為替の強弱

各国の通貨の強弱を見てみます。

まず週足の動き。白が米ドル。紫が日本円。矢印が大きな流れ。

今までの動きが良くわかりますね。

円は去年の9月ごろから弱くなってきた。そしてそれが顕著にわかるのが11月ごろから。

これって我々の一般的な感覚とはちょっと違うと思うんです。円安は11月からであって9月からではないという認識。でもそれって米ドルと比べるからそう感じるのであって、実は10月ぐらいまでは米ドルも円と歩調を合わせて弱くなっていた。でもドル円で見ると弱いもの同士を比べているわけだから、9月にはすでに弱くなっているのに気がつかない。

で、円安が顕著になるのは米ドルが上がりだしてからということになる。

そしてその動きが拡大して大幅な円安。5月の第一週には円安の動きが止まって戻ってきた。そんな時に米ドルが弱くなったので円高が強調されて見えた。でも今は米ドルが強くなり、円は若干弱くなり横ばい。これが円高が止まり、円安に戻ったかのように見える理由。

日足で見てみます。

6月の13日から円は上昇力を失って下落。米ドルはそれと真逆で急激に上がってきた。これが今、我々が見ている円安方向に大きく動いている動き。

ここで気になるのは、長い目で見てみると、円が弱くなったと言うより、強かったのが失速してきただけのように見えるということ。ドルは5月まで強かったのが失速して、またここで強くなってきたということ。つまり、このグラフから見えることは、円もドルも強い状態での今の動きであるということ。

こういうグラフを見ないと力関係がわからないんですね。このインジケータを知って本当に良かったとおもいます。

我々がいう円安だとか円高とかって、誰が決めたか知りませんが米ドルとの比較で見るんですね。でもそれってそれぞれの力関係の結果としての為替であって、本来のそれぞれの力はわからない。

つまり、今の様に、円もドルも強い中での円安と、今までの様に円が弱くドルが強い中での円安と本来まるで違うはずなのに通貨ペアの値だけ見ているとそれがわからない。週足でもそうでした。円が弱くなり始めたのは8月なのに、ドルも弱かったから円安傾向が目に見えてこない。

また私の様に豪ドルが一番気になる者としては、円安だ円安だという世の中の話は???に聞こえるわけです。違うでしょ?円高でしょ?って思う。それは弱くなって来た円より、豪ドルはもっと弱いから結果的にその通過ペアで見ると円高なわけです。

これって他通貨でも同じで、例えばマレーシアリンギットを考える場合、ドル円で上がった下がったと気にするのは全く意味が無いってことになります。豪ドルからするとドル円の動きとはまるで違うのと同じ。

リンギットをこのグラフで表せたら良いですねぇ。でも無理。リンギットは閉鎖的な為替管理が行われていて、世界の市場の表舞台には出てこない通貨だから。マハティールさんは凄いことをやったと思いますが、リンギットを箱入り娘にすることによって世界のハイエナの餌食にならないようにした。ま、それって正解だろうと私は思うのですが、反面、どうにかしてよぉと思うところがあるのも間違いなし。どうなんでしょうね、これからリンギットを世界に開放する日が来るのでしょうか。マレーシアがどんどん大きくなって行けばこのまま箱入り娘状態ってわけにはいかないと思いますが。

どちらにしても、このグラフを毎日見るようになってから私の為替の見方が随分変わりました。それぞれの通貨ペアの値そのものを見て、円高だ円安だ、でも豪ドルから見ると違うぞ、なんて話がかみ合わないのを今まで経験して来ましたが、それの理由はまさにこれで、本来それぞれの強弱を見るのではなくて、相対で比べていたらそれぞれの強弱の結果としての値しかわからず本来の姿が見えないってことですよね。

勝負の世界でもそうで、勝った負けたとそればかり言っても駄目で、では相手の実力がどうなのかってのが大事。世界ランキング3位と5位が戦った勝敗結果なのか、ランキング2位と10位が戦った結果なのか、それともランキング10位とランキング外と戦った結果なのか、それがわからないと勝った負けた(円高円安)を言っても一体誰が強いのか実態がわからないのと同じ。

でも世の中の人たちが円高、円安という言い方をするのは米ドルとの相対でのことを言うのが普通ですので、自分としては違う言い方をしようと思います。円弱、円強とか。(笑)

つまり、世の中でいうような単に円安に動いていると言ってもそれの実態はわからないわけですが、この円安の動きは「円強とドル強の中の円安(急激なドル強が理由)」だと見れば実態が良くわかると思うんです。決して「円弱とドル強の円安」傾向ではないということ。

これはドル円のチャートから読み取る強弱も同じで、円安に急激に戻っている目先の動きではあるけれど、まだ中勢の円高波動を壊すまでの円安の動きでは無い。

USD/JPY 日足

赤丸の短期オシレータに注目。ここら辺でこの上げ波動は一度止まると見るのが順当。で、それからの下げ波動がほとんど無いのか強いのかでこの上昇波動の本質を探っていきます。水色丸で見ると上昇余地は十分すぎる状態で、下げ波動が来るとしてももう目一杯伸び切って糸が切れるような下げ波動ではないであろうと読めます。ただこういう中途半端なときに悪材料が出ると上昇力がしっかり付いていない分だけ下げ足も速くなる場所。

ただ4時間足で見ると様子はがらりと変わって、上昇波動、つまり円安の波動に完全に乗っていると読みます。また13日の陽転で買いサインはどんな手法を使っても出ないと思いますが、16日-17日の陽転では買いサインが出たと見るのが普通。

その両方を加味して考えると、日足で言う次の下降波が来たとしてもそれは強くはないかもしれないと言えると思います(4時間足で言う押しが入る程度か)。ということで、これからは円安方向、あるいはヨコヨコであって、下に大きく下がる(円高)とは私は見ていません。つまり陰転してもそこを売り場だとは思わないってこと。

ってそんなのがわかれば苦労しないわけですが、将来の予想ではなくて、過去から現在の力関係を見ているとこんなストーリーが浮かんでくるということ。でもこういう私の読み方だと(日足だけで見る場合)13日の陽転も買いとは思いませんし、ここで陰転しても売りとは思いませんし、日足で見ている場合、○○でも勝てる!ここだ!という出撃場所は年に数回しか出てきません。だから私の場合、チャンスはいくらでもあるデイトレになるってこと。

ああ、あえて言うなら、次に来るであろう下げ波動が小さく浅かった場合、それが陽転する時は買い出動の場所。エリオット波動でいう第三波。これを逃すと取るべき波動なんかないのも同じ。でも今は静観。ただ最近信頼を置いている(笑)Doda_Donchianは先週末に買いサイン。どうなりますかね。Donchianは私よりリスクテイカーですが。ここで押しが入るとDonchianは売りサインを出してきますが、でも上昇波が来ればまたそこで買いサインを出す。本来はそういうやり方で良いのかも知れませんね。私のやり方だと押し目の位置や大きさでトレンドの強さを測りますから、逆に押し目も入らないような強い上昇波の場合、指を加えて見ているだけになります。ただもう一方、最近信頼を置いている一目改ですが、壁(雲)はまだ厚いのでそう簡単には上に抜けられないぞとも仰っております(日柄調整が必要という意味)。(笑)

本当にややこしい場所。でも大事な場所。次に下げ波動が来るとしてそれの大きさはどんなものか、それに注目。

(日本時間14:00、4時間足ではダイバージェンスが出て売りサイン(弱)が出そうな雰囲気(まだ出ていない(笑))。注意。①の玉の位置も危険な状態であることを示唆。しかし現在のトレンドは上に間違いなし。98.40。売り出撃しないししても買いポジションがあれば撤退はOKと読める場所。15分足、5分足でもダイバージェンス出現)

でもま、豪ドル派から見ると、今は円高であり、米ドル高であり、ユーロ高であり、世界の表舞台から一気に叩き落されたような感じ。豪ドルさえ上がってくれれば私は幸せなんですが・・・・・ (笑)

このインジケータの入手はここから  ← クリック

にほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へにほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへにほんブログ村 海外生活ブログ 海外ロングステイへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

答えは【半角】でいれてください *