動画:将来の日本の高齢者医療問題と希望

カンブリア宮殿で興味深い放送がありました。

今も高齢者の医療問題があるけれど、将来もっと恐ろしいことになるらしい。そしてそれに立ち向かう医師の話。

私は日本に高齢者の親戚も友人知人もいませんのでどういうことになっているのか全くわかりません。またそういう親族を抱えている人たちがどんな苦労をしているのかもわからず。

2030年問題というのがあるとのこと。それは

○ 65歳以上は現在の24%から30%になる。

○ 病院の不足で50万人が死に場所を失う。

○ 男性の3人に一人、女性の4人に一人が独身。

私としてはいつか日本に帰らないとならないと思っていますが、もう日本には知り合いもほとんどいませんし、付き合いのある親戚もありません。もちろん拠点となる場所もなければ帰る家もない。

この感覚ってなかなかわかってもらえないみたいですが、私にとってはもう日本は外国と同じなんです。でもいつか帰らないとならない。その理由ですが

○ いつか一人になるであろうヨメサンが海外で生きていけるとは思えない。

○ 医療、保険。

○ 息子たちは今後世界のどこでどう生きるかわからず、全くあてに出来ない。

もし私が残るとすればどうにでもなりそうですが、ヨメサンの将来を考えるとやっぱり日本に帰るしかない。

でも日本がどうなっているのかさっぱりわからず。そんな時にこういう番組を見るとゾッとします。自分も年寄りになっていくわけですが、海外に住んでいてちょっと具合が悪くなったり、病気や怪我をしたらどうしようか程度のことはわかりますが、この動画に出てくるような寝たきり、介護が必要になったらどうするべきか全く想像できないのです。

こういう超高齢者、大病を患った人たちは大変だとは思いますが、動画を見て羨ましいと思うところが大いにあります。それは自宅があって、そこに身近な人たちがいるということ。そりゃ老々介護もあるわけですが、家も無い、親族もいない場合はどうなるのかってこと。それがこの動画では全く出てきませんでしたが、自分を考えた場合、この番組に出てきた人たちよりずっと悪い立場になるのがわかります。身寄りのない人たちは一体どうしているんでしょうか。

そんなことを考えると「金」でどうにかするしかないと考えるわけで、かなり高額ではありますが、シルバーマンション、それも介護が必要になれば横滑りで同じ経営のそういう施設に入れるような場所。そういうところに、まだ動けるうちに拠点を持たないと大変なことになります。

今、私の両親はもう90近い高齢になりましたが二人共大きな病気もせず、マレーシアに住んでいます。そしてもう日本には帰らないと言っていますが、それは私の姉が同居し、生活すべての面倒を見ているからどうにかなっているわけで、両親二人だけだったら絶対に生きていけないと思います。また、もし姉の具合が悪くなったらどうなるのか、それも想像するとぞっとします。ただ金銭的には余裕がありますので、保険も何も入っていませんが、多分どうにかなるだろうと甘い期待を持っている状態。

もし私の子供でも、老後のことは心配しないでいいよ、なんて言ってくれれば涙がチョチョ切れるほど嬉しいのですが、オーストラリアで教育を受けた彼らは親は親、子は子だとドライな考え方を持っていますし、こちらの常識として歳をとったら子供の世話になるという考え方は皆無で、自分で将来設計して年老いて死んでいくのが普通。オーストラリアに我々も住み続けるのならそれも良いかもしれません。社会保障にしても、また施設にしてもそういうオーストラリアの考え方に沿ってインフラが整備されていますからどうにかなる。

でも日本に帰ったら?マレーシアに住んだら?となると話はまるで別。

やっぱり先立つモノはお金で、マレーシアに住んでいても大病に掛からなければどうにかなりそう。でも以前この日記でも紹介した動画にあったフィリピンで今起こっていることを考えると、安易な希望を前提にしたら絶対にうまくない。その動画に出ていたのは、フィリピンでしっかり介護もやってもらえる日本人経営のリゾートに移り住んだものの、大病を患って高額医療を受けるしか無く、財産をすべて食いつぶしたという話でした。延命治療はしないと決めるのは良いと思いますが、もし60代だったらそんなことは言えませんものね。

そういう時には日本に帰るしかないと思うのが普通でしょうが、我々にとって日本はもうすでに外国みたいなもので、どんなところに行ってどうすれば良いのかも全くわかりませんし、日本に子供でもいれば助けてもらえるでしょうが、我が子達は我々以上に日本のことは知らないし、上にも書いたように親の面倒を見るという考え方も皆無。ごく普通の日本人が、歳をとって具合が悪くなったらたった一人で海外に出なければならないとしたらどうするのか。我々はそれと同じ状態だということ。

やばいなぁ。

こういうことを考えると、永住とか移住ってなんなのかと思いますわ。オーストラリアの土になる、なんて格好いいことを言っていた頃もありますが、所詮、ちょっと長かったロングステイでしかなく、やっぱりオーストラリアっていつになっても外国でしか無い。でも、今になっては日本も外国みたいに遠い国になりましたし、マレーシアも同じ。

根無し草。これが我が家の現状の正しい認識かもしれない。

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動画:将来の日本の高齢者医療問題と希望” への4件のコメント

  1. 日本に奥様と帰られた時、一度ご一緒に遊びにいらしてください。
    でも・・・そんな程度ではダメなんですね。

    • どもども、お久しぶり。

      日本に行ったら面倒みてもらうつもりでいるので宜しく~~~~。(笑)

      • V拝見しました。考えさせられるテーマですが、これが少子高齢化の末路というのならば、また日本の若者が福祉の仕事などやりたくない、というのならば外国人労働者を入れることも検討せざるを得ないのかもしれません。

        医者を中心とした末期医療が今回のテーマのようでしたが、欧米のように看護師やヘルバーにもっと医療に参画させるよう制度改正(規制緩和)も必要だと思いました。

        • お久しぶりです。

          日本人は長生きですし、少子高齢化がどんどん進みますし、真剣に取り組んでもらわないと困りますね。でもどうも今の動きはそれに逆行しているようで、在宅介護を奨励するのは良いにしても「勝手にやれ」みたいな丸投げに感じます。

          従事者を増やしサービス内容の充実のポイントは報酬だろうと思うのですが、さて保険はどうなのか、本人負担はどうなるのかと考えるとやっぱり将来に明るさは見えそうもなし。

          まだ我々の年代は良いと思うんですよ。大体年寄りが日本の富を握っているわけですから。でもこれからの人たちのことを考えてしっかりした100年の計をださないと大変なことになりますね。アメリカのように大病にかかったら家を売るのが当たり前みたいな国では困りますし。

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