なぜ5ピップスなのか。続き。

私はまとめてわかりやすく書くのが下手糞ですからちゃんと伝わっていないことも多そうです。

なぜ5ピップス狙いなのか。これには条件があります。

1 通貨ペアはEUD/USD。
2 スプレッド+手数料が1.5PIPS以下であること。
3 小さな波の大きさでも5ピップス(10あれば完璧)は最低あること。

2番から説明しますが、これは簡単ですね。スプレッド+手数料が大きかったら5ピップス狙いは非常に危険になります。全トレード勝てれば良いですがそんなことは有り得ませんし、スプレッド+手数料が大きいと負けはより大きくなり、利益機会はどんどん少なくなることを意味します。

ただ私の場合は、5ピップス狙いと言ってもスプレッドは別です。これは単に自動でストップロス(S/L、決済逆指値)、テイクプロフィット(T/P、決済指値)を入れるのですが、それがそういう仕様になっているだけのこと。(笑)

ですから5ピップスと言っても、実際にはそれプラススプレッド分があって、大体6ピップス抜きということになります。ただ、これとは別に手数料が掛かりますが、100万ドルあたり18-35(預け入れ・取引金額で変る)ドルで、それが約半額になる(アフェリエイトを利用する)わけでさほど大きいとは思えず、手数料は計算に入れていません。

私は日本の業者を使っていませんので状況がわからないのですが、日本ではEUD/USDのスプレッドは大体どのくらいなのでしょうか。前にちょっと調べたところ、2ピップス程度が多かったような気がします。正直2ピップス取られるとやる気が失せると思います。

ということはそれ以上スプレッドが大きな通貨ペアなら、5ピップス抜きなんてとんでもないという話になります。

日本ではUSD/JPYのスプレッドが注目されるようで、USD/JPYだけはスプレッドが小さいという業者があるようですね。でも世界的にみればEUD/USDが最大の取引量があって、どの業者もEUD/USDのスプレッドが安いというのが世界標準の様です。

でも日本ではUSD/JPYのスプレッドだけが低いのだからUSD/JPYでやろうと思ってもそうは問屋が卸さないんです。

それが3番に関係してきます。

チャートを見れば一目瞭然ですが、通貨ペアによって値動きが違います。ボラティリティも違います。USD/JPYは値動きが小さいのが特徴です。つまり、瞬間芸で5ピップス抜きなんか絶対に、絶対ですよ、絶対にできないと思います。2ピップス抜きもかなり大変な動きが普通でしょう。

もちろん、日によって、時間帯によって値動きが違うわけですが、USD/JPYの値幅が小さいという特徴に変りはありません。

ここで相場の経験がある人が考えることは、では動きのあるときを見計らって出撃しよう、トレンドができそうな時に出撃しようってこと。

でも私は、そんな面倒なことできるか?って思うわけです。

動きがあるのかないのか、見張ってなくちゃならないじゃないですか。それとトレンドだって、そもそもトレンドは後になって、トレンドだったとわかるわけで、トレンドが出来る前にそれがわかるわけでもない。

だからそもそもそういう値動きのUSD/JPYで5ピップス抜きの瞬間芸を考えること自体意味がないわけです。

どんな時でも5ピップス程度なら抜けるチャンスがあるというのが一番大切なことで、たかだか5ピップスという小さな値幅を取るのに、何時間もチャートを見続けるなんてナンセンスだと思うのです。

では24時間いつでも大丈夫か?となるとやっぱりそうはいきません。為替はほぼ24時間動いていますが、動きが全く無い時間帯もありますし、そういう時間帯はスプレッドが異常に開いていますので瞬間芸の5ピップス抜きは成り立ちません。

私の考え方としてアジアンセッションも動きが小さいと思います。やっぱりヨーロッパ、アメリカが動く時間帯が取引量も多いし、値動きも大きい。この時間帯を狙うのが良いと思っています。

つまり、5ピップス狙いと言っても、スプレッド+手数料が高ければ成り立ちませんし、値動きもそれなりじゃないと無理ってことなんですね。で、それを考えると、条件1番のEUD/USDが一番だと思うってことなんです。

でもどうしてもUSD/JPYでやるとなれば、2ピップスとか3ピップス狙いでやればどうにかなるのかもしれませんし、豪ドルにしてもスプレッドが1なら良いかもしれません。でも豪ドルでスプレッドが1なんて業者はないでしょ?だから豪ドルは5ピップス抜きの対象にはならないわけです。

EUD/USDのある日の動きですが、この程度の値幅で動いているのが普通。点線の横線グリッドが入っていますが、これが5ピップス毎です。その次に続けて、値動きが大きな時のチャートを載せます。同じ一分足ですが、まるで値幅が違いますでしょ?

上のチャートだと大きなうねりでも15ピップス程度、その中の小さな波(これを取るのが私の手法)は5ピップスに満たないものもある。こういうときは結構難しいです。利が乗ってもすぐに反転というケースが続く。

ところが二番目のチャートは小さな波でも10ピップス以上ありますから、出撃した直後、簡単に利益確定してしまいます。こういう時には動きを見ながら間を大きく開けずにどんどん次の弾を撃つわけです。でも一段落してチャートを見ると、なんだぁ、こんなにトレンドが続くなら最初の玉をそのまま持っていれば良かった、なんて思うわけですが、それって結果論で、もしかしたら途中でトレンドが変って反転、また反転、なんてことがあるわけですから、取れるときに取る、これが良いと私は考えています。

たった5ピップスと言ってもスタンダードロット(10万ドル)で50ドル。10ロットで500ドルの利益が1分ー10分で取れるわけですから私にはそれで十分で、トレンドの端から端まで取ってやろうなんてことは一切考えません。

業者によってはミニロット(1万ドル単位)や、マイクロロット(1000ドル単位)もありますから、それで練習するなり自分のお財布や目標に合わせてロットを変化させれば良いと思います。マイクロロットの1000ドル単位なら5ピップスで0.5ドル40円程度(勝っても負けても100円以内)ですから怖がらずに練習出来て良いと思います。

ちなみにUSD/JPYはどうかというとこんな感じ。

点線のグリッドが5ピップスですから、いかにUSD/JPYの動きの値幅が小さいかおわかりになると思います。このチャートの真ん中の一番大きな波でさえも端から端までで10ピップスちょっとしかありません。チャートのパターンとしては面白い出撃場所がいくらでもありますが、5ピップス取れればラッキーという動きで、これならせいぜい2ピップス狙いでしょう。でもそれじゃスプレッドや手数料の率が高くなりますから全く面白くないわけです。

日本の業者はUSD/JPYのスプレッドが安い(小さい)と宣伝していますが、私に言わせれば当たり前の話で、USD/JPYだったら0.3とかせいぜい0.5じゃないとお話にならないと思います。

では豪ドルはどうでしょう。

この動きなら申し分ありませんよね。5ピップス抜きならどうにかなる動き。でもヨコヨコの動きのところはかなり難しいかもしれません。EUD/USDぐらいの値動きがあればこういうヨコヨコでも十分取れますが、この豪ドルだとかなりうまく出撃しない限り無理。

そして問題はスプレッドです。日本の業者を調べてみてください。豪ドルはびっくりするようなスプレッドでしょ?これじゃ絶対に無理ってことです。では5ピップスじゃなくて10ピップス狙おうかとなりますが、この値動きだったら出撃する度に負けるような感じになると思います。こうやって後でチャートを見ても10ピッピス抜けるであろうところが2箇所ぐらいしかないってことは、10ピップス狙いで出撃したら間違いなくトータルでは負けるってこと。

業者選び、通貨選び、(そして時間帯選び)、そして狙うべき値幅を想定することがどれだけ大事かってのがわかると思います。チャートの見方がわかったところで、それは初めの一歩でしかないということ。

これは仕事でも同じですよね。ラーメン屋とて同じ。どんなに美味しいラーメンが作れても、それをどこで、いくらで、どう売るかってのが大事なのは簡単にわかるはず。逆に良い場所で安く売ったにしろ、美味しくなければ客は来ない。その他、様々な要因をクリアしてやっとどうにかなるのが仕事ですが、為替だって同じなんですね。いつでもどこでも同じやり方で利益が出るなんて考えないほうがいいわけで、しかし、ニッチとでも言いましょうか、自分に合うやりかたを探せば必ずその答えはどこかにあるってこと。先物も同じです。これは何度も何度も書いていますが、俺は日経225で勝負するなんて決め付けることがいかにバカげているかおわかりになると思います。逆に日経225で勝てる人なら、手法にもよりますが海外の先物の中には大きな宝の山が隠されているかもしれないってこと。

きっと我々も来年にはマレーシア行きが実現するでしょうし、落ち着いたら私も本格的に動き出そうと思います。是非、1-2週間遊びに来てください。絶対にどうにかなるようにしますから。

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余談ですが、CAD/USD専門のトレーダーがいまして、彼も私と同じようなやり方なんです。どうしてCAD/USD専門なのか、そのチャートを見ていますとこれも値動きが面白いんです。かなり綺麗にチャートにはまる動きをします。でもこの通貨ペアもまたスプレッドが大きいんですね。でもスプレッドの小さい業者だったらかなり面白いと思います。

CAD/USD

また、値動きとしてワクワクする(笑)のがポンドがらみなのですが、これもスプレッドが大きいんですね。でもスプレッドの低い業者が見当たりません。で、パフォーマンスの観点から見ると私の場合はやっぱりEUD/USDになってしまいます。

そして今私が楽しみなのは先物です。今私が使っているチャートは為替しか表示できません。近年の先物がどんな値動きをしているのか本当は見たくて見たくて我慢できないのですが、絶対にそれはすまいと決めています。ここで先物まで手をだしたら絶対に私の生活が壊れますから。(笑)

でも私は先物に長かったし、未だにもしかしたら為替より面白いのではないかという期待を持っています。為替も通貨ペアによって値動きが違いますが、先物の場合は、それこそそれぞれが全く違って個性が強いですから楽しみです。やっぱりすぐにでも見てみたいのがドイツのBundと日本のJGBです。

先物を見るとしたらどのチャートを使うべきか。私は使いなれたeSignalをまず使おうと思っています。で、もし為替も先物もまた再び本格的にやる時が来たら(来ないほうが嬉しいのですが)、CQGかな。ソフトひとつで見え方がまるで違いますからソフト選びは重要だと思います。

それとやっぱり捨てられない夢があります。それは自動運転。FXの世界では今私が嫌々使っているメタトレーダーというソフトで自動運転するのがブームになっていますが、私はメタトレーダーってとんでもないいい加減なソフトだと思っていて、それでやる気はないのですが、自動運転そのものはいつかやってみたいです。遊んでいても稼いでくれる(損してくれる?)自動運転はやっぱり興味があります。やるとしたらやっぱりトラリピからかな?(笑)

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なぜ5ピップスなのか。続き。” への2件のコメント

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    追加で説明してくださって、いっそう理解することができました(為替歴半年で、しかも豪ドル・円しかやったことがないので、理解力不足はお許しください)。
    値動きと手数料&スプレッドの2つの観点から割に合うところで勝負するわけですね。

    ちなみに日本の基本の取引ロットは1万だと思います。
    日本の常識は海外とずれているようですね(笑)。

  2. SECRET: 0
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    私の言わんとしていることが段々ご理解頂けている様で嬉しいです。

    日本はずれているというより、やっぱり国によってローカル色があるってことだろうと思います。アメリカは何でも進んでいるかと思ったら、実は両建てが禁止されていて手法に寄ってはまるで使えないですし、日本の業者はドル・円のスプレッドが世界で一番小さい(多分)という利点もあるし、自分に合う業者が選べるとい点でローカル色があるのは良いことですね。

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