カイワレの手抜き栽培はやっぱり簡単ではない

趣味でカイワレを育てる人は、まぁガーデニングもそうですが、毎日暇があれば様子を見たり、水をやったり水を替えたり、我が子を育てるがこどく面倒を見ますよね。私も自宅の地下で野菜工場(笑)を作っていた時は同じで、それどころか野菜たちに囲まれた真ん中に私の机と椅子を置いて、野菜たちを見つめてはいろいろ考え事をしていましたっけ。野菜たちが、花でも同じですが、小さな小さな種から芽を出して、可愛そうだけれど間引きもし、そして大きくなるたびに植え替えたり、ステージによって溶液の養分比率や濃度を変えたり結構やることはあるんですが、それが楽しいし、本当に子育てと同じで、育てながら大宇宙の不思議、自然の凄さを感じるんですよね。そして命ってなんだろう?愛とは?共存とは?なんて、結構まじめに哲学しちゃったりして、楽しい時間はあっというまに過ぎていく。(笑)

でも今回はそこまでのめり込みたくないと思うんです。趣味ってのめり込むから面白いわけですが、それだけに重荷にもなってきますよね。また育てることそのものも面白いんだけれど、私は今回は自分や家族の健康の為を第一義に考えています。でもそう思うのは私だけで、ヨメサンも長男も好きなときに好きなものを食べるだけで、一緒に酵素たっぷりの健康ジュースを飲もうよなんて言ってもウンとは言いません。 (┰_┰)

大事なことは、あまり手をかけずに育てることだと思っています。楽して儲けようという私の生き方そのものですが(笑)、無理はどうせ続きませんから。

所詮カイワレ、あるいは発芽した時点で食べちゃうんですから、たいした手間は掛からないのですが、逆に、一番重要な「発芽ステージ」を常にうまく乗り越え無くてはならない難しさもあるんですね。発芽さえしっかりすれば、あとは溺れない程度に水をたっぷり与えて放っておけば良いですが、そのスタートでつまずいたら先がありません。かと言って、発芽するまで毎日面倒見るのも私は避けたいのです。

問題になるのは水だと思っています。水が無ければ発芽しない。でも多すぎれば溺れて死んで腐り、それが他の種子に伝染するなんてことも結構ある。つまりちょっとだけ湿った程度の状態を維持できればそれで良いのですが、それってすぐ乾いてしまう状態でもあるわけですよね。だから毎日、あるいは季節によっては日に2回は水をやらなければならない。あるいは水が悪くなりますから水替え、あるいはすすぎが必要だったり。

そんなことまでしなくちゃならないのなら、カイワレなんか作りたくないと思います。面倒臭い。

そういう意味でも、何を育てるのかを選ぶのは大事だと思います。大根、蕎麦、ブロッコリーは面倒をかけずに勝手に育つ良い子どもたちだと思いますが(笑)、小さな種子の種類は結構ひ弱で手がかかる感じがします。

そういう簡単な種類を選んだとしても、初期は水が多すぎてはいけない。でも芽が出て育ってきたら多くの水が必要になる。こういう相反することを両立させるのはやっぱり簡単ではないという結論です。

ただ、装置がちょっと大きくなるのと、その割には栽培面積が小さくて効率が悪くなりますが、容器を二重にして、外側の容器にはたっぷり水を入れ、内側のカイワレが育つ容器は必要な水分だけ吸い上げる形が一番だと思います。

三つ葉をそのやり方で育てていますが、これです。

RX100-02759

あるいはカイワレ大根をトイレットペーパーと出汁の漉し袋で育てた実験も考え方は同じ。

RX100-02664

要は

○ それなりの高さを稼ぐ
○ 培地はトイレットペーパーでもバーミキュライトでも保水性が高く、毛細管現象が良く働くものを選ぶ
○ それらを入れた容器の底の側面に穴を開け、外側の容器の水が入るようにする。漉し袋ならその必要は無し
○ 外側の容器には水を入れ、目一杯水を入れても内側の容器に入っている種子の高さには絶対に届かないようにする

これで、たっぷりの水と、絶対に溺れないちょうど程よく湿った状態が両立できるわけですね。この方法ですと、カイワレ大根の場合、種を蒔いてから収穫まで、途中の水やりは一度だけでしたし、長期になる三葉の場合は一週間に一度、外側の容器に水を入れる程度。これならいいですよね。

でもこれじゃ大量栽培には向かないわけです。かなり大きなトレイと大量の培土が必要になりますから。

いろいろあの手この手を考えて、水を吸うと300倍に膨れる超吸水高分子ポリマーとか、特殊な保水性抜群のシートを取り寄せましたが、やっぱり決定的な打開策にはならない感じがします。そうそう、たっぷりの水を寒天で固めて、その上に種を蒔くなんてこともやってみました。(笑)

結局、多くの水を貯められれば貯められるほど、水の悪化、根腐れという次の問題が出てきてしまうってことなんですね。今のゴールドコーストは涼しいですが、それでも問題があるということは真夏とかマレーシアみたいな気候だったらアウトだろうと思います。つまり、たっぷりの水と、ちゃんと呼吸が出来る空間という相反するものが必要で、両方共同じように大事なんですね。その両立、妥協点をどこに見出すかがポイントなわけですが、なかなかこれぞという答えはないみたいです。

やっぱり物ごとは何でも(手抜きも)程々にってことなんでしょうねぇ。(笑)

ただ毎日の面倒を見る必要はないけれど、3日4日に一度くらいは水をやろうというところで妥協するならば難しく無いと思います。何の事はない、ちょっと深めの容器を使い、それだけ培地を厚くすればよいだけ。3センチ以上の厚さがあれば、普通の土でもバーミキュライト、あるいはココナッツファイバーでも(ピートモスは駄目)良いと思います。水を入れすぎてぺちゃベチャにしない限りこれでどうにかなる。ですから最近は全てその方法でやっています。

昔はポリエステルコットンシートが一番だと思っていましたが、どうも今回は良い成果が出ていません。ポリエステルコットンは根が伸びる広い空間を確保するには最高なのは間違いがないですが、ポリエステルそのものに保水性は無いんですね。だから種のぎりぎりのところまで水を入れなければなりません。でも容器が大きいと、どうしても水に浸かってしまう種、水には遠い種が出てきてしまう。つまりある種は溺れて死に、ある種は乾きに負けるってこと。

ま、水はジャブジャブにせずに、一番上に保水性が高いトイレットペーパー(キッチンペーパーだと丈夫過ぎて根が通れないケースが多いから駄目)を敷いておけば随分違うのですが・・・・。あるいは下にポリエステルコットン、そしてその上にバーミキュライトの二層にする方法もあると思います。

でもたかがカイワレでそこまでやるかぁ?って感じがしますよねぇ。

ただ、(本物の)スノウピーとか収穫まで2-3週間掛かるようなものはその手を使おうと思っています。あるいは2-3ヶ月は育てる三つ葉もその線でやるしかない。これらは大きくなってきますと、毎日の必要水分量がかなり増えますから。

ま、今回の実験でわかったことはそんなところでしょうか。

これから実験しようとしているのは、カイワレという勝負は1-2週間のものでも、与える肥料によって随分差があるようで、それを確かめることです。今でも一番簡単な(適当な)水耕栽培用の液体肥料は使っているのですが、どうもこれがイマイチ納得できませんので、つまり効果がないような気がしていますので、新しい肥料を使おうと思っています。

一般的な水耕栽培ですと、普通はA液、B液みたいに2つに分かれているものを合わせて使う(一緒に混ぜておくと反応してある成分が効かなくなる)のですが、そこまでやると濃度を計る器具が必要になるとか、また面倒なことになるので、今までとは全く違うアプローチを考えています。それは皆さんご存知のEM農法みたいなもの。(笑)

あれも賛否両論あってどうなのかわかりませんが、EMをそのまま使うのではなくて、考え方として化成肥料ではなくて、オーガニックの肥料、つまり海藻から抽出したもの、ミミズのオシッコ(これは最高の肥料)(笑)、それに微生物の働きを加味したような肥料を使ってみようと思います。どうも調べてみますと、EM菌は発芽にもかなり有効だというプロもいますし、面白そうです。

たかがカイワレ、されどカイワレ。素晴らしいカイワレを、出来る限りの手抜きでどうにか育てたいと思います。そうじゃないと続きませんものねぇ。

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