日本はすごい!

今回の日本一時帰国は遊びじゃないし、当然仕事でもなく、お見舞いの為に毎日病院を行き来しているわけですが、時間は結構ありますしそれなりに日本を堪能しています。

今まで毎年帰っていますがヨメさんと一緒というのは今回がこの20年間で二度目の帰国でしかなく、それなりに(笑)贅沢で我侭なヨメさんと一緒なのでそれなりの贅沢をしています。

って、だいたいが飲み食いなわけですが、かといって一流店には一切行っていません。今回は本拠地が北区の赤羽ということもあって駅前のホテルの近くに行くだけです。

でもねぇ、赤羽ですが馬鹿にできませんね。大都会。良い店がいっぱいあります。

というか、日本のすごさを感じました。私としては日本の失われた20年と言われるように、長い不景気とデフレで日本の食文化が衰退してしまうのを今まで感じていたのですが、今回はそんなことはないと実感しました。

なんていうのかなぁ。私としては自分が行かないにしてもたとえば和食だとすれば一人最低でも4,5万の店がしっかり存在できているからこそ和食の技術も味も維持できると考えていて、それがあるからこそそれを頂点として広がりを見せていると思っていました。たとえば歴史的な芸術にしても、それこそミケランジェロにしても裕福なスポンサーがいるからこそ芸術性を追い求めることができたはずで、高いの安いのごちゃごちゃ言うような人しかいない国では芸術は育たないと考えています。

和食の世界で言えば高級店は全滅といっていいほどで多くの老舗が店を閉じてしまった。そしてそういう店で修行した板前連中もその腕を発揮できる場所もなく、独立しても食事代が15000円を超えてしまうと極端に客が減るという現状の嘆きをよく聞いていました。これって和食に限らず中華でも洋食でも同じなようで、高級店が極端に減ってしまった。そして安かろう悪かろうがはびこっている。

と、思っていたわけです。でもそれは間違いだというのが今回わかりました。

値段が安くなければ客が来ないのは間違いがないものの、その中の競争でやっぱり生き残って伸びている店はいくらでもあって、内容も決してがっかりするようなものではないというのを今回感じました。

寿司大好き人間ですから今回も寿司ばかり食べていますが、安くておいしい店がいくらでもあるのがわかりました。確かに高級ではないものの、そして「よい仕事」をしているかというと疑問はあるものの一人3000円も出せばかなり美味しいネタを提供できている普及店もあるのにはびっくり。

今回はヨメさんも一緒ですし、彼女は九州女で河豚も好きなので河豚料理屋にも行ってきました。でも贅沢はできませんから近年流行っている河豚料理の格安店。これがですねぇ、私が今まで食べた河豚の中で一番美味しかった。河豚には五月蝿いヨメさんも喜んでいましたが、養殖でしょうが水槽の中の生きている河豚を使って、てっさし、から揚げ、鍋、白子焼きまでフルコースで7000円という店。関西ならまだしも東京ではこの値段は異常とも言える値段で私が日本にいる20年以上前なら一人4万でもこれだけのものは食べられなかったろうという内容でした。完璧といっても良いくらい美味しかったです。

中華にもびっくりでした。赤羽の駅ビルの中に入っている中華料理屋ですが、間違いなく材料費は落としているものの味の良さは一流店だと思いました。昔なら銀座か新橋田村町、もしくは横浜中華街の高級店に行かないと食べられないような料理が駅ビルの中の店で食べられる。

それとどんな店でも、私のような大食漢、ヨメさんみたいな小食な人、でもいろいろ食べたい我侭もいるわけですが、そういうありとあらゆるニーズに応えられるようなメニューの広さも凄いと思いました。

こういう店じゃないと生き残れないんでしょう。そして生き残るだけじゃなくて多店舗展開をして成功している。こういう店はバブルがはじけて長いトンネルに入ってしまった日本経済だからこそ生まれたのでしょう。バブルの頃には日本中に支店を増やして繁盛していた寿司屋が衰退し、どんどん駄目になっている企業(私が成田空港で到着・出発時に必ず行く店もそれ)もあれば、寿司ざんまいや銀蔵みたいにどんどん伸びているそこそこ美味しい店があるのが面白いと思いました。

高くて美味しいは当たり前。安くて美味しくないと駄目ってのが東京でも当たり前になってきているんですね。たいしたもんだと思いました。

食事とは別に楽しみにしていたのがカメラです。オーストラリアはろくな店がなくていろいろなカメラを手にとって見ることもできませんし、日本の大きなカメラ屋に行くのが楽しみでした。そして触りまくってきました。カメラも持って触ってみないとわからないことがいろいろあって、データや口コミ、レビューではわからなかったことが多くありました。

私はいつも池袋のLabiに行きます。ヨドバシとかビックカメラより安くしてくれると思っています。他店より必ず安くしてくれるのがこの店。でも同じLabiでも違う町はまた違うんですね。やっぱり池袋が今は一番安いんじゃないかなぁ。新宿や秋葉原より良いと思ってます。

でねぇ、買っちゃいました。2台。(笑)

それも欲しいと思っていたカメラじゃなくて、私の中の優先順位としては3位以下のカメラ。というか欲しいカメラって誰でも同じで、そしてなおかつ発売直後ということもあってどこにも在庫がないのね。

一台はソニーのNEX-7。買うとすれば私は写りは下位機種の5nの方が良いと思っていたのですが、触ってみるとやっぱり5nは私には合わない。操作性に難があると思いました。その点、NEX-7はカメラで写しているという実感があります。でも本当は5nのセンサーで7の操作性があれば最高で、ソニーはNEX-6とかでそれを出せば一番のヒット商品になるんじゃないかと思います。

もう一台はペンタックスのQ。これはまったくの予想外で、買おうなんてことは考えてもいませんでした。でもコンデジと同じかもっと小さいくらいで恐ろしく軽いレンズ交換式でナノ一眼と呼ばれるカメラ。まぁ、写りとしてはすでに持っている富士のX10の方が間違いなく良いと思うのですが、このペンタックスQにはインタバル撮影機能が内蔵されています。ここがポイントでした。

インターバル撮影(タイムラプス)に私は凝っているわけですがこれってシャッター数が恐ろしいことになるんですね。1年もしないうちに何万、何十万回という回数になる。この回数って普通の普及カメラだとシャッターが壊れてもおかしくない回数。でも機械式のシャッターでなくて電子シャッターならもんだいがない(映像と同じ)。で、このペンタックスQは電子シャッターを積んでいるので安心して何万枚でも撮れます。ニコンのミラーレスカメラのJ1もそうで、J1も考えたのですが広角レンズがないのでペンタックスQにしました。レンズは3本。ズームと単焦点。そしてトイレンズ扱いですが魚眼レンズ。

ソニーのNEX-7ですがどの量販店も在庫がなかったのですが価格コムで見つけた店に在庫がありましたのでそこで入手。ズームレンズのキット。これの交換レンズもいくつか欲しかったのですが、交換レンズの在庫はまったく見つけられませんでした。もうちょっと日にちがあれば探せたのですが、まぁ、とりあえずはこんなところで良いかと。ソニーのこれはソニーでシステムを組むというより、すでに持っているオールドレンズ用にしようかと思っています。それとインターバル撮影にも良いかと。

ただ、ペンタックスQに関してはちょっと後悔しています。インターバル撮影専用機にしようと思ってはいるものの、内部処理のスピードに難があり、そして書き込みに時間が掛かるようで、かなりハイスピードのSDカードを装着しても夜景の1秒毎の連続撮影が難しいのです。撮影間隔が安定しないのと書き込みが間に合わなくなると途中でストップしてしまいます。これは予想外でしたのでかなりがっかりしました。ただインターバル撮影では1240万画素は必要ありませんし(ハイビジョン動画は200万画素程度)、設定しだいではどうにかなると思っています。またインターバルが2秒なら大丈夫でしょう(ただし人物を撮る場合はこれじゃ駄目)。

ま、そんなこんなで日本滞在を楽しんでいます。

って、今日、帰国しますが。(笑)

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日本はすごい!” への2件のコメント

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    せっかく日本へお戻りになったのに、もうお帰りですか。奥様とご一緒ではしょうがないですね。

    しかし、このカキコを拝見していると、やはりダボさんのアイデンティティーは日本人なのですね。

    小生のアイデンティティーは寒くなると、KLで春夏秋は日本とハッキリしないのが難点です。

  2. SECRET: 0
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    矢指戸さん

    今日の朝、帰国しましたが、また急遽スーツと黒ネクタイを持って飛ぶことになるかもしれません。

    日本人のアイデンティティーですかぁ。今回そんなこともいろいろ考えていましたが、結局私の考える日本人とは私にとっての日本人でしかなくて、人間の数だけ「日本人のアイデンティティ」ってのがあるんでしょうね。

    矢指戸さん、世の中で何が一番贅沢かっていうと、それは矢指戸さんのように行ったり来たりすることですよ~~。多くの料理の中から美味しいところ、好きなところだけつまみ食いするようなもんなんですから。

    マレーシアにしても「中華が美味しい」なんてのも数年もすれば「見たくもない」となるケースもあるでしょうし、これは食事に限らず文化や習慣もそうで、慣れてなんとも思わなくなるのか、それとも我慢できなくなるのか、あるいは私がそうであるように慣れと我慢の限界が同居しているようなわけのわからないような状態になるのか。まぁ、どちらにしてもいつまでも感激が続くわけがないのは間違いがなくて、やっぱり好きなように動ける、選べる状態を維持するのが最高ですね。

    今年は矢指戸さんに会えるかな~~~。

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