ADXに関して

前の日記に紹介していただいたスキャルの方法を書きましたが、その中でADXに関して早速質問を頂きました。

「下記ADXの件、秘密でなければ、詳しく教えていただけないでしょうか? >動き出した波動のピークアウトはかなりのピンポイントで掴めるということ。」

私がここに書いていることに関しては秘密は一切ありませんので、どんな質問でも嬉しく思います。

で、初動を掴むのは難しいけれど、ピークアウトはかなりのピンポイントで掴めるという点ですが、これはADXとはそもそも何かを考えると答えは簡単なんです。つまり、ADXはトレンドの方向ではなくて「強さ」を表していますよね。ということは値が一気に動かずにジワジワ動いているのをADXが掴むのは難しいわけです。でもピークアウト、つまり反転の場所は前の足との差分が大きいわけですからADXはそれを簡単に掴めるということなんです。

例を出してみましょう。AUD/JPYの一分足ですが、中段は一般的なADXです。ただこれだと見づらいのでトレンドの場所を明確にしてある00-ADX_v103というADXを重ねて表示したのが下段です。黄色とピンクの場所が注目点です。

クリックして大きく見ないと何がなんだかわからないはず。

買い信号と撤退は緑のライン。売り信号と撤退は赤のラインで引いてみました。ADXが表示する場所はローソク足でどういう場所か見ると、まぁまぁ、いいところでサインが出ていると言えると思います。でも中には極端に短くて利が出せないようなところもありますが、基本的にこの例では一度も失敗のケースはありません。

ただし注意しないとならない点は、インジケータのサインはその足が確定してからサインとして見るわけですから、実際の出撃や撤退はその足の終値。あるいは次の足の始値になるんですね。サインが結構良く見えても足が一本ずれるだけで負け勝負になってしまうことが良くありますので注意が必要です。

このサインを見ますと、出撃ポイントはちょっと遅い、これはADXがもつ特性ですからし方がありませんが、撤退ポイントつまり目先のピークは結構うまく掴んでいると思います。前の日記に書いたのはこのことです。

ただですね。質問をくれた方は初心者の様ですが、ADXを使うのは私はお勧めしません。これはトレンドの強さを示すものであって、方向性を示しているのではないと言うのがその理由の一つ目。これって慣れないとかなり混乱するはずです。

そして、上にも書きましたようにADXは初動を掴むのが苦手なんですね。つまりこの出撃サインで出ても出遅れることが多い。これはローソク足の出撃ポイントを見てもわかりますよね。あと1,2本早くサインが出てくれたらなぁと思うところばかりです。

で、超短期スキャルの場合、足1本の出遅れで利益が出ないなんてことがよくあります。というのは初動は長い足が出ることが多く、その長い足の後に出撃した場合、トレンドは間違えていなくても利益幅がかなり小さいケースがあるということ。

もう一度チャートのADXのところを見てください。黄色と緑の点線が表示されていますよね。この二本の線の交差が売買ポイントであるという見方があります。もしそうだとするとピンク色のサインのちょうど1,2本前のうまいところにサインが出ているのがわかりますね。これの方がいいじゃないかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これって過去チャートだからそう思うのであって、では点線の交差する部分を全部見てみますと、その後に大きな動きが出ていないところがいくらでもあります。つまりこのサインで出ると、大きく勝つこともあるけれど、細かくやられることも多いってことなんですね。ですからピンク、黄色のメインのサインもその辺が考慮されていると思えば良いわけです。サインは出遅れるけれど確かなサインと言えるかもしれません。

ややこしいでしょ?(笑)

試しに同じ場所に平均足を重ねてみます。

どう思います。なんだぁ、平均足だけで十分じゃないかって思う?

そう思った人は負け組みに入っちゃいます。ここが難しいところなんですね。たまたまこのチャートでは大きなトレンドが出ていますから、平均足がうまい具合にフィットしているてだけなんです。でもこれから先はどうなるかはわからない。トレンドが出きなかったら平均足だけじゃ負けます。

つまりADXのサインを見ると何でこんな細かいんだ?って思うかもしれませんが、確実性を持たせるとそういうことになってしまうと考えたほうが良いと思います。つまり、平均足で負けるような時にはADXではサインがでないということ。どちらが良いですか?

難しいところですよね。

でも私としてはADXは短い時間軸で見ながら、スキャルの出撃ポイント、撤退ポイントを探るために使うものじゃないと思っています。もっと長い時間軸で見たらどうでしょう。例えば日足とか。

日足。

このサインの出ているときだけトレードするのもありかもしれませんね。これは5分足でも15分足でも同じで、長い時間軸のADXを見ながら短い時間足でトレードするのは良いかもしれません。でも反転しても1本程度はサインの出現が遅れますから、ボケーっとしているとやられちゃう。(笑)

ま、簡単に勝てる方法なんてないと思ったほうが良いわけで、ADXに関してはこれに拘るより、手法を紹介してくれた方の様に、もっと大きな流れをこれで見る。つまりラインが下の方にあればトレンドが無い。だからその内大きく動くだろうとか、そういう大雑把に見るほうが良いかもしれないと思います。ラインが下降中は収斂中だから何もしないとか。あるいは、ギャンブルだけれど逆張りサインに使うとか。

結論として、ADXをスキャルで使いこなすのは難しいと私は思うし、初心者にはもっとわかりやすい方法があると思います。前にも紹介したHeikinashi_smoothedの3本線なんて収斂と発散が良くわかりますし、収斂した時にはチャートがぐちゃぐちゃになって足も良く見えませんから出撃してはいけないんだと思えばOK。(笑)

こんな感じ。上のチャートと同じ場所。

グランビルの法則だけで勝てると思いませんか?これが基本中の基本だと思います。ただこれだけでは時間をもてあましますからもっと細かく何度も取ってやろうと考えて、あの手この手を使うわけで、ゆっくり待てる人ならこのチャートだけでも十分かもしれませんね。

こういう場所だけ見ていれば、そして幅が出る通貨ペア、そして日本時間にはやらない、ヨーロッパセッションに限れば大きくうねるのが普通ですから、こういうパターンのチャートになることは多いわけです。昼間ちょっと暇だからFXでもやろうと思って、動きの少ない通貨ペアをトレードしながら勝てない、難しい、なんて言うようじゃ困るってこと。

以上です。

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