日本売りファンド

日本経済は崩壊すると読む投資家もいるわけですが、日本売りのファンドもあるという話。

未来世紀ジパング

このヘッジファンドはかつてサブプライムローンの崩壊があると考えて、売りで儲けるファンドを売り出して大当たりしたとの事。まぁ、あの時の恐怖を知っている我々としては、あれを読んで利益を出した会社が日本売りのファンドを発売したなんて聞くとゾッとするんですがどうなんでしょうねぇ。

このテレビからはなんとも言えないと思うのですが、私が感じたのはこの会社はいろいろなファンドを売っているのじゃないかと思いました。これってどこでもそうですが、例えば日本株にしてもブル(上がり)とベア(下がり)をそれぞれ狙ったファンドがありますよね。で、上がると思う人はブルファンドを買い、下がると思う人はベアファンドを買う。

結局、市場には様々な読みやニーズがあるわけで、それに合わせてファンドを組めばそれぞれがそれなりに売れるってことじゃないんですかね。で、このファンドは大当たりでしたと言われても、大ハズレのもあるんじゃなかろうか。

ま、金融商品もいろいろある方が良いですからこういうのも頭に入れておこうと思いました。

ところでこの番組に出ているのがあの竹中氏ですが、最後の方で恐ろしいことを言っていましたね。っていうかこの人は昔からそうですが、新自由主義、市場原理主義、規制緩和大賛成ですよね。で、この番組では「自由」であることが大事だと言う。

これって彼らの常套手段で、自由だ規制緩和だと耳に当たりの良い言葉を使うんですね。でももうすでにアメリカが推す新自由主義経済で世界がどうなったのか。格差は広がり、自由競争という名の弱肉強食であり、これと対になるべきのセイフティネットがちゃんと機能しているとは思えない。

実はですね、私はこの竹中氏も小泉氏もアメリカに魂を売り渡したと思っているくらいで、経済が良くなれば内容はどうでもいいのか?って思うんですよ。どうも勝ち組の論理にしか聞こえないんです。

まぁ、インターネットにしてもFXやCFDにしても規制緩和があったから生まれた新ビジネスで、今の時代は世界の隅々にまでそれが広がって、世界のGDPを押し上げているだろうし、労働の機会も増えただろうし、そこから波及して広がった枝葉も半端じゃない大きさだとは思います。でも、規制緩和が良いんじゃなくて、通信の規制緩和、金融商品の規制緩和がそれをもたらしたわけで、「規制緩和」は何でも良い様な言い方って間違えていると思うわけです。市場原理主義なんてのも恐ろしい考え方で、実際にリーマンショックの後はヘッジファンドを規制する方向に世の中は動いたじゃないですか。市場に任せておけばなんでも収まるところへ収まるなんてのもめちゃくちゃな考えとしか思えません。

でも強者に取ってはそれが嬉しいのはわかるし、数字上では経済は間違いなく大きくなるんでしょう。でもそれで果たしていいのかどうか。

竹中さんは昔と全く変わっていないと思いました。でもきっと世の中は彼の言う方向へ動くのだろうと思います。まさにアメリカが欲していることの代弁者みたいだし、彼を起用している安倍さんも新自由主義の考えがあるのは見え隠れしているし、というかニーズに応えるのが彼の役目なのかもしれませんが、橋下さんにしても、経団連もほとんど全てのマスメディアも新自由主義の応援団みたいですし、困ったもんだと思います。

かつて池田隼人が「貧乏人は麦を食え」と言いましたが、あれの真相は「所得に応じて、所得の少い人は麦を多く食う、所得の多い人は米を食うというような、経済の原則に副つたほうへ持って行きたいというのが、私の念願であります」ということらしい。つまり、今の新自由主義者も同じ事を言っているのだと思います。

弱いのなら強くなれ。それができないのなら諦めろ。ってのは最近のユニクロの柳井氏がいう世界同一賃金の話と同じで、まぁ弱者には生きていくのが大変な世の中になりそうです。

日本ってそういう国じゃなかったと思うんだけどなぁ。

アメリカみたいな国になって、また日本のGDPが倍増しようと、日経平均が3万円になろうと、弱者を食って強者がどんどん大きく肥大した結果がそれだとしたら何の意味もないと思うんですけどねぇ。

でも所詮理想通りにはならないのが世の中だとすれば、弱者にならないようにするしかないのか。

あーー、やだやだ。他人を押しのけてでも大きくなれって子供に教えながら育てる?冗談じゃないよねぇ。かと言って、主流からはずれて地球の隅っこで好きなことやって生きろとも言えないし。 (笑)

「韓国の一流企業は、出張したら帰りの飛行機で映画を見たり、酒を飲んだりせず、ひたすら出張リポートを書き、翌朝一番で提出するというやり方を幹部に求めています。そのうえで毎年、成績下位の1割は辞めさせる。そんな国の企業と、ブラック企業叩きをしている国が戦えますか?」

「競争力のあるグローバル企業として成長しようと思えば無理せざるを得ない。大志ある若手を求め、彼らを育てようとした結果、要求が高くなり、高い離職率にもなった。『人を大事にする仕組み』はともすれば甘えを生み、競争力を衰えさせる環境になってしまう」

こういう考え方は良くわかるし、私自身、若い頃はそういう風に考えていました。でも今は全く逆。

あああ、ジジーは黙ってろってことか。もう今を生きる人間じゃないのね。(笑)

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