NHKスペシャル 年金減額時代を生きる

日本が今どんな状態なのか、自分は全く理解していないのをこの番組を見て気がつきました。

大変なんですねぇ。

熟年層が困っているのは間違いが無いけれど、その熟年層を助けるために若者が犠牲になっているのも確か。で、その若者は失業率は高いし、非正規社員比率は高いし、収入は低いし、かなり良い思いをしたはずの熟年層でさえ今生きるのが大変ってことは、若者が熟年になる頃はどうなっちゃうんでしょうか。

若い人たちは良い思いをしたことがないし、自分で食って行くしかないと割り切ってやる気を出している人が多そうなのが見える。逆に、保護されて生きていけると信じていた熟年層が突然放り出されてどうしたら良いのかわからないみたいな、熟年層の方が弱気に見えて来ます。

私みたいに最初から野良犬みたいな生き方を選んだ人間としては、自分でどうにかしようとする若者にエールを送りたいと思うわけで、途方にくれている熟年層に関しては、食えなければ何でもやるしかないじゃないかと思う。

でも、やっぱりおかしいのは政治かもしれなくて、富の再分配、国の経営に失敗したツケを国民が押し付けられて、熟年層と若者が仕事の取り合いをしているような図式ってやっぱり変。これがGDP世界第三位、今まで二位、そしてある時には一人当たりのGDPが(実質的に)世界一(ルクセンブルグに次ぐ二位)になったこともある国の姿なのか、それが信じられないなぁ。

逆に、老後はマレーシアでロングステイだなんて、マレーシアは物価が安いからとか、本当にお金持ちなら来なかったなんて声が聞こえるけれど、マレーシアがらみの人たちは、実はかなり裕福な部類の熟年層だというのもわかる。何年か前にネットのチャット友達にマレーシアの生活費が安くて良いらしいよと話をしたら、そんな金ないよ、とんでもないという意外な声が多かったのも今になると良くわかる。

私の周りに日本で定年を迎えるような人は全くいないし、学生時代の友人はずーっと離れたままで付き合いがないし、日本時代の友人たちはバブルの崩壊後みんなどこかへ消えてしまったし、日本の現状って私には全くわからないのだけれど、さほどバリバリやる気があるわけでもない若者が簡単に海外に出るのを見て無謀だと感じるケースが多いのも、多くの熟年層は完全な守りに入ってるように見えるのも、日本ではそれだけ閉塞感があるってことなんだろうなぁ。

でも野良犬から言わせてもらうと、稼ぐこと、自分で生きることにもっと真剣になるべきだと思うわけで、それをバックアップする社会になっていないのもわかるけれど、なんだか方向性が違うような気がします。今回のNHKスペシャルの熟年層がどう生きるかという点で、正規じゃ非正規じゃとか、給料をもらうことばかり考えるんじゃなくて違う生き方も考えろというのも、それは積極的に聞こえるけれど、実は消極的な、そして対処療法的な発想に思えてしょうがない。

アベノミクスがうまく行って景気が良くなれば解決しそうに思えるけれど、働くものの意識が変わらないと結局は駄目だと思うなぁ。日本は平和ボケしていると良く言われるけれど、安全保障の問題だけじゃなくて、こういう働く人たちの意識も平和ボケしているような気がする。それを考えるとアベノミクス頼みってまるで日本の問題解決には程遠いのもわかる。

日本の病巣は根が深そ。自分で勝ちを取りに行くという発想が無いのね。常に及び腰。でも我慢できない若者が自分で動き出すべきだと主張する声を聞けたのは良かった。

 

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