ずるいアメリカと馬鹿な日本

一般的な日本人は私も含めて、アジアの近現代史を学校で習っていないし、自分で積極的に学ばない限りまるでわからない。そして学ぼうとしても巷にあるのは俗に言われる「日本の自虐史」であって、とにかく侵略した日本が悪いという結論にしかならない。

ところがインターネットの発達によって多くの情報に触れることが出来るようになってくると、やっぱりこれっておかしいというのに気が付き出す。

日本が侵略した。日本が悪い。それはそれで良いとして、ではどうして日本はそんなことをしたのかを調べていくと、様々な事実が浮き彫りになってくる。ここが私のスタートでした。

また海外でも新たな事実(公文書等)が公開され、ますます今まで言われていた歴史には偏りがある、そして勝った方に都合が良いように作られ、そして押し付けられていたのがわかる。また、教育界、日教組、そして朝日、毎日、NHKなどのメディアは敗戦時の利得者(何十万人という日本の中心にいた人たちが公職追放により、GHQに都合の良い人たちだけが残った)が中心にあって、彼らが戦勝国側の理屈をそのまま受け入れて今の日本を作ってきたのもわかるようになった。

こんなことから「戦後レジームからの脱却」「日本を取り戻そう」という考えが広がってきた。安倍政権が誕生した背景にはこういう動きがあったはず。

まぁ、これはこれで良いと思うし、歴史を変えることは出来ないにしろ、一体裏で何が起きていたのかを知ることは大事だと思うわけです。日本が侵略したにしろ、そもそもその時代は大国が世界中に侵略し勢力を広げる時代、その中でそれぞれが策略、謀略をめぐらし、騙し騙され、利害のぶつかり合いがあった歴史であって、誰が正しいとか間違っていたとかそういう単純な話じゃないのはすぐにわかってくる。

そんなことを学ぶ中で思うことは、それって決して過去の出来事じゃなくて、そのままずーっと続いているということ。中国の近代史やベトナム戦争、ソ連の崩壊、湾岸戦争やイラク侵攻、そして現代の中東や南アメリカ、北アフリカで起きたこともそうで、大国の思惑のぶつかり合いで歴史が作られていて、自由主義vs共産主義、あるいは非人道的な国を是正するためとか巷で言われているような綺麗事で進んできたわけではないのがはっきりわかってくる。利益にならなければチベットやウイグルを放置するのも同じ理屈でしか無い。

ここで気になるのは、過去のことじゃなくて将来のこと。つまり日本で言えば、日清日露戦争から、朝鮮半島、中国本土への侵略、そして大東亜戦争、その後、日本は戦勝国によって見事に解体され変貌し、アメリカにべったりくっつくことによって経済的に繁栄した。でも決して独立国とは言えない状態で、アメリカに首根っこを抑えられ、言いなりになるしかない国。世界が日本をあてにするのはお金関係のことだけ。

これはこれで良いという考え方もあると思うんですよ。それで国民が平和で豊かで幸せに暮らせるのなら良いのかもしれない。世界に何が起きても、外野から見ていて、アメリカの指示に従えば良い。そして戦争にも参加しない。援助するだけ。

ところが絶大な経済力、政治力、軍事力を持つアメリカも衰退してきて、中国という時代錯誤も甚だしい国が台頭してきて、こういうおかしなことをする国は世界が抑えこむかと思ったらそうでもなく、逆に手を組んで自国の利益に繋げようと世界は動いている。911のNYテロ後はアメリカは世界における覇権を維持しようとしていたけれど、ことごとく失敗し、アメリカが進路変更してきたのがチラホラ見えるようになってきた。シリアにしてもそうだし、今回のウクライナにしてもアメリカが弱腰なのがはっきりわかるし、今までのアメリカとはまるで違う。

アメリカは変わってきたなぁ、なんて私みたいな門外漢が見ていても感じるわけで、ではアメリカが変わったら世界はどうなるのか。日本はどうなるのか。これを考えると非常に怖いんですね。尖閣で問題が起きてもアメリカは絶対に出てこないなんてのは当たり前のことのように言われるようになったし、日本は自分で自分のお尻を拭ける国にならなければ大変なことになると言われるようになった。

でもそれに危険を感じていない人権派のリベラルは相変わらず理想論を言うだけ。そしてそれが日本人の大半を占めている。また日本は独立国だと信じている人がほとんど。

困りましたねぇ、大丈夫なんでしょうか。

でももし、全国民がこれじゃまずいと意識するようになったところでどうなるのか。ここが一番の問題だと私は思うわけで、保守系右派が主張するように日本が軍備を増強し、核装備もすればそれでどうにかなるのか。またそれでどうにかなるにしても、それに至る道は険しく、日本を守る気もないアメリカでさえそれに反対するし、アジアの近隣国からの反発は半端じゃ無いはず。つまり日本が自立しようとしてもそれを世界は許さない。

結局、世界にとって日本は存在しなくても全く構わない国で、ただお金を絞れば出てくる、高度な技術は盗む、あるいは移転すれば良いだけの国。利用できるうちは利用すれば良いだけの国。アジアにおける共産主義の広がりを止める最終的な防波堤の役目も、米中が手を結んで進むようになる新秩序の世界には存在意味もない。

どうすりゃいいの?

この結論は私にはないわけで、親中派と呼ばれる、私には中国脅威論を言っているだけに見える元国際情報局長の孫崎氏のいうことがよく分かるような気がしてきます。アメリカに着いていても何も良いことはないと。もちろん中国に着いても良いことはないと思うのですが、中国に反発する立場を取り続けると日本という国が存在できなくなるということなんでしょう。でもそうしたところで今の様な日本がそのまま生き残れるという意味ではなくて、遠い将来には香港のように中国にありとあらゆる分野で圧力を受けながら、属国という立場としてはアメリカの属国より悪い状態の属国として生きるしか道はないということだと思っています。

こんなことはわかりきっているからこそ、自立、独立が必要だとなるわけですが、その道は針の穴を通り抜けるくらい難しいことに思えます。世界がそれに反対するのと同時に、そういう方向へ行かないようにする勢力のほうが日本では強いですから。では日本の将来を米中に委ねれば良いのか?

日本は今、かなりヤバイ状態に追い込まれているという話。

この伊藤貫氏はアメリカはワシントン在住の国際政治アナリストですが、私は非常に買っていて、彼以上にアメリカ情勢に詳しい人はいないぐらいに思っています。是非もっとメディアに出てきて欲しいですが、親中派と親米派ばかりで親日派が極端に少ない(笑)大メディアに取っては、彼は余計なことを言う邪魔者でしか無いんでしょう。

日本人の平和ボケ&理想主義って本当にここらへんでどうにかしないとまずいと思いますわ。でもその後、どうするべきかは私にはわからない。長いものには巻かれるしかないのか。というかそういう生き方しか現代の日本人は知らないんですよね。また独立していないのに、今の状態を独立していると疑問さえ感じない国民も多い。親に食わせてもらっていることを自覚していないバカ息子と同じ。そういう意味では、アメリカの庇護の元にあった今までは、日本史上、特筆すべき幸せな時代だったのかもしれない。

中国の人たちに恨みも何もないですが、中国共産党は私には狂っているとしか思えません。理屈を捏ねて他国に侵入し、領土領海の拡張を常に模索し、軍事力をちらつかせて他を威圧する。国内ではやっていることはメチャクチャで、あんな国が今の時代に存在し、なおかつ大国だなんて世界そのものが狂っているように思えてなりません。そういう意味で、私は中国共産党には一日も早く倒れて欲しいと願うわけですが、でも次の政権はもっと恐ろしい政権かもしれない。できることならいくつかの国に分裂し、チベットウィグル、香港台湾も独立し、民主政権が立ち上がってくれればよいのですが。

でもソ連もそうでしたが、中国のように大きな国土と膨大な人民を抱えると独裁政治じゃないと国を治めることは不可能だというのもわかるような気がします。民主国はコストも掛かるし。

我々みたいな年寄りが将来のことを心配する必要はありませんが、子どもや孫のことを考えるとゾッとします。

やっぱり日本以外で生きる能力が必要になるんですかね。

そういえばどんどん増えるマレーシアのロングステイヤーは総数は2002年からの累計で3000人を超えているはずですが、アメリカには毎年6000人の日本人が移民(ロングステイヤーではない永住)しているとのこと。オーストラリアにはどのくらいの人たちが移民してきているか知りませんが、老後をどう楽しむかという視点ではなくて、子々孫々の事も考えた上でのお国替えを選ぶ日本人が増えているんでしょうか。

私?うーむ、なんだろう。

家族全員永住権は持っていますが、実態はロングステイヤーでしょうねぇ。いつか日本に帰りたいし。

でも子どもたちはオーストラリアが故郷なんだろうか。浮草みたいな感じだけれど、これからの時代はそれで良いのかもしれないと思ったり。

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