金(ゴールド)に投資した?

たまに金(ゴールド)のことを書きますし(自分でもファンドを持ってる)、最近動き出したので書く機会も増えているのですが、それを読んで「金に投資しました」というメールを頂きました。それはそれで嬉しいのですが、

「是非、今後は売買ポイントを書いて頂きたい」

とのこと。

う~~む、これって困るんですよ。気がついたことがあれば書きますが、このブログは「相場で儲けよう」というより、もっと初歩的なと言いますか「相場と真剣に向き合えば必ず勝てる」というのを是非多くの方々に知って頂きたいと思って書いています。売買ポイントそのものを知りたいのであれば、そういうサイトはいくらでもあるはずですので、そこを参照してください。そもそも、長期なのか短期のスイングなのか、どういうトレードを考えているのかによって売買ポイントは変わるわけで、一概にここは買いだの売りだの言える方がおかしいと思います。

前にも書きましたが、かなり昔、30年以上前ですがテクニカル分析の勉強をしたくてセミナーに通った時代があるのですが、そのセミナーの一コマを思い出します。2日間に渡るセミナーだったのですが、一番最後に質疑応答がありまして、その質問に「これからどの銘柄に注目するべきでしょうか?」というのがありました。

これっておかしいですよね。一体、セミナーで何を学びに来たの?って思いましたっけ。

でもそれに講師が答えだしたのですが、その時の会場の空気の変化が凄かったのが忘れられません。参加者は突然眼の色が変わって真剣になるのがわかるんです。当時は株の時代でしたが、講師が言う銘柄を皆さん一生懸命にメモしている。

ああ、結局これが勝てない理由なんだろうな、と思いました。そのセミナーって結構良くて、今では名前も聞かなくなってしまった増田足とかだれにでも簡単に使えるチャート、インジケータを使って、大きな流れ(トレンド)を見、そしてその中で売買タイミングを取るという、非常にオーソドックスだけれ私も結局はいろいろやった挙句そこに戻るしか無いと思う王道を教えるセミナーでした。それなのに、参加者の殆どは今日明日、何を買えば儲かるのがそれを知りたいのね。

その気持って誰にでもあるのがわかります。かつてPCでのチャート分析なんかなくて、週間のチャート本を買ったり、月刊誌や株式新聞を見ては「注目銘柄」が気になる時代が私にもありましたから。自分も早耳筋の一人になりたかったし、そこに大きなヒントがあるだろうと信じていましたから。でも多くの投資家がそういうのを見てるってことに気が付かないのね(笑)。また健康食品の業界に似ていて、「流行りを作る」業界だというのも知らなかった。当時からチャート分析に興味がありましたが、それそのものの勉強って大してしなかったかも。

私のオヤジが相場師だったのはここに何度か書いていますが、彼の時代は短波放送を聞きながら自分が注目する銘柄のチャートを大きな方眼紙に自分でプロットする時代。仲間数人が家に集まって分業してやっていましたっけ。でも彼らは余計な情報を得ようとしないのね。あくまで自分のチャートから何が読めるかを重視していた。ま、そんな姿を子供ながら毎日私は見ていましたし、相場とはそういうものだといつの間にか思っていたのが「救い」だったかもしれない。

でもそういう傾向は今の日本にも薄いような気がします。相場関連のサイトは山のようにあるけれど、まともにチャート分析を書いているところ、学べるところって殆ど無いですよね。ある銘柄が売りだの買いだのかいてありますが、その根拠は?というとなんだか雲に巻かれたような感じを「私は」受けます。その点、海外は日本の何歩も先を行っていると思います。

こんなのを何年、何十年見続けようと、本人は勉強しているつもりだろうけれど、実は一切何の役にも立たないことになぜ気が付かないのか不思議です。いや、これじゃ駄目だと気がついた時は、相場から離れる時なのでしょう。でもそこから踏ん張って、自分の足で立つ、自分の性格にあった手法を確立する(ここが大事)方向へ行く人は少ないのかもしれません。またそう思ったところでうまくいくほど簡単ではなくて、それは20年ぐらい前にネットで知り合った仲間たちと掲示板で情報交換をし、また年に何度か会って勉強会を開きましたが、生き残る確率はかなり低いのが現実。

なんでそうなっちゃうんでしょうかね。

ま、過去の仲間たちを思い出してみると、私はやっぱり真剣さが足りなかったように感じています。チャート分析の本を買って、それを暗記するぐらいに頭に叩き込んで、それでどうにかなるように多くの友人が考えていたような気がします。ありきたりのインジケータをありきたりのパラメータで使って、それの統合まで考える人も少なく、そして多くは日経225の先物をやっていました。時代はデイトレっていう一日の中で何度も売買するような人もいるんだね、みたいな時代で、デイトレは証券会社のプロがやる日計りだけでした。だからやっぱり日足を重視して今で言うスイングトレード中心。

私もその中の一人で、なかなか勝てませんでした。でも負けず嫌いでしたし、たまに勝っている人がチラホラいるのは見えましたし、絶対に自分も勝ち組に残ろうとそういう人たちにしつこいぐらいに食いついてノウハウを盗もうと思っていました。で、やっぱりこれが一番効率が良いのね。勝ってる人たちってその辺の書籍に書いてあるようなことをしていない。嘘だろ?みたいに思ったことは何度もありました。でも真似するのは簡単じゃないのね。たまたま私と師弟関係を結ぶというか、私を気に入ってくれた半プロ相場師がいまして、その人に基礎を学びました。彼は今ではこれまた聞いたこともない篠原レシオの使い手で、とんでもない時に大きな動きを見つける人。でも彼はそのチャンスが来るまで何ヶ月でもじっと待つタイプで、そこのところはせっかちな私と合いませんから結局は違う方向(私はデイトレ、それも海外商品)へ行ったのですが、相場との向き合い方そのものに関しては本当に勉強になりましたし、大事なのはそこのところだと今でも思います。

結局、ファンダメンタルズをどう分析するか、チャートをどう見るのかなんてのは道具の使い方の問題でしか無くて、相場職人はどうあるべきか、何を重視するべきか、あるいは巷で言う経営者は何に留意するべきか、経営者の資質とは?みたいなことと同じだと思うんですよ。それなくしてうまくいく仕事なんかこの世に存在しませんよね。板前も同じ。料理が上手ければどうにかなる世の中じゃないのと一緒。

ま、こんなことをダラダラ書いてもしょうがないのですが、でもこうやってブログに書いている内に、何らかの気付きを得る人もたまに出てくるようで、私はそれが嬉しいし、そういう人たちを一人でも増やすことは大事だと思っています。自分一人が勝てれば良いわけじゃないのは、この業界も同じで、やっぱり人と人の関係の中で人は育っていくのだと思うし、今の私があるのも多くの人達のお陰で、俺が俺がなんて考え方は一切持っていません。というか、そもそも「出会い」が全ての根源のような気さえします。相場とは関係のない、私が今までやってきた仕事も振り返ってみると全て「出会い」のお陰だったのがよくわかりますし。

こういう抽象的なことばかり書いてもしょうがないのですが、実は相場で勝つには「相場の分析能力」とは違う「何か」が必要であることは間違いがなく、チャートの見方と共にそれは今後も書き続けていくつもりです。そして、何度か書いていますが、私は親としてとんでもない計画を持っています。自分の子供の就職を止めさせて、相場のプロにしようという計画。こんな親が他にいるのかと思いますが、相場そのものも、稼ぐということも、結局は人生の目的ではなくて道具でしか無いという考えの元、その次にあるべきものを見つめて息子と歩いてみたいと思っています。でもまずは相場で勝てないとどうにもなりませんので、まずはそれに集中する予定です。

その過程も私はブログに書いていくつもりで、息子は本当に何も知らないド素人ですから、彼の育つ過程を見れば、またどこでどう彼が失敗し躓くかを見れば、それが他の方々の参考になるのではないかと思っています。

話は戻って金(ゴールド)ですが、これは株式や為替、他の商品と違う特殊性があると思っていまして、常に頭の片隅に置いといて良いと思います。また投資とは長期で持つことだと信じている方でも、ただ金(ゴールド)を買って放置し、上がれば良いなぁという希望だけを持ち続け、下がればどうしようと不安になったり、いや、持っていればいつか上がるのだ、みたいな馬鹿な強気を出すこと無く、そういうやり方って結局は「思考停止」しているのと同じであるわけですから、そして今はヘッジが簡単にできる時代になりましたから、長期で持つにしても危ないと思ったらヘッジをしてみるとか、「思考停止」することなく買いも売りも積極的に考えるべきだと思っています。少なくとも、買って放おっておけばどうにかなる投資なんかこの世に存在しないと考えるべきなのでしょう。でもそんなことばかり考えてはいられませんし、大きなお金を動かすとしたら私はやっぱり「債券投資」しかないと考えるタイプで、それはそれで一つの柱として今後も話題にしたいと思っています。

もし相場に関して不安や失敗体験があって、どうしてもそこから抜け出ることが出来ない方がいらっしゃったら、前に書いた「リスクリワードレシオ」に書いた日記を読んで頂きたいと思います。

リスクリワードレシオの重要性   ←  クリック

私はいつもダラダラ長文を書く癖があって、これは私の教養の限界だという自覚がありますが、どうかその辺はお許しください。ただ、このリスクリワードレシオというのは相場の基本中の基本、心臓みたいなもので、これがわからない限りどうにもなりません。絶対に勝てません。私はいつも、そんなことはわかった上での話として相場のことを書いていますが、このリスクリワードレシオの重要性だけは忘れてはならないと思います。そしてこのリスクリワードレシオの考え方は人間の「感情」や「深層意識」と相反する考え方で、どうしても人間はそれと逆の方へ動いてしまう傾向があることを理解するのが初めの一歩だとも思っています。つまり、これを理解すれば、少なくとも負けることはなくなるはず。

負ける人が80%以上だと言われる世界ですが、基礎になるしっかりした考えも持たず相場の世界に入れば負けて当たり前なんですね。そういう風に人間の心理が動く。つまり「恐怖」と「欲望」が常に邪魔をするわけで、それをコントロールしなければ勝てない。そしてそれには「リスクリワードレシオ」の重要性を知ることによって乗り越えられる。

相場とは本来誰がやっても勝ちもしないし負けもしない世界なのはリスクリワードレシオからわかるはずですし、ここがスタートだというのを忘れてはならないと思います。そしてそれなりの勉強をすればどうにかなる世界で、私から言わせると巷で皆さんが普通にしている仕事、私がやってきた仕事ほど難しいとは思えないのです。つまり、大工のカンナみたいなもんで、あれを見ると、あんなことは無理だと誰しもが思うはず。でもカンナの使い方を覚えるだけでかなりのことができるようになるってこと。そしてどうして私がしつこいくらいに「相場のすすめ」をここに書いているかですが、大きな資産を作りたい人はそれなりの資質が大事でしょうが、私が自分の身の回りを見ていて感じることは、もし一月に10万円でも20万円でもプラスアルファを副業としての相場参戦で稼げれば、人生が変わる人が多いってこと。相場だけで生きるとなると話はちょっと変わってくるのですが、プラスアルファとしての相場は多くの人が想像するほど難しくないし、でもそれで自分の人生が変わる。私はそこに注目しています。だから書いています。

金(ゴールド)は小さな押し目を作りながら上昇トレンドに乗っていますが、ピークゾーンに入ったまま進んでいます。また、重視する必要もないと思いますが、前に書いたようにダイバージェンスを発現しながらの上昇で、いつ大きく陰転してくるかの不安があります(ウクライナ情勢にも注目)。でも目先としてはブルーのラインであるTrend_magicのラインを一つの抵抗線と見て、ここを割りそうなところでは一時撤退も良いかもしれません。長期で保つ場合にはこのラインを重視すると忙しくてどうにもなりませんし、黄色のラインである一目均衡表の基準線(パラメータは25じゃなくて24)をまさに基準として見るのも良いと思います。私はこのラインを最重要視しておりまして、それと一目改の壁(雲)やHMAの位置関係を見てヘッジを入れるようにしています。

上昇トレンドの転換の兆しが全くないわけじゃありませんから、安心すること無く、でもビクビクしていつ売るのか心配する必要もない、今の上昇トレンドに素直についていけば良い場所だと思っています。

2014-03-04_15h59_18

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