽の当たるところに出しました。右は後から蒔いたものですが、暗闇で発芽させ、芽が揃った時点ですぐに陽の当たるところに出しました。ですから背の高さが違いますが、陽に当ててから結構な日にちが経っていますので、ほとんど条件は同じようなものです。(本来シソは好日性ですから、陽が当たるところに出して発芽させます。ところがこの中原採種場の芽シソは暗いところで発芽させろと書いてあるし、その通りにするとちゃんとしっかり揃って発芽します。本当に不思議なシソです。)

これを見れば明らかで、肥料がある方が間違いなく健康的に育っています。

さて、一般家庭で育てる場合はどうしたらいいのか。カイワレの為にわざわざ肥料を買うなんてことはしたくないですよね。

私は水耕栽培に使う、一番簡単(いい加減)な液体化成肥料を使っています。コップいっぱいの水にスポイトで数滴垂らすだけ。ただ水耕栽培では基本的に2種に液体肥料が分かれているのが普通で、水に入れるときに混ぜます。でも原液同士は混ぜてはいけない。これは原液に入っている栄養素の中で、合わせると反応を起こし効力がなくなるものがあるから。また、青々とした葉や枝が育つ時期、花を咲かせる時期、実が育つ時期などそれぞれ必要が栄養素が違いますから、違う肥料を使ったり必要な栄養素だけ添加します。でもカイワレは芝生みたいなもので、一番大事なのはやっぱり窒素。Nで表します。

もしあえて肥料を買うとしたら水耕栽培用の物が良いですし、あるいは水耕栽培にも使えますというのでも良いかもしれません。駄目なのは畑やプランターの土に混ぜ込んで使うタイプの肥料。あるいは鶏糞とか。これらの肥料は遅効性で、土の中で分解されて植物に吸収されますから、カイワレではそれじゃ遅すぎます。

ただ畑やプランターの土栽培でも、即効性のある化成液体肥料を使うことがありますから、その手の肥料なら良いかもしれません。「しれません」というのは私自身その手のものを使ったことがないからよくわからないのです。

水耕栽培用のを買ってくるのが一番なんですが、これはきっちり量を考えないとうまくないんですね。即効性がありますから、いわゆる点滴みたいなものだと考えるとわかりやすい。だから量を間違えるとうまくないんですね。

でも本来、肥料は使わないのが前提ですから、説明書きに書いてある通りでも良いし、あるいはホンのちょっとだけ入れてみるって感じでも良いんじゃないかと思っています。そして育ち具合を見ながら調節するとか、やっている間にどの程度与えれば良いのか感覚的にわかってくるんじゃないでしょうか。なーーんて言うのが一番無責任なんですね。育ち方を見て、一体何が足りないのか、何が多すぎるのかを分かる人なんてそうそういませんから。

何ヶ月も育てる場合はそれを学ぶ必要がありますし、病気や害虫への対処法も知るべきですが、カイワレを育てるのにそこまで凝るなんて馬鹿げています。だから肥料を使わないのを前提としてやるのが一番かもしれません。ということは育てる種類も限られてくるってこと。

そういう点でも、大根、蕎麦(殻付き。脱穀したものは敬遠すべき)、ブロッコリー、豆類が良いんじゃないでしょうか。この判断基準って結構いい加減ですが、種子の大きさで判断しても良いかもしれないと思っています。大豆や緑豆、スノウピーなんてかなり大きい。いわゆる食用にするような豆の大きさがあるものは、自分が持っている栄養素だけでかなり長期間育つはず。でも体積(重量)で言えば、そういう豆の何十分の1の大きさしかない種もいろいろありますよね。クレソン、シソ、バジルとか。その中間とでも言いますか、種らしい(?)大きさなのがまさに大根。

でも色々育ててみたいと思えば、肥料、育てる培地も考えないとならないと思います。

もしかしたら一番楽なのが、カイワレを育てるにしても土、あるいは売っているポッティングミックスを使うこと。これらは栄養分を多少なりとも持っているのが普通ですから、放っておけば大丈夫かも。トレイやお皿の上で育てるにしても、そしてたった1センチの厚みだとしても土を使うのは良いかもしれません。保水力もありますから。ここで気をつけないとならないのは、土みたいに見えるけれど栄養分も何もないもの。それの代表がココナッツの繊維で作られた製品。ブロックや粉状のものに水を加えると大きく膨らんで土のように見えますが、これは化学製品と同じに考えても良いと思います。あとは私がよく使うバーミキュライト。これも石を高熱で焼いて作ったポップコーンみたいなもので、栄養素は何も含まれていません。

もしキッチンペイパーだとか無機質の培土を土代わりにつかうとすれば、肥料のことも考えないと無理だと思います。ただ、どのくらいの濃さのものをどのくらいの頻度で与えるのかは難しいです。規定の量をしっかり計って溶液を作ったにしろ、必ず水分は蒸発するじゃないですか。つまり、下手をするとどんどん培地の中で栄養素の濃度が上がっていくんですね。濃けりゃ良いってもんじゃないですから、それじゃまともに育たない。だから最初に少量与えて、長期で育てるのでは無い限り、その後は水だけにするとか。

ああーー、面倒くさいと思うなら、育てるのはカイワレ大根だけにする。 (笑)

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