そして誰もいなくなる・・・・

実は今日は悲しい一日でした。

朝、早くからゴールドコースト飛行場(クーランガッタ)に行って来ました。日本へ引き揚げる友人家族を見送るために。

はぁ・・・・・・、今思い出してもため息が出てきます。

単に友人の帰国を見送るってのとわけが違うんですよ。いつも書いている通り、海外に出るのは個人あるいは夫婦、家族単位で、親類も友人もなーんも居ないのが普通。だからそれぞれが蜜に付き合って、助け合い支えあって生きるんですね。本当に家族みたいなもんです。

また子供が生まれたり、生まれた子供達は大きくなりやがて成人していく、そんな過程をみんなで見守りながら生きて来た。

今日、日本へ帰った家族も同様で、知り合ったときにはまだ皆30代の頃でした。その家族にはまだ子供もいなかったのに、いつの日か子供も生まれ大きくなっていった。子供同士もみんな仲が良くて、外国だと言うこともあって彼らには団結する傾向もあるんですね。それは私が親の欲目で見ていても、足を引っ張るなんて事はなく、皆本当に仲が良い。

面白いのは子供達って大きくなるのが早いですから、子供服をみんなで回すのが普通。この子の次はあそこの家、その次はあそこの家、みたいな感じで着るものがどんどんお下がりとして回っていくのね。だから同じ服を着た子供の写真があったりして。

そして長い間には離婚じゃ再婚じゃ、あるいはそこまでならずとも喧嘩をして出てきたなんてこともあるわけですよ。またお金がなくてヒーヒー言う時代もある。そんな経験をそれぞれが共有してどうにか生きてきた親類みたいなもんで、そういう人たちが日本へ帰るなんていうと、本当に落ち込んでしまいます。

今までどれだけの友人達が帰って行ったか。恐ろしくて数える気もしませんが、「ほとんどの友人が帰った」というのが正解。

仲の良い友人が帰るなんてのは来て数年した頃から始まるわけですよ。知り合ったときには、知り合えた喜びなんかないのが当たり前ですが、でも別れるときの悲しさは半端じゃない。だから友達づきあいとは悲しさの積み重ねみたいな感じさえします。

ですから随分前ですが、帰ることがわかっている人とは付き合うのはよそうなんて夫婦で決めたこともあるくらいです。つまり永住権を持っていない家族とは付き合わないってことです。でも永住権を持っていても結局帰る人は帰るのは同じこと。

いつか帰る事がわかっている駐在組み随分付き合ってきました。で、帰るのがわかっているのに帰るときになると半端じゃない悲しみがあるのね。でも駐在組みの時には別の楽しみもあったんです。普通、駐在組みが帰るときには、新任の家族が来るわけですよ。そういう家族の心細さもよーくわかるので、会社で引継ぎや歓送迎会があるのと同じように、友達づきあいの中でもそれをやっていたことがあります。友達の引継ぎです。

これが機能していた頃もあるんですが、やっぱり友達とは気が合う合わないがありますから、友達の引継ぎなんて余計なことはしないほうがよいと思うこともあって、いつからかやらなくなった。

まぁ、そんなこんなで20数年。皆若かったし夢が溢れていたのに、今フト気がつくともう自分も還暦。あーーあ、どうなっちゃってるんだ?なんて思います。(笑)

でもまだ老後という感覚が沸いてこないし、自分の中身はまだまだ20代とは言わなくても40前みたいな感じで、鏡に映る自分は自分では無いように感じます。また子供が離れていくと、あの笑い声や騒がしさもなくなって、まるで毎日お通夜のような生活。

これをどう打破するべきかってのもまだわからなくて、こんなブログに思いをぶつけているわけですが、その内、何か生きる指針みたいのが見つかるのでしょうか。多分、それって放っておいても自然に出てくるものでは無いような感じがするし、でも無理やり自分を追い込んでも、それは作られたものでしかないような気がするし、私としてはやっぱり心の底から沸いてくる「何か」を期待したいと思っています。

それの切っ掛けになるのがマレーシア行きだとも思っていまして、早く行きたいです。今、一つの人生の区切りをここでつけたいと思っています。

しかしまぁ、今日は悲しい日でした。

ヨメサンは友人に抱きついたまま泣いていましたっけ。昔と違って年とともに新しい友人を作る積極性も消えていくんですね。また今までの友人と同じような人間関係って短い期間に出来るものでもないし、先細りになるだけ。その内、知り合いが一人も居なくなるなんてことも起きるような気さえします。

その前に、マレーシアへ行かなくちゃだわ。(笑)

でもマレーシアに行っても・・・・友人もいないと今書こうと思ったのですが、いや、そんなことはない。やっぱりこんなブログでもやっていてよかったと思うんですよ。ブログを通して知り合って是非あってみたいと思う人も少なくないのね。で、もうこのブログも長いですし、常連の方とも長い付き合いになってきましたし、また新しい方でも、この人とはかなり気が合うだろうという予感を感じる方もいらっしゃるので、意外にマレーシアに渡っても寂しくないかもしれないなんて思っています。

あと、このブログで何度も入会を勧めている大きなSNSがありますが、実はあの中では自分はマイノリティだと思っていまして、何かが自分とは違うと感じることが多いのです。でも感性も考え方も自分と近い人がいるのはわかっていまして、是非チャンスがあったら会いたい人は結構います。

でも大きなグループでワイワイやろうという気は起きないんですよ。ああいう世界の怖さはゴールドコーストで十分味わいましたし(マレーシアでも 笑)、でもその中から友人の輪が広がっていくのもわかるのですが、あのロングステイヤーの盛り上がりを見ると、自分も早くその中に入りたいじゃなくて、近寄りがたいものを私は感じてしまいます。でも全く付き合わないという考えももちろん無いわけで、とは言うものの、皆さんも私が変人の部類であるのはわかると思うのですが、なかなか日本人の中に入り込むのが難しいんです。というかやっぱりこれは恐怖と呼んだほうがよい物が私の中にあります。

今でもそうですが、昔からどういうわけか若者との付き合いが多いんです。あのムンムンとしたやる気というか情熱と言うか、やっぱり年寄りのそれと異質なものがあると私は思っていて、出来たらそんな中で居場所を見つけてみたいなんてことも思っています。

あとやっぱり現地の人たちとの交流。私が一番興味があるのは人間そのものなんです。どんな人がどんな価値観をもっているのかとか、どういう過去を生きてきたのかとか、根掘り葉掘り聞かれるのを嫌いな人も多いと思うのですが、そういうのを知るのが大好き。あるいは年寄りに昔の武勇伝を聞くとか。これって国が変わると全く違うんですよね。結構強いカルチャーショックを受ける。

つーか、カルチャーショックを探して放浪したいって感じかな~。

ご褒美人生なんてのは全く考えていないのはいつも書いている通りで、神様にお礼をいうべきなのか、本当に好き勝手に生きてきましたので、今更やりたいことってありません。だからこれからは世間様にお礼する人生を送ったほうが良いくらい。 (笑)

でもそれも冗談じゃなくて、そっち方面をまともに考える必要ありだと思っています。でもとにかく無理をしたり、自分を追い込むのはやめにしようと思っていまして、自分の心が何を求めるのかそれに耳を傾けていたいです。

どうなるんでしょうね~~~~。

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そして誰もいなくなる・・・・” への2件のコメント

  1. SECRET: 0
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    正直友達いないですね、作る気もあまり無い。
    仲良くなっても帰っちゃって。別れ疲れで、最初から友達にならないと言う感じ。
    こっち長い人も同じような感想みたいで、たまにあったら話するけど深くならないですね。
    あまり気にならないですね

  2. SECRET: 0
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    おおにしさん

    やっぱりおおにしさんの仕事とか家庭環境がその辺の考え方に大きく影響していると思いますよ。

    毎日客と顔を合わし、家に帰れば小さな子供がいて賑やか。たまには一人静かに過ごしてみたいなんて思うんじゃない?

    でも子供もいなくなり、人と会う仕事をしているわけでもなく、毎日女房と顔を合わすだけで、気がついたらこの一週間女房以外としゃべってない、なんてこともあるようになると、かなり考え方は変わってくるんじゃないでしょうか。

    だからジジババが青年に戻ったような感じで、友人を作り、みんなとつるんでワイワイやるのもわかるような気はするんです。

    私はちょうどそうなる前の端境期かもしれないと思っています。ひとつわかるのはこのまま行ったら数年後は家の中で化石になってしまうだろうってこと。(笑)

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