結局は・・

また相場の話です。

私が使っているチャートをもっと単純化してわかりやすいものにと思ってこの数日いじくりまわしているのですが、結局何をやっても同じだと言わざるを得ない感じです。というか、もう何十年も私の基本そのものは変わらずにやってきたわけで、今更何か新しい指標を使ったところで変わりようがない。

大きなトレンドを見ながらオシレータで出撃という点では同じ。

つまり、為替でもCFDでも先物でもそれなりにうねりが出ていれば手法そのものに違いがあっても、あるいはピンポイントで見なくても5PIPS抜きみたいなスキャルってどうにかなるんですね。

問題はそのうねりがあるのかないのか、要はそれに尽きると思うんです。

で、いつもここに出しているチャートを見てもわかるように対象商品によってかなり違う。またFXだとして、証券会社や通貨ペアによってスプレッドが違いますからおのずと決まってきちゃうんですね。今までなら何度も書いているようにEUR/USDが良かった。ところが円安に動き出してからはJPYがらみが大きく動く。今まではうねりの小さかったUSD/JPYも値幅がでるようになってやり易さはEUR/USDと逆転した。そして値幅でいうとEUR/JPYの方がまだ良いけれど、スプレッドがUSD/JPYほど狭くないので業者をうまく選ばないとならない。

あるいはCFDのアメリカダウ(US30)かドイツのDAX(GER30)が良い。もしスプレッドが1だとしたらこの二者が一番だろうと思います。

つまり選択としてはUSD/JPY、EUR/JPY、US30、GER30ぐらいしかないだろうということ。

他の通貨ペア、あるいはCFDだと値幅とスプレッドの関係で超短期スキャルは採算が合わないってこと。

そして動く時間帯。一般的にはヨーロッパセッションからアメリカセッションの途中までと言う感じでしょうか。ただ円安に動いてからは日本セッションも円がらみは動く。

結局、対象商品と時間帯をしぼって、また日足を見ながら動きそうな日を狙うのが効率的には良いことになる。

で、使うチャートや指標は何を使おうとそんなに大きな差はでないってことでしょう。

ただこれは超短期スキャル。数PIPS狙いの手法の場合ってことです。

まぁ、この辺は今更わかった事でもないわけですが、専業でもない、また半専業でもなく、ジジババこいて楽をしたいのを前提に考えた場合、「気が向いたときに」「ちょっとだけ参戦」でどうにかならないか、その辺を私としては突き詰めてみたいのです。でもどう考えても上に書いたような結論に戻ってしまいます。

あるいは、USD/JPYで2PIPS抜きで毎日20PIPSを目標としている9桁トレーダーがいると話をしましたが、私はそれがどうしても頭から離れないのです。私の手法は5PIPS抜きを目標としていますし、普通でもそんな小さな値幅を取ってどうするんだ?と言われる手法。でも私としてはこれが一番効率が良くて、資産形成にはこれしかないぐらいに今でも信じています。でもいくらなんでも2PIPS狙いというのは私は考えたことがありませんでした。だって手数料(スプレッド)で1PIP程度は考えないとならないわけで、まぁ、手数料込みの3PIP抜きって勝率がかなり高くないとうまくないんですね。手数料が利益の3割ですよ。もちろん負けることもあるし、負けトレードでも手数料は払うわけですから。

でも好き勝手な時間にやりたいとなればそのリスクを取るしかないんですね。

そこをどう考えるか。

本来ならそんなバカなことは考えずに、動きそうなときだけやればいいじゃないかと考えるのが普通でしょう。まぁ、日本時間で言えば食後のお楽しみで夜の7時から夜中の1時ぐらいの間の1-3時間、ちょっとやってみましょうかでOKなんですから。

ま、基本はそれとして、我々ジジババって昼間の時間が空いているんですよね。だから出来るならこの時間帯にやりたい。

でもこの時間帯は値幅が出ないから難しい。ま、それはわかった上で、そういう動きのときにどう取るのかを中心に考えていこうと思っています。手数料込みの3PIPS抜きで本当にやっていけるのかどうか。

それと頭から離れないのが数日間ホールドするスイングトレード。これがうまくできると退職者としては本当に楽。あるいはトラリピみたいに半分放置でもOKみたいな手法も捨てがたい。

でもねぇ、何度も書きますが、ブラックマンデーとかNYの911を経験した私にしてみると、また東日本大震災もそうですが、ああいうことってやっぱり長い間には起きるし、本当に怖いと思うのです。リーマンショックもそう。

相場を始めて長くない人にはその辺りがわからないんじゃないかと思うんですが、相場で負けるってのはそういう時に負けることを言うんですね。毎日の売買の中で勝てなくてどんどん資産を減らしたなんてのは話の外で、毎日毎日しっかり稼いでいて、これなら凄いことが起きると思っている時にガツンとやられて裸になる。

相場で失敗するとはそういうことだと思うんです。

身近な例ですと311ですが、あの時に破産した人は多くいるらしいですね。また証券会社も破産寸前まで行ったところがあったという話も聞きます。いわゆるオプションの売りの話です。昔からたまにいましたが、ファーアウトの安くなったコールやプットを大量に売り立てるわけです。ほとんどの場合勝てますから調子に乗っているとある日あるときとんでもないことになる。勝っても100万以下なのに負ける時には数千万、あるいは億になっちゃう。

それがわかっている人はきっちりヘッジ玉を置くわけで、このブログにも何度か登場するポーのスクーターさんもそうですし、ネットを見ていてもたまに同じような人がいますが、あの311の下げでもやられなかった。それどころか数日間で数千万儲けたなんて事も起きるのね。とんでもなく大きく動いたことで(次の日がSQだった?)ヘッジ玉のつもりが莫大な利益を出したってこと。

これはこれで良いし、ヘッジは必要なんだってのが痛感するときでもあったのでしょうが、でもそれがわかると今後も常にヘッジをしないわけにはいかなくなる。でもヘッジにはコストが掛かるんですね。ここが難しいところだろうと思います。

NYの911の時を思い出しますと、もうあの頃は私はすでに超短期スキャルしかしませんでしたし、何日もポジションを持ったままなんてことはありませんでしたが、あの日は本当にびっくりしましたっけ。買い玉を持っていたら真っ青なんてもんじゃありませんし、あの時も倒産した人は多いんじゃないかなぁ。

でもこれを言う人は非常に少ないですが、911の時は下げトレンドに入っていたんですね。だからショートポジションを持つ人は多かったはず。つまり、あの下げでとんでもなく大きなボーナスが手に入ったわけで、私の相場仲間にもそういうのがいましたが、事件が事件ですから、儲けたなんて大きな声じゃ言えない。まぁ311もそうですが、でも逆のポジションだったらどうなったか?ってことです。

結局相場で生き残るために大切なことは、日ごろどうやって稼ぐかじゃなくて、ああいう時にいかに生き延びるかってことだと思うんですよ。ですから毎日の利益を伸ばすことだけに集中しているとああいう時に大きくやられる。下手をすれば倒産。私がトラリピに興味があってもイマイチ乗り気になれないのはそこのところです。3年5年儲け続けても6年目にマイナス、あるいは元の木阿弥じゃ困りますから。

でも何も起きないかもしれない。しかしこの20年だけでも簡単に倒産するような動きは何度もあったわけですね。これを想定外とは言えない。

私が長期投資が嫌いなのはこれが理由です。

私のオヤジは若い頃は専業相場師で、大損してからまともな仕事に移りましたが、また何十年後かに大きくやられた。でも私の本音は、私のオヤジの方が私よりはるかに相場がうまいんですよ。なんでこんな転換ポイントがわかるんだ?って思うことは何度もあったし、そういう時に円資産を全て米ドルに変えたり。見立ても凄いしやることも積極的。

でもトータルでオヤジは負けましたし、晩年の失敗はかなりの痛手でした。なんでこんなことをここに書いているかというと、相場のうまかったオヤジも結局トータルではマイナスで、そしてここが大事なんですが、彼は60年以上の相場人生でたった二回しか失敗していないってことなんです。でもそのたった二回の失敗で取り返しの付かないマイナスを被ったということ。

相場の難しさってここだと思うんです。毎日どうやって利益を出すかじゃないのね。

これって事業も同じですよね。何十年もうまくやって儲けて来たのに潰れるときにはあっけなく潰れるでしょ。潰れないにしてもかつての栄光が消えていくことは日常茶飯事。シャープだってそうだし、東電もそうだし、まさかのまさかって人生では結構起きる。

私が常に考えるのはいかにそれから逃れるかってことなんです。資産を危険にさらす時間が短ければ短いほどリスクは下がるわけですから、一番良いのは何もしないこと。次に良いのは超短期スキャル。(笑)

ヘッジのうまい人は話は別ですが、ヘッジってコストが結構掛かるんですよね。で、いつ起きるかわからない事態に備えて、毎月ヘッジの経費が出て行く。これが相場の難しさだと言う人も多いかもしれませんね。私は良くわかりませんがオプションの売りをしている人たちが悩むのはここじゃないでしょうか。

どうやって儲けるかなんてことに一生懸命なのは、実は初心者だけかもしれないって思えてきますよね。プロはどんなときでも生き残れる方法を考えているんじゃないでしょうか。でもそういうプロでさえも倒産する時は倒産する。

近年はマージンコールってなくて、強制ロスカットが普通みたいですが、ストップロスを入れておこうか強制ロスカットがあろうが大きく動くときって関係ないんですね。ストップ高、ストップ安と同じで、買おうにも売ろうにも売買が成り立たない。強制ロスカットももし証券会社にマイナスが出る値でしか売買が成立しなかった場合、当然その分は請求されるわけで、万が一の時にはやっぱりアウト。(余談ですが、どうもCFDの場合はマイナスも限定的である証券会社がある様子。つまり、値が付かないような動きだとしてもトレーダーの損は限定される)

だから相場には遊び程度の金しかつぎ込まないと言う人も多いんじゃないでしょうか。あるいはレバレッジは使わないとか。今のFXやCFDはレバレッジが10倍なんてのは普通で、海外だと50倍100倍、もっとそれ以上のところがある。これって本当に恐ろしくて、昔から信用取引はするななんて人が多かったけれど、それだって「たったの」3倍ですもんね。私もその辺はかなり麻痺していまして、10倍や20倍ではなんとも思わなくなってしまいました。でも長期投資でこれをやるといつか必ずうまくないことが起きる。トラリピも同じだと思っています。レバレッジを掛けるから面白いのであって、レバレッジが1としたらどれだけの利回りになるのか。でもレバレッジを掛けない、あるいは2,3倍なら最悪の場合でも倒産、破産は起こらないかもしれない。

だからと言って、なくなっても良い様な金額で相場を張る私はしないほうが良いと思うんですよ。旅行に行ってカジノでちょっと遊ぶような気持ちで勝てるわけが無いんですから。

ま、私はこういう考え方が根本にあるので、超短期スキャルしかできないのです。長くても数分ですからかなり大きなポジションでも持てますが、それを何時間、あるいは何日なんて保持したら多分病気になると思います。(笑)

でもそれは今までの話。

ジジババにはジジババの何かやり方がありそうだし、どうにかそれを見つけなくては・・・・。

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ところで米ドルですが、随分下がってきましたね。先日、100円抜きに挑戦する形に見えるなんて書きましたが、まるでその気もなくだらしがなくズルズルとさがってしまった。大変申し訳ございませんでした。

とりあえず今の下げ波動もそろそろ一服の場所に来ましたがどうなりますでしょうか。直近の安値を超えて下げてこないと良いのだけれど・・・・・。早く100円超えを見たいもんです。

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