MT4かNinjatraderか(相場)

テクニカル分析をするにあたってチャートソフトは非常に大事だと思っています。で、いつもMT4に関しては文句ばかり書いていて、やっぱりNinjatraderが良いと書いているのですが・・・・。

ただこれは私の私見でしかなく、どなたに取ってもそうかというとそれは疑問。ある方からメールを頂きまして、これからテクニカル分析の勉強を再度始めるに当たり、私がお勧めするNinjatraderを使ってみるつもりだとのこと。

その方は先物をやっていくつもりの様ですので、それは正解だと思います。今の時点ではMT4は先物に対応していませんから(MT5は対応しているらしい)。

ただテクニカル分析の勉強と言う意味ではどうでしょう。MT4には秒足、ティック足、練行足など素晴らしく使えるチャートの基本機能がありません。そこは大いに問題だと思うのですが、普通に分足、日足などを表示させて見る場合、MT4ほど簡単にいろいろ出来るチャートソフトは無いと思うのです。

MT4の場合は巷の情報も山の様にありますし、勉強する素材には事欠きません。ただ、玉石混交の面もあり、収拾選択の知識が無ければ大海の波に飲み込まれるだけかもしれません。これはインターネットのサイトを見ても明らかで、MT4は無料で広く使われていますからそれこそいろいろなレベルの方がいろいろ書いている。これって初心者には非常にうまくなくて、「この手法だとこういう動きに対応できないな」とか、「これはトレンドが出来たら大負けするな」とか、「ポジショントレードやデイトレでは良いかもしれないけれどスキャルには使えないな」とか、あるいは私の手法の様に「スキャルには使えるけれど中長期投資、あるいはポジショントレードには向かない手法」もあるわけで、それらをパッと見てわからない場合、刺身を切るのに菜っ切り包丁を使ったり、カンナを使って削るような事が簡単に起きてしまう。でも初心者がそのおかしさに気がつくのは稀。

猛勉強しても自分の納得行く結果を出すのは難しいのと同時に、「どう学ぶのか」という難しさもあるってことなんですね。基本中の基本をきっちり学ぶのは大切ですが、それでどうにかなるのなら負ける人もいないってことだろうと思います。いや、多くの人は何も勉強せずにパチンコか競馬でもやるようなつもりで相場の世界に足を踏み入れますので、負けて当然ですよね。だから基本的なことさえしっかり学べば少なくとも大負けはしないようになるんでしょう。グランビルの法則、損切りの大事さを覚えればもう負け組みからは脱出できるかもしれない。

学ぶのも難しいということですが、MT4ではなくてNinjatraderで学ぶとちょっと世界が違うのがすぐにわかるはずです。

Ninjatraderの歴史はかなり古いのですが、先物の世界の立ち位置としてはMT4に似ているかもしれません。とりあえずは無料で使えますので、まずNinjatraderを使ってみる人は多い。また機能としては私はMT4より上だと思いますし、バックテストや自動売買機能ももちろんある(その機能を使う場合は有料)。ただ慣れの問題かもしれませんが、使いやすさではMT4のほうが上かなぁ。

MT4はFX、Ninjatraderは先物というように棲み分けがあるように感じますが、FXトレーダーと先物トレーダーの差も調べるとすぐにわかるはず。つまりFXはテレビや新聞雑誌、ネットはもちろんのこと大々的に宣伝していてFXをいじってみる人の数は半端じゃありませんが、先物はやっぱりFXに比べたら世界は狭い。でもプロが多いのは先物の世界なんですね。

つまり、「これで食えたらいいなぁ」と言う人が多いのか、「これで食ってます」という人が多いのかの違い。これはテクニカル分析の世界でも同じでNinjatraderを使っている人たちは他のチャートソフト(CQG、Tradestation等)に比べると初心者は多いもののレベルは結構高いと思います。つまり、情報収集してもハズレが少ないんですね。でも量は少ない。

ただ様々なインジケータをどう使うかというような基礎の情報はほとんど無いに等しいというか、そういうのはわかった上で、またどんな素晴らしいインジケータも単独では意味をなさないのをきっちり理解した上で、様々な組み合わせや従来とは違う考え方でインジケータを新たに作ったり、そんなのが多いような世界。

またNinjatraderを使った売買システムを販売する会社も多く、中には初心者を釣る為のものとしか思えないものもありますが、MT4の世界ほど滅茶苦茶ではないと思います。またその手の会社の多くはライブルーム(呼び方はいろいろあるにしても)を併設していて、市場が開いている時間帯にはネット上で(彼らの)売買システムの手法をリアルタイムで解説しているところも結構あります。これって大事ですよね。日本は昔からテクニカル分析では世界の先端を行っていたのですが、教育という面では遅れていて、「これで大丈夫。大丈夫なはず。多分・・・」みたいなところで後はトレーダーの力量次第ということになっている。でも海外のそういう会社は自社の売買システムを販売するのと同時に、毎日毎日リアルタイムでその使い方を説明しているってこと。つまり、どういう使い方をするのかがはっきりわかるし、当然負けるときもあるけれどその時の対処法とか、毎日勉強できるのは凄い環境だと思います。で、Ninjatraderを使えばそういう勉強の方法もあるということ。

ただ問題は、私から見てこれは凄いと思う売買システムにはまだ出会ったことがないということ。というか、私の場合はオシレータを最重要視するのですが、そもそもそういう方向性のトレーダーは世界的には少数派のようなんですね。基本的な考え方がまるで違いますから私が\(^_^)/と思うようなものはまだ見つけられていません。逆を言うと、オシレータを併用すれば面白いことになると思うものはいくつもあります。先日紹介した、わけのわからん(笑)売買システムもそう。あれも毎日ライブで実況していて、一日の終わりにダイジェスト版がネットにアップロードされていますが、あれであれほど勝てるならもっと面白いことが・・・なんてことを考えてニヤニヤしている私です。(何度もこのブログで紹介したTrendMagicやDoda_Donchianも同じです。これらを使う人は多いようですがオシレータを併用しているというトレーダーの書き込みはネット上でも見たことがありません。)

変な手法を紹介した時の日記  ← クリック

Ninjatraderの開発元はYouTubeにチャンネルを持っていまして、Ninjatraderの説明ビデオはもちろんのこと、Ninjatraderを使った売買システムを販売する会社のデモ、説明ビデオがたくさんあります。これも資料としては非常に重要で、ここからヒントを得ることは多いんじゃないでしょうか。

NinjatraderのYouTubeチャンネル ←  クリック

ただ問題点は、こういうビデオにしてもネット内での情報交換にしてもほとんど全てが英語によるやり取りであるということ。まぁ、文字ならまだしも動画(音声)となると難しさはあると思います。でも相場の世界の話以外はないわけで、相場で使われる語句が理解できていればかなりわかるはずなんですね。わからなくても聞いている見ているだけで、いつの間にかわかるようになる。つまり英語の勉強にもなるんじゃないでしょうか。これって非常に大事で、英語を勉強したいと思ってもはっきりした目的がないと何年何十年勉強したところでほとんど進まないわけですが、どうしても知りたい内容ですと頭の回転が何倍も凄くなるんですよね。ここは宝の山だと思って真剣に見聞きしていると、いつの間にか相場関係の英語なら問題なく理解できるようになるはず。ですから、英語は・・・って思う方でも是非チャレンジして頂きたいと思います。日本語ではこのような勉強が出来る環境、あるいは情報交換の場は全く無いと言い切って良いと思います。

でもま、Ninjatraderがあれば勝てるわけでも無くて、チャートソフトはあくまで道具でしかないのは当たり前で、苦労した割には見返りは少ないかもしれないですね。またそれはトレーダーの手法にもよるわけで、かなり昔から(なんと)移動平均線だけを使って勝ち残ったトレーダーはいくらでもいるわけですから、チャートソフトに過剰な期待は禁物だと思います。でも、板前が良い包丁を欲しがるのと同じで、何をしたいか、何を見たいかがはっきりしている場合、チャートソフトの優劣は間違いなくあるわけで、チャートソフトに拘ることは大切だと思っています。私の場合ですが、証券会社が無料で使わせてくれるチャートソフトだったら全くやる気も起きませんし、絶対に勝てないんじゃないかみたいな気がします。

でもまどんなインジケータも値動きから計算されたものですから、普通のインジケータは慣れてくると無くても大丈夫なんですね。こういう時にはどのインジケータはどういう値、形、パターンを示しているかは見なくてもわかるようになるし、逆に、インジケータだけ見ていれば値動き(ローソク足)は見なくてもわかるようになったり。

でもやっぱり最新の分析技術は驚くものがあって、例えば練行足ですが、これは時間の経過は無視して値動きだけを見るチャート。これに時間の経過を加味したり、あるいは出来高の増減を練行足の計算に取り入れてハイブリッド練行足なるものも開発されています。これは今、非常に面白いと思って研究中なのですが、こういう最新のものは、ローソク足からではわからない。人間の脳内計算だけではイメージも出来ないチャートが出てきます。要は、小さなオカズ、ノイズを消して大事な方向性がはっきりわかるように、というチャート分析の基本中の基本の部分が進化しているわけで、やっぱり情報収集のアンテナは張り巡らせて置きたいし、それが実になると思っています。

ああ、それとメールを頂いた方は、Ninjatraderを使って(私が何度も何度も書いている)BundやDAXをやるつもりとのことですが、私がBundの出会いで人生が変わったのは過去の話であって、今はまた違うということをはっきり書いておこうと思います。

でも先日、S&P500のE-miniを専門に売買しているネットでも有名なトレーダー(オーストラリア人)ですが、BundはSleepyであると言っていました。これを聞いて私は思わずニヤっとしたのですが、Bundの良さはそのSleepyであるところに尽きると思っています。以前と今と世界が変われば相場の値動きも変わりますから、いつの世も同じとは言えませんが、Bund、つまり国債、これはJGB(日本国債)でもそうですが、あまりにも市場が大きなために動きが緩慢なんですね。だから勝てる。というかそれにあった手法があるんですね。E-mini専門の彼は大きな上だ下だと動く中で利益を出すのでしょうが、Bundの場合は上下の動きも小さく、つまりヒゲ、スパイクが短く、ローソク足の実体部分も短い駒のようなものがうねる様に見えます。これはティック足で表示させるとまさに「カルガモが子供を連れて歩いているようなチャート」に見えるわけです。これなら移動平均線、MACDだけでも勝てるかも。(笑)

このブログで知り合って、Ninjatraderを使うということで情報交換のやり取りをしていた方ですが、結果的に「秒足」の面白さに気がついたようで、Ninjatraderは使わないもののきっと証券会社の提供するチャートソフトでしょう。そしてそれで秒足が表示できるのかもしれませんね。これは超短期スキャルをやらない人にはそれの良さはわからないはずですが、普通FXでもトレンドができるかどうかはわからないから、とにかく目の前の小さな波動を取る手法の場合、小さな波の上昇波、下降波なんて両方足しても足の数は10本か12本が良いところなんですね。つまり、上昇5本、下降5本なんて山はいくらでもあってそれを取るわけですが、5本の中で勝負をつけるのはかなり大変なわけです。だから私はオシレータでピンポイントを狙うわけで、MACDみたいな遅行指標を使ったら買ったら下がる、売ったら上がるようになってしまいます。

ところがですね。上昇5本、下降5本の一つの波でもこれを12秒足で表示して見ると、なんと上昇25本、下降25本の大きなトレンドに見えてくるということ。(笑)

その方はそれの面白さに気が付かれたようです。Ninjatraderが切っ掛けで、結局それを使わずとも秒足に変えるだけで勝てるようになったというのは驚きですよね。で、相場ってのは結局こんなちょっとしたことで大きな差が出るのだろうと思ってます。

ティック足や秒足で見るとどう違うかですが、前に何度か例を出しましたがこんな感じ。

日経225のCFDです。普通スキャルパーが見ているチャートは左上の1分足チャート。でもこれを5ティック足として分解すると右の様になり、練行足では下の様に見えるということ。この違いでおおおおお~~!と思う人は勝てるし、???と思う人には宝の持ち腐れってことかもですね。(笑)

また昔、私がBundに出会ったときはこれと同じ様なものを見てびっくりしたのです。いつも見ているのは下段の一分足。でも15ティック足で表示すると上段の様になります。これはわかりやすいように平均足を表示させていますが、上段と下段とどちらのチャートが良いと思います?

Bundはかつてこんな感じ。いやもっとなだらかになることが多かったんです。で、上のチャートはBundではなくてUSD/JPYです。つまり、FXでも秒足やティック足は十分使えるって事なんですね。ですからBundやDAXに拘ることなく、NYダウも結構なだらかな動きですから(E-miniに比べると)、そのときそのとき、チャートに乗りやすい対象を探せば良いと思います。

ここで重要なのは、自分は日経225の先物をやっているから、何が何でも日経225を売買するのだという考え方を捨てて、その時その時、勝てそうな動き、これは商品、時間帯、また世界情勢で大きく跳ねたり大人しかったりするわけですから、臨機応変に変えるべきでは無いでしょうか。私がそれに気が付くまで何年掛かったかなぁ。日経225の先物をやっているのだから日経225ばかり見るのは当たり前で、他の先物なんか眼中にもありませんでした。でも世界に目を広げたら面白い世界があったということです。トレード対象、時間帯、あるいは日柄によって動きはまるで違うのですから、いつでも勝とうなんて思わずに○○でも勝てる瞬間を探すべきだと思っています。これができるのはスキャルの利点なんですね。チャンスはいくらでもあるし、気に入らなければ何もしないで遊んでいれば良いのも個人トレーダーだけの特権。プロにも難しいのにって仰る方は多いですが、私は、プロだから難しいんだろうと思います。個人トレーダーは思ったとおりに何でもできるし、何もしないという選択も出来る。そしてなぜ買ったのか売ったのか会社や顧客に対する説明責任もないし、ノルマもなければ目標設定も無い。気楽だから勝てるってことだと思います。(笑)

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