TPPが理解できない

世の中はTPP推進論者ばっかり。政府もマスコミも学者も。

これがどうしても理解できないんです。みんながおかしいというより、どうしてみんなが推進するべきだというのか自分に理解できない。自分はそれほどバカなのか、それがどうもわかりません。

TPPは自由貿易の推進であると簡単に言うことが出来るようですが、これのメリットがまずわかりません。関税障壁が撤廃されれば貿易は活発になるのはわかります。ではそれで日本の輸出が増える?輸出が増えると狙っているのは我が日本じゃなくて他の国じゃないですか?

日本に輸入されるものが安くなり、そして増える。これは消費者から見れば確かにうれしいこと。でも国内産業は大丈夫なんでしょうか。また同時に輸出も増えるなら良いのですが、そう簡単に問屋がおろしてくれるとは思えません。

TPP反対論者の多くは農業関係者ですね。安い農作物がどんどん入ってきたら日本の農業は壊滅的打撃を受ける。私には単純な考え方しかできませんから、それはその通りだと思います。ただ、今のままだと放っておいても駄目になるのが日本の農業だと私は考えていて、大規模な政策転換が必要だと思っています。農業の企業化、大規模化もそうですし。でもそれは今までも言われていたものの進んでないように思います。

でもTPPに参加すればいやおうなしにやらざるを得ない。私はここに政府の狙いがあるような気がするわけです。昔から言われているように日本は外圧がないと変容できない。だからそれを利用する政治手法が昔からあるように思うのです。それしか出来ないのならそれも仕方が無いのかもしれませんが、そういう変化の仕方というのは大事な問題を先送りするばかりで、そのときは良くても、そうすることの代償が大きいってことも忘れちゃいけないと思うんですよ。だからやっぱり自分が変わるのは自分でやるしかないという大原則から離れるべきではないとここでも思うわけです。

TPPをきっかけに農業も変わるでしょう。企業化され大規模化もされ価格も下がってくるかもしれない。でもその時は、輸入農作物と競争になるのと同時に、その企業化も外国企業との戦いになるってことで、農家自体が外国企業になる可能性が大きいということを忘れちゃいけないと思うんですよ。メリットは海外に持っていかれる。

自由貿易が良いという理屈を知るためにわかりやすいHPを紹介してもらいました。

ここ  ←クリック

経済学として自由貿易が良いというのはわかります。ただ私が気になったのは、打撃を受けるのは国内生産者であるが消費者は得をするので国内再分配が行われればOKという考え方。まず日本は国内再分配がちゃんとできる国なのかどうかというのが一点。そして損をする国内生産者とは消費者そのもののはずなんですね。国内生産者が海外からの輸入でやられたとしたらそれは消費者そのものが生きていけないことを意味するはずです。違いますでしょうか。

これはここでは自由貿易だけが論じられていますが、TPPは貿易だけでなくサービス、人的交流にも範囲が広がっているとのこと。つまり海外から安い商品が入ってくるだけじゃなくて、安いサービスが入り、そして雇用の面でも競争が激しくなると思うんです。制度や資格にも変更が行われるはずですから。

今以上に競争が激しくなって物価が下がったとしてもそれは消費者がそれを享受できないと思うんですよ。結果的に国内産業がやられるだけのように思います。

つまりこのTPPでいうメリットとは、消費も増えつつ物価も上がりだして、これから伸びるときには良いってことだと思うんですよ。海外販路も増え、輸入品も増えて、なおかつ物価は抑えられるんですから。でも消費は冷え切って深刻なデフレ状態の日本に、新たに商品やサービス、企業が入り込んできて、それが日本のメリットになるとはどうしても思えないのです。

メリットがあるのは日本じゃなくて相手国。TPP参加国をみてくださいよ。マレーシアが入ってる。マレーシアをバカにするんじゃありませんよ。でも参加国のGDPで比べて見てください。まるで比較になりませんよね。大きいのはアメリカと日本だけ。この2国だけで参加国全体のGDPの90%以上。つまりTPP参加国が多くても実際には消費量・生産量・貿易量を考えても、TPPとはアメリカ対日本だと考えるのがあっていると思うわけです。

アメリカは国内で盛り上げようと頑張ってますが頭打ち。そしてドル安に誘導して輸出を増やそうとしている。こういうときにTPPが動いたら万々歳だと思いませんか?輸出は増えるし、日本の制度、つまり資格や免許の扱いもTPPによって変わるらしいですからアメリカ企業が日本市場に参入しやすくなる。今の時点でもアメリカが日本の大きな簡易保険業界参入を狙っているといわれています。

当然、資格にも関係してきますから、たとえば看護師にしても簡単に働けるようにしようとかそういう意味での自由化も含まれているわけです。

1980年代。バブルの時代だったらTPPも面白いと思うんですよ。インフレ抑制にはなるし、日本はますます海外に出やすくなるし日本製品が売れる。でもそういうときには日本に有利な話なんか誰も持ってこないんですね。

では、なぜ今TPPなのか。そりゃ今なら日本を食い物に出来ると踏んでるからだと私は思うわけです。

ま、これはきっとうがった考え方でしょう。でも素直に自由化はいいことだとしても、そうするには準備が必要だってことですよね。突然門戸開放して好きにやれなんて言ったら、準備が出来ていない日本企業も市場も散々な目にあうでしょう。だからTPPをやるにしても時期尚早であって決して今ではないと思うんです。外圧がないと日本は変われないなんてことじゃなくて、やっぱり自ら変わって方向性が見えて、企業も民衆も力をつけてそれからTPPで勝負しようというなら話は別です。

自由化はいいことだと思います。それは間違いなくストレスになりますが、そのストレスを超えることによって力も付け、発展し、そして双方が豊かになるんだろうと思います。保護貿易主義で良いことはないと思います。

ただストレスを与えるにしても、それはストレスを超えられる体力があるからストレスに意味があるのであって、若者が身体を鍛えるためにウエイトトレーニングをするのも良い。でも、今寝たきり状態の日本にウエイトトレーニングをやらせてどうなるのか?ってことなんです。

それと日本の今の苦境を脱するにはTPPをどうするか考えるより、円高対策を考えるべき。円安に誘導できればTPPで言われる利益は簡単に出るんじゃないかと私は思うんです。でも円安にはできないからTPP?これってとんでもない話で、じゃぁTPPで輸出も増えて利益が出たとしてもまた今までのように円高に持っていかれたらどうなります?TPPのメリットなんかすぐに飛んでしまうでしょ?

つまり、円高を是正するには円高をどうするか考える必要があって、他の方法でそれを補おうというのは本末転倒だと思うんですよ。では円安にするにはどうするのか?私は評論家でもないし学者でもないですから難しいことはわかりません。ただ、日銀がやっていることは納得ができなくて、もっと金融緩和をするべきだと思います。お金をもっと市中に出すべき。お金を印刷するとハイパーインフレになるといわれますが、それはそういう時期にやればそうなるということで、デフレで真っ青の日本にとってはその危険な薬を打てば劇的な回復をするかもしれません。

お金のばら撒き政策には私は反対ですが、デフレ、円高対策には良いと思っています。近年、日銀に任せずに、政府には紙幣を発行できる権利があるのだから何十兆円かお金を刷ってばらまけという意見があります。私もこれは筋が通っていると思っていて、国民一人に20万でも30万。50万でもいいです。一家族に100-200万円プレゼント。でもこれは使ってくれないと困るので期限付きの金券にするとか。

そんなことをしたらまた日本の借金が増えて・・・と思う方もいらっしゃいますが、国債を発行してその原資を確保すればそうなりますが、そうじゃなくて政府としてお金を刷る分には単にお金が増えるだけで国の借金にはならないんですね。極端な話、明日にでも800兆円政府がお金を発行してしまえば、それで赤字国債も帳消しに出来る。ただそんなことをすればまさにハイパーインフレが起き、円もガタガタに暴落し、世界からは非難ごうごうとなるでしょうが、アメリカをはじめ、各国がリーマンショック後にお金をどんどん刷ってばらまいているから世界はどうにかなっているし、またそれがあるから各国の通貨安にもなって輸出に貢献しているはず。日本がやられている分、他の国は良いってことですから。

日本も意地を張らずにお金を刷れば良いと私は思っています。そのお金で国民は一息つくし、消費は上がり、そしてデフレは止まり、円安に為替は間違いなく動く。

まぁ、書きながらバカな妄想のような気がしますが、各国がお金を刷りまくってきたのは事実ですし、日本だけが聖人君子の原理原則を固辞し、お金をばら撒かないってのは変だと思います。目の前の円高、そしてデフレはお金をばら撒けば必ず変わるのが分かっているんですから。日本としてどうするかを考えるときに、日本の国内ばかり見て判断するんじゃなくて、海外は一体なにをしているのかを考えた場合、お金を刷ることの妥当性、重要性が分かると思うんですけどねぇ。

政府が政府紙幣発行の検討に入った、なんて噂が流れただけで円は90円台になるんだろうに・・・

やっぱりTPPはやるべきだというHPを読んでも私の疑問は解消されません。どこかこれぞという説明をしているHP、書籍を紹介してもらえませんでしょうか。

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TPPが理解できない” への7件のコメント

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    アニマルスピリットさんの考え方ってまさに巷で言われているものですよね。

    私としてはやっぱり違うと思うなぁ。

    ただ、推進派の中に韓国が頭にあるであろうことは良く分かります。ここで日本が乗り遅れるとまた韓国に出し抜かれてしまう。その恐怖感を財界も持ってると思うんです。

    しかし韓国が優位になった理由は何か。それは韓国の税制を含めた国の支援であり、安いウォン相場であると私は思うんですが、ここで日本がTPPに参加してもその根源的な問題の解消にはならないし、他にやることがないからこれをやろう的なものにしか思えないんです。風邪をひいているんだけれど風邪薬が無いから、とりあえずバッファリンを飲んでおけみたいな。

    農業関係は残念ながら世の中がどうなると変貌せざるを得ないわけで、これはTPPと分けて自国内の問題としてまず政府が決断をするべきだと思うんです。でもこれも上に書いたように単なる理想論であって、本当に日本は外圧が無いと変われない、どうにもならないという事実があるのならやっぱり外圧に頼るしかないのかもしれませんね。

    TPPに関しては自由主義うんぬんはあまり関係なさそうに思うのですが、あえてその話をするとすれば、自由主義はいいことだというのは幻想だと思っています。これはアメリカがいつも使う手で、グローバルスタンダードもそうですが、彼らは自分たちの主張を受け入れさせる為のプロパガンダを常に用意して攻めて来る。そして日本はいつもそれに乗って歓迎してしまう。これには正論を言われるとどうしてもそれを受け入れなければならなくなる糞まじめな優等生をいつも連想してしまいます。終戦でマッカーサーが入ってきてから延々と続いている悪しき習慣だと思ってます。私はアメリカを理解するのも日本がどうするべきかというのも、その基本は簡単だと思うんです。主義主張は横に置いといて「自分に利益があるのか無いのか」これだけだと思うんです。で、TPPに参加することによる日本のメリットが私には見えないんです。農業の話は横においといてもその他のデメリットは良く見える。日本の市場が狙われている。私にはそうとしか思えないんです。なぜそう思うかというと、TPPの真の狙いは一番目立つ関税の撤廃ではなくて、サービス、人的交流にあると思うからです。これの開放の方が日米貿易拡大よりはるかに大きなポイントだと思ってます。

    基本TPPは日本対アメリカでしかないと思ってるんですが、では貿易を考えてみても、そもそもオバマは輸出倍増計画を押し出してるわけで、TPPによって他国からの輸入が増えることを決して望んでないのは明白ですよね。内需拡大のために輸入を増やすとでも言うのなら話は別。つまり自分が輸出することしか考えていないわけで、そういう国がうちは関税撤廃しますからお宅もやりませんか?と言われても乗る必要は無いと思うんです。もしアメリカの輸入が増えたらオバマの立場はなくなるんですよ。そうしたら今度は違う手を使ってくるはず。今以上のドル安誘導かもしれませんね。また、では現状でどれほどの関税障壁がそれぞれの国にあるのか考えても、関税撤廃を騒ぐほどの障壁があるとは思えないんです。だから狙いは他にあると思うわけです。つまり日本市場の開放。金融、保険、その他サービスに乗り込んでくる。今まではお互いに陣地から鉄砲を撃っていたのが、これからは日本本土上陸作戦開始のようにも見えてきます。これはお互い様ですが、でもアメリカの国内サービスへの外国企業の参入はもうすでに門戸開放されているといっていいかもしれなくて、やっぱりここでも日本にメリットがあるとは思えないんです。100歩譲って、自由主義で行こう、開放しようとするにしても、今の日本はそれに耐えられる体力があるのかどうか。だからやっぱりTPPをやるにしても今じゃないと思うわけです。

    日本は藁にでもすがりたい状況だからTPPにも色気を出すのでしょうが、やっぱり私は元凶は円高だと思っています。そしてそれを直視してどうするのか考えるのが大事で絶対にここから逃げるべきじゃないと思うんです。また上にも書きましたが、TPPで日本の輸出が増えたとしても為替を放っておいてまたドル安誘導されたら元も子もないですよね。ですからTPPをやるにしてもやらないにしても、やっぱり為替問題が中心で、そこはお手上げだというなら何をやっても駄目だと私は思います。

    そして話の中心はここになると思うのですが、円を刷ったら国債価格が下落してハイパーインフレになるのかってこと。これはそう単純じゃないはずで、いくら刷ってどうばら撒くのかの議論なくして、とにかく刷ったら大変なことになるというのは説得力がないですよね。ましてや今日本はデフレなんですから。でも莫大な額を刷ったらそりゃうまくないのは当然で、その影響はあちこちに出てくるのはまさにアニマルスピリットさんが書かれているとおりでしょう。でもそうやってるんでしょ?海外の主要国は。でも日本はやらない。どうして?なぜ日本が優等生である必要があるんです?優等生気取りでいるから円高なんじゃないですか?ただ国債の増発はまずいと思うんです。だからやっぱり政府紙幣の発行。これなら日本政府の赤字は増えませんから。でもこれをやれば円安誘導はできるものの、国債を叩くチャンスにもなってしまうのは間違いはなさそう。でも国債の増発じゃないところは救いになるとは思っています。

    ま、私としてはそんな風に思っているんですが、世の中の学者からマスコミ、経済界までもTPPをやれやれと言うんですから、私の考え方がおかしいんでしょう。そして日本はTPPに参加することになるんだろうと思ってます。

    ここまでくれば私が国をどうこう動かせるわけでもないし、国がそっちに行くとなったら一体何がどう動いて自分にどういうチャンスがあるのか、それを考えることにします。(笑)

    いつもながらの長文失礼します。(爆)

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    レスを着けたら元のコメントが消えてる~~~。

    ま、いっか。(笑)

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    またアニマルスピリットさん、削除してるし。

    よーし、また私のそれに対するレスを載せてしまいましょうね。(笑)

    アニマルスピリットさん、稚拙だなんておっしゃらないでください。私なんか大した情報も無い中で、しかも凝り固まった頭で考えているだけなんですから。

    ただやっぱりアニマルスピリットさんが書かれたことは巷の賛成派が言っている内容であって、私には残念ながら賛同できません。

    まず、TPP参加を表明している国々に希望をもたれているようですが、私はそれは無いと思っています。国の数だけは大した数ですが、規模を見てみると全部を足してもまるで規模が小さすぎるというのが一点。日本が貿易で狙うとしたらアメリカ、ヨーロッパ、そして中国、インド、ロシアしかないと思っています。また大事なのは日本が本当に彼らに売るものを持っているのかどうかという点。たとえばオーストラリアに何を売ります?マレーシアには?韓国の強みは売るものを持っているという点だと思うのです。それは商品力だけでなく値段的にもそうで、日本とは比べ物にならない法人税の安さ、そして日本と比べた場合、かつての半分ぐらいでしかないウォン。問題の要はここにあると私は思うわけで、この解決をせずに他のことでどうにかしようと思ってもまず韓国にはやられっぱなしだと思っています。特に、何度も書いていますが、為替に関して日本は無策であるというのは致命的で、本来それがちゃんとしていれば国も栄える。でもそれが駄目ならTPPが導入されてもそのメリットは簡単に吹っ飛ぶということ。

    アメリカに関してですが、彼ら自身がすでに世界の中心であろうという考え方を捨てたと思っています。ドルが基軸通貨でなくなる方向へ動いているのも、それを演出しているのがアメリカ自身。世界の警察であることからも降りようとしていると思います。これはよく言われる多極主義ですが、それにアメリカは反発して今までのアメリカに固執しているどころか、多極主義を推進しているのがアメリカだと私は思っています。彼らは世界の中心であり続ける力がないのはもうとっくにわかっていて、またそれにメリットはもう見出せる時代は終わって、すでにアメリカは舵を切ったと思います。でもアメリカ市場が巨大なのは代わりは無く、ドルがどうなろうと、あるいは噂されていた北アメリカ共通通貨であるアメーロにドルが変わろうと、問題は対アメリカではなくて、競争相手と自分との違いがどうであるかが大事だと思っています。アメリカ市場を考えた場合、アメリカがどうのじゃなくて、その市場を狙う競合相手が、日本が、どういう状態かというのが大事。

    アニマルスピリットさんと私と一番大きな違いはここだと思いました。

    >自動車・電機の主力産業?が、これから益々発展するであろうアジア・オセアニア?・南米に価格競争で多少なりとも今より有利になるのは、国内雇用維持において、また法人税収面等々においてもよいのではないかと思います

    ここです。その市場規模はあまりにも小さすぎます。また価格競争で強くなるにはTPPじゃなくて為替政策だと思います。またTPPは人的交流が促進されるので、国内雇用は悪くなると思っています。またTPPによって新たな市場、産業が日本に興るとも私は考えていません。彼らに、今あるものを取られるだけだと思っています。

    そして

    >自由主義(自由貿易)とは、結局のところ力(技術、販売、サービス、資本・・武力もかな?)のあるとろが勝つと思ってます
    日本はまだそれらを持ってると信じてます

    私は上にも書きましたが、今売れている市場に対して日本は売るものを持っていないと考えています。これからの時代は今までの大きな市場を確保するのと共に、新興国に何をどう売るかというのが一番大事な点で、それに関しては日本が完全に乗り遅れているのは周知の事実だと思います。インド市場しかり。ロシア市場しかり。多分中国市場もそうでしょう。これらの国に売るのは主だった自動車、機械、部品ではなくて、もっと範囲の広い商品群での攻めが必要だと思うんです。たとえばホンダやヤマハが強いのはまだオートバイや発動機が恐ろしい数売れているから。ではトヨタは?インド、ロシアで何を売る?良いものを作って売ろうと頑張ってきた日本企業なだけに、またコストの高さからそういうものしか作らなくなった日本企業は新興国の伸びる需要に対してなすすべがないのが現状じゃないでしょうか。逆にユニチャームがアジアで恐ろしいほどの躍進をしているというけれど、それは安物しか売れないと見向きもされなかった市場に合う商品、合う売り方を開発して頑張ってきたから。

    つまり、企業が今の世界で何をすべきかはもうはっきり分かっているはずで、でもその環境も準備が日本では整っていないと思うのです。これは政府も同じ。だからその根本原因を理解して改善することもなく、TPPに走るのはおかしいという考え方を私は持つんです。で、何度も書いていますが、無策の為替でまた円高に振れればTPPで利益があったにしても意味をなさず、国外に利益を求めるのは再び難しくなる。

    逆に円高なら円高でいいとして、それを利用する戦略にも日本は欠けているような気がします。企業は未曾有の内部留保を貯めるばかりで外に打って出ようとしているようには見えません。一体何を待っているのか、私にはそれがわからないのです。またTPPがその切っ掛け、解決になるとも思えず、問題はもっと深いところにあると思うんです。言葉で表すのが下手で申し訳ないのですが、今、日本は病んでいて、その病を治すにはTPPのようなちょっと環境を変えたぐらいで治る病じゃないと思うんです。世界は本当に新しい時代に入って、アメリカを含め他の国々も自国ではにっちもさっちもいかないからTPPを言い出すのであって、それはこちらの為じゃなくてあちらの為。日本は病んでいますが、まだまだ市場は大きいですから。

    また、日本は外資を呼びたいといいつつ、羽田飛行場の株を持ちたいと言い出したオーストラリアのマコーリー銀行を排除した。またその他にも何件かありましたよね。本来、こちらからお願いして来てくれという立場だと私は思うのだけど、入ってくる外資をあたかも侵略のように考えて排除する。もう世界は日本がどういう国であるのか知ってるんですね。正攻法じゃ日本では活動できない。で、その根本を変えさすにはどうするのか、それがTPPであり、侵略の第一陣だと思うのです。TPPという大きな枠組みの自由化を受け入れたら、個別案件にはもう対処できなくなり、入って欲しい分野だけ来てくれということもできなくなる。そこでまたアニマルスピリットさんのカキコを引用させてもらいますが、

    >自由主義(自由貿易)とは、結局のところ力(技術、販売、サービス、資本・・武力もかな?)のあるとろが勝つと思ってます
    日本はまだそれらを持ってると信じてます

    日本以上にそれを持っているのがアメリカだと思ってます。日本は今、病に付して、子は飢えに無く状況。自由な舞台で戦うほどの体力もないと思います。そしてその舞台とは他国じゃなくて、なんと本土なんですから、真っ青なことになると思うのです。

    なーーんて考えるのは私の妄想なんでしょうね。でもそう思うんだからしょうがないです。ただこれは理論とかデータとかじゃなくて、この歳までアメリカを見てきて彼らのやりかたを自分なりに理解した上での私の斜め読みです。少なくとも、前にも書きましたが、アメリカという巨大市場を今以上に開放しようなんていう考えをオバマは持っていないし、彼の頭にあるのは輸出倍増計画。これは公約でもあるはず。そしてありとあらゆる分野の日本市場攻略部隊を日本に送り込むことを考えているとしか思えません。彼らは規制緩和どころか、規制内容そのもの、日本の経済の根幹である制度や基準までも変えろと迫ってくると私は想像しています。自由なサービス、人的交流ってそういうことでしょ?

    沖縄も取られて、これから本土決戦か。そんな感じを持っています。(笑)

    そしてまた圧力をかけられ、無条件降伏することになるんでしょう。でも面白いもんで、マッカーサーに骨抜きにされてそれが今でも続いている日本を良いという国民が今現在たくさんいるわけですから、TPPも受け入れられる土壌があるんだろうし、その方向へ動いていくのだろうと思っています。ってちょっと嫌味かな?(笑)

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    結局TPPなんてどうでもいいことで、もっと本質的な大きな問題を日本は抱えているということで意見は一致しそうですね。

    >つまり、ここまでていたらくになったのは
    政治家ではなく我々国民の責任なのです

    これも大賛成で、今日チャットで政治の話になってきたのですが、ある人が「難しいことはわからない」というのです。確かにその通りで難しいことは我々にはわからない。でもそうやってずーーーーっと来たから今があるんだろうと思うんです。

    本当は全員参加の民主主義なんて幻想でしかなく、良い独裁者が出てくれたらそれが一番うまくいくんだろうと思っています。でもそれは今度は夢想ということでやっぱり不可能。

    また今の政治システムだと良い政治家が出てこれないとも思うんです。政党政治ですから。その点、大統領制って面白いかもしれないと思ったり。

    ま、無いものねだりしてもしょうがないですが、日本が日本の持っている本来の底力を発揮するには障害が多すぎると思います。日本人の変に真面目で几帳面な性格があるから大胆な政策なんか取れないし、みんなが生き残れて安心し納得できる政策しか出せないんですね。結局大きな問題は解決できずに常に先送り。

    きっとあの国この国に追い越され、近隣諸国とも衝突が起きても頼みの綱のアメリカは見ているだけで結局なにもしてくれなくて、IMFから資金援助をもらうようにもなって、そんな時にやっと目覚めが起きるのかもしれないなんて思ってます。

    坂の上の雲見ました?あの当時の日本人の心意気、日本人を動かしたものは何だったのか、それの延長線上に侵略国家があるなんていうバカタレは無視して、日本が自らの足で立ち歩む日が来ることを心底願っています。

    でも沈みそうな船に一緒に乗ってその時が来るのを待つわけには行かないんですよね。(笑)

    今、香港ですか?良いですね。

    実はオーストラリアから脱出の先はマレーシアですが、ではそこからどう動くかは未定で、選択肢としてはシンガポール、香港もあり得ると思っています。本当は日本に帰りたいのですが、帰りたいと思ったときに遊びに行く程度が一番でそれが現実的なんだろうとも思うし・・・

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    負け犬の遠吠えみたいに何を叫ぼうとどうなるわけでもなさそうですが、いつかアニマルスピリットさんとは一席設けさせてもらって一緒に理想論でも語り合いたいと思いました。

    シンガポールでやる?香港もいいなぁ。(笑)

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    為替に関しては(為替に限らず相場物全て)、自分自身の予想としては持っていますが、それを根拠として投資をすることはほとんどありません。予想と投資行動は全く別物だと考えていて、予想は頭の体操ぐらいに考えています。なぜか?多くの予想は当たらず、目の前の利益を逃すだけだからです。また予想には時間的要素が含まれるべきで、どうなるかという見方と共に、いつ?という概念が無ければ投資は成り立ちませんよね。つまりそれだけ難しく、余計当たらなくなるのが自己分析の結果です。ですから相場で利益を出そうとする時に私は一切将来の予想を排除しています。では何を根拠にするか?それは動きそのものです。動きの方向と強さ、それだけ。そしてそれに乗るという単純明快な方法しか取りません。なぜその方向へその強さで動いているかの分析も無視します。それは意志決定の邪魔、バイアスになるだけで何の得もないと思ってます。ただ後日、頭の体操としてなぜそうなったのかを考えることはありますが、その分析が将来のためになるとも考えていません。(私が長期投資が下手で超短期投資を主体にするのはこれが理由です)

    では今どうするか?正直、全く分かりませんし(笑)、面白そうな動きも見えないのでポジションは取っていません。

    ただポジションが無いと言うことは利益も無ければ損も無いわけですが、資産のヘッジを考えると何もしないわけにはいかないですね。で、ヘッジとなると私の場合、儲けを出すと言う考えじゃなくて「現在価値の固定」でしかありませんので、いつでもやろうと思ったときにやればいい程度に考えています。なぜそんなに気楽で居られるかですが、私の主要通貨は豪ドルだというのが大きな要因だと思います。リーマンショック後の確率的には40億年に一度の大きな動き(大暴落)を経験したわけで、あれから随分悩みいろいろ試しましたが結局私の頭では有効な手法を編み出すことは不可能でした。で、豪ドルと心中すると決心し、為替の変化に合わせて自分の生活を変えることにしたんです。これは投資家としての敗北だとは思っておらず、余計なことはせずに(ヘッジにはコストがかかる)高金利を得るほうが結果的に良くなるとの英断だとさえ思っています。何もしないと言う積極的、かつ攻撃的な判断です。(笑)

    では米ドル、円、ユーロが自分にとっての主要通貨だったらどうするか?これはかなり悩むと思います。

    私は前から噂のあるアメリカが米ドルを捨てて新通貨アメーロ(すでに印刷済みという噂)に移行する可能性は決して無いとは思っていなくて、オバマ就任の時にはそれがあり得ると思ってそれなりに準備をしていました(間接的に日本市場が大打撃を受けるはずで、日経225のプットオプションを買っていました)。また今でもオバマはあの時点でその選択肢を持っていたと考えていますし、当時のカナダの国会の動きも変で、近代史上最大の世界的パニックは起こる寸前まで行っていたかもしれないと想像しています。将来的にもカナダ、アメリカ、メキシコの大連合は必ず起きるだろうと思っていますし、この基本合意はすでに済んでいるはず(調印済み)で、その時に新通貨導入となれば紙くずになる可能性が高いのが米ドル、そして米ドル建ての金融商品。でもま、これも夢物語でしかありませんので、当時保有していた米ドル資産の真剣なヘッジではなくてまさかのまさかが起きたらどうする?という感じでオバマ就任時に準備していました。ただ今後の話になりますと上に書いたようないつ?というのが全く分かりませんので、私としては米ドル、米ドルの金融商品には近づかないという決めごとを作っているだけです。

    円だったら?私は円資産は全く持っていませんのでなんとも言えないのですが、もし今円資産があれば全て豪ドルに換えると思います。円高は砂上の楼閣みたいなもので、何かの切っ掛けでこれが崩れるだろうと思うのですが、それがいつだかわからないし、また円を持っていても円から利益を生むのが私には難しいので円を持つ理由が全く存在しないのです。でもそれでもあえて考えれば、FXの円売り豪ドル買いのスワップ金利がどのくらいの%で回るのか知りませんが、円を持っているとすればそれの半分ぐらいの額に相当する豪ドルをレバレッジ5倍ぐらい掛けて(5分の1の証拠金で)買っておくかもしれないと、フト思いました。

    ユーロもわかりませんが、私はユーロの将来はそんなに暗いとは思っていなくて、安いところがあったら多少拾っておいてもいいかなとは思っています。それでも豪ドルの10分の1以下の規模でしょう。

    簡単な相場なんか存在しませんが、為替って本当に難しいと思うんですよ。逆に超短期間のスカルピングで利益を出すならまだ方法はあると思うのですが、長期的な資産ヘッジを考えた場合、そして上にも書いたようにヘッジのコストを考えた場合、結局何もしなかったほうがいいという結果が私の場合は出ていますので、今、どの通貨で利益が出せるのかが一番重要に思ってます。

    ただその考えが一番だとも思っておらず、通貨オプションの売りで小銭を貯めつつ大きな動きに備える程度のことは時間が出来たら始めてみる予定です。

    でも本音としては難しいヘッジでごちゃごちゃやるより、AのマイナスをBで補うのも総体から見たらヘッジになりますので、Aをいかに守るか悩むより儲けを出せるBがあるのならそれに集中するのが得策だろうという感じです。要は私には長期投資もヘッジもさっぱりわからないってことです。

    稼ぐに追いつく貧乏無しという言葉がありますが、私が考えるのはそこで、持っている物が減るのを恐れるより、それ以上に稼いじゃったほうが楽みたいな感じがしています。私がいつになっても引退できないのは長期投資やヘッジに関する知識、ノウハウの欠如が理由だと思っています。自転車を漕ぐことをやめる方法がわからないのです。

    実は息子二人を両方とも金融方面に行かせたのはこれが理由と言ってもいいくらいで、我が家にはリスクコントロールのプロがいませんし、我が家を固めて将来に繋げるためにも息子たちにそっち方面に進んでもらいたかったんです。私はこの世界のある狭い範囲のことをやる職人でしかなく、全体のコントロールがまるで駄目。次のステップに進むにも自分の頭では到底無理ですので、息子たちに夢を託しています。(笑)

    今ここに書いたことが私の丸裸の姿です。

  7. SECRET: 0
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    私も20年前後の儲けたり損したりの迷いの後、結局行き着いたところはファンダメンタルズを一切考えないスカルピングでした。一時期は焦点が定まらず、日経225に始まり、夕方からドイツBund、夜中はCMES&P、朝になって一息ついて子供を学校に送っていき、帰ってくると日経225の準備なんて生活をしていたことがあります。本当に寝る暇も無かったです。でもある頃から手法も固まり、ドイツBundだけに専念してからはかなり変わりました。1日の出撃も5回前後だしこのBund、ドイツ国債ですがこれに私が出会わなかったら今の私はありませんでした。今でもこれを越える投資対象は無いと思ってます。で、それも卒業して債券投資を主にやるようになったのですが、全く違う能力が要求されるし、リスクコントロールは難しすぎる。

    金融も特にリスクコントロールは数学と統計の世界で私の頭ではもう無理。是非プロの世界の考え方や手法を知りたいし導入したいと思ってます。ですから私が本当に安心して引退できるのかどうかは息子たちに掛かっています。(笑)

    ただそれまでにはまだまだ時間が掛かるでしょうし、KLに行ったらまた私もスカルピング復帰するつもりでいますので、その内容もここに公表し、また私の手法が今でも通用するのか、そしてそれが誰にでも出来る手法なのかの検証もしたいと思うんです。

    それをどうにか息子たちに伝えたいし、それが私の最後の仕事になるのかも。

    お互い頑張りましょ~~。

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