世界はどこへ行くのかなぁ

私の周りを見ると切羽詰った感じの人たちは皆無。皆が老後を謳歌していると言うほどでもないし、将来への不安はもちろん持っているのだけれど、それって昨日今日始まったわけでもなくて、構造的なものと言っても良いはず。

で、日本も世界もどんどん動いていく中で、これからどうなるのかってところは「考えない」様にしている様に思える。

私は今後の動きが気になってしょうがないし、その変化は自分を直撃するはずで、どうそれに対処するべきかで頭がいっぱい。

アメリカ、中国、そしてEUと、大きな地域はそれぞれ半端じゃない大きな問題を抱えていてそれのどの問題が噴出しても世界は壊滅的な打撃を受けるはず。リーマンショックどころの話じゃないですよねぇ。

東南アジアの一地域、これにはマレーシアも含まれるわけだけれど、ではそういう地域に逃げ込めば大丈夫なのか。もちろんそれは物理的に自分や家族であったり、そして「資産」。

私はそれは全く駄目であろうと考えていて、秒読みに入っているように言われる中国の破綻が見えた瞬間、東南アジアの春は脆くも崩れるはず。どこも中国資本や投資に支えられているのが普通だから。

またアメリカのデフォルトリスクに関する報道は毎日出てきているし、まさか米国債のデフォルトは無いと考えたいけれど、米政府機関の閉鎖などが起きれば世界はかなり動揺するはず。かといって、今まで通りにFRB頼りの債券買い入れプログラムがいつまでも続くはずも無いだろうし、米国債の価格維持は簡単には思えない。

米国債のCDSは高水準と言われているけれど、それは決してデフォルトの危険があるというレベルじゃないのが不思議。プロはどういう風に見ているのか、どうしようとしているのかが全くわからず。

2011年の国債格付け引き下げ時にはS&P500は14%の下落。まぁ、そうだろうと思うのだけれど、この時、株式市場から大量の資金が米国際市場に流入した。これって、格下げで売られたものの、それを買いチャンスと見た。つまりデフォルトリスクなどないって考え方なんだろうけれど、では今回は?

EUがこれまた不思議で、良い話なんか私にはまるで見えないのだけれど、EUDの値上がりは異常なくらい。あの100円割れはなんだったんだ?と思う。今は132円。そこそこ調子が良いといわれる対米ドルでも1割以上上げている。

世界に影響力を持つビッグプレイヤーとしての国々はどこもアウトで、日本は日本でせっかく出てきた芽を摘む動き(消費税増税)。私は世界の動きを見るだけでも、今は増税の様子を見る時であって、消費税増税プラス世界環境の更なる悪化があったら目も当てられないことになると思うのだけど、そんなことは関係ないのか。まさかだけど、他国からの悪影響は知ったことじゃないと言える立場の政治家、評論家、エコノミスト、そして官僚がいるように思えてしょうがない。

消費税増税の議論をいろいろ聞いていて面白いと思ったのは、例えば上げない場合の自然増収を計算に入れない。あるいは上げた場合の減収を計算に入れないケースが多いのは、そういう未知の数字、確定できない数字を排除する考え方が基本にあるんだろうってこと。結局それってレバタラの話になるわけで、それを基本に考えることは立場上できないのだろうと思う。

でもそこが地べたを這って生きてきた者からすると、学者さんの机上の空論に見えるところなのね。数字に惑わされ過ぎ。数字に囚われすぎ。数字を見ての予想ってちょっと頭の回転が良ければ学生にでも出来るのね。社会経験なんかゼロでもOK。そんなエコノミストがゴロゴロいるのを感じます。でも社内でも同じだけれど、誰しもが共有できるはっきりした数字で予想の根拠を示さない限り、皆の同意を受けられないというのも良くわかる。でもそれだからこそ、私は日本の凋落があったと言いたい位で、決断とスピードに勝っていた韓国が延びてきたのはそこだろうと思う。また日本にはアップルのジョブスが出てこないのはそこが原因だと思う。リーダーシップを取れる人が生まれる土壌がないのね。みんなの合意を大事にする。頭でっかちの学者肌の人でも納得するような答えじゃないと受け入れられない。(今のトヨタを見ているとそれを感じる。でもスズキやスバルにはリーダーシップが存在するのがよく見える)

でも経済も戦争も同じで、みんなの合意で勝てるなんてことは有り得ないというのが私の考えなんだけれど、ま、図体が大きくなると人の力は埋もれてしまうのだろうと思う。でも会社も国も理屈、数字じゃなくて、人が変わるだけで大きく変わるのは歴史が証明している。

消費増税に関して、私は安倍さんがどんでん返しをする可能性はまだあると読んでいて、それを期待しているんだけれど、確率は?と聞かれれば5%以下か。(笑)

いろんな部署、評論家、著名人を集めて話を聞いて物事を決めるのは野田さんがうまいと思っていたのだけれど、ああいう調整型の指導者を指導者とは私は呼びたくない。でも日本は調整型の指導者が喜ばれるのだろうと思う。そしてリーダーシップがないとバカにする。

でもま、日本が、世界がどう動こうが自分は生き残らないとならないわけで、さて、どうするべきか。

ま、どこかの破綻が世界に伝播したところで、市場では空売り、ショートという機能があるのは本当に助かるわけで、現物を抱えたまま泣き寝入りする必要も無ければ、危ない資産は売り飛ばすしかないということもない。ここが現代の素晴らしい特徴でもあるわけで、本当に危ないと思った時にはどんな市場でも空売りできるし、そうすれば良い。

利益を出すのが当たり前と考えると難しくなるけれど、利益はトントン、多少のマイナスも構わないとなるとかなりヘッジの方法があるのがわかってくるのね。でも問題はその資金繰り。こちらの方が問題。遊び金なんかない。オプションの買いによるヘッジはコストが低いけれど、時間が長引くと垂れ流しになるし、タイミングが難しい。しかし長期となるとオプションの売りなり先物なり使わないと駄目で、必要資金が非常に大きくなる。

こういう風に世界が見えなくなったときには素人としてはキャッシュにしてそれを抱いているのが一番良さそうに見えるけれど、そのキャッシュをどうヘッジするかという問題もあるわけで、やっぱり簡単では無い。でももしそうするとしたら、私は、今は日本円を抱くのが良さそうに思ってます。これは日本円を持つということじゃなくて、他通貨でも対日本円での下げ方向のヘッジをすれば良いということ。

なぜか?

これは動物的勘でしかないのだけれど、世界は日本がデフレ状態であることを望んでいて(それが隣国の利益になるのも一つ)、円高になれば日本から金が外に(今までの様に)流れ続けるし、それがアメリカをも助ける。つまり、今までのデフレ、円高はたままたまそうなったのではなくて、そういう風に仕組まれた、作られたものであったような気がするのです。中国のことはわからないけれど、近年、アメリカの日本に対するプレッシャーというのはどうも我々一般には考えられない凄いものがあるようで、当然、日本国内でもその意向に沿って動く人たちも少なくなくて、「どうしてアメリカのいうことをいつも聞くのだ!」と一般庶民は常に怒るけれど、そうしなくてはならない、とんでもない関係が根底にあると私は読んでいます。日本は完全なアメリカの属国。

今回の消費税増税もそれが関係していると私は読んでいて、日本の復活が世界のプラスになるというのは表向きの一面でしかなくて、実はデフレ、円高の方が世界がうまく動くってことだと思っています。

世界は日本の金を当てにしていて、投資なり借款なり、または国債の買い入れなりでそれをやらせ、そしてそれがしやすい環境としてのデフレ、円高が必要なんだろうと思ってます。もし、日本がここで方向転換をし、国内投資も増え、円安が進むようになると世界が困る。だから消費税増税も絶対にやらせないとまずい。

前に紹介した動画の中で中川昭一氏のあのベロンベロンになって退陣したのも、謀略説があることを匂わせていましたが、当時、それがあると結構騒がれましたよね。中川さんはIMFへの資金提供をやらされたけれど、「日本はいつでも金が出るキャッシュディスペンサーじゃない」とホワイトハウスに言ってしまった。

過去において、日米構造協議、年次改革要望書、そして今のTPPもそうだけれど、そしてプラザ合意にしても、結局逃げることが出来ずに受け入れてきたことって山の様にあるわけで、貿易摩擦のときにもアメリカに脅かされて金を大量に買い付けたり(これで中曽根さんは数兆円規模の記念コインを出した)、自動車の輸出に関しても「自主規制」なる数量規制を自国で決めるという体たらく。それが日米の歴史だと私は思ってます。

でもそれがあるから中南米諸国の様に、あるいはイラクやリビアの様に、日本はアメリカと敵対しないようにやってこれたし、敵対できないありとあらゆる仕組みが出来ているのだろうと思ってます。アメリカが世界で行ってきた陰謀を考えれば、日本の政治家なり官僚なり重要人物が尻尾を握られている可能性が無いほうがおかしい。

もう何年も前から、日本とアメリカには見えない「何か」があると私は勘ぐっていまして、それは今では「確信」となっています。ノーと言えない日本がここにある。表向きには安保が言われるけれど、それは誰にでも理解しやすい理由をつけているだけで、日本をコントロールするための罠はあちこちに蔓延っていると私は想像しています。

これもまさに「戦後レジューム」の一環であって、それから出ようという安倍という存在はアメリカにとってどういう存在なのか、それを考えると前途多難であると思うし、国民からは支持が多い安倍さんなのに、周りには安倍倒しの包囲網が出来上がっている。それが今回の消費増税でも見え隠れするように私は感じます。そしてそれは「慰安婦問題」にも繋がっている。

そんなこんなで、安倍さんがやろうとすることにはイチイチ足を引っ張る存在が出てきて当然で、そしてその裏にはアメリカや他の大国の意思があると思うわけで、安倍さんが狙うことが本当に出来るのかどうか、これは世界の歴史、枠組みを変えるほどとんでもないことで、そう簡単にはいかない。

その流れで考えると、アベノミクスは失敗。デフレ脱却も出来ず、円高方向へ為替は動き、日本の金は自国のためには使えず、他国の餌になる。その代わり、日本は世界最大の債権国だともてはやされるが、国内市場は冷え込み、日本は世界に活路を見出すべきだ、中国も国内市場だと思って妥協しろ、南アジアへも積極的に出ろ論が台頭する。もちろん国内格差は広がり、労働市場の自由化も促進され、弱肉強食がどんどん進む。そしていつか日本国債の買い手に困る時代に突入する。それなのに他国への資金提供もさせられる。アメリカによる日本占領はいつまでも続き、戦後は終わらない。

これが私が想像している日本の未来。真っ暗です。

だからこそ私は安倍さんに一つの光を見出しているわけで、確かに原発の問題しかり、マイナス面も確かにあるけれど、また労働市場の開放も問題があると思うけれど、彼はそれを推進したいと考えているとは私は思えないんです。でも俺の言うとおりにしろ、なんてことは通用するわけも無く、あちこちと妥協しながら、敵も中に取り込みながら進むしかない難しさがあると思っています。

そういう意味でも今回の消費税増税は、私にしてみると増税の是非以上に、安倍さんがどういうリーダーシップを取っているのかを見れる良いチャンスだと思っています。私には消費税よりそれの方が重要。

でもま、リスクコントロールの意味から言うと、安倍さんは沈んでいくという前提で考えるほうが良いと思っています。理想と現実の差がある。

ということで、円はまた力を持つ方向に行くと私は考えているのですが、でも円建てで得られる収入は少ない。利回りゼロに等しい。ですから、外貨で回したとしても、対円でのヘッジが重要と思うわけです。つまり、外貨での利回りを確保して、為替では対円で損をしない方向性を考えるってこと。

でも、どの国のどんな投資対象だとしても、アメリカ、中国、あるいはEUがこけたらとんでもないことになるだろうってこと。

私の中では、相場に売りも買いも無い、同じことだという考え方がありますが、でも債券や株式を売り続けて利益を出すという考え方が欠落しています。私にとっての長期投資とは買いの継続であって、売りの継続では無い。でもこれは絶対にうまくないと思っていて、私が不動産に手を出さないの理由の一つでもあります。不動産投資は売りで利益を出すことが出来ませんから。ですので、REITも空売りできるのであれば株式と同じ考え方で出来るでしょうし、今までは保持で利益を出していたものでも「売りを保持して利益を出す」考え方を自分の中に持たない限り、これからは生きていけないような気がしています。それもあって金(ゴールド)のファンド+ヘッジの練習をしているのですが、決して簡単では無く、短期売買の場合だったらどうなるかシミュレーションをしてみるとはるかに短期売買のほうが効率が良い結果がでている。

長期投資をしつつ、ここだ!と思った時にはヘッジ玉、あるいは買い乗せする資金を用意すること。私は長年これを持つことをしませんでしたし、今もありません。選択と集中という考え方がまだ自分を支配しています。でもこれを変えないと世界の動きに対処できないだろうということは感じています。でも、遊び金というか待機資金とでもいうか、それを持つのはかなり難しいわけで、そこからも利益が出てくるようじゃないと困るんですね。

実はマレーシアに行ってからFXも真剣にやろうと思っているのはそこで、レバレッジを低く抑えておけばその証拠金は何にでも流用できるわけで、その証拠金に対してそこそこの利回りを出せていれば良いと思っています。スワップ+アルファでよいかも。そしてそれとは別枠で、資産運用ということではなくて、資産を生み出す作業である超短期スキャルを再開しようと思っています。

ま、どちらにしても根本的な投資の骨組みと、利益が出る構造そのものを変えないと駄目だろうというのは感じるわけで、でもそれは自分には経験の無い世界に足を踏み入れることでもあり、簡単では無いのですが、どうにかやるつもり。スキャルで埋めれば良いという考え方は排除しないと長続きしない。

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