円安と言うけれど・・

円安とは言うけれど、たまにこうやって過去を眺めてみると面白いですね。どこが円安なんだ?って思いませんか?

お隣の国は「円安空襲だ」なんてバカなことを言っているけれど、円高の時には黙ってニヤニヤして、ちょっと値が戻っただけでガタガタ文句を言う。デリカシーの欠如って政治には大事なんでしょうねぇ。日本もそれが出来ればこんなにはなっていなかったはず。

USD/JPY 週足。

140円なんて頃もあったわけですが、今思い出しても当時為替に関してどう言われていたかを思い出せません。この頃はFXもなく(あったっけ?)、為替はキャッシュを動かすか先物しかありませんでしたね。で、先物って一般的じゃないわけで、キャッシュを動かして対応していた人は私の周りでも結構いました。でも交換手数料が半端じゃなく高いわけで、良くそんな状態でキャッシュを動かしていたと不思議に思います。

私は運よく数銭の手数料でやってくれる銀行の部門(外為で利益を出す必要が無い部門)と取引がありましたので、優遇されてはいましたが、必要以上に為替を動かすことはありませんでした。

そういう意味では今は恵まれていますよね。ヘッジが簡単にできる時代になったのは凄いことだと思います。それもやろうと思えば何十倍のレバレッジを掛けることができるんですから。そう言えばレバレッジなんて言葉もいつ頃でてきたのでしょう。FXが流行るようになってきてからかな?

でもまレバレッジも昔から株市場でいう信用取引と同じで便利だけれど危険が一杯。それも信用取引なんて3倍でしかなかったのに、素人が手を出すべきじゃないなんていわれるのが普通でした。でも空売りするには信用取引しかないし、それをしないってことは株式で言えば買うことしかしないのが普通。面白いですよね。ロングしか出来ない相場なんてボクシングを片手で戦うようなもんですもんね。でも一般投資家は買いしか出来ない状態、習慣を保つのは株式市場では大事だったんでしょう。一般投資家が市場を支え、プロ、機関投資家の売りに対する受け皿だったんでしょう。良いカモだったんですね。そしてその状態を保とうと業界が頑張っていたし、投資家の中でも短期で売買するのは駄目で、株主としての自覚を持ってどうのこうのなんていう自称プロも多かった。今思えば彼らも体制側の人間で、一般投資家のカモをカモの状態で維持する役を果たしていたんでしょうね。

さて、今はどうなんでしょうか。

上に書いたように、当時は当たり前だったことでも時間が経って振り返ってみるとうまい具合に利用されていたのがわかるわけで、それはきっと今も同じだろうと思うのです。自由にいろいろ出来るようになって良かったね~、なんていうのはやっぱりカモで、10年20年もすれば、あの時あんなことに喜んでいたって思うのかもしれない。

じゃぁ今の時点で何がどう変なのか、どう我々が利用されているのかってのは残念ながらわからない。でも一ついえることは、「大衆は常にカモにされる」ってことだと思うのです。これから想像するに、今、世界中で流行っているFXやCFDには、流行らせたほうが彼らが儲けることが出来る何かが仕組まれていると考えることができるはず。

FXやCFDって基本的に相対取引ですよね。価格は市場の需給によって形成され、買い手は売り手から買い、売り手は買い手に売っていると錯覚しますが、実は我々が売買している相手は他の市場参加者ではなくて、その証券会社が相手。近年ECNじゃなんじゃと実際に銀行間の売買レートに我々がアクセスできるようになっていると言いますが、私はそれにも半信半疑というか何か落とし穴があるだろうと考えています。ECNと言っても単位が小さい場合は相対取引なわけで、実際には銀行間取引に乗っているわけじゃないし。

で、相対取引ですが、売買する価格は誰が決めるのか。それは証券会社なんですね。ここがポイントなんだと思っています。値動きを見ているとピコピコ普通に動いていますから、それなりに市場参加者もいて公正な価格がついているような気がするのですが、実際は市場参加者がゼロだとしても値は動く。

もちろんそれの元になる価格はあって、それは銀行間取引であり、CFDで言えば先物であり、指数。でも前にも検証してここに証拠を出したことがありますが、指数にしてもCFDとは微妙に価格が違うんですね。

その差ってなんなんだろうって思うわけです。

証券会社も相対取引だからと言って全部受けるとは思えない。まぁ、競馬のノミ屋を考えてみればそれと同じだと思うのだけれど、彼も必ずヘッジをする。例えば大きな買い注文が来て、トレンドとして上がっていれば、業者はそれを先物市場で売ってヘッジをするとか。

これって彼らが儲ける手法の一つでもあるのだろうと私は想像していて、我々が信じている目の前の価格と、実際に取引されている先物や株式などとのほんの小さな差で儲けを出しているのかもしれない。つまり、わざと実体とは違った値で売買させて、アービトラージで利益を出すのが彼らのビジネスモデルかもしれない。スプレッドが利益だというのは嘘かも。

近年HFTというのが市場参加者の大きな%を占めるといわれていますよね。いわゆる1秒にも満たない、それどころか何ミリ秒という考えられないほど早い高速売買。株式も市場参加者って大手の機関投資家やヘッジファンドが動かしていて、それに個人が乗るという形に見えますが、実は取引量の6-7割がHSTだといわれている。デリバティブは3-4割。

こういう時代に入ったってことは、当然FXやCFDもそのシステムに繋がっていて、メインの注文システムと市場を繋げ、常に小さな小さな差を1秒間に何百回も動かして稼ぐシステムが構築されていると考えて間違いがないかもしれない。

でもま、それって小さな幅でしかないのだろうし、我々市場参加者にしてみればどうってことはない幅なんでしょう。例えばの話ですが、1PIPも離れたらとんでもないと思うかもしれないけれど0.1とか0.2が常に抜かれているとしても大勢に影響は無い。それどころかスプレッドが2でも4でも売買する客はいるわけですから。

でもCFDなんて実際の株式や先物市場が閉まっている間にも売買できるわけだから、やっぱりノミ行為が基本なのか。

それと証券会社によって条件がいろいろ違いますので、何箇所かを使い分ける必要があると思うのですが、証券会社のサイトを見ていると面白いことを書いてある業者が結構あるんですよね。

「当社は値を操作したり、投資家の不利になるような決済をするシステムではありません」

みたいな事が書いてある。これってどういうことか良くわからないものの、そういうことをやっている業者がいくらでもいるという裏返しですよね。

そういうことも調べてみるといろいろ出てくるわけで、値動きにわざと遅延を起こしたり、ストップ狩り(検索してみてください)をする業者も実際にいるらしいのがわかる。

この遅延と上に書いた値の微妙なずれはいくつかの業者のデータを並べて見たり、先物や指数の値動きも一緒に見ていると間違いなくそれがあるのが我々素人でも分かる。多分、そこに利益を出すなんらかのシステムが動いているんでしょうね。

それといつも私が文句を言うFXでは定番ソフトのメタトレーダーですが、このソフトは業者が儲けるシステムの一部であることは間違いがなさそう。これは我々ユーザーには無料で使えますが、このソフトを使えるということはそれに対応している業者じゃないとだめ。つまりソフトは我々が使う端末ソフトと業者が使うサーバーソフトと対になっているってこと。で、メトレーダーは我々利用客からはお金を取らない。さてどこから儲けているのか。

つまりメタトレーダーにとっての客は我々じゃなくて証券会社だってことですよね。

だから簡単に直せるような、あるいは追加できるような機能がメタトレーダーに着いていないとか、過去データも十分手に入れられないとか、基本的な性能はそこそこだけれど、有料の有名ソフトとはまるで違う。ただ無料で世界的な普及率は半端じゃなくて、これの利用法はユーザー間で公表され利用されている。

ま、うまい具合に乗せられていると思いますわ。

だから私はメタトレーダーは使いますが、これで売買注文を出したことは一度もありません。注文はその証券会社が使っているソフト(殆んどがJAVAベース)です。両方使えるようになっている業者もありますが、メタトレーダーベースではスプレッドが違うとか、何故かそういう不思議なことになっている。また並べて表示すると遅延があるのもわかる。これは上に書いたようにそういう風になっているのか、それとも単に利用数が多くてデータが遅れるのかわかりませんが、どちらにしろ何かがおかしいと疑うに十分な違いがある。

ま、そんなこんなで今の私の状況はメタトレーダーがないと困るわけですが、全くメタトレーダーを信用していません。そしてこれだけ流行っているということは、それだけ業者が儲かるシステムになっているからと考えて良いと思っていますし、またFXとかCFDそのものが実は実体がない仮想現実を売買しているようなもので、馬券はノミ屋から買うのが普通みたいな状態はどうにも気持ちが悪いのです。

その点、先物っていうのは実体があるわけで、私が今後相場を続けていくとしたらやっぱり先物に戻るのが正常なんだろうと考えています。でもま、市場参加である我々からすれば利益が出れば良いわけで、実体とかけ離れていようが構わないのかもしれない。所詮、狐と狸の化かしあいなのかもですね~。でも私はそういうのは性格的に嫌いで、FXだCFDだの相対取引って規制緩和をしてノミ行為を合法化しただけにしか思えません。

CFDをみていると面白いです。私みたいなスキャルパーにはやりずらいようにうまい具合にスプレッドが設定されている。でもダウやDAXなど有名どころはそうもいかず、キャンペーンという形の出血サービスでスプレッドを小さくしていますが、本来、先物で売買すればスプレッドも心配するような大きさじゃないのね。ただ手数料が掛かるとか、売買単位が大きいとか、レバレッジがCFD程高くないとか、初めて売買するにはCFDより敷居が高いのは間違いないですが、でもやっぱりあちらの方がまともだという感じは捨て切れません。

でもま、これから真剣に相場で生きていこうというんじゃなくて、小遣い稼ぎ、ジジババの楽しみ程度にやるならFXだろうがCFDだろうが、なんでも構わないかもね。

あ、そうそう。最近値動きを見ていて思うことは、やっぱり昔と違うってこと。FXは知りませんが、私がドイツのBUNDと出会って人生が変わったというのはこのブログでも何度か書いていますが、今のBUNDをみるとまるで動きが違う。これはNYダウも同じ。

昔のBUNDのチャートなんて本当になだらかで大きなうねりで動いていました。NYダウもそう。BUNDはドイツ国債なわけですが、国債って極端に大きな市場ですから大きな船と同じでちょこまか値が動かないんですね。これは日本国債JBも同じで取りやすかった。ただ、最近のBUNDは全く値動きが違います。最近はみたことも無いですが日本国債も同じかも。

これって多分、上に書いたHFT、高速売買システムが近年常識化して動いているからじゃないかと思うんですよ。上下に飛び出るノイズというかスパイクが多いのね。で、10年以上前はそんなのも少なかったのかもしれない。

近年の動きってテクニカル分析を否定する考え方であるランダムウォーク理論が本当かもしれないなんて思いたくなるような動きに感じます。わけのわからんところで上下にガツンって動くのね。それがありとあらゆる場所で出てくる。4月の23日でしたっけ、ホワイトハウスが爆破されたとかいうデマが流れて市場が大きく動きましたよね。あの時も初動にシステムが反応して売りが売りを呼んで大きく動いたと言われていますが、結局あれと同じことが常時小さな規模で起きているのだろうと思います。

つまりですね。昔は1分足って、カルガモの親子が並んで歩いているようなチャートだったのが、今じゃ逆。ノイズが非常に大きくなっている。逆に30分足ぐらいの方が見やすいぐらい。つまり高速アルゴリズムが動いていてとんでもない数の売買が行われているからじゃないでしょうか。

でもそれも1分足でみるからそう見えるのであって、HSTだろうが取引高(数)が一気に増えてもティック足チャートがあれば、その動きもなだらかになって見えるはず。こんな便利なティックチャートなのにメタトレーダーには実装されていない。ティックチャートがあれば利用者の勝率は間違いなく上がるはずで、それってメタトレーダーの開発元+証券会社連合にとっては良くない、無いほうがよいってことなんだろうと考えてしまいます。

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