カーキチだけど・・・

自分は子どもの頃からカーキチだと思っていたし、回りにもそういわれるし、カーキチに間違いは無いと思っていました。

ところがよくよく考えてみると、全く最近の車を知らないということに気がつきました。

今乗ってるホンダオデッセーV6ですが、もうこれも買って6年経ちます。で、それを買うときにはそれまで二台乗り継いだタラゴ(日本ではエスティマ)をまた買おうと思っていてものの、あまりにも値段が高いので、たまたま試乗して良いと思ったオデッセーをたいして考えずに、他車との比較もせずに買ってしまった。

10年ほど前まで日本から中古車の輸入販売もしていたけれど、これまた中古ばかりだったわけで、考えてみるとこの十数年の自動車業界にどんな変化があってどんな車が出てきたのか全く知らないって事なんですね。

そんなのはカーキチでもなんでもない。

若い頃は車のために生きてきたようなもんで、どんなに長くても2年しか乗らなかったし、車検の時には乗り換え、あるいは途中で気になる車があれば平気で乗り換えていましたが、車の高いオーストラリアで、また家族の事を考えたらそんな馬鹿なことはできません。ま、当たり前って言えば当たり前ですが、とにかく車好きではあったものの、オーストラリアへ来てからは車屋をやっていたにしては新車事情をまるで知らなかったと言えると思います。

だから最近いろいろ調べたり、車屋へ行ってみるとびっくりすることばかり。車もどんどん良くなっていますから、何を選んでも私には充分な様に見えてきます。

まずびっくりしたのが安全性が高まったこと。衝突時の安全性にしても雲泥の差なんですね。特にこの数年、前にも書いたユーロNCAPの安全基準が重要視されるようになって、各社、各車、これでハイスコアを取れるようになった。昔で言えば頑丈な車が良かったけれど、今ではそんな事を言うのは原始人みたいなもんで、衝突時にはグチャっと潰れてエンジンは下に落ち、当然ハンドルが飛び出してきて胸を打つなんてこともないし、フロントグラスさえも割れずに居住空間は守られているのが普通。たいしたもんだ。

走行性能に関してびっくりするのはコーナリング耐性とでも言うべきか、限界スピードがかなり高くなっている。また急ブレーキを踏んでも車が左右に揺すられるなんてこともない。真っ直ぐ止まるのが当たり前。ABSぐらいはわかるけれど、最近のはわけのわからん3文字機能が満載。何がなんだかさっぱりわからず。

ただコーナリングスピードが高くなったというのは私が若い頃でも感じていましたっけ。昔、目黒に住んでいましたが、目黒から天現寺に抜けるトンネルがあります。高速道路の下と言うべきでしょうか。あのトンネルのカーブはかつてはスポーツカーでも80キロで廻ると恐かったんです。お尻がズルっと滑ることがあった。でもある時、友人の普通の乗用車で走ったらそのカーブは100キロでも余裕。今の車なら多分120キロ以上でも平気で廻れるんじゃ無かろうか。

でもこれって面白くないんですよね。昔の車はそこまで安定性が無かったから低いスピードでも遊べたってことで、私が乗っていたライトウェイトスポーツカーであるMGBなんて気軽にお尻をすべらせてコーナーを回って遊べた。ところが今の車でそんなことをしたらスピードは倍近くだろうし、万が一の時には怖ろしいことになる。そういえば911タルガで首都高でスピンしたことがあるんですが、あの時もあちこちぶつけて全損。あれ以来早い車は恐くなって乗らないようになったけれど、そもそももう私にはスポーツカーは無理なのかも。

エンジンの発達も凄いですねぇ。

昔は高出力のエンジンはトルクカーブもピーキーで、3000回転以下でクラッチを繋げるとまともに走らないなんてのもありました。私のSR311がそうで、ソレックスのツインキャブをいじってありましたが、女性や免許取り立ての人には運転出来なかったくらい。その代わり高回転は凄くて4500回転辺りから突然パワーが出てきて7000を越えても良く廻る。で、早く走るにはその回転数を維持して走るのね。もちろん減速時はヒール&トウは当たり前で、古い車はダブルクラッチを踏んで回転数を合わせないとシフトダウン出来ないようなのもあった。ところが今の車はマニュアル車でもシフトダウン時には自動で回転数を合わせてくれるとのこと。凄い!考えられない!

ゴルフのエンジンにもびっくりしました。1400ccしかないのにパワーが半端じゃない。昔の感覚だとこれじゃ町乗りは無理だろうと思うのだけれど、なんとトルクのピークが2000回転以下のところにある。つまり小さいエンジンなのに低速から充分パワーがあって町乗りでも問題がない。で、小さい車体だからブン回せば凄く早い。

どうしてこんなエンジンになるのかと思って見てみると、なんと二系統の過給装置が付いている。一つはターボ。ただこれだけだと低回転が弱いのでスーパーチャージャーも付けてしまうという二段構え。だから1400ccでも2400ccぐらいのパワーが出ちゃうのね。凄いなぁ。ゴルフのRというのは2000ccで256馬力。異常だ~~。そして燃費は10モードで12.4キロ/リッターですと。なんなんだこれは。昔ならリッター2,3キロってやつですね。

たまに日本に帰ると浦島太郎になったような気がするんですが、好きな自動車の事も大きな変化をなーーーんも知らなかったことに今頃気がついてマゴマゴしてます。

多分、今時の車なら何に乗っても感激するような気がします。逆に今のスポーツカーに乗ったら失神するかもだ。

これからはカーキチ「だった」という過去形にして、現在形では言わないようにしよう。大体、最近のことは何もわからず過去の話ばかり増えてきているのは自覚があるし、やっぱり歳なんですねぇ。車もジジーらしい車にでも乗ってニタニタしてる程度が良いんだろうか。

やっぱりアストンマーチンで我慢しよう。(ウソ)

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