ニュースがないなぁ とりあえず市場動向

私の身の回りはもちろん、世界にニュースらしいニュースがない感じ。先行きが良いにしろ悪いにしろそれの指針も私には見えてこない。退屈だ~。

前の日記に、(今は下げトレンドなのは間違いがないにしても)反発力を見ているとトレンドが上昇に転じた可能性も捨てきれないと書きました。そんな時に黒田発言で一気に反発しましたね。良し!来た!と思ったもののその日だけで終わり。上げる勢いはすごかったけれど、萎むのも早かった。あとに続かず。まぁ、黒田発言はそれなりの内容だったってことなんでしょうが、すぐにそれは忘れられて、今日は中国のPMIが悪いということで一気に売られた。

まぁ、こういう動きにくっついて行く目先筋、あるいは何が起きたか、どこの誰が何を言ったのか気にしないデイトレーダー、スキャルパーは出番があるものの、長期投資を基本とする人たちは一体どこに注目して、何を考えているのか気になります。私には全くわからない世界。

Nikkei225CFD 日足

2014-02-20_15h08_11

市場参加者は目先のことに振り回されて動くものの、長期的には何も見えていない、迷っている姿がチャートにそのまま出ていると思います。大きなトレンドとしては今年に入ってから下げトレンドになったものの、ではこれ以上売り込めるかというとそうでもない。買い上がる材料もない。今の時点では(まだ)踏ん張っていますから悲観的になるには早過ぎると思うものの、出てくる指数が悪すぎますよね。貿易赤字も凄いし、輸出が伸びるのには時間差があるとはいうものの、輸出が伸びる兆候さえ見えていない。賃金の伸びも弱い。ただこれは異論もあるようで、失業率が下がり非正規採用は間違いなく増えていて、それによる平均値の下がりがあるわけで、全体としては決して悪く無いという論者もいる。さてさて、本当にそうなんでしょうか。私にはわかりませんが、春闘がどうなるのかそこに注目したいと思っています。

しかしまぁ、消費税増税が近づいてきていますが、まさかこれが勝負を決めるボディブローにならないことを祈るばかり。

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大事なことを書くのを忘れていました。そもそもこれを書こうと思ってたのにぃ~。

日経225とドル円の動きはシンクロしている状態ですが、これを並べてみてすぐ気がつくことは、シンクロしているわけですから転換点は一緒なものの、日経225は上げ方向には小さく動き、下げ方向には大きく動いているということ。これって要は「市場参加者は売り叩くチャンスを待っている状態」と私は判断します。このまま何も起こらず良い方向へ動くと嬉しいのですが・・・・・。

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ところで私は今まで「グローバリズム」や「グローバル化に対応できる人材」だの「英語至上主義」には反発してきました。なんて軽い論調なんだろうと思って来た。そうしたら、なんと最近は「スーパーグローバリズム」なる事を言う人まで出てきた。何?誰それ?って思うでしょ。なんと我らが日本の文部科学省。

スーパーグローバルハイスクール、スーパーグローバル大学の認定をして「日本の国際競争力を強化する」とのこと。「文科省の計画によると、スーパーグローバル大学は、世界水準の教育研究を進める「トップ型」と、積極的な国際教育によって海外で通用する人材を育てる「グローバル化牽引(けんいん)型」に分類。国公私立を問わず、「トップ」を10校、「グローバル」を20校指定する。旧帝大などの国立大、早慶といった有力校のほか、思い切ったカリキュラム改革に取り組む大学も想定しているとみられる。有力校の力をアップし、今後10年のうちに、世界大学ランキングのトップ100に日本から10校以上を送り込みたい考え」

まぁ、これを見た限りでは良いと思いました。日本の大学って勉強のための勉強とか、非現実的であったり、時代にマッチしていなような感じを私は持っていて、そういう意味では世界の潮流である「使える人間を創りだす」方向性が大事だと思っています。でも本当はこれも悲しいことで、大学と職業訓練所とは違うわけで、学問は学問として追求して欲しいと思うところもある。なんていうのかなぁ、すぐに使える応用技術はもちろん大事だけれど、すぐには金にならない基礎技術研究の場もなくなっては困るわけですから。ただ、大学へ行くのが一つの流行みたいになっていて、青春を謳歌するのが大学生活みたいな風潮は絶対にうまくない。そういう意味で、高校大学のあり方を考え直そうという動きには私は賛成。

ただ、この「グローバル」という言葉をどうにかして欲しいんだよね。使うなら「インターナショナル」にしてほしい。この二つの言葉の大きな違いは、そこに「自分の国」の存在があるかないかってことだと思うんです。私の中にあるイメージとしては明治維新後、世界に飛び出していった日本人達。彼らは「世界」を重視してその中に溶けこんでいったわけではなくて、「世界」を知り日本にないものを取り入れようとしたわけでそこに「日本」という大きな存在があった。いわゆる「国際関係」のプロであって、自分そのものが「世界」になったわけではない。

ま、くだらないこだわりと言われればそれまでだけれど、これは「アイテンディティ」に関して非常に重要なことだと思うのです。世界には「国際人」なんて存在しないんですから。

でもねぇ、産業界も経済界も「グローバル人材」を声を大にしていうのはわかります。とにかく世界のどこだろうと躊躇なく入っていって、そこで人生を賭けて社命を全うしてくれる労働力が欲しいのでしょうから。彼らにとってのアイデンティティは「日本人としてのアイデンティティ」はどうでも良くて、「社命」に従う者が欲しいだけで、会社に自分の「アイデンティティ」を重ねてくれる人材がベストのはず。で、そのアイデンティティは彼らが育てるわけで真っ白な人間のほうが使いやすいのは、昔も今も同じはず。戦力として使える人材ならアイデンティティがない方が良いくらいじゃなかろうか。そんなことをはっきり言う経営者はいないにしても、ファーストリテイリングの柳井社長や楽天の三木谷社長の話を聞いているとそんな感じがして仕方がありません。

で、問題は、そういう「グローバル人材」が欲しいということは、内向きで海外嫌い、英語も駄目、外人とコミュニケーションを取るのが下手、嫌い、苦手なんてことを言っていると、「優秀な外国人」を雇うしか無いんですよ、ってことなんでしょう。つまり「グローバル人材」はもう目標じゃなくて、必要最低限の条件となる時代に突入したんでしょう。そして尚且つ、賃金も「優秀な外国人」と競う時代だと。ファーストリテイリングの柳井社長が「全世界同一賃金」を言い出した時にはびっくりしたけれど、それが現実なんでしょうね。

日本の若者は、仕事がなければ中国でもインドでも、あるいはインドネシアでもベトナムにでも行って、その地の賃金体系の中で働く必要がある時代になったってことなんでしょう。

でも私はこの方向性は日本人としてそのまま受け入れるのは間違えていると思うわけです。この方向性ってまさに発展途上国の考え方でしかなくて、私としてはEUや北欧の成熟した国々では高収入、高社会保障、そして税負担は大きいけれど、「中国人なら給料10万円で雇えるんだから」という考え方とは違う彼らのやり方から学べるものを探すべきだと思っています。でも日本にはそういう経験がまるでない、発展途上国がうまい具合に発展しちゃった国のレベルで止まっているようにしか思えないのです。そして今の発展途上国と同じ発想のままで彼らに勝てるとはどうしても思えない。

じゃぁ、どうするべきかなんてのはただのジジーにわかるわけもないですが、明治維新が進行中、あるいは戦後もまだ終わっていないような旧発展途上国みたいな日本がどうあるべきか、根本的な指針を示してくれる指導者が欲しいです。そんな風に考えると、安倍氏とて対処療法をいじくり回しているだけで、それも思うようにいかないジレンマに陥っているようにしか思えません。問題解決には程遠い、向かう方向がそもそも違っているような気がしてなりません。日本に必要なのは「グローバル化」でもないし「市場原理主義」「構造改革」「労働力の流動性確保」でもない。それどころかこれは「国を破壊してでも大きくなりたい企業」に沿った考え方でしか無いと感じます。

これからの若い人は生きていくのだけでも大変で、老後の計画さえも建てられない状態に置かれていると思います。で、そういう日本を作ったジジババは「日本の発展は俺達が作った」と言わんばかりに老後を謳歌している。そして口には出さずとも「このまま逃げきれるか」と考える。これってやっぱりおかしな現象で、「人類みな兄弟」とは思わないけれど、「俺達を踏み台にして前へ進め」ぐらいの気概を持ったジジーでありたい。

さて、具体的に何をすべきか・・・・。今は内緒。

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